ネクストプロローグ編

プロデューサー(今日は佐竹美奈子と初めて会うことになるわけだが…いったいどんな子だろうか)
プロデューサー(おっと。どうやらもう来ているようだな。向こうも俺に気がついたらしい)
佐竹美奈子「こんにちは!ええと、あなたがプロデューサーさん…ですよね?」
プロデューサー「ああ。今日から君のプロデュースをすることになった。よろしくな。」
佐竹美奈子「こちらこそよろしくお願いします!…あっ、ほらここ、ネクタイが曲がってますよ。」
プロデューサー「おや?…本当だ。これはだらしないところを見られてしまったな…。」
佐竹美奈子「直してあげますから、プロデューサーさんは動かないでくださいね…。これでよし、と。」
プロデューサー「あはは…わざわざすまない。しかし細かいところによく気がつくな。」
佐竹美奈子「えへへ。ついつい世話を焼いちゃうんですよ〜。お節介すぎるとは思うんですけど。」
佐竹美奈子「プロデューサーさんも、何かしてほしいことがあったら、遠慮なく言ってくださ〜い♪」
プロデューサー「そうか?それなら…」

①毎日弁当を作ってくれ
プロデューサー「毎日、弁当を作ってくれ!…なんて、冗談、冗談。そんな図々しいお願いはできないよ。」
佐竹美奈子「いえ!私は大歓迎ですよ!男の人ですから、ボリュームは多めがいいですよね?」
プロデューサー「あはは。うれしいけど、やっぱり遠慮しておくよ。アイドル活動に専念してほしいしね」
佐竹美奈子「そうですか…残念…。あっ。でも、ときどき差し入れするぐらいなら、いいですよね?」
プロデューサー「ああ。君の負担になりすぎないなら、大丈夫だよ。俺もみんなも喜ぶと思う。」
佐竹美奈子「えへへっ、やった♪それじゃ腕によりをかけちゃいますよ〜!わっほ〜い♪」
プロデューサー(差し入れしてもらうのはこっちなのに、美奈子のほうが喜んでいる気がする…)
プロデューサー(誰かのために何かをするのが好き…というのは、アイドルに向いた性格かもな)
プロデューサー(この魅力をうまく引き出してあげられるように、俺も頑張らないとな…!)

②毎日、起こしにきてくれ
プロデューサー「じゃあ毎日、朝起こしにきてもらおうかな。なんて、そこまで甘えるわけにはいかないな。」
佐竹美奈子「プロデューサーさんが希望するなら、やってあげますよ?毎朝のモーニングコール!」
プロデューサー「あはは…大丈夫だよ。それよりも、良いアイドルになれるように二人三脚で頑張ろう。」
佐竹美奈子「えへへ。了解で〜す♪」
プロデューサー(明るい笑顔が魅力的な子だな。この元気さを引き立てるプロデュースを心がけよう)

佐竹美奈子「じぃー…。」
プロデューサー(…ん?なんだか、視線を感じるな…)
プロデューサー「…そこにいるのは…美奈子か。どうした、俺の顔に何かついてるか?」
佐竹美奈子「…いいえ!むしろ、ついてないんですっ!ついてないから、すごく気になって!」
プロデューサー「ついてない…?何の話だ?」
佐竹美奈子「もちろん、お肉ですよ!プロデューサーさん、ちょっと痩せすぎです!」
プロデューサー「えっ…そ、そうか?そんなことないと思うけど…。」
佐竹美奈子「いえ、まだまだ、全然足りてませんって!もっとしっかり食べて、健康にならないと!」
プロデューサー「まぁ…確かに、不規則な生活だし。忙しいと、食事を取れないこともあるけどな。」
佐竹美奈子「それです!プロデューサーさんはいつも忙しく働いて、カロリーを消費しているばっかりで…。」
佐竹美奈子「必要な栄養素が、絶対的に足りてないんだと思いますっ!」
プロデューサー「栄養素か…なるほど、あまり気にしたことがなかったな。」
佐竹美奈子「思いきって、今の倍…いえ、3倍は食べないと、必要なカロリーに追いつきませんっ!」
プロデューサー「さ、3倍か…それは難しそうだな…。」
佐竹美奈子「いえ、健康的な体を手に入れるためですっ。頑張りましょう、プロデューサーさん!」

