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このwikiは&bold(){&color(#F54738){「渡辺パイプ」}}について紹介しています! #contents() &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=6cgR5-L_EAw) *渡辺パイプの概要 |企業名|渡辺パイプ株式会社| |本社所在地|東京都中央区築地| |創業/設立|1953年12月/1957年4月| |関連事業|小諸高原ゴルフコース・ASAMA2000 Park・イコロの森・アクアホテル・自然学校| **渡辺パイプが「売上高4,000億円突破」に至るまでの背景 引用元:https://www.reform-online.jp/interview/22814.php 順調に売上を伸ばしつつある渡辺パイプが2023年に掲げる目標は&color(#F54738){&bold(){「売上高4,000億円突破」}}だそうです。 以上を掲げるまでの経緯について、渡辺圭祐社長へのインタビュー記事を元にまとめていきました。 -2022年度のグループ売上高は&color(#F54738){&bold(){前年度比114%の3832億円、経営利益は前年度比114%の148億円と、増収増益という結果で着地した}} -渡辺社長曰く、&bold(){&color(#F54738){「2023年度の課題は、人材の採用・育成・定着」「向こう3カ年で社員の年収15%UPを目指す」}}とのこと -計画値を200億円ほど上振れした内部要因は、&bold(){&color(#F54738){営業所と顧客の新規開拓}}、外的要因は、&bold(){&color(#F54738){サプライチェーンの正常化とメーカー各社の売上、特に主要各社が1割以上の値上げをしたことが売上増加に貢献したという}} -特に2022年度に強化したのは&color(#F54738){&bold(){物流子会社「セディアトランスポート」によって自社物流の比率を高めることで競合他社との差を明確にしていったという}} **渡辺パイプ独自の業務効率化支援とは? 引用元:https://htonline.sohjusha.co.jp/673-046/ &color(#F54738){&bold(){「ワンストップソリューション」}}を掲げ、顧客の業務効率化を大前提に事業を構築している渡辺パイプでは、「欲しい商材が欲しいタイミングで手に入れられる」よう、独自の解決方法を幅広く提供している点がこの企業の大きな特徴です。 これらソリューションサービスの概要を以下にまとめました。 -2021年からスタートした「セディア・コネクト」では、請負業者に対し施工業者を無料でマッチングするサービスで、&color(#F54738){&bold(){取引先の業者がまとめられたデータベースを活用し営業担当が業者同士を引き合わせることで業界の人手不足解消が期待されている}} -「セディア・コネクト」のデータベースに登録された工務店は全て渡辺パイプと取引済み であると同時に、&color(#F54738){&bold(){万が一対物損傷事故が発生した場合は保証として上限100万円が支払われる}} **事業内容 渡辺パイプは、以下2件の事業部を柱とし、住まいや暮らしに特化した商材の供給を行っています。 -&bold(){&color(#F54738){水と住まいの事業部}} -&bold(){&color(#F54738){グリーン事業部}} ---- &bold(){水と住まいの事業部:管材・建材・電材・住設など、住まいに関する商材・サービスをワンストップでタイムリーにお客様をバックアップ} &u(){&bold(){ライフライン}} &u(){&bold(){&color(#F54738){ライフラインを支える日本全国の水道設備工事店・土木工事店・電気工事店等へ、確かな品揃とタイムリーな配送を中心に、付加価値の高いサービスで商品を提供。}}} |水工|商品に&bold(){&color(#F54738){安心}}のサービスを添え、&bold(){&color(#F54738){ジャストタイム}}で提供| |土木|エキスパートが&bold(){&color(#F54738){正確に工事を支援}}| |電工|ビルや住宅の電気設備に関わる商材が&bold(){&color(#F54738){必要になったタイミング・必要な場所へ届けてくれる}}| |設備|&bold(){&color(#F54738){あらゆる規模・種別の設備工事機材・部材}}を迅速に届けてくれる| &u(){&bold(){ライフスタイル}} &u(){&bold(){&color(#F54738){人々の住まいに関わるライフスタイル事業では、住宅設備や建材を日本全国のリフォーム店、工務店に提供。業界No.1のワンストップソリューション・サプライヤーとしてサポートを実施。}}} |住宅、設備|システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台など&bold(){&color(#F54738){住宅機器関連商品をジャストインタイムで提供}}| |配送、提ネットワーク|&bold(){&color(#F54738){全国2000台の配送車}}で納期厳守のサービス提供を徹底| |情報システム|取引企業専用の会員発注サイト&bold(){&color(#F54738){「ワンダー元気ネット」}}| ---- &bold(){グリーン事業部:総合グリーンデベロッパーとして、農業用ハウス・栽培システム・肥料ほかサービスを提供} &u(){&bold(){グリーンハウス}} &u(){&color(#F54738){&bold(){パイプハウス、大型ガラスハウス、etc、多種多様なグリーンハウスを製造販売し、顧客のニーズに最適な商材を提供。}}} |信頼の技術|様々なパイピング技術を駆使し供給| |豊富なラインナップ|大規模温室~簡易型まで、&bold(){&color(#F54738){顧客の用途に適したビニールハウスがオールジャンル揃う}}| |3年間保証|契約した顧客には&bold(){&color(#F54738){3年間の保証サービスを提供}}| |低コスト温室|&color(#F54738){&bold(){シンプルな構造と強度を兼ね備えた経済的な温室}}は、丸い形状のため軟質フィルムをたわみなく展張できるところが大きな特徴| |大規模集合型温室の未来を担う|大規模栽培に最適なダッチライト型温室は、&color(#F54738){&bold(){採光性と通気性に優れ}}、高い軒高が夏の高温障害を抑制するので、安定した環境を約束してくれる| |あらゆる大規模栽培に、ワイドに対応|屋根が左右対称で受光量が均一、通気性に優れ、&color(#F54738){&bold(){積雪地帯も強風地帯も幅広く対応}}| &u(){&bold(){栽培システム}} &color(#F54738){&bold(){&u(){養液栽培システム「ガイア」で施設農業のメリットを最大限活かしつつ、周年栽培で利益UP&効率重視の計画的な栽培が可能に。}}} |安心収入と雇用|栽培システムのコンセプトは&color(#F54738){&bold(){「もうかる」「あんしん」「ローコスト」「らくちん」}}| |1年中多品質栽培可|葉菜類専用システムを活用することで、ほうれん草・サラダ菜など&color(#F54738){&bold(){多品種が栽培可}}| |施設農業のメリットを最大限に活かす|渡辺パイプの養液栽培システム“ガイア”は、作物や用途に最適な栽培方法を&bold(){&color(#F54738){多種多様な選択肢から自由に選べる}}| |ガイアのコンセプト|計画的な周年栽培で収益アップ| |あんしん|病害虫対策をしっかり行うことで減農薬栽を実現できる| |らくちん|作業負荷を軽減し快適な作業環境を実現| |ローコスト|シンプルで無駄のないシステムによってローコスト化を実現| &u(){&bold(){特殊温室}} &color(#F54738){&u(){&bold(){熱帯温室、レジャーセンター、フラワーパーク、レストランほか、温室設備をトータルコーディネート。}}} |観賞用温室|| |研究用温室|| |建築トップライト|| 1観賞用温室 お客様の様々な用途に合わせてデザイン性豊かにトータルコーディネート。 2研究用温室 高度なリクエストにもきっちり対応。 3建築トップライト 確かな資材、高度な施工技術、充実したメンテナンス体制を常備。 ・大規模な構造物や特殊な設計にもフレキシブルに対応した観賞用温室 観賞用温室は特殊な設計・構造に対応した大温室・ドーム型温室・熱帯温室など、各種取り揃えています。デザイン性と採光性を兼ね備えた温室を提案してくれるそうです。 ■施工例→http://www.sedia-system.co.jp/enterprise/green/special.html 温室の設計・施行、販売 各種温室の設計・施工、各種グリーンハウスおよび部品・資材、各種被覆資材、灌水装置、自動カーテン装置、天窓・側窓開閉装置、冷暖房装置、温室環境制御装置、養液栽培システムほか **採用 &u(){「順大は陸上競技部の主将を務めていた男子十種競技の佐田征義が渡辺パイプに入社すると発表した。」という情報が2023年3月に発表されました。} 引用元:https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/95598 佐田選手本人から「SEDIAの仲間入りをする」というTweetもあり、フレッシュな人材と話題性で賑やかさが増しそうな渡辺パイプの職場ですが、そもそもここではどのような求人募集をしているのでしょう? 以下採用情報サイトを参考に確認してみました。 参考元:https://job.mynavi.jp/24/pc/search/corp1181/outline.html &bold(){渡辺パイプ2024年採用情報} |募集職種|営業(水と住まいの事業)| |雇用形態|正社員| |初任給|月給196,000円| |諸手当|通勤手当(月5,000円迄)・地域手当(地域により異なる)・家族手当・みなし時間外手当(10時間分)| |昇給賞与|年1~2回| |年間休日数|125日| |休日休暇|週休二日制・日祝完全休日・夏季・年末年始・有給(初年度10日、最大40日まで)・特別休暇制度アリ| |福利厚生・社内制度|社保完備・借上社宅制度・優待サービス・ほか厚生施設複数アリ| |勤務地|エントリーシートに「北海道・東北・関東(山梨含む)・中部・関西・中四国・九州」から第3希望まで勤務希望地を選択して記入| &bold(){募集職種「営業(水と住まいの事業)」について} 水と住まいの事業における営業職の業務内容は以下の通りです。 -100万点に及ぶ住宅設備・照明器具・電線等商材のなかから、配属された部署がメインに扱う商材を担当 -販売カテゴリーや商品系列といった従来のメーカーや業界という枠に囚われず、関連商品をすべて「ワンストップ」で扱う *渡辺パイプの沿革 ・1953 創業者渡辺次祐により、東京都墨田区亀沢町2丁目6番地に株式会社渡辺次祐商店を設立。 パイプとその付属品の販売を開始。 ・1954 鉄管・継手・バルブの販売を開始。 ・1955 鋼管継手の製作・鉄管の加工を開始。 ・1956 排水金具・衛生器具・ビニール管と付属品の新規取扱い。 ・1957 社名を渡辺パイプ株式会社に変更。千葉県・茨城県に進出。冷暖房機器・ボイラー付属品・高圧用部品の販売を開始。 ・1958 ポンプ類・鋳鉄管・石綿管・ポリ管とその付属品の販売を開始。 ・1959 管工器具・パイプネジ切機の販売。 ・1960 埼玉県・群馬県に進出。鉄骨加工・工場倉庫・建築請負・電化製品の取扱い。 ・1963 墨田区亀沢に本社ビル建設。 ・1964 船橋に大管材センター建設。農業近代化の開発に着手。ビニールハウス温室の製作販売。 ・1965 西関東・東海地区に進出。観用温室・畜舎の請負、園芸資材の開発、全購連指定となる。 ・1966 北関東に進出。アングルハウス、煙草乾燥室の開発。管材業界のトップになる。 ・1967 農業用温熱資材・灌水装置・大型ハウス開発。東京都指定となる。 ・1968 大阪地区に進出。全国営業所に大型鋼材倉庫を完成。 ・1969 九州地区に進出。 ・1970 パイプハウス用パーツを各種開発。全国需要の60%を確保。 ・1971 浄化槽・ポリタンク・ポリバス他、化製品の爆発的需要に対処。 ・1973 本社ビル地上9階建を新築。 ・1974 住宅機器事業部門を新設。ききくらぶ発足。 ・1978 25周年を迎える。 ・1981 営業事務の電算化に着手。 ・1982 農業資材部門において海外(中国・サウジアラビア)に進出。 ・1984 農業資材取扱い専業者として千葉県に東関東農資センター開設。水道工事店向け計数管理システム「WATER」を開発。 ・1985 埼玉県本庄市に養液栽培研究農場を開設。 ・1986 札幌物流センター開設。 ・1989 建材部門を新設し、外壁材・外装材・屋根材などの一般建材並びに門扉・フェンス・バルコニー・サンルームなどのエクステリア商品の販売を開始。 ・1990 建設機械の販売を開始。 ・1993 全国12ブロック制を2支社(関東支社・関西支社)・4支店(北海道支店・東北支店・中部支店・九州支店)に組織変更。 ・1994 「セディアシステム」並びに10ヵ年構想を発表。 関東支社を4支店(信越支店・北関東支店・関東中央支店・東関東支店)に分割し、全国を1支社8支店体制に組織変更。 ・1995 「D2(商品台帳・顧客台帳)」オペレーションが始まる。全国の各営業所をサービスセンター(SC)と名称変更する。 ・1996 「D2オンリーワンワークス」の推進。Aファイル発行開始。業界初の電子受発注システム「元気くん」が始まる。 ・1997 「D2エクセレント」を方針に「もっと5つのきっちり」とエリアバイイングがスタート。パイプハウス総合カタログ「らくちん大百科」第一号を発刊。 ・1998 「動かせD2顧客シェアNO.1」を掲げ、ワン・トゥ・ワンマーケティングを推進。 ・1999 「レッツコミュニケーション」をキーワードに、ワン・トゥ・ワン施策を推進。 ・2000 「さあ、やろう!そこにスピード!」をマネイジメント・キーワードに積極施策を展開。事務センター(4ヵ所)の設置。グリーンハウス・マテリアル事業ユニットISO9001認証取得。 ・2001 「システム&ハート」をキーワードに、セディアシステムを次代に合わせて進化させた施策を推進。 ・2002 「真剣勝負の一年」「パワーエンジニアリング全開」をキーワードに施策を展開。中期3ヵ年計画ビジョン’04を推進。一般ユーザーの対応も行う新業態の「水まわり快適館」札幌南店を開設。 ・2003 「いくぞ!!D2の底力」「知恵を楽しもう、力を湧き出そう」をキーワードに施策を推進。住宅施設機器販売を専門に扱う営業拠点を首都圏中心に開設。創立50周年を迎える。 ・ 2004 「Reしよう!」「10年目のセディア品質」をキーワードに施策を展開。セディアシステム10年目を迎える。 ・2005 「次の一手、楽しもう」「セディア進化論」をキーワードに施策を展開。中期3ヵ年計画ビジョン’07を推進。代表取締役渡辺元が、東京商工会議所第一号議員当選。日本経済団体連合会(経団連)に入会。株式会社建材社と業務提携を締結。坂田建設株式会社の再生支援として徳倉建設株式会社とともに出資。 ・2006 「セディアスタイル&セディアパワー」をキーワードに施策を展開。マテリアル事業を富士鉄鋼資材株式会社へ譲渡。株式会社エドビの経営権を取得。株式会社イトカンの経営権を取得。電設資材を専門に扱う営業拠点を開設。 ・2007 「セディアクオリティーNO.1」「セディアスマイルストーリー」をキーワードに施策展開。西日本シーアイ販売株式会社の全株式を取得し、「渡辺パイプ・西日本株式会社」と社名変更し、グループの一員となる。 ・2008 「価値をつなぐ」「笑顔をつなぐ」をキーワードに施策を展開。キザイ産業株式会社の全株式を取得し、グループの一員となる。 ・2009 「価値創造」「303の知恵」をキーワードに掲げ施策を展開。社章を新しく「SEDIA」マークに変更。三興電材株式会社、新潟電材株式会社、協伸株式会社がグループの一員となる。 ・2010 「顧客の創造。」「いま、共に考えよう。次のセディアへ。」をキーワードに施策を展開。コーポレートステートメントを「スマイル」へ刷新し、新しいイラストデザインとともに発信。