A transient faith

原曲:信仰は儚き人間の為に
Vocal:めらみぽっぷ Lyric:RD-Sounds

概要

早苗の一大決心が、もしも逆だったら。
タイトルは直訳すれば「儚き信仰」であり、「信仰は儚き人間の為に」のもじり。

考察

特設サイトの対応する問いは「Q7.東風谷早苗は現実世界から幻想郷へと渡った。」であり、その否定、すなわち「東風谷早苗が現実世界に留まった」IFの世界が描かれている。

幻想郷に渡ることなく(詳しくは「辿」のAl least one word)、現世での幸せを求め、一児の母となって6歳の娘と街を歩いていた早苗。彼女はもはや神通力も神を見る力も失っていたが、
夕日を背にして立つ諏訪子と神奈子の表情は窺い知れない。早苗の恐怖通り背を向けた早苗を追いかけてきたのか、あるいは早苗の幸福を一目見に来ただけなのか…

この曲について

彼女の娘に「現人神の力」を継承(ほとんど強制)したようで、神奈子たちが見ているようである
肝心の早苗は見えていないので彼女らの表情は伺えないようである

余談

神奈子たちの性格からして、「怒っている」可能性は少ない。
家庭を築く彼女を見て「暖かく見守っている」と考えるのがいいのだが、彼女には届いていないようである
(一番それを感じさせるのは娘が自然に手を振っている姿である)
神を背いた彼女は(ほぼ疑心暗鬼)「娘が報いに晒される」と思ったのであろう


小ネタ

曲の冒頭である「夕焼け小焼け」だが、一部の地域では夕方5時になると防災無線から流れるようになっている。
この早苗たちが帰ろうとしていた時間は5時と考えるのが自然である
「4月から」とも言っているので3月の下旬であろう

コメント欄


  • 最後の怒涛のサビが早苗の疑心暗鬼になった心情を如実に物語ってますよね -- 名無しさん (2020-04-11 06:45:15)
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最終更新:2020年04月11日 06:45