①そんなには…
プロデューサー「いきなり、そんあにたくさんは食べられないと思うが…。」
佐竹美奈子「ええ〜っ、そうなんですか…はぁ、残念…。」
プロデューサー(美奈子、ガッカリしてしまったようだ…。とはいえ、無理はできないしな…)
佐竹美奈子「…でもでも、私は諦めませんよ!絶対に、プロデューサーさんを健康にしてみせます!」
佐竹美奈子「一緒に、頑張りしょうね!」
プロデューサー「お、おお。ありがとう、よろしくな!」
佐竹美奈子「はいっ♪」
プロデューサー(アイドルに心配をかけているようじゃ、プロデューサーとしてまだまだだ。気を付けよう!)

②頑張って増やしてみる
プロデューサー「3倍は難しいかもしれないけど、少しずつ食べる量を増やしてみようかな。」
佐竹美奈子「はい、それがいいと思います!私にも、お手伝いさせてくださいねっ。」
プロデューサー「ああ、ありがとう。よろしく頼むよ。」
佐竹美奈子「はい!目指せ、健康な肉体、ですっ!」
プロデューサー(流石アイドル…健康には、人一倍気を使っているんだろうな。感心だ、俺も見習おう!)

プロデューサー(今日は、美奈子の初仕事だ!だいぶ緊張していたが、いざ始まったら堂々としてるな…)
佐竹美奈子「プロデューサーさん!」
プロデューサー「お疲れ、美奈子。初仕事、頑張ったな!」
佐竹美奈子「はいっ!あの、今の、見ててくれましたか?」
プロデューサー「もちろん。初仕事とは思えないくらい、輝いていたと思うぞ!」
佐竹美奈子「わぁ…ありがとうございます!えへへっ…♪」
プロデューサー「テレビ局の人も、美奈子のことを褒めていたぞ。最高のスタートダッシュだったと思う。」
佐竹美奈子「えへへへへ…♪プロデューサーさん、やだな…♪そんなに褒めないでくださいよ〜。」
佐竹美奈子「でも、嬉しいですっ!次のお仕事も、思いっきり頑張っちゃいますね!」
プロデューサー「ああ、頼んだぞ!楽しみにしてるからな!」
佐竹美奈子「アイドルのお仕事って、楽しいんですね!私、アイドルになってよかったな〜。」
プロデューサー「ははは、美奈子は大げさだなぁ。でも、これで満足してちゃダメだからな!」
佐竹美奈子「はい!肝に命じておきます。私なんて、まだまだひよっこですもんね!」
プロデューサー「うん、その意気だ!」
グ〜…。
プロデューサー「……ん?」
佐竹美奈子「ああっ!?」
プロデューサー「今の音は、もしや…。」
佐竹美奈子「あははっ!す、すみません…。ホッとして気が抜けたら、お腹が鳴っちゃったみたいです…。」
プロデューサー「そうだったのか…。お弁当があるから、もらって来るな。」
佐竹美奈子「プロデューサーさん、ありがとうございます!さっそく、いただいちゃいますね♪」
プロデューサー「それにしても、美奈子が朝ごはんを食べられないなんて…。」
佐竹美奈子「そうですね〜。自分でも、こんな風になるって思ってなかったから、ビックリです。」
佐竹美奈子「あっ!でも、お仕事はすごーく楽しかったんですよ!お腹が空くヒマもありませんでした!」
①集中してたんだな
プロデューサー「それだけ、美奈子が今回の仕事に集中して取り組んでいたってことだな!」
佐竹美奈子「えへっ、そう言ってもらえて嬉しいですけど…食事を疎かにするのは、ダメですよね〜。」
佐竹美奈子「お仕事を頑張るためにも、健康がいちばん!どっちも大切にしないとですよね!」
プロデューサー「そうだな。よし、この調子でどっちも頑張っていこう!」
佐竹美奈子「はいっ♪」
佐竹美奈子「これからもいいお仕事ができるように、頑張っちゃいますよ〜!わっほ〜い!」
プロデューサー(美奈子、食事ができなくなるくらい、仕事にのめり込んでいたんだな…)
プロデューサー(食事も仕事も…美奈子がどちらも大切に出来るように、全力でサポートしよう!)

