リング・オブ・ローズ

このページを編集する    

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

リング・オブ・ローズ


Ring a-ring o’roses,

A pocketful of posies;

ashes! ashes!

we all fall down.

          *

 黒いテーブルとステンレス製のシンク、壁際の棚に並ぶガラス製の実験器具。ここが何か科学的な研究をしている場所であることは間違いない。正直な所、北條にとってはどちらかと言えば鬼門に近い環境である。
 それでも情報を集めるだけ集めれば、ある程度糸口が見えて来るだろう。一度糸口を掴んだら、それを客観的に分析して行くことで必ず答えにたどり着けるはずだ。
 孤高の瞳で自分を見据える男を引き連れて、北條は建物を一巡りした。可能な限りの手がかりを探すためだ。本当は連れの男にお前の首輪を見せろと言ってやりたい所だが、生憎冗談が通じる相手とも思えない。
 三階の通路の突き当たり、関係者以外立ち入り禁止と書かれた部屋の奥からは低いモーターの唸りが聞こえて来る。北條はノブに手をかけて試してみたが、どうやら鍵がかかっているらしく一向に開かない。
「退きたまえ」
 尊大な言葉に方をすくめつつ場所をあけると、乃木がゆっくりと扉に歩み寄った。
 次の瞬間、扉が弾け飛ぶ。
 乃木が扉を蹴破ったのだと理解したのは、彼がゆっくりと脚を下ろすのが見えたからだった。

 やけに広い部屋の中は複数のモーターが回り続けるむずがゆい音に満たされていた。室温が外より高く感じるのは、おそらく電子機器の発熱のせいだろう。一面の壁を覆う棚には、隙間なくケージが並べられている。モーターは、そのケージの一つ一つにつけられているらしい。
 手前の方のケージは空で、藁の回りに乾いた木の葉と砂が敷き詰められている。手前のカードに日付けが二つ書き込まれているところを見ると、中に入れられていた実験動物は後者の日に死んだのだろう。
 奥に進むほどに、実験動物の生存期間は長くなっている。ここで行われていた研究が何らかの成果を生んでいた証拠だ。
 黒い天板の傷にまで汚れのしみ込んだ中央の作業台には液体窒素のボンベが備え付けられ、不穏な雰囲気を漂わせている。それらはただ単に、実験動物から摘出した組織片を瞬間凍結するための道具に過ぎないのだが、それがわかった所で気休めになるものでもなかったろう。
 向うの方で何かが鳴く甲高い声が聞こえ、北條がそちらを振り返る。棚の一番隅のほうで、モーターの駆動音に埋もれて何かが乾いた雑音を立てていた。
 足を早めて近づくと、そこにいた生き物が怯えたのか、乾いた音が聞こえなくなる。だが迷うことはなかった。棚一つ、まるまる中身の残っている場所がすぐに見つかったからだ。
 乃木がわざとらしく杖で棚を叩いた。その振動で、眠っていたように見えた鼠の身体がいくつか、粉々に崩れ落ちる。
 どこかで見た現象だ。
 それでもいまだ形を残し、所在なげにケージの隅で床を引っ掻いているモルモットが三匹ほどいる。
 ケージのふたを開けてみると、げっ歯類独特の臭いに混じって独特のほのかに青くさい香りがした。
 掴もうと延ばした北條の手を丸くなって避けると、モルモットは蓋の隙間から素早く逃げ出した。追いかける暇もない。不運な小動物は捕食者の毒牙を逃れ、弾けるような早さで棚の裏へと姿を消した。

          *   *   *

 厳しい目で窓の外を伺う城光の腹が、遠慮がちに鳴る。やはりおつまみ程度では腹の足しにもならなかったのだろう。
「あとでカレーでも作りましょうか」
 嫌みでも社交辞令でもない、純粋な笑顔を浮かべて五代が問う。
 苦悩など微塵も感じさせないこの表情に騙される者は多い。勝手に誤解したあげく、苛立ちを抱く者もいる。だがこの表情は、決して彼が痛みを感じないなどということを意味するわけではない。どれほどの痛みに打ちのめされても、守るべき誰かの笑顔を胸に抱いて行きてゆける強さを現しているに過ぎない。
 その笑顔が陰ったときこそ、彼が戦士クウガとして得た力に敗北するときだろう。
「勝手にしろ」
 無愛想に切り捨てる光の言葉に、五代は更に笑顔を輝かせた。
「じゃあここの台所、ちょっと見てきますね。たまねぎあるかな……」
「たまねぎだと!私を殺す気か!」
 一瞬前とは真逆の熱烈さで、光が噛み付く。
「あ、ひょっとして、野菜が苦手、とか……おにぎりのほうがいいですか」
「もっとまともな食いものはないのか?ステーキとか」
「ステーキカレー?」
「まずカレーから離れろ!肉だけでいい!」
 文句こそつけているが、食べる気はまんまんらしい。五代は小さく吹き出すと、口元を押さえて台所へと消えた。
 それを見送った光が、仏頂面のまま玄関へと歩み寄る。細い隙間を開けて覗く扉の外には、一台のバイクが止められていた。
 どうにか使いこなす方法は覚えた、程度の技術であの場を逃れられたのは、単に相手が見逃してくれたからに過ぎない。屈辱的だが肯んずるほかない事実だ。
 先にバイクであの場を逃れたイブキは、例のバイクを「自分のもの」と言っていた。ならば逃れる途中で大うつけをやらかすこともないだろう。後は、どうやって彼らを見つけ出すか、だが……。
 玄関に生けられた花は萎れ、花びらも茶色くくすんで元の色は伺い知れない。ただ、ほのかに甘い香りが残っていることで、その花の美しさも漠然と想像がつく。
 美しい花には毒がある。カテゴリー・クイーンのアンデッドである彼女は、そのことを誰よりよく知る身だったが。
 奥でフライパンかなにかが落ちる明るい音が響く。光は肩をすくめて片足を玄関の扉に押し当てた。
 靴底の形が、白い灰のようなものでくっきりと扉の上に刻まれる。 

