Hewlett Packard Collections

 このページは以前別のところで挙げていた内容を移植したものです。時代的には2005-2007年頃のものです。趣味の資料館として再配置してみました。ご笑覧ください。
 ちなみに全て2009現在も実働しております。

 私は実は知る人ぞ知る大のH.P.電卓ファンです。高校生の頃に憧れたH.P.電卓を最初に大学時代に手に入れ、以後20年近く付き合っています。
#管理人02042009追記.....すでに25年以上かぁ.....

 H.P.が電卓の生産を中止して久しいのですが、個人的にはバッカダナァなんて、思ったりしています。(まぁ、今どき RPN(逆ポーランド)をわかる人も少ないとは思いますが......)
(2010年現在はAmazonなどでHP電卓が購入できます。私もHP50gを購入しました。独特のクリック感は多少物足りなくなりましたし、グラフィックスもあまり進化しておりませんが....まぁ、好きな物なので良しとしましょう。)

 ここでは、コレクション(今でも使っているものを含む)を御披露させていただきます。お譲りいただける方がいらっしゃれば御一報ください。よろしくお願いします。
 尚、掲載順は入手順という事で...


 御存じ名機、HP15Cです。RPNはもちろんですが、マトリクス、複素数、積分等をこなす関数電卓です。もちろんプログラムも難なくこなします。
 大学生の頃に春休みの1ヶ月をまるまるバイト(ねじの本数を数えたり、重いものを運んだり....肉体労働でした^^;;)して金を貯め、大学生協に注文して約半年後に入手しました(アメリカから船便でやって来たに違いないとのもっぱらの噂でした.....{{>_<}})
 HP15Cの後、HP28という見開きタイプで液晶部にグラフを表示できる電卓をしばらく使っていたのですが、家庭教師の真っ最中にカバンごと車上荒しにあい、そのまま消えてしまいました(カバンは盗まれた現場近くの池に投げ込まれていました.....嫌な思い出です....)

 その後しばらくは、HP15Cを使用していました(約10年くらい...)。縁あって今のかみさんと結婚し、海外に出張がてら(だったっけ??)お出かけし、(トランジットかねて立ち寄った)シンガポールの電機屋さんでみつけました。当時でも国内で買うよりは安かったのですが、さらに値切りに値切って手に入れたHP48GXです。
 本体128kRAM+拡張128kRAM実装でまさに無敵の電卓です。私的にはHPの最高傑作ではないかと思っています。現在も普段使い用です(テトリスもできます^^;;)。

 こちらはHP33Eです。現在某大学T教授より譲り受けたものです。液晶ではなく、赤色LEDっていうのが泣かせますよね。これでも立派に動きます。
HP電卓の系譜っていうのがどこかにあれば嬉しいのですが、おそらくかなり古い電卓だと思います。(きちんと計算してくれます....ってところがミソです^o^)
 HPの電卓のキークリックの”コクッ”という感覚はこのころからの物なんでしょう。完璧です!この電卓を譲り受けたときからコレクターへの道が始まった気がします。
 残念ながら内蔵のオリジナル充電式バッテリーは完全に潮を噴いた状態で譲り受けましたので、電源関係の清掃と単三バッテリを使用可能なようにちょっとした小細工を施して使用しています(無論、本体は無改造です^o^)。 
 たまに、思いだしたように電源を入れては悦に入っております。

 HP100LXです。MS-DOSが動くという強者で、現在も人気があるようです。電卓というにはお叱りを受けますが、もちろん標準で電卓機能もついています(もちろん RPNです)。
 私見ですが、残念ながらこのころからHPの電卓に対する姿勢が変わってきたように思います。こだわりのキークリックを無くし、Microsoftの売り上げに貢献するようになったHP.....あー悲しい....
 この電卓は、NMCのY氏より譲り受けました。条件は原チャリ用ヘルメットとの物々交換でした。お互いに必要なものを手に入れることができ、満足・満足!です。
 触ってみて初めて気づいたのですが、なんと、昔懐かしいLotus123なんかも標準で入ってるんですねぇ....まさに、時代を振り返る感動品です!!(誤字ではありません。よろしっくぅ)

