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*キョクギンサギザザ(脅威のライダー) A-5のガソリンスタンドにバダーを乗せたバイクがやってくる。 大介達を襲撃した後、彼は今の自分の場所から一番近い「バ」と書かれているポイント、つまりこの場所に、禁止ポイントを迂回しながら向かい、目的であるバイクを探していた。 ここにあったバイクというのは彼の乗っているハリケーンなのだが、そんな事を知る由も無い彼は一つの結論に辿り着く。ここに存在したバイクは、この場に連れてこられたリントの誰かが乗り、どこかへと向かったのだと。 バダーの口角が吊りあがり笑みを形作る。 ゲリザギバス・ゲゲル、日本語でセミファイナルゲームと呼ばれる、特定の条件を満たす相手のみを殺す、グロンギの中でもゴと呼ばれる上位集団が行うゲゲル。 バダーのゲリザギバス・ゲゲルは鉄の馬、バイクに乗った人間を引きずりおろして殺す事である。 ゲリザギバス・ゲゲルの最中から連れてこられたバダーは、何十人ものバイクに乗った人間を殺しており、人間の世界に沢山のバイクがある事も知っている。 故に彼は地図に書かれたバのポイントには必ずバイクが存在し、もしも無かったのであれば、既に誰かが乗っているのだと結論付けたのだ。 バイクに乗ったリントがいるというのであればそいつを引きずりおろして殺す。バダーはここにいたであろう、バイクに乗っていずこかへと去ったリントがどこへ向かったのか考える。 まずは西と北を選択肢から外す。北はいわずもがな、西側のルートは彼が走ってきたので、見落とす可能性は低い。 そうすると残ったのは南部か東部かになる。南部を進んで行けばリントの密集地とも言える繁華街、東には研究所とやらの施設がある、繁華街は距離がある為、こちらに向かったとも考えられなくもない。 どちらにするか、そう思案していた時、唐突に携帯電話が鳴り響く。第一回目の放送が始まったのだった。 放送が終わり、バダーは行き先を東、研究所へと定めた。 理由は一つ、繁華街へと向かう最短ルートが潰されたからだ。 バイクに乗りここを去ったリントが直線ルートを通ったとしたら、わざわざ遠回りをしている間に距離はさらに離される。それにこのゲゲルは場所を限定して行われているのだ、無理に追いかける必要はない。 そして研究所に書かれているバの文字、それを見つけたら、クウガや先ほど変身し、敵対した連中のようなリントを守る戦士が見つかり次第、場所を教えてやってもいい。やはり戦うのであればバイクに乗った相手と戦いたいのだ。 そこまで考え、バダーは今まで、ある可能性を考えていなかった事を知る。 自分がここにいる以上、クウガや他のグロンギ族もここにいるのではないかという可能性を。 だがバダーは、その事に関しては大して重要視しなかった。クウガはあくまでゲゲルを行う際の障害という認識に過ぎず、結局はここに来る前と同じ対応で構わない。 自分以外のグロンギが呼び出されたとしても、現在ゲゲルを行っているのは自分である以上、他の者がリントを殺す事はゲゲルを降りるという事だ。ゴオマでもあるまいしゴ集団がわざわざそのような真似をするとは考えにくい。 もし、他のグロンギ族にあったとしたら? 彼は考える。 他のグロンギを倒しても自分にはメリットは無いが、このゲゲルのルール上、生き残れるのは一人のみ。ならばリントのゲゲルを終え、戻った所でゲリザギバス・ゲゲルを続行する為にも倒すしかない。逡巡の末、そう結論付けた。 この場にいるものは誰であろうと殺す。改めてそう決めたバダーは、参加者名簿に目を通す事は無かった。 もし彼が参加者名簿に目を通していたら、ン・ダグバ・ゼバの名前を見てどのような反応をしていただろうか? それは、いずれ判るかもしれないし、判らないかもしれない。 