          *   *   *

 拳で弱々しく扉を叩き続けるような音が、いつまでもいつまでも当たりに響いている。

          *

 制服が濡れたまま、身体は冷えてゆくのに拳の痛みだけが鋭く差し込んでくる。骨の脆い折り畳み傘は、激しい風の一吹きでひしゃげたまま何処かへ飛んで行ってしまった。稲妻の閃きに身を縮めた次の瞬間、再び夜の暗い闇と残酷な雨の音が辺りを閉ざした。カーテンの隙間から漏れるほのかな明かりは目の前にあるのに、手が届かない。
 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…………。
 許されないことを知りながら、少女はひたすらに扉を叩き続ける。それが開かれることを望んでいるのではない。ただ、ほかにどうすればいいかわからなかった。帰る場所も、自分を待っている人も、どこにもありはしない。
 許されることも、受け入れられることも、守られることもない。その事実を知りながらも、彼女は憑かれたように扉を叩き続けた。水を吸って重くなった制服が胸にのしかかり、締め付ける。
 ここを離れたら、私はもう消えるしかない。定められた絶望を受け入れるしかないのだから。

           *

 はっと目を覚ますと、肩からずり落ちた毛布が胸元で重なっているのが目に入った。
 息苦しく感じたのはこのせいだろう。考える前にそれを肩まで引き上げて、結花はふと辺りに視線を巡らせた。
 自分は見たことのない部屋のソファに横になっている。閉め切られた雨戸のほんの僅かな隙間からは、微かに光が流れ込んでいた。
 何か小刻みに叩く音が聞こえて来る方向を振り返ると、そちらからも明かりが漏れている。誰かが動いているのか、床に影がちらついていた。
 毛布をその場に置き、足音を潜めてそちらに近づく。
 中を覗き込もうとした途端、ちょうど両手に鍋を持ったイブキと鉢合わせになる。
「おはよう」
「あ、はい……おはようございます」
「お茶碗とって来てもらっていいかな」
 何か言われると逆らえないのは、対人恐怖症の気すらある彼女の難点と言っていいかも知れない。台所に滑り込むと、食器棚を開けた。シンクの上にまな板と包丁がそのままにされているのが気になって思わず手を伸ばしてしまう。
 洗い桶を逆さにし、茶碗と箸を持って部屋に戻ると、イブキは雨戸を開けている所だった。
 先ほどは暗くてそこまで気づかなかったが、部屋の中央にはテーブルがあり、無造作に鍋が置かれている。イブキは窓を閉めて席につくと、結花の手から茶碗を受け取った。
 炊飯器があるのになぜか鍋で焚いたご飯。具がやけに小さいけんちん汁。皮の一カ所だけが黒く焦げたソーセージ。これだけ見ると単に稚拙にしか見えないが、イブキの料理の腕は主にキャンプで鍛えられたものだと知っていればそれなりに納得は行くだろう。
 彼は茶碗に銀シャリを山と盛ると、それを結花の前に置いた。ついでにけんちん汁もどんぶりにたっぷりよそる。およそ女子高生には多過ぎる量だ。
「いただきます」
 ご丁寧に手を合わせ、イブキが箸に手を伸ばす。黙々と半分ほど食べてようやく、結花が手を付けていないことに気づく。
「食べた方がいいよ」
 簡単にそう言って、あさつきを散らしたどんぶりを押す。その手首の辺りは、赤く腫れ上がっていた。
「あの……痛くないですか」
「痛いよ」
 にっこり。切れた口元に血をにじませたまま、イブキはお手本じみた笑顔を作る。
「大丈夫ですか」
「慣れてるしね。これが仕事だから」
 そう言いながらも疲れか痛みか、僅かに頬が引きつっているのは致し方ないことだろう。だが結花にとっては重荷だった。自分の存在にはなんの意味も価値もない、そう言われているように感じて俯く。
「ごめんなさい」
 ぽつりと呟くその声に、イブキが箸を止めた。
「ごめんなさい……私、何もできなくて」
 許されない、と思いながらもそう口走る。
 口走るからには、心の何処かに『許されたい』と言う気持ちがあるのは間違いない。幾度その気持ちを裏切られ、突き離されてきたことか。それでも諦めきれないのが彼女の一番の弱さだった。
 鞭打たれることをむしろ期待すらしながら唇を噛む少女に向かい、イブキは不思議そうに首を傾げる。
「なんで謝るの?」
「だって、私……ぜんぜん、力になれなくて。迷惑ばかりかけて……」
「戦いたくなければ、戦わなくていいんだよ」
 イブキは当然のようにそう言うと、けんちん汁の中身を箸ですくった。
「君みたいに、戦えない人たちを守るのが、僕たち『鬼』の仕事だよ。だから、任せてくれればいい。いまはまず、朝ご飯を食べるといいよ」
 当たり前の事を、当たり前のように、当たり前の口調で答えるイブキ。その当たり前の事こそが、結花には最も縁遠いものだった。嬉しさよりも困惑が先に立ち、そのまま顔を伏せて泣いてしまう。