②食事は忘れずに
プロデューサー「仕事に集中するのも大事だけど、食事も忘れないようにしないとな。」
佐竹美奈子「もちろんですよ~!健康あってこそのお仕事ですもんね!」
佐竹美奈子「今日はプロデューサーさんに、私のお株を奪われちゃった感じですね。えへへっ。」
佐竹美奈子「お仕事を頑張るためにも、健康がいちばん!どっちも大切にしないとですよね!」
プロデューサー「そうだな。よし、この調子でどっちも頑張っていこう!」
佐竹美奈子「はいっ♪」
佐竹美奈子「これからもいいお仕事ができるように、頑張っちゃいますよ〜!わっほ〜い!」
プロデューサー(美奈子、食事ができなくなるくらい、仕事にのめり込んでいたんだな…)
プロデューサー(食事も仕事も…美奈子がどちらも大切に出来るように、全力でサポートしよう!)

プロデューサー(美奈子の人気も徐々に高まってきた。おかげで俺も忙しくなってきたな!)
佐竹美奈子「はぁ~…どうしよう…。」
プロデューサー「あ、あれ?…美奈子、ため息なんかついてどうしたんだ?」
佐竹美奈子「あっ、プロデュ-サ-さん…ごめんなさい!じつは…。」
佐竹美奈子「今日はプロデュ-サ-さんのお弁当、作ってこれなかったんです…。」
プロデューサー「なんだ、そんなことか。気にしなくていいのに…。」
佐竹美奈子「よくありませんっ!今日は久しぶりに、プロデュ-サ-さんと会える日だったのに…。」
佐竹美奈子「朝イチの仕事でバタバタしちゃって…。ううう~。」
プロデューサー「はは、ありがとう。でも俺はむしろ、うれしいよ。」
プロデューサー「それだけ美奈子が、アイドルとして成長してるってことだからな!」
佐竹美奈子「それも、プロデュ-サ-さんのおかげですけど。ふふっ、ありがとうございます♪」
佐竹美奈子「あ!…でも、どうしよう~!」
プロデューサー「こ、今度はどうしたんだ?」
佐竹美奈子「もし私が、うっかり順調に人気が出ちゃったりしたら…ますます忙しくなりますよね?」
プロデューサー「そうだな。全然うっかりじゃないけど。」
佐竹美奈子「そしたら、ますますプロデュ-サ-さんのお弁当を作れなくなるかも…!」
佐竹美奈子「はっ!そもそもプロデュ-サ-さんが痩せてるのって、私のプロデュ-スで忙しいせい!?」
プロデューサー「いや、落ち着いてくれ美奈子。実は俺、最近…。」
①太り始めたんだ
プロデューサー「最近、体重が増えてきているんだ。」
佐竹美奈子「えっ、そうですか?あんまり、そんなふうには見えませんけど…。」
プロデューサー「目立たない所から太るもんだからな。でも間違いないよ。なにしろ…。」
プロデューサー「美奈子が、アイドルとしての成長がうれしくて、ご飯がおいしく食べられるんだ。」
佐竹美奈子「プロデュ-サ-さん…。」
佐竹美奈子「えへへっ、わかりました♪私、これからもアイドルとして、一生けんめい頑張ります!」
佐竹美奈子「あと、お弁当もちょっとずつ増やしていきますから。安心してくださいね♪」
プロデューサー「あ、ああ。ありがとう!」
佐竹美奈子「あれ?…プロデュ-サ-さん、ス-ツの肩の付け根…ほつれてません?」
プロデューサー「ん?ああ、糸くずが出ているな。大丈夫、あとで…。」
佐竹美奈子「脱いでください♪私、ソ-イングセット持ってきてますから。応急処置しておきますね!」
プロデューサー「いやいや、ただの糸くずだから大丈夫だよ。俺のことより、美奈子は自分の…。」
佐竹美奈子「ダ-メ!男の人だからこそ、身だしなみには気をつけないと。はい、後ろ向いてください♪」
プロデューサー(俺からス-ツを取り上げた美奈子は、慣れた手つきでお裁縫をしてくれている…)
プロデューサー(周りを気に掛ける美奈子だからこそ、そばにいる俺が、しっかりしないとな!)