 こちらは、NMCのY氏の”ともだちの輪!”により譲り受けたHP32Sです。株式会社SYC、N様ありがとうございます。Y氏に多謝です。
 このタイプは比較的新しいもので、MODEコマンドなども液晶画面いっぱいに表示されるようになっています。とはいっても、HP48GXよりは確か古いタイプだったように記憶しています。当然の事ながらキーもクリック感が残るタイプです。
 こういうところにこだわり続けていれば、今のHPは無かったのかもしれない.....あ!これ以上いうと叱られるぅ^o^

 HP48GXのところで盗まれたと書いたHP28Sです。私が学生の頃に一緒にHP28S買った耳鼻科のお医者さんでM川氏に譲っていただきました。(ありがとうございますぅ!!!)
 この電卓は少々変わっており、”パカッ”と開いて使うタイプのものです。もちろん完璧な保存状態で傷もほとんど無い美品であり、何も申すことはございません。グラフを液晶に表示できるようになった最初の世代だと記憶しております。
 これで、私が使ってきた経緯、HP15C->HP28S->HP48GXの系譜が完成しました^o^ やほー!

 これはHP 82240BというHP電卓専用のプリンタです。これは以前HP28S購入後に追加購入したもので、サーマルタイプになっています。
 今となっては感熱紙の入手も困難かもしれませんが、これも完動品です。
計算機との接続は赤外線(だったと思う...)により行うため、当時としては画期的であったと今でも信じております。
 HP48GXにも対応していたため、時々はデータ出力に使っていました。
 まぁ、今となってはほとんど利用価値は無いかも知れませんが、HP28Sの登場により、ここにアップした次第です。

 これはHP45です。少し前にヤフオクでジャンクとして、確か4,000円程度で入手しました。(送料別ですぅ><;;)
 私の手許に来たときはそりゃもうひどい状態でした。電源系は無反応でキーも全く反応せず、キークリックさえまともにできない状態でした。
 電卓裏のシールをはがし(この部分に隠しネジがあります。メタルシールなので後が汚くなりました><;;)、開腹手術の始まりです^o^;;キーの部分を調べてみると、驚くことにリョクショウがびっしりはびこっていました。このころのキーのメカニカル部は材質に銅版が使われており、これが錆びて殆ど朽ちかけており、接点部にまで錆がかたまりを形成していました。これらを慎重に剥離し、接点を破壊しない(銅版がもろくなりピンセットでつついても崩れていく始末です)ように慎重に作業を行いました。
 また、内部のチップにも明らかなハンダの腐食??と思えるような部分があり、これを徹底的に取り除きました。
 ここまでやっても当初は動作せず、さらに調べていくとケミコンが殆ど死んでいました。これを交換して動作するようにしたものです。赤いLEDが癒しを感じさせます。

 こちらもヤフオクで3,000円で入手(送料別よ^^;;)したHP48Gです。
 無論当初はジャンクでした。キーを全く受け付けず、電源すら入らない始末でした。
 前のオーナーが修理を試みたのでしょう。電卓をドライバーでこじ開けようとした傷が周囲にびっしり着いていました。(醜い傷です...)
 このタイプの電卓はネジ類はいっさい使用しておらず、基本的にケース内部のプラスチックリベットを溶かして接合しています。すなわち普通の方法では開きません^^;;(よい子は真似せずに、潔く私に寄付しましょうね^o^)
 先の細いミーリングドリルを使用して電池ボックスにある4ヶ所のリベットを殆ど勘で削り取ります。ついで、電池ボックスの一番上(本体中心近く)の両側にある隠しリベットも削りとります。(メインボードを傷つけないように要注意です)。
 次に、IrDA部のカバーを取り外し、その両側にある隠しリベットを探します。探し方は、まずドリルでリベットがありそうなところに穴を開けます。それからミーリングしてリベットを切断します。(説明......不親切ですかぁ??......^^;;)
 ここまでで切り取り作業は完了です。次にキーのMTH, NXT, ENTER,
<-の横にあるすき間にノッチが隠されているのでこれを外します。私は0.5mmのカーボン棒をねじ込みました。
 ここまできてようやくケースを開けることができます。内部のチップは殆どが日本製のチップで思わず笑ってしまいました。メモリの部分には端子が複数空いており、メモリチップの交換だけで32kから拡張できるかなぁなんて考えたりもしています(アドレスバスまでは来てると思います....が、根拠はありません)。
 キーを受け付けなかった理由は(あくまでも想像ですが....)、前のオーナーが尻ポケットにでも入れたかなにかでボディが反ってしまい(フロントのボディは非常に柔らかくモロクできています。取り扱いには注意しましょうね^o^)、液晶が傾き、また、キー信号の接触する部分が接点と離れてしまったようです。何度か試行錯誤の結果、接点に適度な弾力のあるスペーサーもどきを組み込みました(実は子供のおもちゃとしてとってあった材料でどこでも手に入る代物です。今回使用した分量程度ならおそらく10円もしないでしょう^o^)。この大手術の結果、見事によみがえりました。周囲の傷も消しゴムヤスリ(ハロプロで活躍したものです)で丁寧に整形し、見た目もだいたい整いました。
 HP電卓の修理って奥が深くて楽しいですよぉ^o^vv