新たに三幸機器株式会社がグループの一員となる。 ・2011 「D3イノベーション」「SMILE」をキーワードに3ヵ年計画がスタート。本社を墨田区亀沢から中央区築地に移転。新たに株式会社ケンパンがグループの一員となる。 ・2012 「YOUTH」「次の取り組みへ」をキーワードに施策を展開。水と住まいの事業部では、梅津管材株式会社、昭栄商事株式会社がグループ会社の一員となり、渡辺パイプ・沖縄株式会社を新たに設立。グリーン事業部は、初の海外拠点Watanabe Pipe Vietnam Co., Ltdを設立。 ・2013 「FRONTIER」「はじめよう、Be YOUTH。拡げよう、KAITAKU」をキーワードに施策を展開。株式会社資材社、ヤナギ管材株式会社、西日本グリーン販売株式会社、株式会社ナプロがグループ会社の一員となる。創立60周年を迎える。 ・2014 「価値を運ぶ。」「FRONTIER」をキーワードに施策を展開。明興電機株式会社、株式会社大成商会がグループ会社の一員となる。資本金を51億円に増資。セディアシステム20年目を迎える。 **採用情報と口コミ評判 以下、渡辺パイプの採用情報をまとめました。 -募集要項 -口コミ評判 &bold(){募集要項(新卒)} |募集職種|総合職(営業)| |初任給(東京・大阪支社勤務)|225,000円| |諸手当|時間外・家族・通勤・ほか| |昇給賞与|昇給年1回・賞与年2回| |勤務時間|8時半~17時半| |休日休暇|週休二日制・年次有給休暇・ほか| |教育制度|新入社員研修・ホームステイ研修・農場実習・ほか| |福利厚生|各種社保完備・退職金制度・財形貯蓄・借り上げ社宅制度・セディアアカデミー賞・チャレンジセディアカップ・同好会制度・優待サービス・各厚生施設使用可| ||||| 「募集要項」 ●新卒採用 ・応募書類:成績証明書、履歴書、健康診断書 ・入社までに必要な資格:自動車運転免許(MT、AT) ・応募方法:渡辺パイプ公式サイトに掲載された求人専用ページ、他各採用サイトを参照のこと ・選考方法:グループディスカッション、2回の面接、適性検査 ・採用に関する問い合わせ先: TEL 03-3538-9081 担当 新卒採用事務局 メールアドレス sedia-system18@e-recruit.jp 「採用までの流れ」 1説明会(3月~) 2グループディスカッション(一次選考) 3適性検査(WEBで実施) 4個人面接(二次選考) 5最終選考 6内定!! ※期間はおよそ一ヶ月~一ヶ月半を予定 ※全国の会場にて選考を実施 「事業内容と特徴」 ●水と住まいの事業部 ・戦略と仕事象 渡辺パイプの「水と住まいの事業部」では、100万点の資材と552の拠点を持ってるが、以上のような膨大な数を有することで、全国各地の顧客からのリクエストに臨機応変に対応できるという利点がある。また、資材を扱う工場に関する質問を受けた場合でも、紳士に受け答えをすることができ、やがてこの行為が顧客からの大きな信頼感に繋がるという。 それ以外にも、同社では資材や工場への社員一人ひとりの理解度を高めるべく様々な工夫を実施、他社との差別化を図り、顧客に提供するサービスを「長期ビジョンで育てる」というテーマを持って運営している。 渡辺パイプに所属する社員自身が「自らに付加価値をつける」ことを掲げている同社では、一見ユニークな営業方法を取っている。それは、「売らない」ことだ。営業は決して自ら資材を「売る」という姿勢を取らず、顧客から「買ってもらう」ことに重点を置く。このように、他社と差別化を図り、かつ持続可能な営業方法を実施しているうちに、顧客は自身の担当営業の顔を覚え、やがてたとえ小さなパーツひとつでさえも必要になれば連絡をくれるようになる。これはつまり、顧客が渡辺パイプに信頼を寄せている証拠だろう。 そのため、顧客との関係性を大切にしている同社では、セール・キャンペーンを基本的に禁止し、コミュニケーションを通して業務を進めるという方針を掲げているという。顧客に自主的に「君のところから○○のパーツを買いたい」と言ってもらえることを目指す渡辺パイプの営業法は、昨今匿名性の高いコミュニケーションが一般化している中でも特に珍しい「フェイス・トゥ・フェイス」のやり取りであり、かつ、本来人間にとっては最も「正しい」とされるコミュニケーションなのかもしれない。以上の方法を取ることで、顧客は営業担当「個人」を通し、渡辺パイプの「価値」を垣間見、より同社に興味を抱くことになるのだろう。 そんな渡辺パイプが次に目指すものは、「製品」「顧客」につづく「3つ目の軸」だ。ここでは、近未来の事業として、「商品の新たな流通分野をプラスする”3次元の戦略”」を展開するつもりだという。これが成功すれば、市場の可能性を更に拡大することが可能になる一方で、「より専門性が問われる」という課題が残るが、これに対し、渡辺パイプでは一体どのような「解決のためのストーリー」を描いているのだろうか? 以上について、同社では顧客からの疑問等を臨機応変に補完すべく、専門知識を有した社員を設置する必要があると考えているとか。このように、資材を購入する顧客に対し「付加価値」を提供することこそ、渡辺パイプが描く「専門性を上げるためのストーリー」なのかもしれない。 ●グリーン事業部 ・戦略と仕事象 1964年、渡辺パイプは「日本初のビニールハウスメーカー」としてスタート、現在はビニールハウスの骨格を竹から金属に変え、新たな市場を開拓中のようだ。そして2000年以降、渡辺パイプのグリーン事業部では、農業市場に新たな可能性をもたらすべく、材料開発~請負工事までフルラインナップでサービスを提供する「総合アグリデベロッパー」を目指している。 これにより、近年は顧客の層も一般農家~大手農業法人と幅広くなり、また「工事」に相当する施行・建設例も少しずつ増えたことで、建設や土木に関する専門技術が本格的に必要になってきたと同社では考えているようだ。 また、これとは別に、渡辺パイプでは「科学的な農業」を実現することで「事業のソフト化」に新たな可能性を見出そうとしている。方法としては、ハウスに設置した機器で「最適な管理」に必要なデータを計測、これを同社のデータセンターへと転送する「ネットワークサービスの構築」である。データセンターへ転送された各情報は、コンピューター処理後専門家らの間で共有・分析した後、顧客に「アドバイス」という形で提供される。渡辺パイプでは以上の管理システムを全国に広げるよう取り組んでおり、またモデルケースとなった農家には情報交換会への参加等+αのサービスも準備し、全国の「グリーンハウス3年補償」を利用する会員に同社の商材を多角的に利用してもらうことで新たなビジネスチャンスを拡大するよう試みているのかもしれない。 更に、渡辺パイプでは、作物に適正な価格を設定し、流通を最適化する「農業のビジネス化」にも力を入れている。農業営業における流通を「最適化」することが今後の大きな課題であると同社では考えているようだ。 渡辺パイプのグリーン事業部では、今後「農業法人の顧客が増加する」ことを予測し、これまでとは異なるスケールの依頼に対応すべく営業戦略やスタッフの対応を変えるべきであると考えているという。 が、ここで注視しなければならないのは「農家とのコミュニケーション」だそうだ。特に、数十年間の農作物の状況をきちんと記録に残している場合は非常にこだわりが強い場合があるものの、そんな農家から頼りにされるということは、営業にとっては大きな自信となるだろう。 出会いとやり甲斐がある仕事が関わった社員を成長させ、その成長が渡辺パイプが手掛ける事業に変化をもたらすのかもしれない。 ●渡辺パイプ 代表取締役社長の言葉から ・新たな時代への挑戦 公式サイトの採用専門ページにて、渡辺パイプの代表取締役社長である渡辺 元は、同社の持ち味を「人間臭さ」と述べている。東京の下町で職人や農家を相手に「人懐っこい」仕事スタイルを貫いてきた渡辺パイプはだが、時代は大きく移り変わり、それは同社を取り巻く環境にも影響を及ぼしている。 しかし、渡辺社長は上記した変化をあくまでも「チャンス」と前向きに捉え、以下を軸に古い業界に改革を起こすつもりだという。 「Face to Face」 ・「ワンストップ」の業務 現在、100万点の部材や設備の提供を行う渡辺パイプの主力事業「水と住まいの事業部」だが、「ワンストップ」という方法を本格的に取り入れるため、元々はバラバラだった流通業界やメーカーから理解を得てひとつにまとめ上げるまでには困難を極めた。それも全て、顧客となる専門店の方々が、競合メーカーも含め、様々な製品を対象とする「自由な比較検討」を可能にするためだという。このように、渡辺パイプが所有する製品に固執せず、他社の製品から顧客が選択することで得られるメリットを迷いなく提供するところが同社の強みだと渡辺社長は語る。 時代の変化を見据え、「顧客主導のサービス」へと舵を切るためには、臨機応変な対応が必須となるだろう。メーカー主導から顧客主導へとニーズが変化をするなか、「メーカー」「施工業者」双方で価値を創造していくことが、「商社」としての渡辺パイプのビジネスモデルだという。 業界が持つ歴史やこだわりに囚われず、顧客が真に必要とする流通の流れを創造することこそ、渡辺パイプの役割であり、今後の課題でもあるのかもしれない。 ・渡辺パイプが考える「付加価値」について 渡辺パイプの今後の課題について、重要なのは「付加価値」と「差別化」だと渡辺社長は語る。商品を流通させるプロセスのなかで他社との差別化を図るべくどのように付加価値をつけるべきか・・・以上について模索することで、独自の魅力を得ることに繋がるのだろう。 渡辺パイプでは付加価値と差別化を重視するにあたり、「専門性」「ジャストインタイム性」の導入をはじめたそうだ。ここには、設計図に描かれた内容を正しく且つ詳細に把握し、必要な資材を最適な時間で収集する専門性、工事期間中のスケジュールを全体的に把握し、適したタイミングに適した資材を提供するジャストインタイム性、という意味が含まれている。 業界内で初めて「パイプハウス」を開発した渡辺パイプは、更に「性能保証」というスタンダードを確立させた。今後目指すものは「工場化する農業への適応」だという。昨今、天候や環境等の変化に臨機応変に対応すべくIT技術を取り入れるなど様々な改変がなされている農業は、工場化を進めることで生産量は現在の平均値を越えると渡辺社長は読んでいる。 上記した変化に適応すべく、渡辺パイプでは先端技術、農業経営のノウハウを吸収、発信し、更なる進化を遂げていくのだろう。 *渡辺パイプこだわりの「グリーンハウス」をご紹介! 「事業内容」にも書きましたが、渡辺パイプでは生産者さんたちにとって扱いやすく、かつ作物がスクスクと成長しやすい環境が整った設備を提供しています! &bold(){●渡辺パイプが扱うグリーンハウス一覧!} &u(){①強さと広さを兼ね備えた八角ハウスシリーズ} 新開発の八角パイプを使用し、大空間と鉄骨ハウス並の高い強度を実現! その強さは自然災害に負けない程らしい。間口は6~12.6m、軒高2.0~3.5mまで。その他様々な設備も設置可能で、必要な用途に幅広く対応してくれるとか。 ・八角ハウス:間口7.2~9.0m ・八角ワイドハウス:鉄骨ハウス並の強度を実現した、高機能パイプハウス ・八角スーパーワイドハウス:大間口、高軒高、高強度を兼ね備えている! &u(){②コストダウンをしつつ、優れた強度を実現したトラスハウス} ・WB-TFC 超低コスト耐候性ハウスの要件定義案をクリアー! 新技術「パイル基礎」とトラス屋根構造を採用。 また、硬質フィルム、軟質フィルムの両方が展張可能なのだとか。 耐風強度:50m/sec 耐雪性:30kg/㎡、 作物荷重:15kg/㎡を実現 間口:9.0m奥行スパン8.0mのロングスパンで作業性抜群 ・WTF 採光性が高いトラス屋根構造により、強度を落とすことなくタルキの使用量を大幅に削減!これに関しては特許取得中だそうです。また、30%のコストダウンと50%の工期削減を可能としたそう。 ・Uトラス連棟 特徴は「低価格」と「明るさ」! 従来の「UFC型」と比べて10%ダウン、屋根面をトラス構造にしたことにより採光性89%確保を実現したらしい。 ・トラス16 渡辺パイプ独自の技術を組み合わせることにより、強度を維持しつつ、徹底的なコストダウンを実現したそう。コストパフォーマンスが高いことが「トラス16」の大きな特徴らしい。 ・トラス16アミーゴ 高いコストパフォーマンスを実現し、害虫対策、スムーズな作業が同時に行えるとか。 ・トラス18、トラス18アミーゴ サイズや強度をアップしたのと同時に15%のコストダウンを実現。 ・トラス20 圧倒的なコストダウンと強度アップを実現したとか! 躯体はしっかりと補強し、肩高2.0m、間口5.4m〜7.2mまで対応可能。 影が少なく採光性に優れている点も農作物にとっては大きな利点。 また、農家のニーズに幅広く対応できるらしい。 ・トラス20ストロング 農家さんたちのリクエストに答え、理想の温室を実現させたのが「トラス20ストロング」。従来の型はそのまま、強度をアップ!雨や風にも強いのがこの温室の特徴だとか。 ・トラス25 快適性と頑丈さを兼ね備えた「トラス25」は、主骨材トラスを使用することで低コストかつ強度アップを実現したらしい。 &u(){③大規模かつ周年栽培が可能なWシリーズ} ・WTFC 採光性抜群のWTFCは、強度を落とさずにコストダウンを実現! ・WBFC Wシリーズのなかでも省コストモデルの決定版。 丸屋根形状により軟質フィルムを使用することが可能らしい。 ・WCFC 間口9m、奥行き1スパンあたり3m、柱高5mもある大規模栽培用温室! トラス構造に合掌と母屋を組み合わせた、設計自由度ナンバー1のビニールハウスだそう。 ・WGC 大面積の大容量栽培向き温室! 影が少ないため、抜群の採光性を獲得。高い軒高のおかげで夏の高温状態も減少できるらしい。広範囲にわたって最適の環境を実現できる特徴が備わっているとか。 &u(){④雪・風が多い土地にも幅広く対応できるVシリーズ} ・VFC 幅広い地域でもっとも扱いやすいとされる中規模タイプの温室! 大屋根型により、栽培作物の特徴に適した効果的な被覆材を選択でるそう。 ・VFH シンプルかつ耐久性に優れた両大屋根型プラスチックハウス。 ・VGH 強度とフレキシブルな設計により積雪地帯~強風地帯まで幅広い地域に対応できるらしい。 &u(){⑤丸屋根型の広い面積の温室を安価で購入できるUシリーズ} ・Uトラス連棟 高強度と低価格が特徴のUトラス連棟! 屋根面をトラス構造にしたことで89%の採光性を確保したとか。農業機械も通り抜けられるサイズを確保、作業性もUP。谷換気、天窓換気のふたつを用意しています。 ・UFC-wr 合掌内部にサブビーム構造を取り入れることで強度UP! 柱高を高くし、ビニールハウスの内部を拡大、作物にも作業者にとっても最適な環境を実現したそうです。 ・UFC/UOFC 谷部での作業がスムーズ! USFPに比べて強度があることから中規模間口に対応しているらしい。また、UOFCはフルオープンが可能なので自然の恵みを直接取り込めるとか。 ・UFP 谷部でのスムーズな作業を実現! ・USFP 屋根部分には低コストかつ簡便なパイプハウスをそのまま使用! 独自の谷樋により採光性を確保した連棟型パイプハウス。 &u(){⑥生産者側が農作物に適したビニールハウスを低価格で自由に選べるUKシリーズ} ・アーチパイプや母屋材などに、42.7mm大口径パイプを使用することで採光性と施工性を向上!耐雪型のパイプハウスらしい。 ・UKコンクラハウス 耐雪型パイプハウスのなかでもロングセラー商品なのがこちら! パイプハウスを大口径アーチパイプで補強、タイバー・トラスとの組合せにより強度を大幅に向上させたとか。 ・UKサクランボハウス その名の通り、サクランボ栽培専用のパイプハウス! 収穫前後の作業性を効率よく行えるための施工に考慮したのと同時に、屋根にフィルムが張られていることで、梅雨時期に発生する実割れから保護してくれるそう。 ・UK/UKO 渡辺パイプで販売しているパイプハウスのなかで最も評判が良いとか! 特徴は、生産者側がご自身で設計をできるところ。栽培予定の作物に合わせ、間口、軒高を比較的自由に選択可能で、品種に適した隔離栽培もOKとのこと。 &u(){⑦バリエーション豊富&低コストを実現した堆肥舎} ・攪拌方式 施設内を自動走行する切返し機が、家畜の排泄物と副資材を1日に数回攪拌移動し、発酵に適した水分調整と太陽熱乾燥で堆肥化を促進する方式。 ・堆積方式 低水分の原材料(家畜の排泄物と副資材)をホイールローダーなどで定期的に切返して堆肥化する方式。 &u(){⑧作物の育成環境を全自動で管理するGaiA} GaiAのテーマは「作物との対話」。作物生育環境を地上と地下に渡る広範囲により管理する「全自動栽培システム」で、トマト、リーフ、イチゴを育てられます。 ・トマト トマトの栽培法は低段密植栽培と長段栽培と2種類! ガイアの温室の大きな特徴は「1年中使用できること」なので、12ヶ月間途切れることなくトマトの量産が可能らしい。 ・リーフ 浮きボード栽培システムにより、葉菜類の効率的な周年栽培が可能に! また、リーフが育ちやすいよう整えられた環境は、まさに「いたれりつくせり」と言っても過言ではありません。 ・イチゴ 充実した栽培密度と本数により、1/2の面積で2.5倍のイチゴの栽培が可能に! 土を使用しない栽培法なので、イチゴが汚れず衛生的で、お子さまや車椅子の方など、様々な方がイチゴ狩りをたのしめるよう工夫が凝らされているそう。 *渡辺パイプがあつかう温室の特徴とは? 渡辺パイプの「温室」には様々な技術が集約されています。それらのポイントを一挙にご紹介! &bold(){<ダッチライト型ハウスとは?>} ・切妻と丸屋根 渡辺パイプのダッチライト型温室はこの2種類あり、棟木、タルキ、樋などには、それぞれ硬質フィルムやPOフィルムを展張できるように開発されているとか。 ・温度上昇を抑制 渡辺パイプのダッチライト型温室は軒高が高く、また屋根数が多く体積が小さいことから、温室内の温度はどんな季節でも外気温に近い状態を維持できるらしい。 ・換気効率 屋根の体積が小さく、内気と外気の入れ替わりが早いため、換気効率に優れているそう。 ・暖房費節約 温室内体積が大きく、そのため日中に蓄積した温度を夜間の温度維持に活用できるそうです。 &bold(){<天窓の仕組み>} ・面積 自然換気方式の場合、床面積に対して約20%前後の天窓面積が必要となります。 ・円屋根型ハウスの天窓は? 円屋根型ハウスに天窓を装着すれば換気効率がUPするものの、構造上難しい場合は、フィルム巻取り式の天窓にすると効果的だそうです。 ・さらに換気効率を上げるには? 優れた換気能力を持つ天窓を取り付けたいなら、ダッチライト式がオススメ! ダッチライトなら、スペースを確保して天窓をふたつ装着することが可能。 &bold(){<雪害から守るために>} ・除雪と加熱 屋根の上に積もった雪は、室内温度の影響を大きく受けます。そのため、室温が5度以上で、屋根に充分な傾斜があれば、雪は比較的簡単に滑り落ちていくとか。 ・融雪資材 渡辺パイプの温室は、新雪が屋根上に最大限降り積もった場合の重さを想定して設計されているそうですが、ここに融雪資材をプラスすることにより、単棟ハウスで30kg、連棟ハウスで80kgまで積雪荷重を設計することが可能に。 ・アーチパイプの大きさ アーチパイプの大きさを変えれば、パイプハウスの雪に対する耐力がUPするらしい。 &bold(){<換気の重要性>} ・大型連棟ハウスは換気が大変? 渡辺パイプの公式ホームページに「温室が1日に可能な換気回数」のデータが掲載してありますが、大型連棟ハウスが最も回数が少ないのは一目瞭然。 ・原因は風が到達するまでの距離にある? 温室内の中央部にまできちんと風が行き渡らなければ換気はできません。 大型連棟ハウスの場合、側面の窓から中央にまで風が届くまでの距離が長いため、換気が難しいのだとか。 ・窓と循環扇を併用してスムーズな換気を! 「循環扇」とは、換気扇や扇風機と同じように、室内の空気を動かす機材のこと。これにより、夏に室温が上がったままの状態を改善し、作物の生育を助け、カビが発生するのを防いでくれます。 &bold(){<風害から守るには?>} ・風圧の危険性 風圧によって、温室は上へと持ち上がってしまう危険性があります。 これに対抗するのが建物の基礎構造です。 ・風圧から温室を守るために 基本的に温室には、風圧に耐えられるだけの重量が備わっていません。 なので対抗措置として、基礎を頑丈にしていくそうです。 ・渡辺パイプおすすめの「基礎」とは? 渡辺パイプでは、引き抜き防止具付基礎をおすすめしているらしい。 &bold(){<ビニールハウスの耐久力を上げるには?>} 渡辺パイプならではのビニールハウスの強度UP法をご紹介! ・ポイント①:アーチを差し込む方向(強度15%UP) アーチパイプは地中に斜めに差し込みましょう。 ・ポイント②:桁行直管の太さ 桁行直管は細めのものを4~7本使用するのが理想的。 ここでサイズを太くしたり、数を増やしてしまうと、パイプハウスにその分の重さがかかり、負担になるとか。 ・ポイント③:接続金具は鉄板製を!(強度15%UP) 接続金具には様々な種類がありますが、強度を高めたいなら、鉄板製がベスト。 ・ポイント④筋交いの入れ方を工夫(強度30%UP) ビニールハウスの棟部に入れる筋交いは、端と端をしっかり固定させましょう。 ・ポイント⑤:地面には根がらみを!(強度10%UP) 風や雪の防止剤となる根がらみを地面に置くことで強度UPができるらしい。 ・ポイント⑥:定着杭のコツは「間隔」 ビニールハウスが風で吹き上がるのを防ぐ以外にも、定着杭は様々な用途に必要とされます。理想は1.8メートル間隔に設置することなのだとか。 ・ポイント⑦:最終的には「間隔」が重要!(2倍) 渡辺パイプが扱うハウスは連棟のパイプハウスによって形成されているため、きちんと間隔を空ければ強度を2倍UPさせることは可能だそうだ。 *渡辺パイプでも関わっている「農業」って何だろう? 渡辺パイプではあらゆる方向性から農業に関わる人々のサポートを実施している。・・・しかし、農業に関する具体的な意味をあまり理解はできていないように思う。 そこで、「農業」について様々な方向性から考察し、その魅力を以下で探求していきたい。 **「農業」ってどういう意味? 農業とは、土地、動物の持つ能力を活用し、植物の栽培、飼養を行う、「有機的な生産業」を意味する。 &bold(){☆歴史との関係性} 農業は、古代から人類に発展と同時に不平等による階層化や様々な問題を引き起こす、ある意味重要な変化の「引き金」として存在しつづけてきた。 例としては、農業の発展は生産力の向上と人口の増加をもたらし、しかし結果的には各々の生産力に差が生じ、やがて社会ができあがるとともに階層化され、「不平等」という争いの種になったと言われている。 &bold(){☆生産物について} 農業において発生する生産物は以下の通りにカテゴリー分けされる。 「食品」 穀物・野菜・果物・食肉 「繊維」 木綿・ウール・麻・絹・アマ 「原材料」 ゴム・竹・動物獣皮・皮 「その他」 天然樹脂 **穀物の生産について 穀物とは、主に「禾穀類・菽穀類・疑似穀類」に分けることが可能である。 これらの多くは生活上必要なエネルギーである「主食」として摂取される。 「禾穀類」 米・麦・キビ・粟・ヒエetc 「菽穀類」 大豆・小豆・緑豆・インゲン豆・落花生・レンズ豆・ヒヨコ豆etc 「疑似穀類」 蕎麦etc &bold(){●穀物の栽培} &u(){☆禾穀類:米} ①稲は別名「アジア稲」と呼ばれ、ジャポニカ種とインディカ種の2種類が存在する。 ②稲作が日本で行われるようになったのは縄文あるいは弥生時代と諸説あるが、いずれも約1万年前の中国長江流域湖南省周辺地域が発祥といわれており、そこから朝鮮半島、江南、南方のうちのどれかのルートを通り、日本に伝来したとされている。 ③日本で稲作が広まった理由については以下が考えられる。 脱穀、精米と、食用に加工するまでの作業や、調理の過程が楽だった 水田で稲作を行う場合、安定した収穫や、他の作物よりも高い生産性、また連作が可能となる 適切な量の肥料をあたえた場合でも、また無肥料の場合でも、安定した収穫が得られる ④稲作には「二期作」と「二毛作」の2種類ある。 二期作→1年間に2回稲作を行う 二毛作→稲の収穫後、他の作物を植える ⑤稲作には、水田で行うものと陸地で行うものの2種類が存在する。 水田稲作→その名の通り、水田での稲作のことで、この方法で育てられた稲を「水稲」という。水を張った田に苗を植えるという、日本国内では最も基本的な方法。また、定期的に雨が降る日本では水田稲作は収穫量も品質も良いとされており、連作障害になりにくいそうだ。 陸での稲作→陸でつくられた稲を「陸稲」という。同じ土壌を利用して稲作を継続すると連作障害が起こると指摘されているらしい。 ⑥具体的な栽培法は以下の通り。 ☆伝統的な方法 直播栽培→種籾を直接田畑に蒔く 苗代栽培→事前に育てた苗を水田に植え替える 田起こし→田んぼの土を鋤き、緑肥といっしょに耕す 代掻き→水を入れ、更に土が柔らかくなるよう耕す 籾蒔き→苗代に稲の種(種籾)をまいて発芽させる 田植え→ある程度苗代で育った稲を本田へと移動させる 稲刈り→定期的に雑草取り、肥料の散布を行い、稲が実った時点で刈り取る 脱穀→刈り取った稲を天日干しにした後脱穀する(昔は道具などを使用して手作業で行われていたが、現代では専用の機械が用いられる) 籾摺り→籾摺り機で籾から籾殻を取り除いて玄米の状態にする 精米→精白とも言い、玄米をさらに白米へと仕立てていく ☆現代の方法 育苗箱に種籾をまき発芽させる これをビニールハウスに移し、ある程度大きくなるまで育てる トラクターで田の土を砕いて緑肥を混ぜ込み、田起こしをする 育った苗を田植え機(手動or乗用)で本田に移植させる 雑草取り、農薬、肥料散布を定期的に農業機械を使用して行う 稲が育った後、コンバインで稲刈りと脱穀を両方いっぺんに行う(!) 稲の水分量を15%前後に仕上げるべく、通風型の乾燥機で乾燥させる 籾摺り機にかけて玄米に仕上げていく 精米機にかけて白米に仕上げていく ⑦生育段階ごとの特徴 【育苗期】 ・播種期:土中の種が水分を吸って発芽する準備をすること ・出芽期 ・緑化期:以上の場合緑化期は訪れない→発芽器を使用しないor発芽器使用後、ハウスで育苗、養生しない ・硬化期 【本田期】 ・移植期 ・活着期:本田に移植した苗が順調に育つ様 ・分げつ期:イネ科の植物の根元付近から新芽が生え枝分かれする様 ・最高分げつ期 ・穎花分化期 ・幼穂形成期:低温に弱い時期にあたるため、環境によっては水温管理が推奨されている ・減数分裂期:花粉の基礎が形成される時期にあたり、ここで「やませ」(北日本の太平洋側で春から夏を中心に吹く、冷えて湿った東風)に遭うと冷害が発生しやすい ・穂孕み期 ・出穂始期 ・出穂期 ・穂揃期 ・開花期:穂の開花は出穂とともに先端からはじまるとか ・乳熟期:残暑によって長時間つよい日光に当てられると玄米の品質がおちる恐れが ・黄熟期 ・傾穂期 ・登熟期 ・成熟期 ⑧稲作のスケジュール~例~ ・4月 3日間かけ、発芽器で苗が発芽するまで育成する。発芽した苗を小型のハウスに移動させ、田植えまでそこで更に育成する。 耕運機を使用して田起こしをする。この間、田に水は入れない。 田起こしをした後、荒かき=田んぼに水を入れた状態で耕運機にかける。 田植えの3~4日前に代掻きをして、土をさらに細かくする。 ・5月 田植え機を使用して田植えをする。 田植え1週間以内に1回目の除草剤散布を実施。 田植え後、10日以内に稲に養分を足すため追肥をする。 田植え後25日以内に2回目の除草剤散布、草刈り。 ・6月 出穂前に1回目の病害虫の駆除を実施してしまう。2日目は穂揃い期に行う。 ・7月 1回目の肥料散布で穂肥えを促す。 ・8月 2回目の肥料散布を実施。 ・9月 稲刈り。 ☆禾穀類:麦 ①麦=小麦の実は堅い外皮に覆われ、その中身に胚乳・胚芽が存在し、食用に用いられるのは胚乳部分である。他の部分も食べることは可能だが、品質が劣るのと、小麦粉の原材料に混ぜた場合味が悪くなるため、通常使用されることはない。 ②小麦を育成する場合、秋に種を蒔き、翌年の春に発芽したものを夏に収穫するというのが通常スケジュールである。この理由は、小麦の発芽には一定期間の低温状態が必要だから。 ③稀に低温状態を必要としない品種が誕生することがあり、通常は小麦の育成に適していな気候の土地での栽培が可能となった。 ④小麦の種子は基本的に「小麦粉」に加工され、パン、うどん、中華麺、菓子、パスタ、そうめん、クスクス等の原料となる。また、白ビールは小麦の麦芽を多く使用、ウィスキー等工業用アルコールの原料になる。 ⑤粒の硬さによって、それぞれ生成される小麦の種類や加工品が異なる。 ⑥小麦は麸をつくる際に使用するグルテンに加工されることから、代用肉として用いられるグルテンミートをつくることが可能であり、ベジタリアンやアレルギー疾患に悩まされる患者にも広く好まれている。 ⑦品質が劣るものは「ふすま」と呼ばれ、家畜の餌になる。 ⑧昨今、小麦にふくまれる不溶性食物繊維が大変注目を浴び、最近では朝食用のシリアルとして食べられるようになった。 ⑨生産については以下の通り。 ☆日本での小麦の生産について 「明治時代以前」 日本では古来より製粉技術が未発達なため、江戸時代まで小麦は贅沢品として扱われていた。江戸時代以降、石臼が普及すると、庶民でも気軽に粉モノをくちにできるようになり、うどん、饅頭、ほうとう、すいとんなどが好まれたそうだ。その後、小麦は稲の裏作として頻繁につくられるようになり、当時は粒のまま食す「オオムギ」と粉にして食す「コムギ」が主流だった。小麦粉を使用した食品は都市では頻繁に見かけられたものの、農村部では小麦を加工する技術が普及していなかったため口にする機会は滅多になかったという。 明治期に入ると、欧米からパン食文化が輸入されることで更に小麦の消費に拍車がかかり、大正時代には栽培面積がじょじょに大きくなり、最も大きかったのは第二次世界大戦中だそうだ。戦後、学校給食の開始と主食の欧米化にともない、さらに小麦の消費量が加速した。 しかし、拡大する消費量と比例するように、小麦の自給率は下がる一方であった。アメリカから小麦が安価で手に入るようになり、二毛作は衰退、1963年に発生した記録的な豪雪と多雨により栽培面積は大きく減少したが、最近では回復傾向にある。 「栽培法」 ☆事前に把握すべき事柄 ・栽培時期→小麦の栽培時期は土地によって数ヶ月程度の差はあれど、ほとんどが秋に蒔き、翌年の6~8月に収穫する。 ・土地→用意する土地の大きさに関しては、大体「1m2でうどん1杯分」を目安に考えると良いそうだ。 ・準備するもの→小麦の種子、土の酸性を中和させるのに用いる石炭、土壌改良用の堆肥、肥料の元肥。ほとんどがホームセンターで揃えることが可能だが、種子に関しては農協に問い合わせをして手に入れなければならない。(種子を保存する場合は必ず直射日光と湿気を避けた場所に保管すること!) ・石灰→小麦は土の酸性度が高いと育ちにくいため、予め石灰で中和する必要がある。 ・元肥→発芽に必要な養分のことで、初心者の場合は「化成元肥」がお勧めらしい。 ☆栽培の順序 1.「うねり」をつくる 種を蒔くため、畑にうねりをつくる。大きさは60~70センチ間隔で、約10センチに積んだ土を直線状に盛る。また、土が水分を含み過ぎると小麦が息苦しくて育ちにくくなってしまうため、雨が降った当日や翌日は避け、土が乾燥するまで待ちましょう。 2.「すじ蒔き」をする 「種蒔き=すじ蒔き」の際、うねに深さ数センチの穴を10センチ間隔であけ、そのなかに種を蒔き、上から土をかぶせる。この時、化学肥料の粒と種とが直接ぶつからないよう注意を。 3.1ヶ月間間を置く 通常は10日~2週間程度で発芽するので、この時期に寒暖が入れ替わったり、霜注意報が出るような地域は、その前に「麦踏み」をするのがオススメ! 4.「麦踏み」をする 「麦踏み」はその名の通り、麦がペシャンコになるのを気にせず上からどんどん踏みつけること!これにより強く逞しい麦が育つ。麦踏みをする際は、横歩きになって畑全体をくり返し踏みしめましょう。 麦踏みを行う回数は計4回、12月下旬、年が明けて1月の中旬と下旬、2月の中旬と下旬を目安に、3月には茎が成長をはじめるため行わないよう注意を。また、麦踏みは必ず乾いた土のうえで行うように。 5.茎が成長したら・・・ 春になり茎が成長すると、雑草が増えはじめるので、小麦の育成に必要な栄養を奪われないよう、こまめに根こそぎ除去を。 また、この時期はアブラムシや「うどん病」など、成長の妨げになる要素が多くなるため、心配なら早目にホームセンターなどで相談を! 6.もうすぐ「収穫」! 受粉が終了し、収穫時期が近づいたら、鳥たちが丸々と成長した美味しそうな麦の実を狙っているため、畑を荒されないようネットをかけて事前に対策をしましょう。 ⑩小麦の栽培スケジュール 10月上旬:畑の準備 10月下旬:種蒔き 11月上中旬:発芽 12月中旬~2月:根張を強くするため「麦踏み」を行う。この時期に茎分かれが始まり、稲穂が出始める。 3月上旬:小穂ができてくる 3月中旬:茎が本格的に伸びてくる。この間、雑草取り、土寄せを行う。 