②自分でガッツリ食べているんだ
プロデューサー「最近、自分でガッツリ食べてるんだ。プロデュ-スが順調だと、食欲も湧いてくるからな。」
佐竹美奈子「…つまり、食べ足りないんですね!?」
プロデューサー「足りてる!すごく足りてるけど、もっと食べるには…もっと忙しくならないと。」
プロデューサー「美奈子がアイドルとして成長するほど、俺も元気になって、食欲が湧いてくるんだ。」
佐竹美奈子「私が成長するほど…。なるほど、わかりましたっ♪」
佐竹美奈子「私、これからも頑張りますから。見ててくださいね、プロデュ-サ-さん♪」
佐竹美奈子「元気も食欲も、モリモリ湧かしてもらって。お弁当もモリモリ作ってきます!」
プロデューサー「あ、ああ。助かるよ!」
佐竹美奈子「あれ?…プロデュ-サ-さん、ス-ツの肩の付け根…ほつれてません?」
プロデューサー「ん?ああ、糸くずが出ているな。大丈夫、あとで…。」
佐竹美奈子「脱いでください♪私、ソ-イングセット持ってきてますから。応急処置しておきますね!」
プロデューサー「いやいや、ただの糸くずだから大丈夫だよ。俺のことより、美奈子は自分の…。」
佐竹美奈子「ダ-メ!男の人だからこそ、身だしなみには気をつけないと。はい、後ろ向いてください♪」
プロデューサー(俺からス-ツを取り上げた美奈子は、慣れた手つきでお裁縫をしてくれている…)
プロデューサー(周りを気に掛ける美奈子だからこそ、そばにいる俺が、しっかりしないとな!)

プロデューサー(テレビ収録に臨んだ美奈子だったが、本番中に小さなミスをしてしまった…)
佐竹美奈子「はぁ…。うう…ダメだったぁ…。」
プロデューサー「み、美奈子、そんなに落ち込まなくてもいいんだぞ?」
佐竹美奈子「プロデュ-サ-さん…ありがとうございます…。」
佐竹美奈子「スタッフさん達もそう言ってくれるんですけど…でも、ミスはミスですし…うう…。」
プロデューサー「気にしすぎないのが一番なんだけどな…。そうだ、俺にしてほしいこととかあるか?」
プロデューサー「最近、たくさん仕事を頑張ってくれてるし、美奈子の頼みなら、できるだけ聞くぞ!」
佐竹美奈子「プロデュ-サ-さんにしてほしいことですか?う~ん、そうだなぁ…。」
佐竹美奈子「…じゃあ、気分転換に行きたいところがあるんです。付き合ってくれますか?」
プロデューサー「ああ、もちろんだ!」
佐竹美奈子「やったぁ♪ありがとうございます!」
佐竹美奈子「到着、で~す!えへへ、私のお気に入りなんですよ、ここ!」
①ゲームセンターか…
プロデューサー「ゲ-ムセンタ-か…。美奈子も、こういうところ来るんだな。」
佐竹美奈子「はい、よくひとりで遊ぶんです!色んなゲ-ムがあって楽しいですから♪」
プロデューサー「へぇ、俺も学生の頃、よく通ってたなぁ。」
佐竹美奈子「ほんとですか!?じゃあ一緒に遊べますね!」
プロデューサー「えっ。…でも俺、そんなにゲ-ムはうまくないぞ?…って、聞いてない…。」
佐竹美奈子「…あ!このゲ-ム、すごく面白いんですよ♪プロデュ-サ-さん、一緒にプレイしましょう~!」
プロデューサー「格ゲ-…いや、相撲ゲ-?まぁいい、来いっ!」
佐竹美奈子「わっほ~い♪連続で勝っちゃいました!」
プロデューサー「参った…。美奈子は本当に強いんだな。」
佐竹美奈子「ふふ、あのゲ-ムは私の一番のお気に入りですからね。」
佐竹美奈子「…プロデュ-サ-さん。今日は付き合ってくれてありがとうございました♪」
佐竹美奈子「思いっきり遊べて、スッキリしました!また明日から頑張りますね!」
プロデューサー「あぁ、元気になってくれたなら、一方的にボコボコにされた甲斐があったよ。」
佐竹美奈子「あ、あれ?これでも手加減したつもりなんですけど…。」
プロデューサー「そ、そうか…。攻撃を出すヒマが一瞬もなかった気がするが、まあいい。」
プロデューサー「また気分転換したくなったら言ってくれ。いつでも付き合うよ。」
佐竹美奈子「ありがとうございます!じゃあ、その時までにもうちょっと腕を上げておいてくださいね♪」
プロデューサー「わ、わかった。やるだけやってみる!」
佐竹美奈子「約束ですよ~?その方がきっと、プロデュ-サ-さんも楽しいと思いますから。えへへ♪」
プロデューサー(美奈子にもこんな一面があったなんて、今まで知らなかった)
プロデューサー(これからも気分転換の相手が務まるよう、俺も頑張らないとな!…ゲ-ムを!)

