御剣中学時代妄想

    

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率直に言って、御剣怜侍は問題児だ。
別に素行が悪いわけじゃない。成績はいい。良すぎる。ついでに顔も。
だけど何で俺があいつのことを「問題児」呼ばわりするのかというと、あいつには友達がいないから。それも自分からわざと作らないようにしてる。俺はあいつとこの三年間同じクラスだったけど、あいつがクラスメイトと必要最低限のこと以外話してるのを見たことがない。無論、俺も含めて、だ。
あいつには友達を作ってそいつらと時々バカやりながら愉快で陽気な学校生活を送るって考えはないらしい。いつも俺には正体不明の難しそうな本を読んでいて一人でいるのも気にならないみたいだ。そんなんだからあいつに話し掛けるやつなんていなくなったし、不気味すぎてイジメの対象にもならない。教師達も最初は何とかしてあいつが皆と馴染めるように色々やったらしいけど、そもそも本人に馴染むつもりが無いんだから無駄なことだった。最近では教師もあいつを避けてる節がある。成績はいいにも関わらず。だから御剣怜侍は問題児だ。
だけど俺はこのままでいいなんて思わない。あいつが何を考えて誰ともつるまずに難しそうな本ばっか読みふけってるのか知らないけど、この青春真っ只中を一人で過ごすなんてあんまりじゃないか。いや、俺が勝手に「あんまりだ」って思ってるだけで本人は少しも気にしてないって分かってるんだけど。
つまり俺は何が言いたいのかって言うと、俺はあいつと友達になりたいんだ。だから何をするでもなくこうしてロッカーの前であいつが委員会を終えて来るのを待ってる。だってもしあいつと仲良くなれたら、あいつの中学時代の唯一の友人になった男として、何年経ってもきっと皆に自慢できるだろ?
まぁ率直に言って、俺はあいつがちょっと、いやむしろ結構気になってるって話なんだけど。





寝る前に思いついたネタ。
みたんは友達なんて絶対いなかったね。うん。
このあと、彼はやって来たみたんに一緒に帰ろうとか何とか話し掛けるんだけど、「大きなお世話だ」とか言われてあっさり散るといい。


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