4月上旬:花が咲き始める 4月下旬:害虫駆除を行う。この時期に穂が出る。 5月上旬:本格的に花が咲く 5月下旬:実が熟し始めるため、カラス対策を 6月中旬:収穫! ☆禾穀類:キビ ①イネ科の一年草。うるち種ともち種があり、日本では五穀のうちのひとつとされている。 ②原産国はインドと言われているが、詳細は不明。日本に渡来したのは弥生時代で、朝鮮半島を経由して来たという説がある。 ③夏~秋に育った穂が垂れ下がり、これが黄味がかっていることから「黄味→キビ」と名付けられたという説が今のところ有力なのだとか。 ④実はそのまま食用として粥に入れる他、粉にして団子にしたもの、いわゆる「キビ団子」などが存在する。ちなみにキビ団子は正式には「吉備団子」と書き、現在はキビではなく白玉粉を用いる。 ⑤地方によってはキビの種を「コキビ」と呼ぶ。 ⑥健康商品としてのキビ ・主な栄養成分:ビタミンB群、ミネラル、亜鉛、カルシウム、鉄分、食物繊維 ・効能、機能:膵臓、胃の働き、冷え性改善、高血圧、動脈硬化予防、体液増加 ⑦キビの料理法 米を炊く際、少量のキビを混ぜると、モチモチとした食感がより増すという。以下、キビと白米の混合炊飯法を記載する。 ☆キビと白米の混合炊飯のつくり方 ・キビと白米を混ぜ、5,6回程度とぐ ・↑を水につけたままひと晩置く ・再度とぎつつアクを取る ・キビと白米より1.6倍の量の水を入れ、塩を少々追加し炊飯する ・炊き終わったら、蒸らしてからよくかき混ぜる ・完成! また、炊きたてのキビをすり鉢に入れてすり潰すと団子状になり、ここにきな粉をまぶすと一応「キビ団子」ができあがるので、是非ともお試しあれ! ⑧キビの栽培について 近年、粟やキビの栽培自体が減少しているそうなので、もしこれを読んだ方が自力での栽培を試みる場合は、お住いの地域の気候で育つ種か事前に確認しましょう! 元々、キビは乾燥に強い作物です。そのため痩せた土地でもよく育ち、雑穀のなかでは非常に栽培がしやすい品種と言われています。 また、種には「春まき」と「夏まき」の2種類あり、春まきは寒い土地、夏まきは暖かい土地と、気候によって土地に適する種類が異なるため、注意すべきとのこと。 収穫については、品種によって差があれど、出穂~成熟まではおよそ一ヶ月近くかかるらしい。 ☆栽培スケジュール(一例) 7月:中耕・間引き・ほ場の準備 8月:出穂・土寄せ・中耕・間引き 9月:鳥害対策 10月:収穫・脱穀・調整 ⑨キビの栽培状況については時代によって大きな変化がある。 まず、明治時代まで、キビを育てる畑の面積は約2~3万haと広大だったそうだが、次第が進むにつれ、次第に減少していき、現代の栽培面積は250haである。このうち、生産量の約半分を占めるのは沖縄で、次いで岩手、長野が主産地なのだそう。 国内では、団子などの食品に加工する目的でわずかながらキビの栽培が残っている。 ⑩キビの品種は以下の通り ・モチ性:精白粒が黄色い「キビ信濃1号」 ・ウルチ性:田老系が主に知られているとか ・沖縄県で栽培される品種のなかには、波照間島在来種以外に子黍(こきび)とよばれる種類が存在する ☆禾穀類:粟 ①イネ科エノコログサ属の多年草で、雑穀類、五穀のひとつでもある。 ②原産地は東アジア。日本国内では米よりも早い時期から栽培が始まっている。また、食用としてだけではなく、例えば新嘗祭の供物に用いられたり、古代の基本法令に「粟を蔵に備蓄せよ」という記述があったりと、一般市民だけではなく、貴族たちにとっても、粟は貴重な存在だったようだ。 ③粟はエノコログサが原種であると言われている。乾燥した土地を好み、熟すと穂は黄色になって垂れ下がる。栽培が短時間で済むため、高地でも育てることは可能。 ④種類は、粳アワ、糯アワ、また収穫の季節によって、夏・秋アワと、粒の状態によって異なる。 ⑤粟の生産量は第二次世界大戦を境に激減。それまでは食用として使用されていたものの、現在日常で見かける機会は少なくなっている。 現代の使用法としては、例えば米に混ぜて炊く、粟おこし(穀物を使用する、飴で固める和菓子のこと)の材料にする、正月料理に用いる(酢締めしたコハダ等青魚に合わせたアワ酒)などが主流で、「主食」というよりも、菓子、餅、酒などの材料に用いられる他、家畜の餌にされることの方が多いという。 ⑥他の穀類に混ぜられることもある。例えば、パン(強力粉7:粟3の割合で配合すると、美しく焼き上がりがふっくらする)、麺類(薄力粉に半々、天ぷらの衣に加えるなど)、飯(粟1合:大麦2,3合:サツマイモ100匁:生の状態のジャガイモ30匁をいっしょに炊く)以外にも、粟を白玉粉のように丸めて料理に活用する方法もあるとか。 ⑦粟の栄養価については以下の通りである。 *渡辺パイプが扱う「資材」とは? 渡辺パイプでは、顧客に提供するサービスの一部に「資材」が盛り込まれているが、果たしてこれが同社の事業内容にどう関わっていくのか・・・以下で「電気資材」「電設資材」「農業資材」の意味をまとめつつ、考えてみたい。 **「電気資材」「電設資材」について 「電気資材・電設資材=電材」というと、人は瞬時に「電化製品に関係ある資材=日常で使用するパソコンやテレビの部品」を思い浮かべるそうだが、この答えは専門サイトによると「必ずしも100点満点ではない」とのこと。 電材が我々の日常に密接に関わっていることについては合っているのだが、もっと具体的に説明すると、電材はあまり普段目に見えない場所に存在する。 例えば、電化製品の「スイッチ」。スイッチが設置されている電化製品といえば、証明からテレビ、パソコンや空調設備まで、ありとあらゆるものが思い浮かぶが、これらの電源に使用されているものが、他でもない電材なのだ。それ以外にも、コンセント、配電盤、ブレーカー、アンテナなど、我々の生活を陰ながら支えてくれているツールを、じつは電材と呼ぶ。たしかに、スマホは便利だが、電力消費が激しいのが難点であるため、充電器がなければ日常的な使用はできない。しかし充電器は充電器で、コンセントが無ければ「充電」という目的を果たすことはできない。テレビやパソコンも、配電盤が無ければただのオブジェになってしまうし、アンテナが立っていなければ、好きな番組の受信は不可能。 ※電材の種類 「電材」の種類は、それぞれの企業によって扱い方が異るものの、以下にある企業を参考にし、当てはまる商品をまとめてみた。 「耐火ボックス」 用途:インターホン取付部 「ツバ付きスリーブ」 「不燃パテ」 用途:不燃配管の防火区画通部埋め戻し、不燃材料を使用した内装制限箇所 「防水スプレー」 パテを使用する際に使用 「ブッシングパンチ」 用途:天井下地材に通線ブッシングを取り付ける際に使用 「ケーブルタッカー」 用途:ケーブルの固定に使用 「ビニールテープホルダー」 用途:ビニールテープ用のホルダー 「カードエフ」 記入紙による記名の差し替えが可能 「ムシハイレンジャー」 用途:機械配線のネズミによる咬害対策に使用 ※渡辺パイプにて実際に扱われている電材 参考URL:https://www.monotaro.com/brand/6897/ 事業者向けの販売サイト「モノタロウ」では、渡辺パイプに関する専用ページが設置され、同社で扱われている数々の商品の特徴が掲載されている。以下、上記したURLを参考に、内容をまとめてみた。 &u(){「農ビフィルム」} 用途:パイプハウスの外張りに利用する透明フィルムで、伸縮性があるため、ハウスバンドとして利用可能 口コミ:「小さいものから様々な大きさが揃っているお陰で資材を無駄にせずに済んだ」 &u(){「ユニバーサルジョイント」} 用途:曲げたい角度にきちんと曲がるパイプ連結金具 口コミ:「多く使うため多数購入したが、コスパがよくしっかり固定でき、使い勝手が良い」 &u(){「ワイヤーティワン」} 用途:線材が使用されているT型交差部品で、パイプハウスの先端に使用すると仕上がりが美しくなるとか 口コミ:「金具同士が外れる心配がなく、また母屋パイプを持ち上げる必要が無いため、手間が省けてラク」 &u(){「トップセンター」} 用途:峰・側などにも利用可能な線材によるクロス部品で、経済的 口コミ:「安価の割にはしっかり固定できて便利」 「プロパッカー」 用途:プロ専用のフィルム留材で、ステンレスのバネ&内側の凹凸の加工がフィルムをしっかり保持することで、強い保持力と耐候性を実現 「トマキュウJ」 用途:トマト・キュウリを中心とした作物の雨による裂果を防ぐ家庭園芸用ハウスで、素人でも簡単に組み立て可能であり、サビに強く長持ちする 「かるかんハイ」 用途:谷部・サイド・内張フィルム全ての換気に対応可能な装置で、途中で手を離してもオートロックのため問題ない 「ウィンドアーキタイプジョイント」 用途:フィルム専用の留材接続金具で、タフウインドエースとパイプを抱き合わせで平行に接続するのに使用する 電材は、専門店によって扱いが全く異なるとか。例えば、アンテナなど比較的大きなものばかりを扱う店があれば、逆に小さな工具のみ揃える店もあるそうだ。 「コンクラ」 用途:大口径用十字金具で、耐雪使用のコンクラハウスに主要直交部品として使用 「サドルハンド」 用途:特にパイプ部品を使用できない箇所を留めるのに非常に便利 「アングルバンド」 用途:パイプ筋交用部品・傾斜地用部品として使用可能で、角度の異るパイプ同士を固定するのに適している 「UTバンド」 用途:T型交差部品で、Uボルトに低コストで締めつけることが可能 「ハウスドア換気フィルム」 用途:1mm目合の防虫網付き換気フィルムで、高温対策に最適、左右のファスナーを使用することで簡単に開閉可能 「かるかんスムーザー」 用途:手元にある高所作業巻き上げ換気装置の快適な操作が可能になり、他社商品にも適応、使用しない場合は紐をくくりつけ固定できる 「かるかんロング」 用途:取り付けが簡単に出来る巻き上げ式側面換気装置で、最大100mの開閉、90度の取っ手可動が可能、オートロック、高耐久な防塵タイプ採用 「LLポリダクト」 用途:温風ダクトとして使用するのに最適 「雨除け用直管SW」 用途:農作物の雨除けに使用するビニールで、最適な長さを採用 「土の元気サプリ 地力向上」 用途:柔らかい土壌づくりを促進すべく、微生物の働きを活性化することが可能 「ワンタッチロック」 用途:パイプ扉専用のドアロック 「新ドア蝶番」 用途:妻柱にパイプ扉を固定するのに使用する専門部品 「サドル付下レールスライド金具」 用途:出入口レール、妻面側レールを接合、これを杭で固定して使用する部品 「パイプトビラ」 用途:ほとんどが簡易型パイプハウスに利用されるとか 「ビニエースコーナー外板」 用途:フィルム専用留材接続金具で、ビニエースもしくはウインドエースの端に取り付けてユニバーサルジョイントと接続させ使用する 「SVビニエースパイプジョイント」 用途:ツマカンシリーズの取付に最適な接続金具で、タフビニエースとスーパービニエースをクロスさせるのに使用する 「スーパービニエースパイプジョイント」 用途:妻面仕上げ、側面仕上げに利用可能 「ビニエースアーチパイプジョイント」 用途:タフビニエース、パイプとを抱き合わせ平行に接続するのに用いる 「スーパースプリング」 用途:風が強い地域に特に適している、フィルムを抑えるのに使用 「タフスプリング」 低コストタイプのフィルム留材 「シメツケバンド」 用途: 直管平行接続金具で、2本の同径パイプを平行に留めるのに使用する 「45゜バンド」 用途:筋交、傾斜地に利用するのに便利、斜めにクロスする際に使用する補強用固定金具 「クラインセッター」 用途:十字傾斜金具で、ハウスの筋交、傾斜地にあるハウスに主に使用する 電材の種類についてはあまりにも細分化されすぎてしまっているためここに全て明記することは不可能なので、とりあえず専門業界で頻繁に使われる3点のみ以下にあげてみた。 A材・B材・C材 では、これらの特徴を見ていこう。 ・A材 照明器具、分電盤、インターホン、火災報知器など、複雑な機能を有する機器を指し、そのため値段は高価。 ・B材 電線、ケーブル、ケーブルに使用する保護官、ボックス、またこれらの付属品など、B材は種類の幅が多く、専門店でも日常的に修理に用いられる。 *渡辺パイプの関連企業について **株式会社エドビ ・概要 企業名:株式会社エドビ 本社所在地:東京都中央区築地5丁目6番10号 浜離宮パークサイドプレイス16階 資本金(平成29年3月31日時点):30万5,000円 取引金融機関:みずほ銀行東京営業部 農業資材販売と農業フィルム加工を中心に実施する同社は、どのような関連事業を行っているのだろうか?具体的には、「農材販売」と「フィルム加工」を実施しており、渡辺パイプにて扱われる農業関連の製品やビニールハウスのツールなどがここで製造されていることが理解できる。 上記した商材について、製品名と特徴を以下にまとめた。 ・沿革 &u(){昭和28年度:} 6月 東京都江戸川区平井4丁目に「江戸川ビニール株式会社」なる名称で資本金200万円の「プラスチック製造、販売」を行う企業を設立。 全農によって「ビニール製品加工指定工場」となる。 &u(){昭和33年度:} 10月 尿素肥料の包装がクラフト紙からビニールに変更したことに伴い、以下企業と共同で「尿素袋」の製造に着手しはじめる。 三井東圧化学・三菱化成工業(現三菱化成) 12月 ポリエステル製造に協力を得ていた「三真化学工業」を吸収合併、結果資本金は300万円となる。 &u(){昭和34年度:} 5月 松本工場開設。 &u(){昭和37年~38年度:} 仙台工場、神戸工場新設。38年末にはビニール・ポリエステル、鉄骨ハウス用生産加工設備を設置。これにより、生産販売体制の確立に成功する。 &u(){昭和40年度:} 2月 増資により資本金が800万に増額される。 5月 千葉県山武郡成東町(現山武市白幡)に工場を新設。これをポリエチレン重包装袋、農ポリ、一般包装袋専用とし、新鋭機械を設置することで、大量生産可能な環境の確立に成功した。 &u(){昭和43年度:} 3月 増資により資本金が5000万に増額される。 7月 増資により資本金が8800万に増額される。 &u(){昭和44年度:} 8月 渡辺パイプ本社を東京都千代田区に移転。 9月  埼玉県深谷市に工場を新設。その後、東京工場を移転。 &u(){昭和46年度:} 6月 「株式会社エドビ」に改名。 10月 増資により資本金が16,505万に増額される。 &u(){昭和51年度:} 2月 雑貨用ポリ、ビニール等各種産業資材の販売を中心に行う「株式会社シンエイ」を設立。 6月 奈良県橿原市に近畿営業所を開設。 &u(){昭和59年度:} 12月 「ナルトー化成株式会社」を設立すると同時に、農業用ポリフィルム、農サクビ等の生産を専門とする工場を新設。 &u(){平成19年度:} 1月 「株式会社エドビ」は「渡辺パイプ株式会社」の傘下にはいる。 10月 株式会社ビニカから事業継承を受けたことにより、九州工場としての営業が可能となる。 &u(){平成20年度:} 9月 資本金が1,000万に減額される。10月 子会社である株式会社シンエイを精算、渡辺パイプへ業務移管する。 &u(){平成23年度:} 9月 本社を東京都中央区に移転。 &u(){平成29年度:} 2月 増資により資本金が3,500万に増額される。 「株式会社エドビの拠点概要」 ・北海道地方 &u(){北海道営業所} 住所:〒069-0365 北海道岩見沢市上幌向町529-20 TEL:0126(26)1311 FAX:0126(26)1330 &u(){旭川営業所} 住所:〒079-8442 北海道旭川市流通団地2条2-20 TEL:0166(46)5331 FAX:0166(46)5332 &u(){帯広営業所} 住所:〒080-0046 北海道帯広市西16条北1-22-29 TEL:0155(38)5830 FAX:0155(38)5831 ・東北地方 &u(){青山営業所} 住所:〒039-3524 青森県青森市滝沢字下川原98-1 TEL:017(726)1110 FAX:017(726)0117 &u(){宮城営業所} 住所:〒984-0032 宮城県仙台市若林区荒井字細沼101 TEL: 022(288)8913 FAX :022(288)8662 ・関東地方 &u(){本社} 住所:〒104-0045 東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス16階 TEL:03(3549)3040 FAX:03(5565)6386 &u(){埼玉営業所} 住所:〒366-0837 埼玉県深谷市起会333 TEL:048(571)0072 FAX:048(571)1825 &u(){埼玉中央営業所} 住所:〒331-0811 埼玉県さいたま市北区吉野町2-191-10 TEL:048(669)1561 FAX:048(668)1058 ・甲信越地方 &u(){長野営業所} 住所:〒399-8212 長野県安曇野市堀金三田1326 TEL:0263(72)3103 FAX:0263(72)1222 &u(){東信営業所} 住所:〒384-0061 長野県小諸市加増3-8-43 TEL:0267(26)0013 FAX:0267(26)0014 &u(){南信営業所} 住所:〒391-0011 長野県茅野市玉川4574-3 TEL:0266(82)5114 FAX:0266(72)2572 ・関西地方 &u(){奈良営業所} 住所:〒639-1112 奈良県大和郡山市白土町80-5 TEL:0743(59)4095 FAX:0743(57)5978 &u(){兵庫営業所} 住所:〒675-1105 兵庫県加古郡稲美町加古382 TEL:0794(92)7548 FAX:0794(92)7554 ・農材の製品名と特徴 「グリーンハウス」 ここで扱われるハウスは、素人にも組み立て可能もの、高い機能性を兼ね備えたものなど、幅広い種類が豊富に取り揃えられている。