 なぜそうなるのか、イブキには皆目見当がつかない。もともと宗家の人間として、ちやほやとまではいかないがそれなりの好意と尊敬に囲まれて育った彼からしてみれば、周囲の人間を信頼出来ないということ自体が想像を絶する。
 先ほど対峙した男が口にした言葉が、ふと青年の胸をよぎった。
 少女を不安にさせるのは、彼女自身が抱く影なのだろうか。それがどのようなものなのか、訊ねるのは酷だろう。それで問題が解決するとも思えない。
 少なくともいま彼の目に映るのは、何かに怯える少女の姿、それだけだ。
 自分は響鬼ほど強くない。斬鬼ほど達観しているわけでもない。どれほど不安でも、宗家の鬼として戦わざるを得ない星の元に生まれた以上は戦うしか、弱い者を守り続けるしかなかった。
 弱い者。それが人であろうとも、そうでないとしても。誰かを守ることが自分の使命なら、それを果たすことでしか自分は生きていけないだろう。
 迷いはある。恐れもある。だが迷いや恐れを抱いて立ち向かえるほど、戦いは甘いものではないと知っている。
 だから今は彼女の正体に関する疑問はさておき、彼女を守ることが自分のなすべきことと心に刻む。この見込みが誤りならば、改めて『彼女から』弱い者を守るしかない。
 イブキはまだ湯気の立つどんぶりを結花のほうに押しやった。

          *   *   *

 人気のない郊外を、ゴ・バダー・バは疾走する。その道のりは先ほど風見志郎が駆けたものと似通っているが、目的は異なっていた。
 彼が目的とするのは場所ではなく、物だ。
 地図に記された研究所の辺りを確かめてみるが、そこにバイクの影はない。
 こうまで『ハズレ』が繰り返されると、さすがに苛立ってくる。もともとリントの数は東京より遥かに少ないのだ。この調子ではどれだけ獲物がいることか。
 まあ、いざとなれば最初の放送で映っていたバイクの集団を狙えばいい。この会場全体を警護しているならばそれなりの数はいるだろう。少なくとも、ゲゲルの完遂に十分と言えるほどの数は……。
 地図を片手に次の行き先を決めようと周囲を見渡したバダーの視線が、道路の上で止まる。
 アスファルトに刻まれた、真新しい黒い轍。それが二筋、南へと続いている。
 この場を逃れようとした者がつけた痕だが、そんな瑣末事など彼には関わりのないことだ。ただ獲物がいる、そのことだけを頭に轍を追い始める。
 所々の角に残る黒いしるしは、逃亡者がいかに急いでいたかーーーーそして、いかに運転技術に精通していたかを物語っている。それらを手がかりに、バダーは乗り手の足取りを追った。
 畦道の傍らには何かが刈り取られた畑が一面に広がり、シートを外されたビニールハウスの枠が朝の風に晒されて心もとなく立ち尽くしている。閑散とした風景の中、バダーは黙々とバイクを走らせる。それは狩人が……むしろ猟犬が獲物を追いつめる光景に似ている。