バイクのエンジン音が響く。自分のゲゲルに則り、バイクに乗ったリントを殺害する為に、元の場所に戻りゲリザギバス・ゲゲルを続行する為に、バダーはバイクを研究所へと走らせる。 どんな障害があろうとも排除する、彼は負けるという可能性を一切考慮しない。何故なら……。 「ゴセパ、キョクギンサギザザ、ゴ・バダー・バザ(俺は、脅威のライダー、ゴ・バダー・バだ)」 自信に満ちた言葉が自然とバダーの口からこぼれる。そう、彼は偉大なるゴの戦士、脅威のライダー、ゴ・バダー・バ。 不敵な笑みを口に浮かべ、彼は無人の道路をひた走る。 **状態表 【ゴ・バダー・バ@仮面ライダークウガ】 【時間軸:ゲゲル実行中(31-32話)】 【1日目 早朝】 【現在地】B-6 道路 【状態】健康 グロンギ体に2時間変身不能 【装備】ハリケーン@仮面ライダーTHE NEXT 【道具】基本支給品 車両配置図 ラウズカード(ダイヤの7・8・10) ライダーブレス(コーカサス)  【思考・状況】 基本行動方針:リントではなく自分の「ゲゲル」を完遂する。 1:研究所に向かいバイクを探す。 2:グロンギ族に遭遇しても、このゲゲルを終え、ゲリザギバス・ゲゲルを続行する為に殺す。 ※バダーは「乗り物に乗った敵を轢き殺す」ことにこだわっています。  選択の余地がある状況では上の条件に合わない相手は殺せる場合でも無視するかもしれません。 ※車両配置図はあくまで「配置予定」であり、印のついたすべての場所に車両があるとは限りません。 |046:[[かげやまのなく頃に~仕切り直し編~]]|投下順|048:[[傷付いてもいい、強く立ち上がれ]]| |046:[[かげやまのなく頃に~仕切り直し編~]]|時系列順|048:[[傷付いてもいい、強く立ち上がれ]]| |023:[[クローズド・サーキット]]|[[ゴ・バダー・バ]]|000:[[後の作品]]|
*キョクギンサギザザ(脅威のライダー) A-5のガソリンスタンドにバダーを乗せたバイクがやってくる。 大介達を襲撃した後、彼は今の自分の場所から一番近い「バ」と書かれているポイント、つまりこの場所に、禁止ポイントを迂回しながら向かい、目的であるバイクを探していた。 ここにあったバイクというのは彼の乗っているハリケーンなのだが、そんな事を知る由も無い彼は一つの結論に辿り着く。ここに存在したバイクは、この場に連れてこられたリントの誰かが乗り、どこかへと向かったのだと。 バダーの口角が吊りあがり笑みを形作る。 ゲリザギバス・ゲゲル、日本語でセミファイナルゲームと呼ばれる、特定の条件を満たす相手のみを殺す、グロンギの中でもゴと呼ばれる上位集団が行うゲゲル。 バダーのゲリザギバス・ゲゲルは鉄の馬、バイクに乗った人間を引きずりおろして殺す事である。 ゲリザギバス・ゲゲルの最中から連れてこられたバダーは、何十人ものバイクに乗った人間を殺しており、人間の世界に沢山のバイクがある事も知っている。 故に彼は地図に書かれたバのポイントには必ずバイクが存在し、もしも無かったのであれば、既に誰かが乗っているのだと結論付けたのだ。 バイクに乗ったリントがいるというのであればそいつを引きずりおろして殺す。バダーはここにいたであろう、バイクに乗っていずこかへと去ったリントがどこへ向かったのか考える。 まずは西と北を選択肢から外す。北はいわずもがな、西側のルートは彼が走ってきたので、見落とす可能性は低い。 そうすると残ったのは南部か東部かになる。南部を進んで行けばリントの密集地とも言える繁華街、東には研究所とやらの施設がある、繁華街は距離がある為、こちらに向かったとも考えられなくもない。 どちらにするか、そう思案していた時、唐突に携帯電話が鳴り響く。第一回目の放送が始まったのだった。 放送が終わり、バダーは行き先を東、研究所へと定めた。 