また、3年保証付きなのも大きな特徴である。 具体的な種類は以下にまとめる。 トラスシリーズ UKシリーズ Uシリーズ Vシリーズ Wシリーズ 堆肥舎シリーズ 「栽培装置」 苺などの果物をはじめ、葉物、トマトといった野菜類など、幅広い作物に対応可能な装置を取り揃えているとか。具体的な種類については以下にまとめる。 ・GAIAシリーズ トマト リーフ 苺 苺の森 「ハウス設備」 渡辺パイプが所有する「生産管理システムP-plus」を使用、快適なハウス内環境を提供すべく、換気装置、冷暖房装置を設置。具体的な種類については以下にまとめる。 生産管理システム カーテン 換気装置 栽培ベンチ 冷暖房 光合成促進装置 制御装置 潅水装置 「ハウス被覆資材」 自社加工によりあらゆるニーズに適応可能なフィルムなど、ハウスに使用するビニール資材を全て取り扱っているとか。具体的な種類については以下にまとめる。 外張り用濃ビフィルム 内張り用濃ビフィルム 防塵濃ビフィルム 光線選択性濃ビフィルム 保温性強化濃ビフィルム 一般農PO系フィルム 長期対応農PO系フィルム サイド換気用農PO系フィルム 遮光性農PO系フィルム 塗布無滴農PO系フィルム 遮光濃ビフィルム 光線選択型農PO系フィルム 保温性農PO系フィルム 「農ポリ、マルチ」 様々な用途に適応する「農業用ポリ」を用意。具体的な種類については以下にまとめる。 農ポリ マルチ 「遮光資材」 ビニールハウス内の気温上昇を防ぐなど内部の気温調整に使用可能な資材が揃っているそうだ。具体的な種類については以下にまとめる。 遮光ネット 寒冷紗 「保温資材」 作物を冬の厳しい寒さから保護するための資材が揃えられているとか。具体的な種類については以下にまとめる。 不織布 発泡保温資材 「防虫、防鳥、防風資材」 暴風から虫よけなど、様々な用途に使用できる専用ネットを用意。具体的な種類については以下にまとめる。 防虫ネット 防風ネット 防鳥ネット 「育苗資材」 苗を育てるのに使用する専用の資材を用意。具体的な種類については以下にまとめる。 育苗トレー、ポリ鉢 「ハウス部品」 ハウスの補強、修理に使用する専門の部品を用意。具体的な種類については以下にまとめる。 クロスワン ビニエース ピシャット ・フィルム・シート加工 エドビでは、ビニールハウス等農材に使用するフィルム、シートの加工を自社で受け付けている。以下に特徴をまとめた。 コスト削減:ビニールハウスのサイズに適したフィルムを使用することで、風害対策など結果的にコスト削減が可能となる 機能:性能の異なるシートを繋ぎ合わせるころで、ビニールハウス以外にも様々な用途に臨機応変に使用できる 溶着加工:フィルム同士を熱で溶着させる技術だが、株式会社エドビでは溶着をする際の幅を自由に選択できる(溶着幅は広いほうが強く固定できるそうだ) ハトメ加工:ハトメとはビニールシートなどに紐を通すための穴のことだが、シートの種類によってはハトメに使用する金属の種類を変更することが可能。株式会社エドビでは穴開けとハトメ付けを同時に行う方法を採用、最終的に穴の周囲を補強するという 縫製加工:溶着が難しい素材の場合、ミシンを用いてシート同士を縫製する 「株式会社エドビのフィルムシート利用シーン」 同社でつくられたシートは、具体的にどのような場面で使われるのか? ・グリーンハウス 目的:フィルム加工を施すことにより、従来のハウスよりも機能性を向上させる 使用例: 防風ネット(縫製・ハトメ・テープ補強加工) ハウス屋根面フィルム(溶着加工・ロープ絞り加工・中央裏打ち加工) 防虫ネット(縫製・ハトメ加工) 内張りカーテン装置(溶着・ハトメ・袋加工) ハウス表面出入り口(ファスナー・袋加工) ・トラック荷台シート 目的:トラックの荷台に乗せる荷物を風雨から守るためのシートを加工作成 使用例: 荷台部分(ペケットハトメ加工・溶着加工) ・堆肥カバー 目的:顧客が所有するドームに合わせ、堆肥の発酵を防ぐシートを加工作成 使用例: 天頂部分(溶着加工) ・「Sedia Topics 」について 株式会社エドビでは、 「Sedia Topics 」なる広報誌を定期的に発刊し、渡辺パイプグループ内の事業紹介や新着情報を紹介している。以下、これらに掲載された情報の要点をまとめた。 2014年6月30日発刊:vol.29 ①厚生労働大臣より感謝状授与 ②「SEDIA SMILE BOOK vol.8」発刊 ③「SEDIA EXPO 2014」発刊 ④「らくちん大百科 2014」発刊 ⑤公益財団法人セディア財団「FC東京サッカー教室」開催 2014年8月6日発刊:vol.30 ①明興電機がセディアグループに仲間入り ②台湾に駐在事務所を開設 ③『ライフスタイルメンバーズ 別冊版』発刊 ④第11回オランダ農業研修を開催 ⑤『Water Works vol.19』発刊 2014年11月17日発刊:vol.31 ①渡辺パイプの資本金を51億円に増資 ②株式会社大成商会がセディアグループに仲間入り ③関東千鳥会が「納涼祭」開催 ④施設園芸・植物工場展2014に出展 ⑤浅間山麓国際自然学校が「浅間スカイマラソン2014」開催 2015年6月3日発刊:vol.33 ①渡辺パイプ会社案内をリニューアル ②グループ会社三社の会社案内を作成 ③『SEDIA SMILE BOOK vol.9』発刊 ④水と住まいの事業部が『ルームエアコンカタログ』発刊 ⑤グリーン事業部が新商品を発売 2015年8月1日発刊:Vol.34 ①セディア財団にて「第1回全国小学生かべ新聞コンテスト」募集スタート ②『WATER WORKS vol.20』発刊 ③水と住まいの事業部より『設備・資材カタログ』創刊 ④グリーン事業部が新型ハウス発表会を各地で開催 ⑤アサマ2000パークにて「第4回浅間ヒルクライム」開催 2015年10月30日発刊:Vol.35 ①渡辺パイプが資本金を増資 ②日本能率協会様から表彰状を授与 ③ききくらぶ主催「宝塚観劇会」開催 ④グリーン事業部が『ハウス丸わかり教本』発刊 ⑤セディア財団が『Mizu Mirai』発刊 2016年2月2日発刊:Vol.36 ①セディアグループの新しい1年がスタート ②グループ会社4社の営業案内が完成 ③げんき農場にてトマトの出荷を開始 ④セディアオリジナルLINEスタンプをリリース ⑤セディア財団にて「第1回全国小学生かべ新聞コンテスト」入賞作品決定 2016年6月3日発刊:Vol.37 ①旧本社跡地である墨田区に新社屋が完成 ②『SEDIA SMILE BOOK vol.10』発刊 ③電子サインシステムの運用を開始 ④げんき農場にて「バッカーズ寺子屋」開催 ⑤『ON TIME(オンタイム)』新創刊 2016年8月31日発刊:Vol.38 ①資本金100億円超え ②セディア財団による第2回「わたしたちのくらしと水」かべ新聞コンテストの応募を開始 ③クサノ電材株式会社がセディアグループの一員に ④グリーン事業部が「ウルトラエースシリーズ」を発売 ⑤第12回アサマスタークロスウォークを開催 2016年11月21日発刊:Vol.39 ①ヤナギ管材株式会社の本社社屋をリニューアル ②東京商工会議所1号議員に選出 ③平成29年度入社予定者の内定式を開催 ④グリーン事業部が「GPEC」に今年も出展 ⑤北陸大学キャンパス内に社名広告を設置 2017年3月1日発刊:Vol.40 ①恒例のお正月飾りとともに、新しい1年がスタート ②淡路島の海の幸をお届け ③大学3年生を対象に冬期インターンシップを実施 ④「ウルトラエースシリーズ」に新たなラインナップを追加 ⑤第1回 高校生が描く「明日の農業コンテスト」募集を開始 2017年6月2日発刊:Vol.41 ①CSRアクティブレポート『SEDIA SMILE BOOK vol.11』発刊 ②セディアグループに新たに163名が入社 ③トレンド商品と最新情報が満載の『セディアエキスポ2017』発刊 ④グリーンハウス総合カタログ『Rakuchin2017』を新装刊 ⑤「小諸高原ゴルフクラブ」が、名称も新たに今期の営業を開始 2017年8月28日発刊:Vol.42 ①明興電機株式会社の本社社屋をリニューアル ②8月1日「水の日」に合わせて『WATER WORKS』22号を発刊 ③2017年度新入社員を対象に、ホームステイ研修を実施 ④『アグリカルチャーナウ』Vol.03を発刊しました ⑤第3回「わたしたちのくらしと水」かべ新聞コンテストの応募を開始 2017年11月29日発刊:Vol.43 ①平成30年度入社予定者の内定式を開催 ②Lifestyle MEMBERS別冊『ところ変われば家づくりも変わる』発刊 ③温室建築をクローズアップした『特殊温室営業案内』発刊 ④セディア財団主催「野外力検定」実施 ⑤TOKYO FMにてラジオCMの放送を開始 2018年2月23日発刊:Vol.44 ①創業65周年、ここから、セディアグループの新しい1年がスタート ②千成産業株式会社がセディアグループに仲間入り ③3月より2019年度の新卒採用がスタート ④農業用ハウス向けの光合成促進機G-ACEを発売開始 ⑤第2回 高校生が描く「明日の農業コンテスト」の募集を開始 2018年5月31日発刊:Vol.45 ①CSRアクティブレポート『SEDIA SMILE BOOK vol.12』を発刊 ②大野バルブ産業株式会社セディアグループに仲間入り ③セディアグループに新たに198名が入社 ④アスリート社員の2名が入社 ⑤グリーン事業部のホームページをリニューアル 2018年8月23日発刊:Vol.46 ①『WATER WORKS』23号を発刊 ②ザ・パーティー2018を開催 ③施設園芸・植物工場展「GPEC」に出展 ④新入社員173名を対象にホームステイ研修を実施 ⑤全国小学生「わたしたちのくらしと水かべ新聞コンテスト」作品募集を開始 ※「SEDIA SMILE BOOK」とは? 毎年4月1日発刊のCSRアクティブレポート。「渡辺パイプをとりまくすべての人々が笑顔になれる」がコンセプトテーマ。 参考URL:https://www.sedia-system.co.jp/company/publish/smile/ ※「SEDIA EXPO」とは? 渡辺パイプの事業部「水と住まいの事業部」オリジナル冊子。取扱いメーカー各社の商品、最新技術への「こだわり」を中心に紹介されている。 参考URL:https://www.sedia-system.co.jp/enterprise/water/publish.html ※「らくちん大百科」とは? 毎年定期的に発行されているグリーンハウス総合カタログ。2017年4月より『Rakuchin』に名称が変更された。以下、2017年版の詳細が記載されたページURLを掲載するので、参考までに・・・。 参考URL:https://www.sedia-system.co.jp/news/detail/4532.html ※「FC東京サッカー教室」とは? FC東京が主催する子供向けサッカー教室。現在、都内21ヶ所にスクールを展開中。2018年には西葛西にて新たなスクール(コーチ派遣校)をスタートさせるそうだ。 参考URL:https://www.fctokyo.co.jp/news/9046 https://www.nas-club.co.jp/nishikasai/kids/index.html ※「明興電機」とは? 正式には「明興電機株式会社」。 東京都は文京区に位置する企業で、「1m以内の小物精密板金」「SUS、SPEC、AEの還体ケース作成」の他、消化器ケースの製造を行っている。 参考URL:http://www.alp25.gr.jp/meikou/index.html ※「水の日」とは? 1977年に「水の週間」と合わせて制定された記念日。 毎年水の使用量が増加する8月1日に設定され、地球上の資源が有限であることを国民ひとりひとりに考えさせることが目的である。 ※「アグリカルチャー」とは? 営農家専用の会員制サービス。 所有する畑でつくった作物を販売につなげて利益を得る方法を専門家と探る、営農家のためのサービスである。 参考URL:https://agri-cc.com/ ※「わたしたちのくらしと水」とは? 全国の小学生を対象に、「暮らしと水」にまつわる調査報告をまとめた壁新聞、学習新聞、はがき新聞を募集、優秀な作品には賞を贈呈するといった内容のコンテスト。ちなみに全国市町村教育委員会連合会、全国連合小学校長会の師事によって開催されているとか。 参考URL:https://www.sedia-found.org/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/%E5%B9%B3%E6%88%9029%E5%B9%B4%E5%BA%A6-%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/2017%E5%B9%B46%E6%9C%885%E6%97%A5/ ※「ところ変われば家づくりも変わる」とは? 『Lifestyle MEMBERS』別冊版。2017年11月に発刊したようだ。主に住宅関連の情報が掲載されているようだが、例えば2018年7月に発行されたものには以下の内容が特集されていたらしい。 インタビュー「地域の気候風土が及ぼす日本の家づくり」 差が出る理由 家づくりの知恵〈北海道・静岡・北陸・埼玉・鹿児島・沖縄〉 気候風土適応型住宅認定制度スタート 建築物には動植物を由来とするものがある 参考URL:https://premium.ipros.jp/sedia-system/catalog/detail/392418/?categoryId=39845#catalogBaseInfo ※「特殊温室営業案内」とは? 渡辺パイプで商品として扱われているビニールハウス等温室に関する情報を顧客向けにまとめたものと思われる。 ※「セディア財団主催”野外力検定”」とは? 渡辺パイプが長野県に所有するアサマ2000パークにて定期的に開催されるイベントで、子供が外の世界と触れ合い、自然の知識を学ぶことを目的としているようだ。ちなみに野外力検定は、事前に開催された渡辺パイプ主催のイベントにて好成績をおさめた子どもしか参加出来ない。 内容は、与えられた課題をクリアし、ポイントを競い合うものらしい。 参考URL:https://www.sedia-found.org/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/%E5%B9%B3%E6%88%9030%E5%B9%B4%E5%BA%A6-%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/2018%E5%B9%B46%E6%9C%8826%E6%97%A5/ ※渡辺パイプの「ラジオCM」とは? 2017年にFMラジオで放送開始したCMについては残念ながら詳細な情報が発見出来なかったものの、渡辺パイプでは以下のような独自の動画を公開している。 参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=TO9LEQYm4pc&t=13s 以上の動画には、視聴者の心を和ませるものがあり、これをYou Tubeを利用して配信すれば、「渡辺パイプ」の存在を広く知ってもらうことが可能になるのは明白だ。 以下、渡辺パイプのYou TubeページのURLを貼り付けておくので、興味がある方には是非見ていただきたい! 参考URL:https://www.youtube.com/channel/UCQUMDjfv0gUseVmwKPGrUVQ
