curse upon me!

原曲:恋色マジック
Vocal:めらみぽっぷ Lyric:RD-sounds

概要

だから、呪えよ、呪え、全部呪ってやれ!
誰の呪いよりも強く。
一人の少女の世界を変える。

それがはじめの魔法。

暗さ、切なさが強調された曲の多いの中で底抜けに明るく光る曲。しかしやっていることは曲名通り他に負けないくらい鬱々とした自分への呪いである。
「圧倒的な光を放つきりさめまりさ呪い自殺ソング(あるでさん談)」という言葉がこの曲の特徴をよく表している。


考察

思い返せばこんな人生
何も思い遺すことはない
だから、私は、私を棄てて、私を始めるって決めたんだ
→彼女が「まりさ」として生きていく曲?・・・彼女とはアリs…?
「まりさ」の元となった「霧雨魔理沙」が死亡してからの話?
→もしくは「きりさめまりさ」が魔法使いを志し、行動に移し始めた頃の曲か。スターシーカーの別側面?或いはその少し後?

からっぽの存在だけ あとは何も無い
→まりさはこの時点で自身を「からっぽの存在」としている。また、ブックレットでは背骨のような何かに魔法使いっぽいとんがり帽子を被せるまりさちゃんの図。
側だけの存在を消し去って中身を持つ魔法使いへと変化しようとする様にも見える。

鬱屈とした感情をエネルギーとして光に変えていくというスタンスは数多くの魔理沙曲に共通するところであり、この曲はあるでさんの魔理沙観を端的に示している……かもしれない。

  • 題名について
「私への呪い!」
はじめの魔法とは自分への呪いの事か?

小ネタ

emergenceとの対関係?
彼方が博麗の巫女として生きるために他のモノを落として行く(空っぽになっていく)のに対して、こちらはそれまでの空っぽの生き方を捨てて魔法使いとしての第一歩を踏むものである。
また、ブックレットでの位置関係においても、霊夢と魔理沙の位置は点対称のものである。

コメント欄

  • 流石に原曲的にも内容的にも「きりさめ魔理沙」としても、何よりこのアルバムのテーマとしてもアリス説や魔理沙死亡説は無いんじゃないかと思う -- 名無しさん (2020-03-04 04:33:14)
  • 歌詞中の語り口からも、旧作魔理沙→Win魔理沙or魔理沙が実家を出たときの曲だと思う -- 名無しさん (2020-03-14 17:45:02)
  • 「圧倒的な光を放つきりさめまりさ呪い自殺ソング」 -- 名無しさん (2020-04-16 23:32:08)
  • 時系列は多分、これ→emergence→Winな感じが -- 名無しさん (2020-04-25 15:22:22)
  • 本文を色々追加しました。 -- 名無しさん (2020-05-05 14:50:12)
  • 途中送信。原文のままでよろしければ差し戻しよろしくお願いします。 -- 名無しさん (2020-05-05 14:51:57)
  • あるでさんの基本的な魔理沙観を見ればよく分かる。呪われたきりさめまりさを呪い殺して過去を消し去って、新しく生まれる霧雨魔理沙になろう!そういう概念的な自殺。 -- 名無しさん (2020-05-14 05:14:24)
  • 単語の選び方、星に願いを(when you wish upon a star)に当てつけてるのかな。 -- 名無しさん (2021-10-29 08:57:34)
  • こんなに明るく眩しい自殺が出来るのは霧雨魔理沙しかいないのでこの曲の霧雨は霧雨だと思う。マーガトロイドの自殺はもっと鬱々としてそうなんだよな...。 -- 名無しさん (2022-06-24 13:33:15)
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最終更新:2022年06月24日 13:33