LONG WAY HOME

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nagasare

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LONG WAY HOME


どれだけ走っただろう。
周囲の景色は様々な色の奔流となって真魚の視界の端をただ流れていくのみだ。
ぼやけた眼前いっぱいに広がるのは澤田のダークグレイの上着。
呼吸音と心臓の音が忙しなく、やけに大きく聞こえる。
きつく握られた手が痛み、汗をかいて、冷たいのか熱いのかもう分からない。
息が苦しい。足が重たい。それでも、澤田と離れたくない―――

「―――あッ!」

足がもつれ、転倒してしまう。繋いでいた手が外れて、澤田もはっと立ち止まる。
真魚は激しい息遣いに肩を上下させ、アスファルトに手を付いたまま立ち上がる事が出来ない。
澤田はその傍らに屈み込み、顔を覗き込んだ。

「大丈夫?……立てる?」

澤田が手を差し伸べる。声を出すことも出来ないまま、小さく頷いた。
真魚は帽子のつばが作る影の奥、澤田の瞳をそっと見返して、嫌悪や苛立ちの色が無いか伺った。
切れ長の目は真魚が恐れるそのどちらも浮かべてはおらず、純粋に心配をしてくれているようだった。
真魚はそれを確かめてから、差し出された手を再び握った。
卑屈だとは思う。それでも真魚は怯えずにはいられない。
何故なら自分はつい先刻、人を殺したのだから。

澤田に軽く手を引かれる。その指先に引き金の硬い感触が蘇り、真魚は唇を戦慄かせた。


※※※


何とか立たせたものの、真魚の足元はおぼつかない。
捻ったり、ひどく擦りむいたりはしていないようだが、急に全速力で走った疲労と動揺からか、真魚の膝は震えていた。
澤田は周囲を見渡し、小屋からは十分に距離を取った事を確認する。
先ほど戦った紫色の戦士と白い鳥を模したライダーはバイクを持っていた。
追い付かれる可能性がないとは言えなかったが、真魚がこの状態では更なる移動はどの道無理だろう。
住宅街から外れてしまったのか、民家なども見当たらない。

「少し休もうか。……こっち」

とりあえず姿を隠せそうな場所を、と思い、こんもりと樹木の茂る公園へ真魚を誘う。
半ば抱えるようにしてベンチまで歩き、そっと座らせた。
真魚は力なくベンチの背もたれに体を預けている。
汗ばんだ白い額に張り付いた一筋の髪の毛が、泣き腫らし赤くなった目元に相まって痛々しく映る。
澤田は、肩に掛けていたデイパックからペットボトルを差し出した。
真魚が水の入ったそれを受け取る―――かと思えたが、びくり、と震える手を引っ込めた。
澤田がいぶかしみ、凍りついたように見開かれた目の見ている物に気が付く。
デイパックに収められた拳銃だ。

「……仕方がないよ」

ぽつりと呟かれた言葉に、真魚は顔を上げた。
澤田は真魚の前に立ち、もう一度言った。

「仕方がないよ。あの女は俺と君を殺そうと思ってたんだから」

真魚は一旦上げた顔を再び俯かせ、黙ったまま肩を震わせている。
膝の上に落ちた手の甲に、涙の雫が数滴零れた。
無理もない、と澤田は思う。
ある日突然平穏な日常を奪われ、殺伐とした殺し合いの舞台に放り込まれれば、まともな精神状態でいるのは難しいだろう。
―――あの日を境に、『人間』である事を永遠に失った自分のように。
ふとそんな考えが浮かび、澤田は袖に隠れた拳を握って感傷的な気持ちを振り払う。
自分は迷ってなどいない。『人間』でなくなったのなら、そのように生きるまでだ。
スマートブレインもそれを望み、こうしてお膳立てをしてくれたのだ。

「君が殺してくれなかったら、俺も君も死んでたかもしれない。 ……わかっただろ? ここはそういう所なんだって事」

慰めの言葉を掛ける。
少しでも早く彼女の動揺を治めて、自分の行動を邪魔しないようにするために。
そう自分に言い聞かせる。
自分のためと念じながら真魚を思いやる度、胸の奥の『人間』の部分が、かすかに疼く事に苛立ちながら。