          *

 彼らの側を一人の戦士がかすめて行ったことなどつゆ知らず、北條と乃木はロビーに戻って来た。
 北條の手には、ラットの飼育室から持ち帰って来た一冊のファイルがある。彼はそれを手にしたまま、壁に貼られた全島図を指でなぞった。
「この地図を見る限りでは、この島の住人は十二万七千余名、およそ十三万人です」
 観光用なのか、所々にイラストや説明書きのちりばめられた地図は、人気ない建物の中でどこか物寂しく映る。北條はいたたまれなくなったかのようにそれから視線をそらし、乃木を振り返った。
「彼らは、どこに行ったのだと思いますか?」
「知らないな。私にはどうでも良いことだ」
 すげなくあしらった乃木が、何かを聞きつけて眉を動かす。
「私は、彼らが皆殺されたのだと思います。スマートブレインという会社に」
 北條はファイルを側のテーブルに置いて軽く繰った。そこにラットのケージの写真が何枚も並べられている。ケージの底に敷き詰められいるのは、なにかーーーー青いものだ。
「面白い」
 乃木は呟くと、床に転がったの鉛筆を手に取った。ダーツのようにそれを鋭く放つと、甲高い鳴き声が上がる。
 乃木がゆっくりと歩み寄り、鉛筆の突き刺さった鼠の死体を拾い上げる。
「実に面白い。狂気の沙汰だ」
 喉を鳴らして笑う乃木の手の中で、小さな骸は少しずつ灰と化して崩れてゆく。北條は怖気を感じてファイルに視線を戻した。
 先ほどのケージに入っていたのは、むしろ枯れ葉か木屑の色をした代物だった。ならばこの青いものは一体なんなのか。作り物じみた鮮やかな青さは、紙の光沢のせいで余計に毒々しく映る。
 手早くページを繰るうちに、彼は全く別の光景に出くわした。
 ビニールハウスの中に、一面に青い花が咲き乱れている写真だ。よほど強い農薬でも使っているのか、防護服を着た人間の姿もちらほらと映っている。
 そのうち一つが手にした花が大写しになった光景に、北條ははっと気づいてページを戻す。
 バラだろうか、棘のある枝が宿したふくよかな花の色は、写真の中のケージに敷き詰められた青と同じだった。

          *   *   *

 おそるおそる朝食に手を付け始めた結花をそのままに、イブキは荷物を確かめ始める。
 自分が拾って来たのは本来自分に支給されたデイパックではなかったようだ。その中に入っていたものの一つに、彼は目を留める。
 アサギワシ。使い慣れた青いディスクアニマルがそこにあった。
 鬼の修行を積んだ者でなければ容易には扱えないこれが他人のーーーー北條の所持品に含まれていたことに驚くと同時に、自分の手元に回って来た幸運に感謝する。
 式神は力でこそ鬼に及ばないが、使いこなせば大きな戦力になる。変身に制限が加えられている現状では心強い味方だ。
 彼はアサギワシをベルトに吊るし、デイパックを閉じた。
 振り返ると、結花が少しずつではあるが箸を動かしているのが見えた。少しは気持ちが落ち着いたのだろうか。やや安心しながら、イブキはあまり刺激しないように視線をそらすと、窓の外を眺めた。
 庭は白い砂かなにかに覆われ、朝陽をまぶしく照り返していた。並んだ素焼きの鉢に寄せ植えされた花々は、水涸れしてか色鮮やかなままに萎れている。その中で、枝葉を残したまま首の部分だけが落とされている株があった。余りに不自然なその立ち姿に疑問を抱いた時、不意に軽やかなチャイムが鳴った。
 何の音なのか理解するまでにひと呼吸ほど。あれ、と思った瞬間に再びチャイムが鳴る。窓を少し開けると、ブロック塀の向うからバイクのアイドリング音が聞こえて来た。
 すぐに玄関に回って靴を履いたイブキは、壁越しに甲高い悲鳴を聞いて慌てて外に飛び出した。
 玄関の木戸が空き、誰かがバイクを外に止めたまま庭に入り込んでいる。それは彼が期待した人物ーー城光ーーではなく、土気色の肌に蒼ざめた唇を宿す男だった。
 襟元の赤いマフラーが、朝の風に揺れる。
「君は……?」
 声をかけると、男がこちらを振り返る。
 鋭い視線だけでも、男が戦いを望んでいることが見て取れた。その気配に一瞬たじろいだイブキに向かい、相手はゆっくりと指を挙げる。
「おまえのものか」
 青年は振り返り、その指が彼のバイクを示していることを確認した。
「そうですが、何か」
 彼の言葉に相手はにやりと笑った。
「乗れ」
 短く言い捨てて、外へと出てゆく。
 イブキは狐につままれた様子で、それでもバイクに歩み寄った。外の道路では、男がひときわ高らかにアクセルを吹かして彼を誘う。
 窓からおそるおそる顔をのぞかせた結花が、怯えた表情でこちらを見つめている。イブキは柔らかな笑顔でそれに答えると、竜巻のエンジンをかけた。

          *

 信号が赤く灯をともす交差点にバイクを止めた男が二人。それを見守るのは春の空に流れる雲と、天に祈るがごと大きく枝を広げたニレの樹のみ。
 信号が青に変わった瞬間、二台のバイクが走り出す。
 バダーは相手をあえて先行させると、一旦距離を置いた背後から一気に加速して迫った。ミラーに映る車影でそれと感づいたイブキが素早くコースを変え、高速のアタックをやり過ごす。
 最初の一手を空ぶったバダーは、すぐにターンして竜巻へと突進して行った。が、攻撃態勢を整えるよりはやく、イブキは速度を上げてバダーとすれ違う。逆に背後を取られた格好のバダーは、ひとまず距離を広げて時間を稼いだ。
 あらためて車首を巡らせ、相手を睨む。
 今一度、交差点を挟んで二台のバイクが対峙した。