②間違ってない?
プロデューサー「あれ?…場所、間違ってないか?美奈子がゲ-ムセンタ-って、ちょっと意外な気が…」
佐竹美奈子「いえ、ここで合ってますよ?ゲ-ムセンタ-です!」
佐竹美奈子「少し街から外れてるから、人も少ないし、私のお気に入りのスポットなんです♪」
プロデューサー「確かに…あんまり人がいないな。…あれ、美奈子?先に行ってしまった…。」
佐竹美奈子「…あ!このゲ-ム、すごく面白いんですよ♪プロデュ-サ-さん、一緒にプレイしましょう~!」
プロデューサー「格ゲ-…いや、相撲ゲ-?まぁいい、来いっ!」
佐竹美奈子「わっほ~い♪連続で勝っちゃいました!」
プロデューサー「参った…。美奈子は本当に強いんだな。」
佐竹美奈子「ふふ、あのゲ-ムは私の一番のお気に入りですからね。」
佐竹美奈子「…プロデュ-サ-さん。今日は付き合ってくれてありがとうございました♪」
佐竹美奈子「思いっきり遊べて、スッキリしました!また明日から頑張りますね!」
プロデューサー「あぁ、元気になってくれたなら、一方的にボコボコにされた甲斐があったよ。」
佐竹美奈子「あ、あれ?これでも手加減したつもりなんですけど…。」
プロデューサー「そ、そうか…。攻撃を出すヒマが一瞬もなかった気がするが、まあいい。」
プロデューサー「また気分転換したくなったら言ってくれ。いつでも付き合うよ。」
佐竹美奈子「ありがとうございます!じゃあ、その時までにもうちょっと腕を上げておいてくださいね♪」
プロデューサー「わ、わかった。やるだけやってみる!」
佐竹美奈子「約束ですよ~?その方がきっと、プロデュ-サ-さんも楽しいと思いますから。えへへ♪」
プロデューサー(美奈子にもこんな一面があったなんて、今まで知らなかった)
プロデューサー(これからも気分転換の相手が務まるよう、俺も頑張らないとな!…ゲ-ムを!)