※※※


暖かな早春の日差しが木漏れ日を作り、地面に淡い影を投げかけている。
澤田と二人座ったベンチの足元にも、風にさやさやと揺れる葉の形がぼやけて落ちていた。
森林地帯の入り口に当たる公園のぐるりには常緑樹が植え込まれ、濃い緑の手前に鮮やかな色で塗られた遊具が点々と設置されている。
子供たちの笑い声のないそれは明るい色彩とは裏腹に何とも寂しげで、真魚の心を一層虚ろにする。
心細い気持ちに耐え切れなくなって、真魚は隣に座る澤田を盗み見た。
長い前髪と帽子に隠された横顔からは、澤田の表情を読み取ることは出来ない。
手元では、また色紙をいじっていた。

『仕方がないよ』

先ほどの澤田の言葉がリフレインする。
引き金を引いた時の事を思い出すだけで、自分への嫌悪で胸がいっぱいになる。
銃弾に倒れた女性の見開いた目が、赤い血の色が、硝煙の匂いが、強烈に真魚の脳裏に焼きついて離れない。
這い上がってきた寒気に、真魚は値札の付いたままのカーディガンの前をかき合わせた。
『仕方がない』。人の死が、そんな言葉で済まされるものなのだろうか。
本当にあの女性を殺すのは『仕方がない』事だったのだろうか?
止まらない震えに唇を噛み締める。罪悪感と絶望に押し潰されそうになり、止まったと思った涙がまた眦に浮かぶ。

「……大丈夫?」

再び動揺を示し始めた真魚の様子に気が付き、澤田が声を掛ける。
優しさを繕った声音に、真魚は澤田を見返した。

―――澤田は、いつも自分を守ってくれた。その手を汚してでも。

澤田を悪と断じたくないが為に、真魚は無意識に都合の悪い考えから遠ざかる事を選んでいた。
『仕方がなく』失われる命がもしあってはならないとしたなら、目の前にいる彼は紛れもないただの殺戮者だ。
奇しくもそれは限りなく真実に近かったが、澤田に与えられた嘘と欺瞞が積み重なった天秤はもはや易々と動く事はない。
しかし、だからと言って澤田の言うように『仕方ない』と斬り捨てられるほど真魚は冷酷にはなれなかった。
澤田の今までの行いを否定する事も、向かってくる相手を殺すのを是とする事も出来ず、真魚の混乱は深まっていくばかりだ。

「……澤田くん、私ね……」
「……真魚ちゃん?」

思わず口をついた、真魚のか細い呼びかけに、澤田が身を乗り出す。

「私……ここに来るまで、ずっと自分の居場所がないって思ってた……」

唇を震わせながら切れ切れに漏れる呟きを、澤田はじっと聞いていた。
真魚は、混乱した思考の中から、浮かび上がる言葉をただ連ねる。

「お父さんが死んで、叔父さんの家に行ってから……ずっと、何か違うって……思ってた……」

ほんの少し前には、あたりまえだった風景。
学校から帰って、美杉の表札の掛かった門をくぐると、夕焼けのオレンジに染まった、手入れされた庭が目に入る。
目の前の扉を開ければ、太一が生意気そうな目をくるくるさせながら、開口一番にお菓子のありかを聞いてくるだろう。
この時間なら、叔父さんは大学からまだ帰っていないかもしれない。

「……でも……」

真魚ちゃん、と呼びかけられて振り向くと、菜園のうねに立ちこちらに手を振る長身の青年がいる。
豊かな茶色い髪に明るい太陽の光を浴び、日に焼けた顔いっぱいに笑みを浮かべてこう言ってくれる……
―――『おかえり』と。

「……私、帰りたい……」

イメージの中で、小さな目をいよいよ細めて笑う翔一の顔が涙で歪む。
翔一が、『皆の居場所を守りたい』と言ったその日から、自分の居場所はどこだろうと、ずっとそう思っていた。
そんな折に、父を殺したのがもしかしたら自分のこの力なのかもしれないと知らされた。
恐ろしい力を持った異能が、あの暖かい家に居ていいのだろうか。

そう思って家を出たのに、思い出されるのは真魚を『仲間』と迎え入れたマンションの男女達ではなく、美杉家の皆だった。
それは真魚が、心の中であの家に居る事を許されたいと願っていたからだろう。
今更そう気付いても、今の真魚には叶わぬ夢なのかも知れない。
この力で人を殺し、この手で引き金を引いて人を殺した自分には。

それでも。

悲鳴にも似た声で、せきを切ったようにあふれ出す感情に任せ、真魚は心情を吐露する。

「あそこが私の本当の居場所じゃなくても、皆のいる場所に、帰りたいよ……!」

その後はもはや言葉にすらならず、真魚の唇からは嗚咽が漏れるばかりだ。
再び訪れた静寂は程なくして破られた。
置かれたデイパックの中からベンチの座板を叩く、携帯電話の振動音によって。