 相手が自分の知るような存在ではないことを、イブキははっきりと理解した。
 グロンギの中でも上位のゴ集団に位置するバダーは、魔化魍のように本能の赴くまま人を襲うわけではない。己と己が狩るバイクの性能を見定めた上で標的を狙う、計算高い狩人だ。
 相手がただのリントではないことを、バダーもまた理解する。
 おっとりとしたボンボンに見えるが、イブキはバイクに関してはかなりのマニアだった。弟子を取った都合で乗り換えたときですら古い愛車の面影を追って改造を施すほどのこだわりを持ち、ただの足としてのみならず戦いの道具としてバイクを乗りこなして来た。
 バダーが脅威のライダーだとすれば、イブキは静かなるライダーと言えるだろうか。
 数度の交錯を経て、バダーとイブキは互いの腕と意図とを理解した。相手を侮ることは敗北、即ち死を意味する。
 バダーはゆっくりと腕を持ち上げた。

         *

 ようやく追いついた結花が、目の前の光景に愕然とする。
 赤いマフラーを靡かせた怪人に睨み据えられたイブキは、黒く汚れた口元を引きつらせている。その手には音撃管があるが、変身はできないのだ。
 このままでは、イブキが殺される。
 その確信に、彼女は身を振るわせた。イブキが死ぬということ、次は自分が襲われるであろうということ、そして木場や海堂もいずれは狙われるであろうと言うこと。どこまでの予測が彼女を不安にさせたのかはわからない。それでも、このままでは最悪の未来が待っていると言う警告は明確に意識を揺さぶった。
 ぐっと拳を握りしめ、唇を噛む。怒りと憎しみに身を任せようとしたとき、先刻イブキが口にした言葉が脳裏をよぎった。
 ーーーー戦いたくなければ、戦わなくていいんだよ。
 その優しさに甘えたい、という感情と同時に、自分が怪物であることを知られたくない、という気持ちが胸を支配する。
 彼女は荷物からトランシーバーを取り出し、スイッチを入れた。誰に聞かれるかなど考えもせず、必死に叫ぶ。
「誰か、来てください。助けて……!」

          *   *   *

 危険こそ犯さないとはいえかなりのスピードでバイクを飛ばす五代に、光の顔が若干ひきつっている。サイドミラーに映る姿でそれと気づくと、五代は明るく言った。
「恐かったらもっとしっかり捕まっていいんですよ」
「……なんだと?」
 光が低く呻く。五代は片手で、自分の腰の上に乗った光の腕を叩いた。
「ほら、ここんとこ。もっと、ぎゅっとね」
「ふ、ふざけるな……!」
 馬鹿にされたと思ったのか、光はついと顔を背けた。その割に腕には力が入っている辺り、やはり恐いのか。
 くすりとしつつ、もう少し速度を上げようとした五代の耳に、甲高い雑音が届く。
「おい、ちょっと停めろ」
 光の低い求めに、五代が慌てて従う。
 デイパックの口からこぼれ落ちたトランシーバーは、助けを求めるように赤いランプを明滅させていた。
「結花か。どうした、今どこにいる」
 訊ねる光の脇で、五代も耳をそばだてる。GPSを使って現在位置を確認させる間も、結花は恐怖を紛らわせようとでもいうように、今の状況をしゃべり続ける。
 おおよその場所を把握して交信を切り上げると、五代は改めてハンドルを握る手に力を込めた。
「つかまってください!」
 彼の言葉に光が頷き、荷物を背負って腰に手を回す。その感触を確かめると、五代は再び鉄の馬に拍車をくれた。
 赤いマフラーを靡かせ、バイクを駆る土色の肌の男。それが『あのグロンギ』であろうことは想像がついた。むろんイブキがバイクに乗って脱出したことも記憶にある。だからこそ、今何が起こっているかもはっきりと理解できた。
 イブキが奴の手にかかる前に止めなければ。
「変身、できますか」
 前を向いたまま訊ねる五代に、光は片手で彼の服を握ったまま、もう片方の手でファムのデッキを取り出す。
 もしもこれが使えなければ、こちらの打つ手はもはやないに等しい。なにより、あのグロンギが余計な標的に目を付けるのは避けなければ……。
 黙ってバイクを走らせながらも、五代は必死に考えを巡らせた。

