写真 | NO IMAGES |
復元想像図 | NO IMAGES |
奉納年 | 文化11年(1814)2月 |
掲額者 | (中西流)弓削源之丞徳和門人高地八左衛門重栄 |
緒元 | サイズ不明 紛失 |
問題数 | 2 |
奉納先住所 | 千葉県いすみ市岬町和泉2933 |
奉納先名称 | 飯縄寺 |
別保管住所 | |
別保管名称 | |
文化財指定 | |
拝観時注意事項 | 「千葉県の算額」では「現存」となっているが、住職に確認したところ、先代住職時に紛失したとの回答。(2013-6-1) |
額文 | 注 | 現代文等 | |
奉納心願成就之攸 | |||
問1 | 今有如図引直線載四円、只云甲円径一百寸、又云丙円径六十四寸、 別云丁円径四十八寸、問乙円径幾何。 |
図のように、直線上に甲円、丁円、丙円が互いに接して並び、 その上に3円に接して乙円が載っている。 甲円の直径が100寸、丙円の直径が64寸、丁円の直径が48寸のとき、 乙円の直径を求めなさい。 | |
答1 | 答曰、乙円径七十二寸九分。 | 【答】乙円の直径、72.9寸。 | |
術1 | 術曰、置甲円径乗丙円径、名天、開平方、名地、乗丁円径、以減天余四之、 名人、置地二段、加甲円径及丙円径、乗丁円径四冪、以人除之、得乙円径、合問。 |
「千葉県の算額」によると、「四冪」の「四」は不要とのこと。 | |
問2 | 今有如図三斜内容四円、只云、大円径九寸、又云、中円径四寸、別云、 小円径一寸、問全円径幾何。 |
図のように、(不等辺)三角形に全円が内接し、 全円と三角形の間にそれぞれ大円、中円、小円がある。 大円の直径が9寸、中円の直径が4寸、小円の直径が1寸のとき、 全円の直径を求めなさい。 | |
答2 | 答曰、全円径一十一寸。 | 【答】全円の直径、11寸。 | |
術2 | 術曰、置大円径乗中円径、平方開之、名角、倍之、加大円径及中円径、 乗小円径、開平方、加角、得全円径、合問 |
「千葉県の算額」に詳解あり。 | |
中西流 江都 渋川氏伝 弓削源之丞徳和門人 中原村 高地八左衛門重栄 文化十一甲戌年二月吉日 |