09001

写真
復元想像図 NO IMAGES
奉納年 天和3年(1683)仲夏
掲額者 村山庄兵衛吉重
緒元 縦90cm ×横180cm
問題数 4
奉納先住所 栃木県佐野市大蔵町2928
奉納先名称 星宮神社
別保管住所
別保管名称
文化財指定 昭和51年3月24日 佐野市指定文化財(有形民俗文化財)
拝観時注意事項 昭和50年に焼焦したため、額文は読み取れない。
(焼焦前の拓本が存在する。)

額文 現代文等
筭術成就所
それ万物は一より生す事々積て亦一也其理大にして陰
陽の変合五行つらなるの徳なを数の一道をはなれす
故に人性日月の捨へからさるの元ならすや然に予當
社の地下にして出生少年より此道をまなひ漸其半
にもいたらすといへとも此三問に法術をあかし其後に
一箇の好を附事極他をうかかふの難問にあらねは
術式をまつとしはあらす只徒に塵のみつもらん
年月の末数学の便ならんかし
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→し
今有人要筑堤馬踏三間根置六間堅
四間長八十間以人足二千八百八十人土歩場
町則問日数幾何乃(一人一日歩事八里一歩荷数二百七十五)
答1 答曰五日四時三分七四六余
術1 術曰列馬踏加入根置以堅乗之亦長
相乗得二千八百八十歩以一歩荷数乗之
亦六町相乗為実列八里以三十六町乗之亦人数
相乗為法除実得日数合問
問2 今有縦一百二十間横二十一間半只云如図矩合幅三間
明道三積等分望取之則問各縦横幾何
答2 答曰 右縦五十二間同横一十五間
前縦一百二十間同横六間半
左縦六十五間同横一十二間

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術2 術曰列縦三之内減道幅余三百五十七間寄甲位列縦倍之内減道幅
余二百三十七間与亦列横倍之内減道幅余四十間相乗得九千四百
八十歩寄乙位列横内減道幅余以横乗之得数与亦列縦内減道幅
余一百一十七間相乗得四万六千五百三十六歩七分五厘亦以甲位乗
之四之得六千六百四十五万四千四百七十九歩寄丙位列乙位自乗
得八千九百八十七万〇四百歩内減丙位余二千三百四十一万五千
九百二十一歩為実開平方得四千八百三十九歩以減乙位内余
折半得二千三百二十歩〇五分以甲位除之得前横六間五分依之
知求各合問
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間→問
問3 今有鉤弦和開六乗見商股八乗巾開四乗見商和云
方面再自乗中鉤開三乗見商相乗云則問各幾何
答3 依㔫術答之
術3 術曰立天元一為股開四乗見商寄甲位列云和内減甲位八乗巾
余六自之寄乙位列甲位四自之寄丙位列丙位自之寄丁位列乙
位自乗加入丁位寄戊位列戊位内減丙位二段余寄己位列己位
以丙位乗之寄庚位列丙位以乙位乗之倍之加入己位十一自之寄
辛位列己位以丙位乗之十一自之以庚位相乗得数因戊位中鉤
因辛位方面十一乗冪相乗寄左列云相乗三自之以丁位乗之
亦以辛位乗之与寄左相消一千七百〇二乗方開之得股見商合問
問4 仮令有鉤股内平円空只云鉤弦差開六乗股弦差開四乗円径開立
方各見商三和八乗冪与外積和云鉤股差云則問各若干
天和三癸亥仲夏上旬
武州江戸住
村山庄兵衛吉重

額文は「栃木の算額」及び焼焦前に作成された拓本を参考とした。特に埋め木の脱落部分は同書に従ったが、拓本との差異を注に記す。
改行位置について、復元算額(09002)と異なる部分があった。

焼焦前に作成された拓本により旧字変換を試みたが、草書?行書?体であること、変体仮名が使用されていること、拓本のかすれ、埋め木の脱落部分、等の事情により、完全ではない。
ってか、得意じゃない。

拓本(一部)

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