佐竹美奈子「ただいま~!今日も1日、お疲れさまでした!」
プロデューサー(ああ、お疲れ。美奈子、今日も頑張ったな。)
佐竹美奈子「プロデュ-サ-さんが、現場でフォロ-してくれたから頑張れたんですっ!」
佐竹美奈子「あ、そういえば明日のお仕事って、何時からでしたっけ?」
プロデューサー「確か、朝からだったはずだけど…おおっ!こうしてスケジュ-ル表を見ると…。」
プロデューサー「美奈子、最近仕事が増えたな。大丈夫か?疲れてないか?」
佐竹美奈子「いえ、全然!むしろ私よりプロデュ-サ-さんの方が働き過ぎですよ!」
プロデューサー「美奈子が売れっ子になればなるほど、俺や音無さんは忙しくなるんだが…。」
佐竹美奈子「むー…。それでふたりが痩せちゃったら困りますね…。」
佐竹美奈子「どうすればいいんでしょうか…。お仕事は大切ですし…。」
プロデューサー(しまった…悩ませちゃったみたいだ…。ここはどうすれば…)
①食べる量が増えた
プロデューサー「大丈夫だ、美奈子。忙しい分、食べる量が増えて、毎日ご飯がうまいよ!」
佐竹美奈子「…本当ですか?」
プロデューサー「ああ。毎日うまいご飯が食べられるのも、美奈子のおかげだ。それに…。」
プロデューサー「俺は美奈子に人気アイドルになってほしいから、もっと忙しくなっても構わないぞ!」
佐竹美奈子「わわっ、今よりも忙しくですか!?それはちょっと、大変そうですね…。」
佐竹美奈子「でも、良かったぁ。プロデュ-サ-さんがちゃんとご飯、食べててくれて…。」
佐竹美奈子「じゃあ、私、プロデュ-サ-さんの望みを叶えるために、も~っと頑張りますね!」
プロデューサー「ありがとう。そう言ってくれて嬉しいよ。」
佐竹美奈子「でも、今日は疲れたのでお休みです。事務所で少し休んでいってもいいですか?」
プロデューサー「もちろん。俺もちょっと休憩しようかな。一緒に休んでもいいか?」
佐竹美奈子「わっほ~い♪ぜひぜひ!」
佐竹美奈子「けど、こうして1日お仕事をすると、なんかアイドルって感じがしますね♪」
プロデューサー「あはは、アイドルじゃないか、美奈子。」
佐竹美奈子「そうでした…えへへ。私、何言ってるんでしょうね。」
佐竹美奈子「アイドルらしく…なれてるのかな。私。」
プロデューサー「大丈夫、それはプロデュ-サ-の俺が保証するよ。」
佐竹美奈子「…うれしいです。そう言われると、さらにやる気が出てきます!」
佐竹美奈子「あ、でも、プロデュ-サ-さんは、頑張りすぎて体を壊したりしないでくださいね!約束ですよ?」
プロデューサー「ああ。美奈子もだぞ?」
佐竹美奈子「私は…えへへ、そうですね。お互い、体には気をつけましょうっ。」
佐竹美奈子「さてと、プロデュ-サ-さん。そろそろ帰りましょうか♪」
プロデューサー(自分より他人の幸せに敏感だった美奈子…。その目がようやく自分に向いてきたみたいだ)
プロデューサー(幸せそうな美奈子のステ-ジは、これからも、人を満ち足りた気持ちにさせていくだろう)
プロデューサー(…まるで、ご馳走みたいに…!)

②俺は大丈夫
プロデューサー「俺は大丈夫だよ。忙しくても、この仕事は凄く楽しいから。」
佐竹美奈子「無理してませんよね…?」
プロデューサー「ああ。それに、ご飯は欠かさず食べてるんだ。」
プロデューサー「美奈子に人気アイドルになってもらうためには、もっと忙しくしなくちゃいけないからな!」
佐竹美奈子「プロデュ-サ-さん…わかりました。」
佐竹美奈子「私、プロデュ-サ-さんがもっと楽しくなるように今以上に頑張りますね!」
佐竹美奈子「そして凄い人気者なアイドルに、絶対なってみせますから♪」
プロデューサー「ありがとう。そう言ってくれて嬉しいよ。」
佐竹美奈子「でも、今日は疲れたのでお休みです。事務所で少し休んでいってもいいですか?」
プロデューサー「もちろん。俺もちょっと休憩しようかな。一緒に休んでもいいか?」
佐竹美奈子「わっほ~い♪ぜひぜひ!」
佐竹美奈子「けど、こうして1日お仕事をすると、なんかアイドルって感じがしますね♪」
プロデューサー「あはは、アイドルじゃないか、美奈子。」
佐竹美奈子「そうでした…えへへ。私、何言ってるんでしょうね。」
佐竹美奈子「アイドルらしく…なれてるのかな。私。」
プロデューサー「大丈夫、それはプロデュ-サ-の俺が保証するよ。」
佐竹美奈子「…うれしいです。そう言われると、さらにやる気が出てきます!」
佐竹美奈子「あ、でも、プロデュ-サ-さんは、頑張りすぎて体を壊したりしないでくださいね!約束ですよ?」
プロデューサー「ああ。美奈子もだぞ?」
佐竹美奈子「私は…えへへ、そうですね。お互い、体には気をつけましょうっ。」
佐竹美奈子「さてと、プロデュ-サ-さん。そろそろ帰りましょうか♪」
プロデューサー(自分より他人の幸せに敏感だった美奈子…。その目がようやく自分に向いてきたみたいだ)
プロデューサー(幸せそうな美奈子のステ-ジは、これからも、人を満ち足りた気持ちにさせていくだろう)
プロデューサー(…まるで、ご馳走みたいに…!)

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最終更新:2018年03月16日 23:51