※※※


澤田が携帯電話を開くと、目と口を三日月の形に歪めて楽しげに語る女が映っていた。
放送を聞きながら、澤田は真魚の様子を伺う。
顔を伏せ、白い手で耳を塞いでいる。
そんな事をしても、真実からは逃げられはしないのに、と澤田は思った。
だが、そうせざるを得ない真魚の気持ちも分からなくもないので、黙っておく。
女は大げさなボディランゲージとわざとらしい笑顔を振り撒き、歌うように脱落者の名を告げる。
その度に真魚はその薄い肩をびくりと震わせていた。
おそらく、自分たちの殺した者の名前が読み上げられているためだろう。
澤田は読み上げられた名前の中に海堂直也の名前がある事に気付いたが、特に何の感慨も浮かばない。
彼にとっては等しく殺すべき標的なのだ。真魚以外は。

―――最後に生きて帰れるのは、どうせ一人だけなんだから。きゃは。

作った笑い声が聞こえ終わる前に、澤田は手にした携帯電話をたたんだ。
今しがた帰りたい、と泣いた真魚には酷な言葉だ。
だが、澤田にとっては好都合である。
俯いたままの真魚に向き直り、口を開いた。

「俺たちに帰る場所なんてない」

そう告げると、真魚が弾かれたように顔を上げる。
大きく見開かれた瞳をじっと見据えて続ける。

「帰りたいなら、戦うしかないんだ」

澤田が『オルフェノク』として生きるために、自らの『人間』の部分を否定するための戦い。
この戦いに勝利する事で、澤田は初めて『オルフェノク』としての自分を認める事が出来る。
自分の居場所を勝ち得る事が出来るのだ。
澤田には知る由もないが、奇しくもそれは、澤田の憎む失敗作であり、この手にあるカイザギアの本来の持ち主である草加雅人が、
三原修二に向かって言った言葉によく似ていた。

「戦う、なんて……どうすれば……?」

表情を強張らせたまま、呆然と呟く真魚。
だが、その瞳には先ほどとは違い、彼女自身の、何らかの意思が宿っているように思えた。
澤田の言葉に、決意を感じ取ったのか、あるいは何か共感する所でもあったのだろうか。
不安に揺れる語尾に、澤田は優しい笑みを浮かべる。
彼女を安心させるために、今まで何度となく作ってきた表情だ。

「戦うのが怖いのなら……俺が君を守るから」

真魚の手を取り、完成した折り紙をそっと乗せる。
水色の、蝶を。

「……澤田……くん……」
「俺と離れないで、真魚ちゃん。 そうしたらきっと、俺が君を帰してあげる」

澤田は糸を張る。目に見えない、嘘という名の細い糸を。
真魚は帰れない。
何故なら、彼女は自分と最後の二人となった時、自分のこの手で殺されるのだから。
もし、死者の魂が元居た場所に帰るというのなら、この言葉は真実になるだろう。
魂などというものの存在を、澤田は全く信じてはいないが。

真魚は掌の蝶を見つめ、小さく頷いた。
その様子を見て、澤田は確信する。
これでもう、真魚が自分から離れる心配はない、と。
蝶を―――蜘蛛の糸に掛かった、哀れな自身を模しているとも知らず、大切そうに撫でる真魚に、澤田はもう一度笑って見せた。


※※※


ふと目線を下げると、スニーカーから覗くくるぶしが泥で汚れ、転んだ時に擦ったのか、血が滲んでいるのに真魚は気付いた。

「……血が出てる。 痛くない?」

澤田もそれに気付き、真魚に尋ねる。
足を動かすと、小さな痛みが走る。精神的な動揺もあって、今まで気付かなかったのだろう。
真魚は弱々しくだが、ようやっと笑顔を作り、平気、と答えた。

「でも、洗うだけでもした方がいいよ。 あっちに水道があったから、行こう」
「……じゃあ、ちょっと行ってくるね。 ……一人で大丈夫だから」

真魚は気遣う澤田にそう言って立ち上がる。背中に澤田の視線を感じながら、歩き出した。
少し歩いた所で、飾り気のないコンクリートの洗い場を手洗いの隣に見つける。
公園自体はさほど広くないものの、ちょうど手洗いに遮られて、澤田のいるベンチは見えない。
真魚にはそれが不安でもあり、ほっとするような気持ちにもなった。
何故かは分かっている。真魚は後ろめたいのだ。

