12001

写真
H25.6.1 現地案内看板
復元想像図
奉納年 寛政元年(1789)10月
掲額者 (関流)石富法門人鈴木丈介俊直
緒元 横 82.3cm × 縦 41.5cm × 厚 2.2cm
問題数 1
奉納先住所 千葉県市原市不入斗62
奉納先名称 薬王寺
別保管住所
別保管名称 個人蔵
文化財指定 市原市指定文化財(昭和60年4月1日 指定) 有形民俗文化財
拝観時注意事項

解説PDF


額文 現代文等
問1 今有如図 鉤股弦之内容小円径与中円径及大円
半径只云者鉤五百八十八寸股二千令一十六寸
弦二千一百寸問大中小各円径幾何
図のように、直角三角形の中に小円と中円と大半円があります。
直角三角形の辺の長さが、(短い順に)鉤588寸、股2016寸、弦2100寸であるとき、
大半円の半径並びに中円及び小円の直径を求めなさい。
答1 答曰
大円半径 三百四十三寸
中円径 五百令四寸
小円径 一百二十六寸
【答】
大円半径 343寸
中円直径 504寸
小円直径 126寸
術1 術曰列鉤加入股得数内減弦余得中円径数折半
之名甲列股内減甲余以鉤相乗之名乙自乗之名
丙列弦以乙相乗之倍之名丁列中円径以鉤冪相
乗之加入丁名戊折半之名己自乗之名庚列弦冪
内減鉤冪余名辛以丙相乗之得数以之減庚余除
平方見商数以之減己余以辛除之得商大半円径
数列甲自乗之名子列鉤内減甲余名丑自乗之名
寅列子加入寅得数除平方見商数名卯内減甲余
名辰以甲相乗之得数以丑除見商数名巳列辰以
卯相乗之得数以丑除之見商数名午列辰以巳相
乗之倍之為實列巳加入午得数為方除實得商小
円径数合問
.








巳→丑

.
解説PDF
算額の文面は「千葉県の算額」を参考としたが、注のとおり訂正している。
板材については、「いちはら文化財ガイド 歴史の旅人」では「松」、「千葉県市原市 姉崎郷土資料館」のWebサイトでは「杉」とされている。



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最終更新:2018年06月03日 07:25