このwikiは&bold(){&color(#F54738){「渡辺パイプ」}}について紹介しています! #contents() &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=6cgR5-L_EAw) *渡辺パイプの概要 |企業名|渡辺パイプ株式会社| |本社所在地|東京都中央区築地| |創業/設立|1953年12月/1957年4月| |関連事業|小諸高原ゴルフコース・ASAMA2000 Park・イコロの森・アクアホテル・自然学校| **渡辺パイプが「売上高4,000億円突破」に至るまでの背景 引用元:https://www.reform-online.jp/interview/22814.php 順調に売上を伸ばしつつある渡辺パイプが2023年に掲げる目標は&color(#F54738){&bold(){「売上高4,000億円突破」}}だそうです。 以上を掲げるまでの経緯について、渡辺圭祐社長へのインタビュー記事を元にまとめていきました。 -2022年度のグループ売上高は&color(#F54738){&bold(){前年度比114%の3832億円、経営利益は前年度比114%の148億円と、増収増益という結果で着地した}} -渡辺社長曰く、&bold(){&color(#F54738){「2023年度の課題は、人材の採用・育成・定着」「向こう3カ年で社員の年収15%UPを目指す」}}とのこと -計画値を200億円ほど上振れした内部要因は、&bold(){&color(#F54738){営業所と顧客の新規開拓}}、外的要因は、&bold(){&color(#F54738){サプライチェーンの正常化とメーカー各社の売上、特に主要各社が1割以上の値上げをしたことが売上増加に貢献したという}} -特に2022年度に強化したのは&color(#F54738){&bold(){物流子会社「セディアトランスポート」によって自社物流の比率を高めることで競合他社との差を明確にしていったという}} **渡辺パイプ独自の業務効率化支援とは? 引用元:https://htonline.sohjusha.co.jp/673-046/ &color(#F54738){&bold(){「ワンストップソリューション」}}を掲げ、顧客の業務効率化を大前提に事業を構築している渡辺パイプでは、「欲しい商材が欲しいタイミングで手に入れられる」よう、独自の解決方法を幅広く提供している点がこの企業の大きな特徴です。 これらソリューションサービスの概要を以下にまとめました。 -2021年からスタートした「セディア・コネクト」では、請負業者に対し施工業者を無料でマッチングするサービスで、&color(#F54738){&bold(){取引先の業者がまとめられたデータベースを活用し営業担当が業者同士を引き合わせることで業界の人手不足解消が期待されている}} -「セディア・コネクト」のデータベースに登録された工務店は全て渡辺パイプと取引済み であると同時に、&color(#F54738){&bold(){万が一対物損傷事故が発生した場合は保証として上限100万円が支払われる}} **事業内容 渡辺パイプは、以下2件の事業部を柱とし、住まいや暮らしに特化した商材の供給を行っています。 -&bold(){&color(#F54738){水と住まいの事業部}} -&bold(){&color(#F54738){グリーン事業部}} ---- &bold(){水と住まいの事業部:管材・建材・電材・住設など、住まいに関する商材・サービスをワンストップでタイムリーにお客様をバックアップ} &u(){&bold(){ライフライン}} &u(){&bold(){&color(#F54738){ライフラインを支える日本全国の水道設備工事店・土木工事店・電気工事店等へ、確かな品揃とタイムリーな配送を中心に、付加価値の高いサービスで商品を提供。}}} |水工|商品に&bold(){&color(#F54738){安心}}のサービスを添え、&bold(){&color(#F54738){ジャストタイム}}で提供| |土木|エキスパートが&bold(){&color(#F54738){正確に工事を支援}}| |電工|ビルや住宅の電気設備に関わる商材が&bold(){&color(#F54738){必要になったタイミング・必要な場所へ届けてくれる}}| |設備|&bold(){&color(#F54738){あらゆる規模・種別の設備工事機材・部材}}を迅速に届けてくれる| &u(){&bold(){ライフスタイル}} &u(){&bold(){&color(#F54738){人々の住まいに関わるライフスタイル事業では、住宅設備や建材を日本全国のリフォーム店、工務店に提供。業界No.1のワンストップソリューション・サプライヤーとしてサポートを実施。}}} |住宅、設備|システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台など&bold(){&color(#F54738){住宅機器関連商品をジャストインタイムで提供}}| |配送、提ネットワーク|&bold(){&color(#F54738){全国2000台の配送車}}で納期厳守のサービス提供を徹底| |情報システム|取引企業専用の会員発注サイト&bold(){&color(#F54738){「ワンダー元気ネット」}}| ---- &bold(){グリーン事業部:総合グリーンデベロッパーとして、農業用ハウス・栽培システム・肥料ほかサービスを提供} &u(){&bold(){グリーンハウス}} &u(){&color(#F54738){&bold(){パイプハウス、大型ガラスハウス、etc、多種多様なグリーンハウスを製造販売し、顧客のニーズに最適な商材を提供。}}} |信頼の技術|様々なパイピング技術を駆使し供給| |豊富なラインナップ|大規模温室~簡易型まで、&bold(){&color(#F54738){顧客の用途に適したビニールハウスがオールジャンル揃う}}| |3年間保証|契約した顧客には&bold(){&color(#F54738){3年間の保証サービスを提供}}| |低コスト温室|&color(#F54738){&bold(){シンプルな構造と強度を兼ね備えた経済的な温室}}は、丸い形状のため軟質フィルムをたわみなく展張できるところが大きな特徴| |大規模集合型温室の未来を担う|大規模栽培に最適なダッチライト型温室は、&color(#F54738){&bold(){採光性と通気性に優れ}}、高い軒高が夏の高温障害を抑制するので、安定した環境を約束してくれる| |あらゆる大規模栽培に、ワイドに対応|屋根が左右対称で受光量が均一、通気性に優れ、&color(#F54738){&bold(){積雪地帯も強風地帯も幅広く対応}}| &u(){&bold(){栽培システム}} &color(#F54738){&bold(){&u(){養液栽培システム「ガイア」で施設農業のメリットを最大限活かしつつ、周年栽培で利益UP&効率重視の計画的な栽培が可能に。}}} |安心収入と雇用|栽培システムのコンセプトは&color(#F54738){&bold(){「もうかる」「あんしん」「ローコスト」「らくちん」}}| |1年中多品質栽培可|葉菜類専用システムを活用することで、ほうれん草・サラダ菜など&color(#F54738){&bold(){多品種が栽培可}}| |施設農業のメリットを最大限に活かす|渡辺パイプの養液栽培システム“ガイア”は、作物や用途に最適な栽培方法を&bold(){&color(#F54738){多種多様な選択肢から自由に選べる}}| |ガイアのコンセプト|計画的な周年栽培で収益アップ| |あんしん|病害虫対策をしっかり行うことで減農薬栽を実現できる| |らくちん|作業負荷を軽減し快適な作業環境を実現| |ローコスト|シンプルで無駄のないシステムによってローコスト化を実現| &u(){&bold(){特殊温室}} &color(#F54738){&u(){&bold(){熱帯温室、レジャーセンター、フラワーパーク、レストランほか、温室設備をトータルコーディネート。}}} |観賞用温室|豊富なデザインから&color(#F54738){&bold(){顧客のニーズに適したトータルコーディネート}}を提案| |研究用温室|| |建築トップライト|| 1観賞用温室 お客様の様々な用途に合わせてデザイン性豊かにトータルコーディネート。 2研究用温室 高度なリクエストにもきっちり対応。 3建築トップライト 確かな資材、高度な施工技術、充実したメンテナンス体制を常備。 ・大規模な構造物や特殊な設計にもフレキシブルに対応した観賞用温室 観賞用温室は特殊な設計・構造に対応した大温室・ドーム型温室・熱帯温室など、各種取り揃えています。デザイン性と採光性を兼ね備えた温室を提案してくれるそうです。 ■施工例→http://www.sedia-system.co.jp/enterprise/green/special.html 温室の設計・施行、販売 各種温室の設計・施工、各種グリーンハウスおよび部品・資材、各種被覆資材、灌水装置、自動カーテン装置、天窓・側窓開閉装置、冷暖房装置、温室環境制御装置、養液栽培システムほか **採用 &u(){「順大は陸上競技部の主将を務めていた男子十種競技の佐田征義が渡辺パイプに入社すると発表した。」という情報が2023年3月に発表されました。} 引用元:https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/95598 佐田選手本人から「SEDIAの仲間入りをする」というTweetもあり、フレッシュな人材と話題性で賑やかさが増しそうな渡辺パイプの職場ですが、そもそもここではどのような求人募集をしているのでしょう? 以下採用情報サイトを参考に確認してみました。 参考元:https://job.mynavi.jp/24/pc/search/corp1181/outline.html &bold(){渡辺パイプ2024年採用情報} |募集職種|営業(水と住まいの事業)| |雇用形態|正社員| |初任給|月給196,000円| |諸手当|通勤手当(月5,000円迄)・地域手当(地域により異なる)・家族手当・みなし時間外手当(10時間分)| |昇給賞与|年1~2回| |年間休日数|125日| |休日休暇|週休二日制・日祝完全休日・夏季・年末年始・有給(初年度10日、最大40日まで)・特別休暇制度アリ| |福利厚生・社内制度|社保完備・借上社宅制度・優待サービス・ほか厚生施設複数アリ| |勤務地|エントリーシートに「北海道・東北・関東(山梨含む)・中部・関西・中四国・九州」から第3希望まで勤務希望地を選択して記入| &bold(){募集職種「営業(水と住まいの事業)」について} 水と住まいの事業における営業職の業務内容は以下の通りです。 -100万点に及ぶ住宅設備・照明器具・電線等商材のなかから、配属された部署がメインに扱う商材を担当 -販売カテゴリーや商品系列といった従来のメーカーや業界という枠に囚われず、関連商品をすべて「ワンストップ」で扱う *渡辺パイプの沿革 ・1953 創業者渡辺次祐により、東京都墨田区亀沢町2丁目6番地に株式会社渡辺次祐商店を設立。 パイプとその付属品の販売を開始。 ・1954 鉄管・継手・バルブの販売を開始。 ・1955 鋼管継手の製作・鉄管の加工を開始。 ・1956 排水金具・衛生器具・ビニール管と付属品の新規取扱い。 ・1957 社名を渡辺パイプ株式会社に変更。千葉県・茨城県に進出。冷暖房機器・ボイラー付属品・高圧用部品の販売を開始。 ・1958 ポンプ類・鋳鉄管・石綿管・ポリ管とその付属品の販売を開始。 ・1959 管工器具・パイプネジ切機の販売。 ・1960 埼玉県・群馬県に進出。鉄骨加工・工場倉庫・建築請負・電化製品の取扱い。 ・1963 墨田区亀沢に本社ビル建設。 ・1964 船橋に大管材センター建設。農業近代化の開発に着手。ビニールハウス温室の製作販売。 ・1965 西関東・東海地区に進出。観用温室・畜舎の請負、園芸資材の開発、全購連指定となる。 ・1966 北関東に進出。アングルハウス、煙草乾燥室の開発。管材業界のトップになる。 ・1967 農業用温熱資材・灌水装置・大型ハウス開発。東京都指定となる。 ・1968 大阪地区に進出。全国営業所に大型鋼材倉庫を完成。 ・1969 九州地区に進出。 ・1970 パイプハウス用パーツを各種開発。全国需要の60%を確保。 ・1971 浄化槽・ポリタンク・ポリバス他、化製品の爆発的需要に対処。 ・1973 本社ビル地上9階建を新築。 ・1974 住宅機器事業部門を新設。ききくらぶ発足。 ・1978 25周年を迎える。 ・1981 営業事務の電算化に着手。 ・1982 農業資材部門において海外(中国・サウジアラビア)に進出。 ・1984 農業資材取扱い専業者として千葉県に東関東農資センター開設。水道工事店向け計数管理システム「WATER」を開発。 ・1985 埼玉県本庄市に養液栽培研究農場を開設。 ・1986 札幌物流センター開設。 ・1989 建材部門を新設し、外壁材・外装材・屋根材などの一般建材並びに門扉・フェンス・バルコニー・サンルームなどのエクステリア商品の販売を開始。 ・1990 建設機械の販売を開始。 ・1993 全国12ブロック制を2支社(関東支社・関西支社)・4支店(北海道支店・東北支店・中部支店・九州支店)に組織変更。 ・1994 「セディアシステム」並びに10ヵ年構想を発表。 関東支社を4支店(信越支店・北関東支店・関東中央支店・東関東支店)に分割し、全国を1支社8支店体制に組織変更。 ・1995 「D2(商品台帳・顧客台帳)」オペレーションが始まる。全国の各営業所をサービスセンター(SC)と名称変更する。 ・1996 「D2オンリーワンワークス」の推進。Aファイル発行開始。業界初の電子受発注システム「元気くん」が始まる。 ・1997 「D2エクセレント」を方針に「もっと5つのきっちり」とエリアバイイングがスタート。パイプハウス総合カタログ「らくちん大百科」第一号を発刊。 ・1998 「動かせD2顧客シェアNO.1」を掲げ、ワン・トゥ・ワンマーケティングを推進。 ・1999 「レッツコミュニケーション」をキーワードに、ワン・トゥ・ワン施策を推進。 ・2000 「さあ、やろう!そこにスピード!」をマネイジメント・キーワードに積極施策を展開。事務センター(4ヵ所)の設置。グリーンハウス・マテリアル事業ユニットISO9001認証取得。 ・2001 「システム&ハート」をキーワードに、セディアシステムを次代に合わせて進化させた施策を推進。 ・2002 「真剣勝負の一年」「パワーエンジニアリング全開」をキーワードに施策を展開。中期3ヵ年計画ビジョン’04を推進。一般ユーザーの対応も行う新業態の「水まわり快適館」札幌南店を開設。 ・2003 「いくぞ!!D2の底力」「知恵を楽しもう、力を湧き出そう」をキーワードに施策を推進。住宅施設機器販売を専門に扱う営業拠点を首都圏中心に開設。創立50周年を迎える。 ・ 2004 「Reしよう!」「10年目のセディア品質」をキーワードに施策を展開。セディアシステム10年目を迎える。 ・2005 「次の一手、楽しもう」「セディア進化論」をキーワードに施策を展開。中期3ヵ年計画ビジョン’07を推進。代表取締役渡辺元が、東京商工会議所第一号議員当選。日本経済団体連合会(経団連)に入会。株式会社建材社と業務提携を締結。坂田建設株式会社の再生支援として徳倉建設株式会社とともに出資。 ・2006 「セディアスタイル&セディアパワー」をキーワードに施策を展開。マテリアル事業を富士鉄鋼資材株式会社へ譲渡。株式会社エドビの経営権を取得。株式会社イトカンの経営権を取得。電設資材を専門に扱う営業拠点を開設。 ・2007 「セディアクオリティーNO.1」「セディアスマイルストーリー」をキーワードに施策展開。西日本シーアイ販売株式会社の全株式を取得し、「渡辺パイプ・西日本株式会社」と社名変更し、グループの一員となる。 ・2008 「価値をつなぐ」「笑顔をつなぐ」をキーワードに施策を展開。キザイ産業株式会社の全株式を取得し、グループの一員となる。 ・2009 「価値創造」「303の知恵」をキーワードに掲げ施策を展開。社章を新しく「SEDIA」マークに変更。三興電材株式会社、新潟電材株式会社、協伸株式会社がグループの一員となる。 ・2010 「顧客の創造。」