          *

 ショッカーがその技術の粋を駆使してカスタムアップしたハリケーンは、ただ走らせるだけでもずば抜けた走行性能を持つ。一方の竜巻は、イブキ自身の手で愛と情熱を込めて整備されているとはいえ、所詮はクルージング用に過ぎない。ただ走らせるという意味での戦いならば、決着は始まる前についていた。
 背後から車体をぶつけられ、バランスを崩しそうになりながらも、イブキが宙に印を描く。透き通る朝の陽から生まれ出でた燃ゆる翼がバダーの鼻先をかすめ、かろうじて追撃を妨げる。
 だが体勢を立て直すや、前輪を高く掲げたバダーがハリケーンごと彼にぶつかって行った。
 竜巻が横転し、空き地に投げ出されたイブキが肩を押さえて立ち上がる。
 迫ろうとするバダーを今一度遮ったのは炎まとう式神だった。が、今度はバダーも恐れる様子がない。マフラーの先を焦がしながら、まっすぐにイブキへとつっこんでくる。
 イブキは右手にディスクアニマルと音笛を握ると、ディスクをまっすぐにバダーの顔面に投げつけて笛を鳴らした。
 透き通る清めの音が風を振るわせ、式神に魂を宿す。
 アサギワシの鋭い翼に顔面を直撃され、流石のバダーも転倒する。その隙に竜巻に駆け寄ったイブキだが、車体を起こそうと力を込めると左手に激しい痛みが走った。
 バダーはアサギワシを振り払い、悠々とバイクに跨がってアクセルを吹かし始めた。
 痛みに顔を歪めながら辛うじて車体を立てたイブキを嘲笑うかのように、エンジン音が辺りに鳴り響く。
 高まる騒音に、木陰から眺めていた結花は目を伏せた。汚れた翼を解き放つべきか、再び迷う彼女の近くを、何かが駆け抜ける。
 はっと顔を上げると、白い翼を靡かせた戦士が駆るバイクが、まっすぐに戦場へと飛び込んで行くのが視界に映る。
 ファムは道を遮るようにバイクを停止させると、結花を振り返りーーーー。
 サムズアップをしてみせた。

          *

 五代としてみれば大真面目な選択だった。
 バイクに乗ったグロンギのやり口は、バイクに乗った者をひき殺すということ。そして、同行者はバイクを自由に乗りこなすと言うにはほど遠い。
 彼が……五代雄介が戦うしかないのだ。
 純白の鎧に細身の剣、そして羽衣を思わせる背中のマント。おそらくは女性向けの装備なのだろうが、相手がわかっている以上贅沢は言えなかった。光が無為に標的になることを避けるため交戦地点の少し手前でバイクからおろし、サイドミラーに向かって変身ポーズを切って現在に至る。
 その光はようやく走って追いつくと、怯える結花を庇うようにその前に仁王立ちになった。
「下がっていてください!ここは俺がやります!」
 白い翼の仮面ライダーがイブキに向かって叫ぶ。青年は頷くと、一旦愛車をそこに残して駆け出した。

 狭い道を激しく競り合いながら並走する二台のバイクが離れたのは、先に戦闘態勢の解けたバダーが不利を察して一気に走り去ったからだった。去り際に一瞬バダーが振り返り、倒れたままの竜巻に視線を送る。
 その様子は、何かを名残り惜しむようにも見えた。
 どうにか仲間を守り切った五代が、車首を返して木陰へと戻る。
 道に残された竜巻も傷はついているが、大きな破損の気配はない。
「怪我はないですか!」
 変身を解いて声をかけると、イブキが顔をしかめてこちらを見る。
 傍らに立っていた光が不意にイブキの腕を掴み、力一杯引っ張った。青年が思わず痛みに喘ぐ。
「これで戻ったろう」
 乱暴すぎる脱臼の措置を終えると、光はそう言い捨てて手を離した。結花が心配そうにイブキの顔を覗き込む。
「痛みますか……?」
「大丈夫、これでも鍛えてるんです」
 確かめるように腕を動かしながらイブキが答える。五代はひとまず笑顔に戻り、親指を立ててぐいと突き出した。
「とりあえず、平気そうですね」
 その仕草に光は肩をすくめたきりだったが、その背中に隠れた少女はおそるおそる真似をした。
 と、彼らの安堵を裏切るように電子音が鳴り響いた。光が慌てて自分の荷物に手を伸ばす。
 デイパックから取り出すよりも早く、トランシーバーは嘲るような男の声を流し始めた。
「仮面ライダーの諸君!無事に生き残ることができたかな?」
 その声と口調に、全員がはっと息をのむ。考えてみれば、先にトランシーバーを使ったのは彼らだ。それが現状を乃木に筒抜けにしてしまう可能性は当然考えてしかるべきだった。といって、他に選択肢はなかったのだが。
 何の罪もないトランシーバーに罵声を浴びせそうな光に、五代が「ちょっといいですか」と声をかける。投げ渡された通信機を握り直すと、彼はいつもの調子を崩さずに返事をかえした。
「まあ、なんとかなりました」
「それは結構」
 わざとらしい口調に、光が拳を握りしめる。腹立ち紛れに振るったそれに鳩尾を殴られ、イブキがその場に膝をついた。
「さて、君達は私から人質を取り戻したいと思っている。違うかな」
 身をかがめてイブキを心配する結花を見守りながら、五代が答える。
「それはもちろん、そうですね」
「ならばチャンスをくれてやろう。これから私が任務を与えてやる。それを完遂するのだ」
 任務だと、と苦虫をかみつぶした顔で呟く光の背後で、威吹鬼が立ち上がる。険しい顔をしているのは、痛みのせいではあるまい。
「一つ目の任務は、放送局から他の参加者に向けて告知を流すことだ。我々は研究所で首輪の解除を試みている、首輪の解除を望むならば研究所に集まるがいい、とな」
 四人は互いに視線を交わした。
 それが撒き餌であることは火を見るより明らかだ。この場から脱出しようという者も、ゲームに乗った者も、情報の真偽を問わずそれぞれの思惑で研究所を目指すことになるだろう。
「二つ目の任務はーーーー首輪と、『青いバラ』を手に入れて来ることだ」
 この言葉には、彼らは先ほどとは違う意味で視線を交わさざるを得なかった。首輪はともかく、『青いバラ』が何を意味するのか、皆目見当がつかない。
 それを問わせる間を与えず、乃木は続けた。
「この二つを成し遂げてくれたら、諸君ともう一度会ってやってもいい。むろん、諸君が北條君を見殺しにしてもいいと考える臆病者ならそれも結構!私としては、どちらも楽しみがいがある。では、諸君の健闘を祈る!」
 交信の断たれたトランシーバーを、四人は黙って見つめる。彼らの胸に抱く思いをかき乱すように吹き抜ける春風が、砂か灰かで白く濁っていたのは気のせいだろうか。