 ついに手に入れました!HP15Cを買うときに、迷いに迷って諦めたHP16Cです。思えば長い道のりでした><;;....ヤフオクで4万円代で取引されている昨今、なかなか手のでないモノになってしまった....
 でも、諦めきれない...男の未練か、彼女への恋慕か....なんちって^^;;。
結局ヤフオクで手に入れました(価格はご想像にお任せしますが、発売当時の価格よりは随分高く、ヤフオク流通価格よりは幾分安いモノでした。マニュアルが付いていなかったのが残念です)。裏側のゴム足が一ヶ所取れて言いますが程度は良品。セルフチェックモードもすべてクリアしています。バイナリ演算でも反応はよく、やはり秀逸の逸品でした。あの頃買っておけばこんなことにはならなかった...いや、だからこそ、HPコレクターの今があるのかもしれません^o^;;
 これでようやく約20年来の復讐戦は一段楽しました。嫁からは、『まぁ、マニアだからねぇ...よく分かんないけど....』と冷たい一言.....ボーナスも下がりに下がり、補填の可能性の無い身銭を切っての逸品....これからはジャンクに走りますうぅ.....><;;

 こちらはHP37Eです。これもヤフオクで手に入れたジャンクです。これは2000円少々で(またまた送料別ですが....)手に入れました^o^
 不動品ということで手元に来たのですが、前のオーナーもやはり修理を試みたらしく、電卓の裏のネジ穴が完全に潰れ、割れてました。(カラカラと音がしていました....悪い予感が走ります.......)。
 キーはHP45の時よりも遥かに好感触!、確実なクリック感が伝わってきます。しかしパワースイッチは接触不良を予感させます。
 また、専用電池が入っていた部分の端子に恐らくは電池の陰極のための接点代わりとして、抵抗のリード線のようなジャンパをハンダ付けしてありました(仕上がりは決して美しくなく....涙.....)。
 ボディ周りを清掃していよいよ開腹手術に入ります。まず最初に気づいたのが電池コネクタから出ているフィルムタイプコネクタの断線(2ヶ所)です。また、ラインの周囲にはリョクショウがこれまたびっちり.....せっせと清掃します。
 この機体は恐らくエコノミーバージョンなのでしょうか、メインボード等はプラスチック製のツメ左右3ヶ所で固定されています。表からはチップ3個が仲良く顔をのぞかせています。
 ツメを慎重に外してメインボードを取り出します。キーの接点部分は非常に奇麗でした。殆ど傷みもなさそうです。接点ボードを外し、メインボード単体にしてみると....これがびっくり!ICがハンダ付けされていません。なんとこのタイプは、全てのIC、ならびに表示管がハンダ付けされておらず、メインボードのプラケースの中にあるすき間にICをはめ込んで、各端子と圧着させることで動作させるタイプです。私はここに電子ブロックの姿をかいま見てしまいました(曝^o^)。
 リョクショウが数ヶ所発生していたのでこれを全てクリーニングしている途中、先程のフィルムに薄い亀裂を発見、なんと電源周りだけで3ヶ所の断線です。この段階でフィルムコネクタの修理は諦め、コネクタをカットしました。電源の受け口にケミコンがあり、ここは比較的銅箔面が広くとられていたため、ここに電源用ケーブルをハンダ付けし、外部に引き出しました。
電源電圧等を書いてあるシールがついていなかった(これがデフォルトなのか、前のオーナーが剥がして捨てたのか不明です....><;;)ので電圧値に不安がありましたが、型番から考えて33Eと同じと判断しDC3Vを供給すると......見事によみがえりました。
 写真では分かりにくいのですが、癒しの赤です。exp計算なんかをやらせると、しばらく考え込むところなんかが、私は大好きですねぇ.....計算してますぅ!って感じがして^o^
修理に要した時間は約1時間(かかってません....^o^vv)、これって商売になるかなぁ^o^;;
ああーっ、もっと修理したーい^^;;(パズル解いているみたいで.....いや、それ以上に楽しい!)

