吊り問題
人狼ゲームでは、何をどう言い繕うと毎日ゲームから脱落する人物を決めなくてはいけません。
仕方がないとはいえ、なんとなく怪しいとかで初日に吊られようものならば、若干後味の悪い気分になると思います。
そこの回答として、ゲームから脱落する人を少なく出来ないかを考えたところ
思いついたのが、吊りと噛みの逆転でした。
主体を狼側へ持って行き、更に狼側は噛まれてもゲームから脱落しないという能力を付与することで
通常の人狼ゲームよりも脱落しないゲームへと仕上がりました。
また、狼陣営であれはほぼ初日にゲームから脱落する心配はないですし、
ゲームから脱落者を決めるのも、通常の人狼よりも気楽になっています。
何故なら、狼側なら脱落しにくいですし、脱落するのは敵側の陣営だからです。
セオリー問題
人狼ゲームではセオリーがほぼ固まっています。
- 占い師や霊能者と名乗った人には投票してはいけません。
- 占い師が占った先で狼ではない判定が出た人には投票してはいけません。
- 占い師は基本的に対抗の占い師を占ってはいけません。
- 村人は能力者を騙ってはいけません。
- 霊能者が2名出た場合は両吊り
などなど
初心者が遊ぶには少々覚えることが多いと思います。
それ故に上級者と初心者が一緒に遊ぶというのも中々厳しいものがあります。
新しいゲームの土台を用意することでセオリーを一旦リセット出来たと思います。
現段階で「さかさま人狼」での禁止事項は特にありません。
推奨はしませんが、狼の仔が役職を騙ったとしてもそれはルール違反ではありません。
進行の問題
人狼ゲームには吊り数計算というのがあります。
現時点で、何回吊り回数が残っているのかを把握しておくことによって
今後の進行をどう進めていくのが重要になっていきます。
とはいえ、初心者には難しいものがあります。
生存者は11名。釣り回数は何回あるでしょう? と言われてパっと答えられる人は中級者以上です。
さかさま人狼の回答としては、人間陣営が獲得しなければいけないポイント数を予め設定し、
毎晩、何ポイント獲得しているかを発表することで現段階での進行を分かりやすくしました。
設定している狼ポイントに近づけばそれだけゲームの終了は終わりが近いことが分かります。
レギュレーションについて
問題というわけではありませんが、拡張版を出すとしたらここの点を改善したいと思います。
役職ごとに「系統」という種類を設けることで以下の効果が期待されます。
- レギュレーションが組みやすくなる。
- ゲームのバランスを保ちつつ、様々な役職を入れられるようにすることで飽きさせない。
系統とは何か?
役職とは別に分類される名称のことです。
例えば、【系統:白狼】には、構想案も含めると
狂人、
白狼、狩猟する狼、反逆の狼という4種類の役職が存在します。
系統:白狼を1枚選ぶ際は、ここの4種類から好きなカードを選ぶことが出来ます。
12名の例で説明すると。
【狼陣営】
系統:占い1、白狼1、「調査、一般、希少、村人」の中から1種類ずつ計2枚、村人4
【人間陣営】
系統:狩猟1、「設置、防衛、支援、動物」の中から1種類ずつ計3枚
といった感じになります。
系統毎に役職を選べるため、レギュレーションを大量に作成することが出来るのです!
最終更新:2016年03月15日 00:59