          *

バラの花輪ひとつ
ポケットには花束
灰に 灰に
みんな死んじゃった
         (マザーグース童謡集)

状態表

【乃木怜治@仮面ライダーカブト】
【1日目 午前】
【現在地:B-7 研究所ロビー】
[時間軸]:43話・サソードに勝利後(カッシスワーム・グラディウス)
[状態]:健康。王蛇、カッシスワームに1時間変身不可。
[装備]:カードデッキ(王蛇)
[道具]: 携帯電話、その他基本支給品×3(乃木、イブキ、結花)、ゼクトマイザー、トランシーバーC
[思考・状況]
1:首輪解除のため、北條透と仲間の諸君をもう少し泳がせる。
2:ゲームの早期決着。
3:ZECTの諸君に関しては、早めに始末をつける。
【備考】
※ライア・ガイのデッキが健在の為、王蛇のデッキには未契約のカードが2枚存在します。
※ユナイトベントは本編で再現された3体の場合しか発動しません。
※変身にかけられた時間制限をほぼ正確に把握しました。
※天道について知っている訳では無いので、「カブトの資格者」が死んだことを知りません。

【北條透@仮面ライダーアギト】
【1日目 午前】
【現在地:B-7 研究所ロビー】
[時間軸]:最終話
[状態]:精神的に大きな疲労。 現状に関する若干の恐怖。
[装備]:なし。
[道具]:携帯電話・地図・マグライト
[思考・状況]
基本行動方針:無事に帰還し、スマートブレインを摘発する。
1:スマートブレインの危険性を懸念。
2:乃木を利用しつつ、首輪に関する情報を集める。
3:城光及び未確認生命体四号を現状では味方と認識。救出に若干の期待。
4:長田結花を保護すべき民間人と認識。
5:友好的な参加者と合流、敵対的な参加者を警戒。
【備考】
※首輪の外見についてほぼ正確に把握しました。
※灰化のメカニズムに関して懸念を持ちましたが、具体的なことはまだ把握していません。

【和泉伊織(威吹鬼)@仮面ライダー響鬼】
【1日目 午前】
【現在地:C-7 研究所南の交差点】
[時間軸]:35話付近
[状態]:多数箇所に負傷、腹部に裂傷(小程度)。左肩を打撲。威吹鬼に30分変身不可。
[装備]:変身鬼笛・音笛、音撃管・烈風、陰陽環 、ディスクアニマル(アサギワシ)
[道具]:携帯電話、北條のデイパック(地図・マグライトを除く基本支給品)、「竜巻」(HONDA Shadow750)
[思考・状況]
基本行動方針:戦いを止める。
1:長田結花を庇護対象の未成年者と認識。安全を確保する。
2:北條を心配。でもいきなり指令って?
3:デネブって人、どこにいったんだ?
4:友好的な参加者と合流。
5:あの怪人(バダー)、バイク好きなんだな。
※備考
※陰陽環の式神(火の鳥)は使用者から数メートルの距離までしか飛べません。また殺傷性能が低く制限されています。
※なぜか変身しても服が消えません。
※乃木の言葉から、長田結花が何らかの秘密を抱えているかもしれないと考えています。

【長田結花@仮面ライダー555】
【1日目 午前】
【現在地:C-7 研究所南の交差点】
[時間軸]本編第41話終了直後(武装警官を一掃する直前)
[状態]小程度の負傷、人間への不信感(軽度)
[装備]無し
[道具]ライダーブレス(ケタロス:資格者不明)、トランシーバーB
[思考・状況]
基本行動方針:木場、海堂と合流する
1:「人間ではない」城光に若干の好意。「人間」の「警官」北條には強い警戒心。
2:イブキや他の人間に嫌われたくない。オルフェノクであることは極力隠す。
3:指令なんて、どうしたら……?

