プレイレポート > ジルクシア大陸史 > 前史

妄想100%です。それでもいい方だけどうぞ。しかも多分本編に関係あるのは最後の方だけ。

ジルクシア大陸、名の意味はジールク家の土地という意味である。
この大陸は長い間群雄割拠の状態がつづいていたが、148年前、アルメネ・ジークニによってついに統一された。
国名は帝都の名をとり、シュペドル帝国とされた。
アルメネは天才的な軍事の才能を持っていたが、統治能力は優れていなかった。
その証拠に無理な中央集権政策をとり、各地の豪族、民衆の不満を買い、彼の統治している時代は反乱が耐えなかったのだ。
そんな反乱が続く中、アルメネは病死してしまう。ジルクシア歴前28年のことである。
帝国早くも崩壊か、という雰囲気が漂うなかで第二代皇帝セネリスが即位することになる。
しかし、このセネリスが政治的に非常に優秀であり、結果的には100年以上もの長い間帝国を存続させることになる名君であった。
セネリスは、まず、地方司令を帝都から派遣していた制度を変え、その都市で推薦された者を地方司令につけるようにすることを決めた。
次に反乱が起きた場合辺境の都市でも素早く対応できるように、方面軍制度を取り入れた。
最後に忘れてはいけないのが歴の制定である。彼が即位してから28年後のことであり、副次的効果として歴史書の編纂が活発になった。
大陸歴13年、セネリスはその生涯に幕を閉じた。67歳であった。
3代皇帝エネイは特に目立った事はしなかった。と書くと無能のように聞こえるが、
彼は制度の安定化に奔走したりして、とにかく帝国の地盤の安定を図った皇帝であり、決して無能ではないといえる。
ただ、先代の功績があまりにも凄いが為に目立たなくなってしまっているのである。まさに縁の下の力持ち、といったところだろうか。
彼は大陸歴49年に逝った。70歳であった。
4代皇帝アルフェル、彼は決断力がなく、気弱だったため周りの人物の言葉に流されるばかりだった。
これを良く表した出来事が方面軍司令に爵位を与え、政治的権利を正式に認めたことだろう。
方面軍はもともと各地の反乱をいち早く討伐するするために創設されたものだが、このころになると地方の豪族と癒着し、
不法な税を納めさせ、中央にはあまり従わなくなっていた。また、司令もいつのまにか世襲になっていた。
そこに正式に政治的権力を与え、こうして地方は半ば独立状態になったわけである。
これに苦しめられることになったのは民衆であった。以前よりも重い税がかけられる様になったのである…というのも前は全て中央の役人が都市毎の税を計算し、
その額を地方司令から求める方式をとっていた。方面軍が豪族と癒着…といっても大勢に比すれば小額であった。
それが今回の制度になると税の計算等は諸侯に丸投げで、そこから一定の確率で上納金を納めることになったのだ。
しかし一定額の上納金など守られないのが普通である。大抵の諸侯達は民から重税を取り、上納金はすずめの涙程度しか出さず、自らの私腹を肥やした。
民衆は当然ながら不満を溜め込む。反乱も起きた。しかし小規模な物ばかりでとても諸侯軍にかなうものではなかった。
そんな中、1人の男が立ち上がった。シメエル・フォリツェイルという辺境都市メーテン出身の男は、あっというまに農村、さらにはメーテンの民衆を味方につけ反乱軍として独立する。
大陸歴70年、エルウィル公配下のヒクスバイトは2万の軍勢を連れメーテンへ反乱軍討伐に向かった。
彼はまたいつものような脆弱な反乱軍だろうと思い込んでいた。これまでのことを考えれば当然の思いであろう。

以下執筆中
最終更新:2009年03月18日 18:34
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