澤田は知らない、真魚の力の事を。
急に駅の建物が崩れたのはきっと、自分の力のせいだ。
今までもそうだった。力は、感情の昂りに呼応して発現していた。
真魚が恐れているのは、それがいつか、自分の意思に反して澤田を傷付けるのではないかという事だった。

いや―――違う。
真魚はそっと唇を噛む。本当に怖いのは、そんな事じゃない。
澤田に嫌われるのが怖いのだ。
真魚の脳裏に、テニス部の先輩の、翔一の、怯えたような顔が蘇る。

澤田は自分を守るために戦ってくれているというのに、力の事を隠したまま傍にいていいのだろうか。
自分が澤田の事を信頼していない事の証明ではないのか。
その事がもし知られたら、澤田はきっと自分の事を見捨てるだろう。
そもそも、自分はそれを使って人を殺す事さえしているというのに、今更何を迷っているのか。
駅のホームにいた二人。黒い姿をした異形と、かつて一度澤田と戦った青年。
名前は知らないが、さっきの放送で読み上げられたうちの誰かに違いない。
事実を思うと、真魚の胸は重たく塞がれる。
黙っているのは苦しかった。それでも、どうしても言えなかった。真魚にとって、忌むべきものであるこの力の事を。

蛇口をひねると、冷たい水が流れ出す。乾いたコンクリートに、飛沫が黒く染みを作った。


※※※


真魚の姿が視界から消えて、澤田はひとつ息をつく。
オルフェノクの持つ鋭敏な視覚、聴覚を持ってしても、この周辺に人の気配は感じられない。
ベンチの硬い背もたれに背を預けていると、先刻の放送の後、ポケットにしまっておいた携帯電話が再び振動した。
今まで定時放送以外で受信する事がなかったため、不意を打たれて心臓がドキリと跳ねる。
幸い真魚が戻ってくる様子はない―――自分達の行動が逐一監視されていると思えば、当然であるが。
冷静さを取り戻した澤田は、それでも一応木陰に立ってから、冷たい機械を開いて耳に当てる。

『ハーイ♪ お疲れ様です、澤田クン。急にごめんなさ~い。びっくりしちゃいました?うふ』

笑いを含んだその声に、ついさっき見た女の顔がそのまま思い浮かべられる。

「……何か?」
『はい♪ 澤田クンががんばってるから、お姉さんすっごく嬉しいで~す。この調子で、最後の一人になってくださいネ』

わざわざそんな事を言うために電話を掛けて来たのかと、澤田が小さく溜息を吐いた。
かすかに滲む不快感を察したのか、女の声のトーンが若干落ち着いたものに変わった。

『社長もお喜びです。澤田クンには、とぉっても期待してるみたいですよ? でもぉ……』
「でも?」

そう言いつつも、思わせぶりに言葉を濁すスマートレディを促す。
このゲームに勝利した暁には、澤田を完全なオルフェノクと認め、重用すると約束した村上。
彼が自分に何か望む事があるなら、聞いておかなければならない。

『社長は、澤田クンと一緒にいる女のコの事が気になってるみたいです。ほら、前も―――』

澤田は、携帯電話が軋むのを聞いた。我知らず、強く握り締めていたのだろう。
折り紙を手に、はにかむ少女の顔がフラッシュバックする。

(―――真理)

愛しい彼女を殺す事で、自分の持つ『人間』の部分を殺す事が出来ると信じていた。
だが、今の自分はどうだ。彼女を失ってなお、事あるごとに覗く甘さに舌打ちをしてきた。
腹の底から湧き上がってくる苛立ちを、何とか押さえ込む。
村上が何を言いたいのかは分かっている。大方、釘を刺したいのだ―――オルフェノクの使命を忘れるな、と。
馬鹿馬鹿しい、と澤田は思う。自分が何のために、このゲームに自ら参加したと思っているのか。

「……俺は最後の一人になって、自分が完全なオルフェノクだと証明する」
『きゃん、お姉さんそれを聞いて安心しました。社長にはちゃ~んと伝えておきま~す。がんばって♪』

怒気を含んだ澤田の声音も全く意に介さず、スマートレディは軽い調子で激励を送る。
首輪の盗聴機能によって全て筒抜けにも関わらず、伝えておくと答える事の無意味さに澤田が辟易していると、電話越しに彼女はにわかに声を潜めた。

