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**笑顔と君と(後編) □  仰向けに寝転がり、五代はすすり泣く。  誰も守れなかった。それどころか、自分と同じく人を救うのに一生懸命だった、一緒に戦ってくれた剣崎を自分が殺してしまった。  生き残るのは彼であるはずであった。  人を多く救えるのは、彼であるはずであった。  五代は初めて人を殺した感触を思い出す。  ブレイドの腹の骨を砕いていく、ボキボキと鳴り骨を折る感触が蘇り、胃液が咽元までせりあがって、口にすっぱい味が広がる。  辛うじて飲み込みながらも、身体に力を入れるが、虚しい抵抗だった。  脱力したままの身体の五代は、剣崎の笑顔を思い出し、自分への嫌悪感を増していく。  古代の戦士、クウガの力を得た心優しき青年の心に、闇が踊る。  殺人を犯した罪がこびりつき、彼の心を責め立てる。  それでも、折れるわけにはいかない。  五代雄介、彼は剣崎に言われたのだ。  『仮面ライダー』と。  余談だが、夜空を見つめる五代の前で、一つ流れ星が流れる。  それはまるで、ほぼ同じ時間に彼の相棒、一条が死んだことを示すかのような流れ星だった。  彼の死を、五代は知らない。  闇は、まだ深い。 &color(red){【剣崎一真@仮面ライダー剣 死亡】} &color(red){【残り47人】} 【五代雄介@仮面ライダークウガ】 【1日目 黎明】 【E-4 東部農村】 【時間軸】33話「連携」終了後 【状態】:全身打撲、負傷度大、疲労大、クウガに二時間変身不可      剣崎を殺したことによる罪悪感。ダグバと無力な自分に憎悪 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:絶対殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る 1:身体を休める。 2:仲間と合流。 3:白い未確認生命体を倒す。 4:金のクウガになれなかったことに疑問。 5:ダグバを倒す。 ※第四回放送まで、ライジングフォームには変身不能 ※ドラゴン、ペガサス、タイタンフォームには変身可能。ただし物質変換できるものは鉄の棒、拳銃など「現実に即したもの」のみで、サソードヤイバーやドレイクグリップなどは変換不能。 ※近くに警棒@現実が放置されています。 【ン・ダグバ・ゼバ@仮面ライダークウガ】 【1日目 黎明】 【現在地:E-4 東部農村】 [時間軸]:47話、クウガアメイジングマイティに勝利後。 [状態]:全身に中程度の痛み 二時間変身不可 [装備]:サソードヤイバー [道具]:基本支給品×3 ラウズカードスペードのA~9、ハートのKとQ、ランダムアイテム×1(五代の支給品) [思考・状況] 1:究極の闇を齎す。 2:強くなったクウガと再戦 ※サソードゼクターに認められていないため、ゼクターは現れません。 ※自身の戦闘能力に制限がかかっていることを何となく把握 |026:[[笑顔と君と(前編)]]|投下順|028:[[それぞれの場合/NEXT STAGE]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|時系列順|028:[[それぞれの場合/NEXT STAGE]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|[[ン・ダグバ・ゼバ]]|031:[[激闘の幕開け]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|[[五代雄介]]|034:[[不屈]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|&color(red){剣崎一真}|---|
**笑顔と君と(後編) □  仰向けに寝転がり、五代はすすり泣く。  誰も守れなかった。それどころか、自分と同じく人を救うのに一生懸命だった、一緒に戦ってくれた剣崎を自分が殺してしまった。  生き残るのは彼であるはずであった。  人を多く救えるのは、彼であるはずであった。  五代は初めて人を殺した感触を思い出す。  ブレイドの腹の骨を砕いていく、ボキボキと鳴り骨を折る感触が蘇り、胃液が咽元までせりあがって、口にすっぱい味が広がる。  辛うじて飲み込みながらも、身体に力を入れるが、虚しい抵抗だった。  脱力したままの身体の五代は、剣崎の笑顔を思い出し、自分への嫌悪感を増していく。  古代の戦士、クウガの力を得た心優しき青年の心に、闇が踊る。  殺人を犯した罪がこびりつき、彼の心を責め立てる。  それでも、折れるわけにはいかない。  五代雄介、彼は剣崎に言われたのだ。  『仮面ライダー』と。  余談だが、夜空を見つめる五代の前で、一つ流れ星が流れる。  それはまるで、ほぼ同じ時間に彼の相棒、一条が死んだことを示すかのような流れ星だった。  彼の死を、五代は知らない。  闇は、まだ深い。 &color(red){【剣崎一真@仮面ライダー剣 死亡】} &color(red){【残り46人】} 【五代雄介@仮面ライダークウガ】 【1日目 黎明】 【E-4 東部農村】 【時間軸】33話「連携」終了後 【状態】:全身打撲、負傷度大、疲労大、クウガに二時間変身不可      剣崎を殺したことによる罪悪感。ダグバと無力な自分に憎悪 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:絶対殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る 1:身体を休める。 2:仲間と合流。 3:白い未確認生命体を倒す。 4:金のクウガになれなかったことに疑問。 5:ダグバを倒す。 ※第四回放送まで、ライジングフォームには変身不能 ※ドラゴン、ペガサス、タイタンフォームには変身可能。ただし物質変換できるものは鉄の棒、拳銃など「現実に即したもの」のみで、サソードヤイバーやドレイクグリップなどは変換不能。 ※近くに警棒@現実が放置されています。 【ン・ダグバ・ゼバ@仮面ライダークウガ】 【1日目 黎明】 【現在地:E-4 東部農村】 [時間軸]:47話、クウガアメイジングマイティに勝利後。 [状態]:全身に中程度の痛み 二時間変身不可 [装備]:サソードヤイバー [道具]:基本支給品×3 ラウズカードスペードのA~9、ハートのKとQ、ランダムアイテム×1(五代の支給品) [思考・状況] 1:究極の闇を齎す。 2:強くなったクウガと再戦 ※サソードゼクターに認められていないため、ゼクターは現れません。 ※自身の戦闘能力に制限がかかっていることを何となく把握 |026:[[笑顔と君と(前編)]]|投下順|028:[[それぞれの場合/NEXT STAGE]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|時系列順|028:[[それぞれの場合/NEXT STAGE]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|[[ン・ダグバ・ゼバ]]|031:[[激闘の幕開け]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|[[五代雄介]]|034:[[不屈]]| |026:[[笑顔と君と(前編)]]|&color(red){剣崎一真}|---|

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