Cirno,Q?
原曲:おてんば恋娘
Vocal:めらみぽっぷ Lyric:RD-Sounds
概要
“哲学”する妖精、チルノの自問。
求のジャケットを飾る。
花映塚での映姫との会話、及びEDを踏まえた歌詞となっている。
考察
貴方は妖精なのに強い力を持っています。
でも、そのお陰で自分のテリトリーを外れる事が多い。
そう、貴方は少し迷惑をかけすぎる
そのままでは、貴方は自然の力で元に戻れないダメージを負うかも知れない
すなわちそれは死、という意味です。
小川のせせらぎ、鳥の鳴き声、虫の歌。自然だって死ぬときは死ぬのです。
永遠は自然界に存在しないと思いなさい。
貴方は、少し力を持ちすぎたことを自覚せよ!
(花映塚にて、チルノに対する映姫のセリフより)
妖精は自然そのものであり、明確な死は存在しない。
しかし、チルノは妖精という枠をはみ出しかけており、その結果として「死ぬ」ことが示唆されている。
「Q」という文字も、丸い輪の「外側へ」の指向を暗示しているように見える。
妖精は総じて頭が悪い。チルノも例外ではないが、考えることを知っている。
考えれば考えるだけ、妖精ではない別の何かに近づいて行くのかもしれない。
思いて学ばざれば則ち殆うし、とも言うが。
小ネタ
5:00~の歌詞を英単語に直すと
歌詞 |
英単語 |
循環し |
Circulation |
保つ同一性 |
identity |
投影された |
reflection |
自然のその姿 |
nature |
それらの外へ―――外側へと。 |
outside |
自分というものの存在意義を |
|
問いかけ続けることで… |
Question |
花映塚でのチルノのテーマ「おてんば恋娘の冒険」を意識したものか。
コメント欄
- 哲学的な内容でありつつ歌詞の内容が結構単純なのがやはり一応妖精なんだなって -- 名無しさん (2023-01-10 15:23:10)
- 曲名が一瞬チ〇コに見えてしまったことはここだけの秘密… -- 名無しさん (2023-08-08 00:18:01)
最終更新:2023年08月08日 00:18