24008

写真
和算の館
復元想像図 NO IMAGES
奉納年 天保15年(1844)孟春
掲額者 石垣宇左衛門知義門人桺川安左衛門知弘
緒元 横 88cm × 縦 62cm
問題数 1
奉納先住所 三重県四日市市川島町1737
奉納先名称 神明神社
別保管住所
別保管名称
文化財指定 四日市市指定文化財(平成11年9月28日 指定) 有形民俗文化財
拝観時注意事項
裏面に「文久4年柳川安左衛門門人 清水中治」による解答あり。

額文 現代文等
奉掛御寶前
問1 今有如圖畫累圓與
狭圓仮至五圓者為末圓圖之大圓径一
百二十一寸八分末圓
径壱壹分問従初圓至末圓總計
今、図のように、大円と大円の接線の間にいくつもの円を描く。この図では
五円が末円となっている。大円の直径が121.8寸、末円の直径が0.1寸であると
き、初円から末円までの総数はいくらか。
答1 答曰一十六個 答えて言う。16個。
術1 術曰置大圓径以末圓径四段除之開平方
不盡棄之減减一個得圓數合間
計算方法は次の通りである。大円の直径を末円の直径の4倍で割り、これを
開平方し、小数点以下を切り捨てる。これから1を引いて円の総計が得られる。
武州忍藩 石垣宇左衛門知義門人
願主 桺川安左衛門知弘
天保十五甲辰孟春
額文は、福島 完「三重県に現存する算額の研究」を参考とした。現代文等は同書より引用。詳解もあり。

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最終更新:2018年06月03日 08:47