原題:La Grande Seduction
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目次
作品情報
ジャンル:ヒューマンドラマ作品?、コメディ映画、社会派映画?、その他の地域の映画? |
製作年:2003年? | 監督:ジャン=フランソワ・プリオ? |
原作: | 脚本:ケン・スコット? |
音楽:ジャン=マリー・ブノワ? | 上映時間:110分 |
出演:レイモン・ブシャール?、ディヴィッド・ブータン?、ブノワ・ブリエール? |
受賞歴:サンダンス映画祭?…観客賞受賞、モントリオール・コメディ・フェスティバル…観客賞他 |
映像ソフト:国内版DVDが入手可能 |
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あらすじ
- あらすじ・解説:カナダはケベック州の離島サントマリ・ラモデルヌ島は、かつては漁業で栄えた地域だったが、今は漁業も廃れ、数少ない島民たちは生活保護を受けて細々と暮らしている。そんな中で突然舞い込んできた、プラスチック容器工場建設計画に、住民たちは「また仕事ができる」と大喜び。しかし、工場誘致の絶対条件として挙げられていたのは、常駐の医師がいることだった。島にはもう何年も医者がいないし、誰ひとりとして来る様子はない。諦めかけていたその時、元島民のはからいで、若い医師が1ヶ月間だけ島に来てくれることになった。今や何の魅力もない島だが、何とか島に惚れさせて、常駐の医師に仕立て上げるため、島民総出の大芝居が始まる…。
批評、コメント
カナダの社会派コメディ -- PKA 2006-03-03 18:19:29
僻地に医者が来ないという、日本でも他人事ではない社会情勢を茶化したコメディです。そのテーマの深刻とは裏腹に、田舎のおっちゃん&おばちゃんたちと都会慣れした若い医者のギャップを軽妙に描くことで、重さを感じさせないハイセンスな作品に仕上がっているのは、娯楽を主旨とするコメディ映画としてはよい落とし所でしょう。
映画として出来がいいので万人にお勧めしたい作品であると同時に、文句だけ言ってれば「使い捨ての医者」が僻地に送り込まれてくると思ってるような日本の一部地域住民&自治体の役人たちには、自分たちの傲慢さに対する重々たる反省を抱きつつ見てもらいたい作品です。
映画として出来がいいので万人にお勧めしたい作品であると同時に、文句だけ言ってれば「使い捨ての医者」が僻地に送り込まれてくると思ってるような日本の一部地域住民&自治体の役人たちには、自分たちの傲慢さに対する重々たる反省を抱きつつ見てもらいたい作品です。
ちなみに、少なくとも日本の医師の僻地勤務は、この映画の中で描かれているような優雅なものではありません。
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