 こちらはHP19BIIです。BUSINESS CONSULTANT IIと明記されております。
このタイプは入手して初めて知ったのですが、表示言語をドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、英語の中から選択できるようになっています。
 さすが国際的に受けの良かったHP電卓です。ビジネス用途としてのツボをきちんと押さえていますね。日本語が用意されていないのは、日本がアメリカの属国だからでしょうか??(危険な発言ですかねぇ...^^;;....軽く流してくださいね。)
 こちらもヤフオクで入手したもので、送料別でおおよそ¥3000程度でした。
 こちらもジャンクとして購入したもので、この見開きタイプに特有の問題(バッテリケース蓋の甘さ)のため動作確認ができずジャンクとして出品されていたものです。
どの程度の損傷かが不明でしたのであまり当てにはしていませんでしたが......届いて蓋の周りを確認すると目立った損傷は特にありませんでした。
 そこで何も手を加えず新品の電池を入れてみると.....おや?、なんの問題もなく動作してしまいました。非常に拍子抜けでしたが^^;;、まぁ、手間をかけることなく動いているのでよしとしましょう。(ホントは修理したかったのですが....^^;;)

1/22/2007に突然私のところへメールが届きました....文言は以下のような内容です(御本人様の了解を得ておりますが、匿名にさせていただきます)
はじめまして、H県のTと申します。
私の手元に、「HP 83340B」があります。(いつごろからあるのか詳細不明です)。処分しようと考えていたのですが、あなたのホームページを見かけましたので連絡させていただきました。...以下、略....
 おおぅ!見知らぬ人からの突然のお申し出.....最初は悪戯?(失礼!!)かなと思いました...
#たまに
、HP電卓の使い方を教えろーなんて、挨拶も無しの突然のメールもきたりしますし....その時は簡単に御説明しますが......
(#管理人追記02042009....DQNなんて言葉、この頃は知りませんでしたので、ここは敢えてDQNメールと書き換えようかと....(笑)...質問するなら礼儀をわきまえてから質問を投げかけていただきたい.....)
 が、メールのやり取りをする中で大丈夫と判断し、頂戴する事になりました。モノはすでに所有するサ-マルプリンタと同じですが、コレクターの血が騒ぎます。
 1/25に早々と到着(輸送費だけで、本当に無料でいただきました。重ねて御礼申し上げます)。早速動作チェック開始....中に入っていたバッテリが弱っており新品と交換し、テスト印字をすると...おおぅ、左写真のように元気に稼動します。
 そこで、嬉しさの余り、バカやってみました。2台の82240によるデータの同時印刷....って....できるに決まってるやん(実はちょうどこの時期、友人の以来でサ-マルプリンタモジュールを使用した機器の開発中なんですぅ....)。


 それでもやってみたいのがエンジニアの性.....データはsin波や簡単な計算....結果をプリンタにおくると、ジーコ、ジーコと印刷してくれます...愛いやつ^o^//
 この機体も私の大事なコレクションに加わりました。ありがとうございます!!