『決意表明してくれた澤田クンにはご褒美をあげちゃいます。他の参加者の皆さんは、放送局に向かうみたいですよ。
 何か面白い事をしようとしてるみたいです♪』

この事は社長にはナイショですよ、しー。
スマートレディはそう続けたが、果たして本当にそうなのか澤田にはわからない。
通話を終え、携帯電話をたたむ。それを再びポケットに滑り込ませた。

公園の奥に目をやるが、真魚が戻ってくる様子は未だ無い。
ベンチに腰を掛けながら、これからの事を考える。
スマートレディの情報が本当なら、待ち伏せて獲物を狙うのも悪くはないだろう。
だが、敵がたくさん集まる場所にわざわざ出向くのはリスクが高すぎる。
真魚の前ではオルフェノクになれない事を考えると、多数の敵を相手にするのは避けたい所だ。
そしてもし―――その中に、真魚と親しい参加者が混ざっていたら。
自分だけを頼り、信頼している真魚の気持ちが、そちらに向いてしまう事も考えられる。
さながら恋情のような、嫉妬にも似た思考である。
その事に気付いた澤田は小さく嘲笑した。『人間』らしい感情とやらの不確かさを、だ。
澤田の心中にあるのは、それとは対照的な、冷たく暗い決意だけだ。

木々の作る深緑のトンネルの向こうから歩いてくる真魚を見るその目も同じく、冷たい光を宿していた。


状態表

【澤田亜希@仮面ライダー555】
【一日目 日中】
【現在地 E-7 森林前の公園】
[時間軸]:34話・真理再生前
[状態]:中程度の疲労。体の各部に打撲。カイザ、デルタに30分変身不能。
[装備]:カイザギア(全装備付属)
[道具]:基本支給品、通話発信可能な携帯電話、不明支給品×3(本人確認済み)
   ライダーベルト+ダークカブトゼクター、ディスクアニマル(アカネタカ)
   iPod(動画再生機能付き)ファイズアクセル
[思考・状況]
基本行動方針:参加者を皆殺しにして自分が完全なオルフェノクであることを証明する。
1:風谷真魚を守る。あくまで、最後に自分の手で殺すために。
2:他の参加者を殺す。
3:なるべくオルフェノク態で戦う事を避ける。そのために一つでも多く変身装備が欲しい。
4:リスクを避けるべく、人の多い場所には近づかない。
[備考]
※ダークカブトに資格者として認められました。ベルトはカブトのものを流用しています。
※能力制限等のルールについて、あらかじめ大まかに知らされています。
※澤田の携帯電話は特別仕様のため、通話の発信機能が生きています。
 現在の所、通話可能な相手は主催者(村上社長・スマートレディ)のみです

【風谷真魚@仮面ライダーアギト】
【一日目 日中】
【現在地 E-7 森林前の公園】
[時間軸]:31話・サイコキネシス発現後
[状態]:健康。動揺。強い自己嫌悪。
[装備]:コルトパイソンA@クウガ(装弾数5/6、マグナム用神経断裂弾)
[道具]:基本支給品一式x2(真魚・天道)
    ライダーパス、首輪(天道)
    特殊効果弾セット(マグナム用神経断裂弾54、ライフル用神経断裂弾20、
    ランチャー用非殺傷ゴム弾5、ランチャー用催涙弾5、ランチャー用発煙弾5、ランチャー用対バリケード弾5)
[思考・状況]
1:澤田についていく。離れたくない。
2:人殺しをした自分が憎い。
3:自分の能力と支給品の銃を嫌悪。
4:能力の事を澤田に知られたくない。
5:澤田と一緒なら、元の世界に戻れる…?
[備考]
※制限もしくは心理的な理由で超能力が不完全にしか発揮できません。
 現状では、サイコメトリーで読めるのは断片的なイメージだけです。
※以下のように事実を誤解しています。
サイコメトリーで見えた灰色のモンスターの正体は天道=カブト。
灰色の怪物(海堂)と赤い怪物(モグラ)は殺し合いに乗っている。
青いライダー(ガタック・ライダーフォーム)に変身して自分を守ったのは澤田。
加賀美(名前は知らない)は自分がサイコキネシスで殺した。

087:クロックアップ・バトル(第二回放送) 投下順 089:それぞれの思考
087:クロックアップ・バトル(第二回放送) 時系列順 089:それぞれの思考
072:感情(後編) 澤田亜希 093:時の波
072:感情(後編) 風谷真魚 093:時の波
087:クロックアップ・バトル(第ニ回放送) スマートレディ 100:流されぬ者は

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