【城光@仮面ライダー剣】
【1日目 午前】
【現在地:C-7 研究所南の交差点】
[時間軸]:40話、トライアルについて知った後
[状態]:膝などに軽い擦り傷。腹部に裂傷(中程度:応急手当済み)。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品・トランシーバーA・ラウズカード(スペードQ/K)
[思考・状況]
基本行動方針:このゲームから脱出し、金居とは正統なバトルファイトで決着をつける。
1:北條奪還のため、まずは『青いバラ』『首輪』の入手、『放送』の指令を遂行。
2:他の参加者とは必要以上に関わる気はない。邪魔ならば排除するが基本的に放置。
4:剣崎の死、北條の言葉、乃木との戦闘から首輪制限下における単独行動の危険性を認識。
5:五代の態度に苛立ちつつ、僅かに興味。


【五代雄介@仮面ライダークウガ】
【1日目 午前】
【現在地:C-7 研究所南の交差点】
[時間軸]:33話「連携」終了後
[状態]:全身打撲、負傷度大(応急手当済み)、疲労中程度。小程度の動揺。
[装備]:警棒@現実、コルトパイソン(残弾数6/6:マグナム用通常弾)、カードデッキ(ファム)
[道具]:警察手帳(一条薫)、ホンダ・XR250(バイク@現実)
[思考・状況]
基本行動方針:絶対に殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る
1:北條を救出するために、『青いバラ』を探す。
2:首輪を奪うことには躊躇。放送の指令については困惑。
3:白い未確認生命体(アルビノジョーカー)、ダグバを倒す。
4:金のクウガになれなかったことに疑問。
5:長田結花の剣崎への誤解を解き、彼女の笑顔も守りたい。
※第四回放送まで、ライジングフォームには変身不能
※ペガサスフォームの超感覚の効果エリアは1マス以内のみです。また、射撃範囲は数百メートル以内に限られます。
※ドラゴン、ペガサス、タイタンフォームには変身可能。ただし物質変換できるものは鉄の棒、拳銃など「現実に即したもの」のみで、サソードヤイバーやドレイクグリップなどは変換不能。
※葦原涼の「未確認生命体事件」の終結を聞き、時間軸のずれに疑問を持ちました。

※北條・イブキ・結花・城光・五代の間で、ある程度の共通見解が生まれました。
敵対的:風のエル、「白い怪物」、乃木怜治、橘朔也(優先的に排除)
友好的:風谷真魚、日高仁志、桐矢京介、木場勇治、海堂直也
要注意:金居、桜井侑斗、葦原涼(警戒)
ただし剣崎一真に関する認識には齟齬があり、友好的な相手に対する方針も統一されていません。


【ゴ・バダー・バ@仮面ライダークウガ】
【時間軸:ゲゲル実行中(31-32話)】
【1日目 午前】
【現在地】C-7 道路
【状態】健康 グロンギ体に2時間変身不能
【装備】ハリケーン@仮面ライダーTHE NEXT
【道具】基本支給品 車両配置図 ラウズカード(ダイヤの7・8・10) ライダーブレス(コーカサス) 
【思考・状況】
基本行動方針:リントではなく自分の「ゲゲル」を完遂する。
1:クウガ、イブキはいずれ自分で倒す。
2:(スマートブレイン勢力も含めた)「ライダー」の探索と殺害。
3:グロンギ族に遭遇しても、このゲゲルを終え、ゲリザギバス・ゲゲルを続行する為に殺す。

※バダーは「乗り物に乗った敵を轢き殺す」ことにこだわっています。
 選択の余地がある状況ならば、上の条件に合わない相手は殺せる場合でも無視するかもしれません。
※「10分の変身継続時間」についての制限にはほぼ把握しましたが、
 「2時間の変身不能時間」についてはまだ完全には把握していません。
※用意されたすべてのバイクが出そろったため、車両配置図は詳細地図としての価値以外なくなりました。



066:ちぐはぐな仲間たち 投下順 068:歩むべき道は果てしなく
066:ちぐはぐな仲間たち 時系列順 068:歩むべき道は果てしなく
050:指し手二人(後編) 乃木怜治 068:歩むべき道は果てしなく
050:指し手二人(後編) 北條透 068:歩むべき道は果てしなく
050:指し手二人(後編) 和泉伊織 072:感情(前編)
050:指し手二人(後編) 長田結花 072:感情(前編)
061:コントラスト 五代雄介 072:感情(前編)
061:コントラスト 城光 072:感情(前編)
047:キョクギンサギザザ(脅威のライダー) ゴ・バダー・バ 076:キックの鬼
|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|
  
- (T: - /Y: - )

投下順に読む

時系列順に読む

死亡者リスト

支給品一覧

その他




リンク





更新履歴