理由は一つ、繁華街へと向かう最短ルートが潰されたからだ。 バイクに乗りここを去ったリントが直線ルートを通ったとしたら、わざわざ遠回りをしている間に距離はさらに離される。それにこのゲゲルは場所を限定して行われているのだ、無理に追いかける必要はない。 そして研究所に書かれているバの文字、それを見つけたら、クウガや先ほど変身し、敵対した連中のようなリントを守る戦士が見つかり次第、場所を教えてやってもいい。やはり戦うのであればバイクに乗った相手と戦いたいのだ。 そこまで考え、バダーは今まで、ある可能性を考えていなかった事を知る。 自分がここにいる以上、クウガや他のグロンギ族もここにいるのではないかという可能性を。 だがバダーは、その事に関しては大して重要視しなかった。クウガはあくまでゲゲルを行う際の障害という認識に過ぎず、結局はここに来る前と同じ対応で構わない。 自分以外のグロンギが呼び出されたとしても、現在ゲゲルを行っているのは自分である以上、他の者がリントを殺す事はゲゲルを降りるという事だ。ゴオマでもあるまいしゴ集団がわざわざそのような真似をするとは考えにくい。 もし、他のグロンギ族にあったとしたら? 彼は考える。 他のグロンギを倒しても自分にはメリットは無いが、このゲゲルのルール上、生き残れるのは一人のみ。ならばリントのゲゲルを終え、戻った所でゲリザギバス・ゲゲルを続行する為にも倒すしかない。逡巡の末、そう結論付けた。 この場にいるものは誰であろうと殺す。改めてそう決めたバダーは、参加者名簿に目を通す事は無かった。 もし彼が参加者名簿に目を通していたら、ン・ダグバ・ゼバの名前を見てどのような反応をしていただろうか? それは、いずれ判るかもしれないし、判らないかもしれない。 バイクのエンジン音が響く。自分のゲゲルに則り、バイクに乗ったリントを殺害する為に、元の場所に戻りゲリザギバス・ゲゲルを続行する為に、バダーはバイクを研究所へと走らせる。 どんな障害があろうとも排除する、彼は負けるという可能性を一切考慮しない。何故なら……。 「ゴセパ、キョクギンサギザザ、ゴ・バダー・バザ(俺は、脅威のライダー、ゴ・バダー・バだ)」 自信に満ちた言葉が自然とバダーの口からこぼれる。そう、彼は偉大なるゴの戦士、脅威のライダー、ゴ・バダー・バ。 不敵な笑みを口に浮かべ、彼は無人の道路をひた走る。 **状態表 【ゴ・バダー・バ@仮面ライダークウガ】 【時間軸:ゲゲル実行中(31-32話)】 【1日目 早朝】 【現在地】B-6 道路 【状態】健康 グロンギ体に2時間変身不能 【装備】ハリケーン@仮面ライダーTHE NEXT 【道具】基本支給品 車両配置図 ラウズカード(ダイヤの7・8・10) ライダーブレス(コーカサス)  【思考・状況】 基本行動方針:リントではなく自分の「ゲゲル」を完遂する。 1:研究所に向かいバイクを探す。 2:グロンギ族に遭遇しても、このゲゲルを終え、ゲリザギバス・ゲゲルを続行する為に殺す。 ※バダーは「乗り物に乗った敵を轢き殺す」ことにこだわっています。  選択の余地がある状況では上の条件に合わない相手は殺せる場合でも無視するかもしれません。 ※車両配置図はあくまで「配置予定」であり、印のついたすべての場所に車両があるとは限りません。 |046:[[かげやまのなく頃に~仕切り直し編~]]|投下順|048:[[傷付いてもいい、強く立ち上がれ]]| |046:[[かげやまのなく頃に~仕切り直し編~]]|時系列順|048:[[傷付いてもいい、強く立ち上がれ]]| |023:[[クローズド・サーキット]]|[[ゴ・バダー・バ]]|066:[[リング・オブ・ローズ]]|

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