「いま、共に考えよう。次のセディアへ。」をキーワードに施策を展開。コーポレートステートメントを「スマイル」へ刷新し、新しいイラストデザインとともに発信。新たに三幸機器株式会社がグループの一員となる。 ・2011 「D3イノベーション」「SMILE」をキーワードに3ヵ年計画がスタート。本社を墨田区亀沢から中央区築地に移転。新たに株式会社ケンパンがグループの一員となる。 ・2012 「YOUTH」「次の取り組みへ」をキーワードに施策を展開。水と住まいの事業部では、梅津管材株式会社、昭栄商事株式会社がグループ会社の一員となり、渡辺パイプ・沖縄株式会社を新たに設立。グリーン事業部は、初の海外拠点Watanabe Pipe Vietnam Co., Ltdを設立。 ・2013 「FRONTIER」「はじめよう、Be YOUTH。拡げよう、KAITAKU」をキーワードに施策を展開。株式会社資材社、ヤナギ管材株式会社、西日本グリーン販売株式会社、株式会社ナプロがグループ会社の一員となる。創立60周年を迎える。 ・2014 「価値を運ぶ。」「FRONTIER」をキーワードに施策を展開。明興電機株式会社、株式会社大成商会がグループ会社の一員となる。資本金を51億円に増資。セディアシステム20年目を迎える。 **採用情報と口コミ評判 以下、渡辺パイプの採用情報をまとめました。 -募集要項 -口コミ評判 &bold(){募集要項(新卒)} |募集職種|総合職(営業)| |初任給(東京・大阪支社勤務)|225,000円| |諸手当|時間外・家族・通勤・ほか| |昇給賞与|昇給年1回・賞与年2回| |勤務時間|8時半~17時半| |休日休暇|週休二日制・年次有給休暇・ほか| |教育制度|新入社員研修・ホームステイ研修・農場実習・ほか| |福利厚生|各種社保完備・退職金制度・財形貯蓄・借り上げ社宅制度・セディアアカデミー賞・チャレンジセディアカップ・同好会制度・優待サービス・各厚生施設使用可| ||||| 「募集要項」 ●新卒採用 ・応募書類:成績証明書、履歴書、健康診断書 ・入社までに必要な資格:自動車運転免許(MT、AT) ・応募方法:渡辺パイプ公式サイトに掲載された求人専用ページ、他各採用サイトを参照のこと ・選考方法:グループディスカッション、2回の面接、適性検査 ・採用に関する問い合わせ先: TEL 03-3538-9081 担当 新卒採用事務局 メールアドレス sedia-system18@e-recruit.jp 「採用までの流れ」 1説明会(3月~) 2グループディスカッション(一次選考) 3適性検査(WEBで実施) 4個人面接(二次選考) 5最終選考 6内定!! ※期間はおよそ一ヶ月~一ヶ月半を予定 ※全国の会場にて選考を実施 「事業内容と特徴」 ●水と住まいの事業部 ・戦略と仕事象 渡辺パイプの「水と住まいの事業部」では、100万点の資材と552の拠点を持ってるが、以上のような膨大な数を有することで、全国各地の顧客からのリクエストに臨機応変に対応できるという利点がある。また、資材を扱う工場に関する質問を受けた場合でも、紳士に受け答えをすることができ、やがてこの行為が顧客からの大きな信頼感に繋がるという。 それ以外にも、同社では資材や工場への社員一人ひとりの理解度を高めるべく様々な工夫を実施、他社との差別化を図り、顧客に提供するサービスを「長期ビジョンで育てる」というテーマを持って運営している。 渡辺パイプに所属する社員自身が「自らに付加価値をつける」ことを掲げている同社では、一見ユニークな営業方法を取っている。それは、「売らない」ことだ。営業は決して自ら資材を「売る」という姿勢を取らず、顧客から「買ってもらう」ことに重点を置く。このように、他社と差別化を図り、かつ持続可能な営業方法を実施しているうちに、顧客は自身の担当営業の顔を覚え、やがてたとえ小さなパーツひとつでさえも必要になれば連絡をくれるようになる。これはつまり、顧客が渡辺パイプに信頼を寄せている証拠だろう。 そのため、顧客との関係性を大切にしている同社では、セール・キャンペーンを基本的に禁止し、コミュニケーションを通して業務を進めるという方針を掲げているという。顧客に自主的に「君のところから○○のパーツを買いたい」と言ってもらえることを目指す渡辺パイプの営業法は、昨今匿名性の高いコミュニケーションが一般化している中でも特に珍しい「フェイス・トゥ・フェイス」のやり取りであり、かつ、本来人間にとっては最も「正しい」とされるコミュニケーションなのかもしれない。以上の方法を取ることで、顧客は営業担当「個人」を通し、渡辺パイプの「価値」を垣間見、より同社に興味を抱くことになるのだろう。 そんな渡辺パイプが次に目指すものは、「製品」「顧客」につづく「3つ目の軸」だ。ここでは、近未来の事業として、「商品の新たな流通分野をプラスする”3次元の戦略”」を展開するつもりだという。これが成功すれば、市場の可能性を更に拡大することが可能になる一方で、「より専門性が問われる」という課題が残るが、これに対し、渡辺パイプでは一体どのような「解決のためのストーリー」を描いているのだろうか? 以上について、同社では顧客からの疑問等を臨機応変に補完すべく、専門知識を有した社員を設置する必要があると考えているとか。このように、資材を購入する顧客に対し「付加価値」を提供することこそ、渡辺パイプが描く「専門性を上げるためのストーリー」なのかもしれない。 ●グリーン事業部 ・戦略と仕事象 1964年、渡辺パイプは「日本初のビニールハウスメーカー」としてスタート、現在はビニールハウスの骨格を竹から金属に変え、新たな市場を開拓中のようだ。そして2000年以降、渡辺パイプのグリーン事業部では、農業市場に新たな可能性をもたらすべく、材料開発~請負工事までフルラインナップでサービスを提供する「総合アグリデベロッパー」を目指している。 これにより、近年は顧客の層も一般農家~大手農業法人と幅広くなり、また「工事」に相当する施行・建設例も少しずつ増えたことで、建設や土木に関する専門技術が本格的に必要になってきたと同社では考えているようだ。 また、これとは別に、渡辺パイプでは「科学的な農業」を実現することで「事業のソフト化」に新たな可能性を見出そうとしている。方法としては、ハウスに設置した機器で「最適な管理」に必要なデータを計測、これを同社のデータセンターへと転送する「ネットワークサービスの構築」である。データセンターへ転送された各情報は、コンピューター処理後専門家らの間で共有・分析した後、顧客に「アドバイス」という形で提供される。渡辺パイプでは以上の管理システムを全国に広げるよう取り組んでおり、またモデルケースとなった農家には情報交換会への参加等+αのサービスも準備し、全国の「グリーンハウス3年補償」を利用する会員に同社の商材を多角的に利用してもらうことで新たなビジネスチャンスを拡大するよう試みているのかもしれない。 更に、渡辺パイプでは、作物に適正な価格を設定し、流通を最適化する「農業のビジネス化」にも力を入れている。農業営業における流通を「最適化」することが今後の大きな課題であると同社では考えているようだ。 渡辺パイプのグリーン事業部では、今後「農業法人の顧客が増加する」ことを予測し、これまでとは異なるスケールの依頼に対応すべく営業戦略やスタッフの対応を変えるべきであると考えているという。 が、ここで注視しなければならないのは「農家とのコミュニケーション」だそうだ。特に、数十年間の農作物の状況をきちんと記録に残している場合は非常にこだわりが強い場合があるものの、そんな農家から頼りにされるということは、営業にとっては大きな自信となるだろう。 出会いとやり甲斐がある仕事が関わった社員を成長させ、その成長が渡辺パイプが手掛ける事業に変化をもたらすのかもしれない。 ●渡辺パイプ 代表取締役社長の言葉から ・新たな時代への挑戦 公式サイトの採用専門ページにて、渡辺パイプの代表取締役社長である渡辺 元は、同社の持ち味を「人間臭さ」と述べている。東京の下町で職人や農家を相手に「人懐っこい」仕事スタイルを貫いてきた渡辺パイプはだが、時代は大きく移り変わり、それは同社を取り巻く環境にも影響を及ぼしている。 しかし、渡辺社長は上記した変化をあくまでも「チャンス」と前向きに捉え、以下を軸に古い業界に改革を起こすつもりだという。 「Face to Face」 ・「ワンストップ」の業務 現在、100万点の部材や設備の提供を行う渡辺パイプの主力事業「水と住まいの事業部」だが、「ワンストップ」という方法を本格的に取り入れるため、元々はバラバラだった流通業界やメーカーから理解を得てひとつにまとめ上げるまでには困難を極めた。それも全て、顧客となる専門店の方々が、競合メーカーも含め、様々な製品を対象とする「自由な比較検討」を可能にするためだという。このように、渡辺パイプが所有する製品に固執せず、他社の製品から顧客が選択することで得られるメリットを迷いなく提供するところが同社の強みだと渡辺社長は語る。 時代の変化を見据え、「顧客主導のサービス」へと舵を切るためには、臨機応変な対応が必須となるだろう。メーカー主導から顧客主導へとニーズが変化をするなか、「メーカー」「施工業者」双方で価値を創造していくことが、「商社」としての渡辺パイプのビジネスモデルだという。 業界が持つ歴史やこだわりに囚われず、顧客が真に必要とする流通の流れを創造することこそ、渡辺パイプの役割であり、今後の課題でもあるのかもしれない。 ・渡辺パイプが考える「付加価値」について 渡辺パイプの今後の課題について、重要なのは「付加価値」と「差別化」だと渡辺社長は語る。商品を流通させるプロセスのなかで他社との差別化を図るべくどのように付加価値をつけるべきか・・・以上について模索することで、独自の魅力を得ることに繋がるのだろう。 渡辺パイプでは付加価値と差別化を重視するにあたり、「専門性」「ジャストインタイム性」の導入をはじめたそうだ。ここには、設計図に描かれた内容を正しく且つ詳細に把握し、必要な資材を最適な時間で収集する専門性、工事期間中のスケジュールを全体的に把握し、適したタイミングに適した資材を提供するジャストインタイム性、という意味が含まれている。 業界内で初めて「パイプハウス」を開発した渡辺パイプは、更に「性能保証」というスタンダードを確立させた。今後目指すものは「工場化する農業への適応」だという。昨今、天候や環境等の変化に臨機応変に対応すべくIT技術を取り入れるなど様々な改変がなされている農業は、工場化を進めることで生産量は現在の平均値を越えると渡辺社長は読んでいる。 上記した変化に適応すべく、渡辺パイプでは先端技術、農業経営のノウハウを吸収、発信し、更なる進化を遂げていくのだろう。 *渡辺パイプこだわりの「グリーンハウス」をご紹介! 「事業内容」にも書きましたが、渡辺パイプでは生産者さんたちにとって扱いやすく、かつ作物がスクスクと成長しやすい環境が整った設備を提供しています! &bold(){●渡辺パイプが扱うグリーンハウス一覧!} &u(){①強さと広さを兼ね備えた八角ハウスシリーズ} 新開発の八角パイプを使用し、大空間と鉄骨ハウス並の高い強度を実現! その強さは自然災害に負けない程らしい。間口は6~12.6m、軒高2.0~3.5mまで。その他様々な設備も設置可能で、必要な用途に幅広く対応してくれるとか。 ・八角ハウス:間口7.2~9.0m ・八角ワイドハウス:鉄骨ハウス並の強度を実現した、高機能パイプハウス ・八角スーパーワイドハウス:大間口、高軒高、高強度を兼ね備えている! &u(){②コストダウンをしつつ、優れた強度を実現したトラスハウス} ・WB-TFC 超低コスト耐候性ハウスの要件定義案をクリアー! 新技術「パイル基礎」とトラス屋根構造を採用。 また、硬質フィルム、軟質フィルムの両方が展張可能なのだとか。 耐風強度:50m/sec 耐雪性:30kg/㎡、 作物荷重:15kg/㎡を実現 間口:9.0m奥行スパン8.0mのロングスパンで作業性抜群 ・WTF 採光性が高いトラス屋根構造により、強度を落とすことなくタルキの使用量を大幅に削減!これに関しては特許取得中だそうです。また、30%のコストダウンと50%の工期削減を可能としたそう。 ・Uトラス連棟 特徴は「低価格」と「明るさ」! 従来の「UFC型」と比べて10%ダウン、屋根面をトラス構造にしたことにより採光性89%確保を実現したらしい。 ・トラス16 渡辺パイプ独自の技術を組み合わせることにより、強度を維持しつつ、徹底的なコストダウンを実現したそう。コストパフォーマンスが高いことが「トラス16」の大きな特徴らしい。 ・トラス16アミーゴ 高いコストパフォーマンスを実現し、害虫対策、スムーズな作業が同時に行えるとか。 ・トラス18、トラス18アミーゴ サイズや強度をアップしたのと同時に15%のコストダウンを実現。 ・トラス20 圧倒的なコストダウンと強度アップを実現したとか! 躯体はしっかりと補強し、肩高2.0m、間口5.4m〜7.2mまで対応可能。 影が少なく採光性に優れている点も農作物にとっては大きな利点。 また、農家のニーズに幅広く対応できるらしい。 ・トラス20ストロング 農家さんたちのリクエストに答え、理想の温室を実現させたのが「トラス20ストロング」。従来の型はそのまま、強度をアップ!雨や風にも強いのがこの温室の特徴だとか。 ・トラス25 快適性と頑丈さを兼ね備えた「トラス25」は、主骨材トラスを使用することで低コストかつ強度アップを実現したらしい。 &u(){③大規模かつ周年栽培が可能なWシリーズ} ・WTFC 採光性抜群のWTFCは、強度を落とさずにコストダウンを実現! ・WBFC Wシリーズのなかでも省コストモデルの決定版。 丸屋根形状により軟質フィルムを使用することが可能らしい。 ・WCFC 間口9m、奥行き1スパンあたり3m、柱高5mもある大規模栽培用温室! トラス構造に合掌と母屋を組み合わせた、設計自由度ナンバー1のビニールハウスだそう。 ・WGC 大面積の大容量栽培向き温室! 影が少ないため、抜群の採光性を獲得。高い軒高のおかげで夏の高温状態も減少できるらしい。広範囲にわたって最適の環境を実現できる特徴が備わっているとか。 &u(){④雪・風が多い土地にも幅広く対応できるVシリーズ} ・VFC 幅広い地域でもっとも扱いやすいとされる中規模タイプの温室! 大屋根型により、栽培作物の特徴に適した効果的な被覆材を選択でるそう。 ・VFH シンプルかつ耐久性に優れた両大屋根型プラスチックハウス。 ・VGH 強度とフレキシブルな設計により積雪地帯~強風地帯まで幅広い地域に対応できるらしい。 &u(){⑤丸屋根型の広い面積の温室を安価で購入できるUシリーズ} ・Uトラス連棟 高強度と低価格が特徴のUトラス連棟! 屋根面をトラス構造にしたことで89%の採光性を確保したとか。農業機械も通り抜けられるサイズを確保、作業性もUP。谷換気、天窓換気のふたつを用意しています。 ・UFC-wr 合掌内部にサブビーム構造を取り入れることで強度UP! 柱高を高くし、ビニールハウスの内部を拡大、作物にも作業者にとっても最適な環境を実現したそうです。 ・UFC/UOFC 谷部での作業がスムーズ! USFPに比べて強度があることから中規模間口に対応しているらしい。また、UOFCはフルオープンが可能なので自然の恵みを直接取り込めるとか。 ・UFP 谷部でのスムーズな作業を実現! ・USFP 屋根部分には低コストかつ簡便なパイプハウスをそのまま使用! 独自の谷樋により採光性を確保した連棟型パイプハウス。 &u(){⑥生産者側が農作物に適したビニールハウスを低価格で自由に選べるUKシリーズ} ・アーチパイプや母屋材などに、42.7mm大口径パイプを使用することで採光性と施工性を向上!耐雪型のパイプハウスらしい。 ・UKコンクラハウス 耐雪型パイプハウスのなかでもロングセラー商品なのがこちら! パイプハウスを大口径アーチパイプで補強、タイバー・トラスとの組合せにより強度を大幅に向上させたとか。 ・UKサクランボハウス その名の通り、サクランボ栽培専用のパイプハウス! 収穫前後の作業性を効率よく行えるための施工に考慮したのと同時に、屋根にフィルムが張られていることで、梅雨時期に発生する実割れから保護してくれるそう。 ・UK/UKO 渡辺パイプで販売しているパイプハウスのなかで最も評判が良いとか! 特徴は、生産者側がご自身で設計をできるところ。栽培予定の作物に合わせ、間口、軒高を比較的自由に選択可能で、品種に適した隔離栽培もOKとのこと。 &u(){⑦バリエーション豊富&低コストを実現した堆肥舎} ・攪拌方式 施設内を自動走行する切返し機が、家畜の排泄物と副資材を1日に数回攪拌移動し、発酵に適した水分調整と太陽熱乾燥で堆肥化を促進する方式。 ・堆積方式 低水分の原材料(家畜の排泄物と副資材)をホイールローダーなどで定期的に切返して堆肥化する方式。 &u(){⑧作物の育成環境を全自動で管理するGaiA} GaiAのテーマは「作物との対話」。作物生育環境を地上と地下に渡る広範囲により管理する「全自動栽培システム」で、トマト、リーフ、イチゴを育てられます。 ・トマト トマトの栽培法は低段密植栽培と長段栽培と2種類! ガイアの温室の大きな特徴は「1年中使用できること」なので、12ヶ月間途切れることなくトマトの量産が可能らしい。 ・リーフ 浮きボード栽培システムにより、葉菜類の効率的な周年栽培が可能に! また、リーフが育ちやすいよう整えられた環境は、まさに「いたれりつくせり」と言っても過言ではありません。 ・イチゴ 充実した栽培密度と本数により、1/2の面積で2.5倍のイチゴの栽培が可能に! 土を使用しない栽培法なので、イチゴが汚れず衛生的で、お子さまや車椅子の方など、様々な方がイチゴ狩りをたのしめるよう工夫が凝らされているそう。 *渡辺パイプがあつかう温室の特徴とは? 渡辺パイプの「温室」には様々な技術が集約されています。それらのポイントを一挙にご紹介! &bold(){<ダッチライト型ハウスとは?>} ・切妻と丸屋根 渡辺パイプのダッチライト型温室はこの2種類あり、棟木、タルキ、樋などには、それぞれ硬質フィルムやPOフィルムを展張できるように開発されているとか。 ・温度上昇を抑制 渡辺パイプのダッチライト型温室は軒高が高く、また屋根数が多く体積が小さいことから、温室内の温度はどんな季節でも外気温に近い状態を維持できるらしい。 ・換気効率 屋根の体積が小さく、内気と外気の入れ替わりが早いため、換気効率に優れているそう。 ・暖房費節約 温室内体積が大きく、そのため日中に蓄積した温度を夜間の温度維持に活用できるそうです。 &bold(){<天窓の仕組み>} ・面積 自然換気方式の場合、床面積に対して約20%前後の天窓面積が必要となります。 ・円屋根型ハウスの天窓は? 円屋根型ハウスに天窓を装着すれば換気効率がUPするものの、構造上難しい場合は、フィルム巻取り式の天窓にすると効果的だそうです。 ・さらに換気効率を上げるには? 優れた換気能力を持つ天窓を取り付けたいなら、ダッチライト式がオススメ! ダッチライトなら、スペースを確保して天窓をふたつ装着することが可能。 &bold(){<雪害から守るために>} ・除雪と加熱 屋根の上に積もった雪は、室内温度の影響を大きく受けます。そのため、室温が5度以上で、屋根に充分な傾斜があれば、雪は比較的簡単に滑り落ちていくとか。 ・融雪資材 渡辺パイプの温室は、新雪が屋根上に最大限降り積もった場合の重さを想定して設計されているそうですが、ここに融雪資材をプラスすることにより、単棟ハウスで30kg、連棟ハウスで80kgまで積雪荷重を設計することが可能に。 ・アーチパイプの大きさ アーチパイプの大きさを変えれば、パイプハウスの雪に対する耐力がUPするらしい。 &bold(){<換気の重要性>} ・大型連棟ハウスは換気が大変? 渡辺パイプの公式ホームページに「温室が1日に可能な換気回数」のデータが掲載してありますが、大型連棟ハウスが最も回数が少ないのは一目瞭然。 ・原因は風が到達するまでの距離にある? 温室内の中央部にまできちんと風が行き渡らなければ換気はできません。 大型連棟ハウスの場合、側面の窓から中央にまで風が届くまでの距離が長いため、換気が難しいのだとか。 ・窓と循環扇を併用してスムーズな換気を! 「循環扇」とは、換気扇や扇風機と同じように、室内の空気を動かす機材のこと。これにより、夏に室温が上がったままの状態を改善し、作物の生育を助け、カビが発生するのを防いでくれます。 &bold(){<風害から守るには?>} ・風圧の危険性 風圧によって、温室は上へと持ち上がってしまう危険性があります。 これに対抗するのが建物の基礎構造です。 ・風圧から温室を守るために 基本的に温室には、風圧に耐えられるだけの重量が備わっていません。 なので対抗措置として、基礎を頑丈にしていくそうです。 ・渡辺パイプおすすめの「基礎」とは? 渡辺パイプでは、引き抜き防止具付基礎をおすすめしているらしい。 &bold(){<ビニールハウスの耐久力を上げるには?>} 渡辺パイプならではのビニールハウスの強度UP法をご紹介! ・ポイント①:アーチを差し込む方向(強度15%UP) アーチパイプは地中に斜めに差し込みましょう。 ・ポイント②:桁行直管の太さ 桁行直管は細めのものを4~7本使用するのが理想的。 ここでサイズを太くしたり、数を増やしてしまうと、パイプハウスにその分の重さがかかり、負担になるとか。 ・ポイント③:接続金具は鉄板製を!(強度15%UP) 接続金具には様々な種類がありますが、強度を高めたいなら、鉄板製がベスト。 ・ポイント④筋交いの入れ方を工夫(強度30%UP) ビニールハウスの棟部に入れる筋交いは、端と端をしっかり固定させましょう。 ・ポイント⑤:地面には根がらみを!(強度10%UP) 風や雪の防止剤となる根がらみを地面に置くことで強度UPができるらしい。 ・ポイント⑥:定着杭のコツは「間隔」 ビニールハウスが風で吹き上がるのを防ぐ以外にも、定着杭は様々な用途に必要とされます。理想は1.8メートル間隔に設置することなのだとか。 ・ポイント⑦:最終的には「間隔」が重要!(2倍) 渡辺パイプが扱うハウスは連棟のパイプハウスによって形成されているため、きちんと間隔を空ければ強度を2倍UPさせることは可能だそうだ。 *渡辺パイプでも関わっている「農業」って何だろう? 渡辺パイプではあらゆる方向性から農業に関わる人々のサポートを実施している。・・・しかし、農業に関する具体的な意味をあまり理解はできていないように思う。 そこで、「農業」について様々な方向性から考察し、その魅力を以下で探求していきたい。 **「農業」ってどういう意味? 農業とは、土地、動物の持つ能力を活用し、植物の栽培、飼養を行う、「有機的な生産業」を意味する。 &bold(){☆歴史との関係性} 農業は、古代から人類に発展と同時に不平等による階層化や様々な問題を引き起こす、ある意味重要な変化の「引き金」として存在しつづけてきた。 例としては、農業の発展は生産力の向上と人口の増加をもたらし、しかし結果的には各々の生産力に差が生じ、やがて社会ができあがるとともに階層化され、「不平等」という争いの種になったと言われている。 &bold(){☆生産物について} 農業において発生する生産物は以下の通りにカテゴリー分けされる。 「食品」 穀物・野菜・果物・食肉 「繊維」 木綿・ウール・麻・絹・アマ 「原材料」 ゴム・竹・動物獣皮・皮 「その他」 天然樹脂 **穀物の生産について 穀物とは、主に「禾穀類・菽穀類・疑似穀類」に分けることが可能である。 これらの多くは生活上必要なエネルギーである「主食」として摂取される。 「禾穀類」 米・麦・キビ・粟・ヒエetc 「菽穀類」 大豆・小豆・緑豆・インゲン豆・落花生・レンズ豆・ヒヨコ豆etc 「疑似穀類」 蕎麦etc &bold(){●穀物の栽培} &u(){☆禾穀類:米} ①稲は別名「アジア稲」と呼ばれ、ジャポニカ種とインディカ種の2種類が存在する。 ②稲作が日本で行われるようになったのは縄文あるいは弥生時代と諸説あるが、いずれも約1万年前の中国長江流域湖南省周辺地域が発祥といわれており、そこから朝鮮半島、江南、南方のうちのどれかのルートを通り、日本に伝来したとされている。 ③日本で稲作が広まった理由については以下が考えられる。 脱穀、精米と、食用に加工するまでの作業や、調理の過程が楽だった 水田で稲作を行う場合、安定した収穫や、他の作物よりも高い生産性、また連作が可能となる 適切な量の肥料をあたえた場合でも、また無肥料の場合でも、安定した収穫が得られる ④稲作には「二期作」と「二毛作」の2種類ある。 二期作→1年間に2回稲作を行う 二毛作→稲の収穫後、他の作物を植える ⑤稲作には、水田で行うものと陸地で行うものの2種類が存在する。 水田稲作→その名の通り、水田での稲作のことで、この方法で育てられた稲を「水稲」という。水を張った田に苗を植えるという、日本国内では最も基本的な方法。また、定期的に雨が降る日本では水田稲作は収穫量も品質も良いとされており、連作障害になりにくいそうだ。 陸での稲作→陸でつくられた稲を「陸稲」という。同じ土壌を利用して稲作を継続すると連作障害が起こると指摘されているらしい。 ⑥具体的な栽培法は以下の通り。 ☆伝統的な方法 直播栽培→種籾を直接田畑に蒔く 苗代栽培→事前に育てた苗を水田に植え替える 田起こし→田んぼの土を鋤き、緑肥といっしょに耕す 代掻き→水を入れ、更に土が柔らかくなるよう耕す 籾蒔き→苗代に稲の種(種籾)をまいて発芽させる 田植え→ある程度苗代で育った稲を本田へと移動させる 稲刈り→定期的に雑草取り、肥料の散布を行い、稲が実った時点で刈り取る 脱穀→刈り取った稲を天日干しにした後脱穀する(昔は道具などを使用して手作業で行われていたが、現代では専用の機械が用いられる) 籾摺り→籾摺り機で籾から籾殻を取り除いて玄米の状態にする 精米→精白とも言い、玄米をさらに白米へと仕立てていく ☆現代の方法 育苗箱に種籾をまき発芽させる これをビニールハウスに移し、ある程度大きくなるまで育てる トラクターで田の土を砕いて緑肥を混ぜ込み、田起こしをする 育った苗を田植え機(手動or乗用)で本田に移植させる 雑草取り、農薬、肥料散布を定期的に農業機械を使用して行う 稲が育った後、コンバインで稲刈りと脱穀を両方いっぺんに行う(!) 稲の水分量を15%前後に仕上げるべく、通風型の乾燥機で乾燥させる 籾摺り機にかけて玄米に仕上げていく 精米機にかけて白米に仕上げていく ⑦生育段階ごとの特徴 【育苗期】 ・播種期:土中の種が水分を吸って発芽する準備をすること ・出芽期 ・緑化期:以上の場合緑化期は訪れない→発芽器を使用しないor発芽器使用後、ハウスで育苗、養生しない ・硬化期 【本田期】 ・移植期 ・活着期:本田に移植した苗が順調に育つ様 ・分げつ期:イネ科の植物の根元付近から新芽が生え枝分かれする様 ・最高分げつ期 ・穎花分化期 ・幼穂形成期:低温に弱い時期にあたるため、環境によっては水温管理が推奨されている ・減数分裂期:花粉の基礎が形成される時期にあたり、ここで「やませ」(北日本の太平洋側で春から夏を中心に吹く、冷えて湿った東風)に遭うと冷害が発生しやすい ・穂孕み期 ・出穂始期 ・出穂期 ・穂揃期 ・開花期:穂の開花は出穂とともに先端からはじまるとか ・乳熟期:残暑によって長時間つよい日光に当てられると玄米の品質がおちる恐れが ・黄熟期 ・傾穂期 ・登熟期 ・成熟期 ⑧稲作のスケジュール~例~ ・4月 3日間かけ、発芽器で苗が発芽するまで育成する。発芽した苗を小型のハウスに移動させ、田植えまでそこで更に育成する。 耕運機を使用して田起こしをする。この間、田に水は入れない。 田起こしをした後、荒かき=田んぼに水を入れた状態で耕運機にかける。 田植えの3~4日前に代掻きをして、土をさらに細かくする。 ・5月 田植え機を使用して田植えをする。 田植え1週間以内に1回目の除草剤散布を実施。 田植え後、10日以内に稲に養分を足すため追肥をする。 田植え後25日以内に2回目の除草剤散布、草刈り。 ・6月 出穂前に1回目の病害虫の駆除を実施してしまう。2日目は穂揃い期に行う。 ・7月 1回目の肥料散布で穂肥えを促す。 ・8月 2回目の肥料散布を実施。 ・9月 稲刈り。 ☆禾穀類:麦 ①麦=小麦の実は堅い外皮に覆われ、その中身に胚乳・胚芽が存在し、食用に用いられるのは胚乳部分である。他の部分も食べることは可能だが、品質が劣るのと、小麦粉の原材料に混ぜた場合味が悪くなるため、通常使用されることはない。 ②小麦を育成する場合、秋に種を蒔き、翌年の春に発芽したものを夏に収穫するというのが通常スケジュールである。この理由は、小麦の発芽には一定期間の低温状態が必要だから。 ③稀に低温状態を必要としない品種が誕生することがあり、通常は小麦の育成に適していな気候の土地での栽培が可能となった。 ④小麦の種子は基本的に「小麦粉」に加工され、パン、うどん、中華麺、菓子、パスタ、そうめん、クスクス等の原料となる。また、白ビールは小麦の麦芽を多く使用、ウィスキー等工業用アルコールの原料になる。 ⑤粒の硬さによって、それぞれ生成される小麦の種類や加工品が異なる。 ⑥小麦は麸をつくる際に使用するグルテンに加工されることから、代用肉として用いられるグルテンミートをつくることが可能であり、ベジタリアンやアレルギー疾患に悩まされる患者にも広く好まれている。 ⑦品質が劣るものは「ふすま」と呼ばれ、家畜の餌になる。 ⑧昨今、小麦にふくまれる不溶性食物繊維が大変注目を浴び、最近では朝食用のシリアルとして食べられるようになった。 ⑨生産については以下の通り。 ☆日本での小麦の生産について 「明治時代以前」 日本では古来より製粉技術が未発達なため、江戸時代まで小麦は贅沢品として扱われていた。江戸時代以降、石臼が普及すると、庶民でも気軽に粉モノをくちにできるようになり、うどん、饅頭、ほうとう、すいとんなどが好まれたそうだ。その後、小麦は稲の裏作として頻繁につくられるようになり、当時は粒のまま食す「オオムギ」と粉にして食す「コムギ」が主流だった。小麦粉を使用した食品は都市では頻繁に見かけられたものの、農村部では小麦を加工する技術が普及していなかったため口にする機会は滅多になかったという。 明治期に入ると、欧米からパン食文化が輸入されることで更に小麦の消費に拍車がかかり、大正時代には栽培面積がじょじょに大きくなり、最も大きかったのは第二次世界大戦中だそうだ。戦後、学校給食の開始と主食の欧米化にともない、さらに小麦の消費量が加速した。 しかし、拡大する消費量と比例するように、小麦の自給率は下がる一方であった。アメリカから小麦が安価で手に入るようになり、二毛作は衰退、1963年に発生した記録的な豪雪と多雨により栽培面積は大きく減少したが、最近では回復傾向にある。 「栽培法」 ☆事前に把握すべき事柄 ・栽培時期→小麦の栽培時期は土地によって数ヶ月程度の差はあれど、ほとんどが秋に蒔き、翌年の6~8月に収穫する。 ・土地→用意する土地の大きさに関しては、大体「1m2でうどん1杯分」を目安に考えると良いそうだ。 ・準備するもの→小麦の種子、土の酸性を中和させるのに用いる石炭、土壌改良用の堆肥、肥料の元肥。ほとんどがホームセンターで揃えることが可能だが、種子に関しては農協に問い合わせをして手に入れなければならない。(種子を保存する場合は必ず直射日光と湿気を避けた場所に保管すること!) ・石灰→小麦は土の酸性度が高いと育ちにくいため、予め石灰で中和する必要がある。 ・元肥→発芽に必要な養分のことで、初心者の場合は「化成元肥」がお勧めらしい。 ☆栽培の順序 1.「うねり」をつくる 種を蒔くため、畑にうねりをつくる。大きさは60~70センチ間隔で、約10センチに積んだ土を直線状に盛る。また、土が水分を含み過ぎると小麦が息苦しくて育ちにくくなってしまうため、雨が降った当日や翌日は避け、土が乾燥するまで待ちましょう。 2.「すじ蒔き」をする 「種蒔き=すじ蒔き」の際、うねに深さ数センチの穴を10センチ間隔であけ、そのなかに種を蒔き、上から土をかぶせる。この時、化学肥料の粒と種とが直接ぶつからないよう注意を。 3.1ヶ月間間を置く 通常は10日~2週間程度で発芽するので、この時期に寒暖が入れ替わったり、霜注意報が出るような地域は、その前に「麦踏み」をするのがオススメ! 4.「麦踏み」をする 「麦踏み」はその名の通り、麦がペシャンコになるのを気にせず上からどんどん踏みつけること!これにより強く逞しい麦が育つ。麦踏みをする際は、横歩きになって畑全体をくり返し踏みしめましょう。 麦踏みを行う回数は計4回、12月下旬、年が明けて1月の中旬と下旬、2月の中旬と下旬を目安に、3月には茎が成長をはじめるため行わないよう注意を。また、麦踏みは必ず乾いた土のうえで行うように。 5.茎が成長したら・・・ 春になり茎が成長すると、雑草が増えはじめるので、小麦の育成に必要な栄養を奪われないよう、こまめに根こそぎ除去を。 また、この時期はアブラムシや「うどん病」など、成長の妨げになる要素が多くなるため、心配なら早目にホームセンターなどで相談を! 6.もうすぐ「収穫」! 受粉が終了し、収穫時期が近づいたら、鳥たちが丸々と成長した美味しそうな麦の実を狙っているため、畑を荒されないようネットをかけて事前に対策をしましょう。 ⑩小麦の栽培スケジュール 10月上旬:畑の準備 10月下旬:種蒔き 11月上中旬:発芽 12月中旬~2月:根張を強くするため「麦踏み」を行う。この時期に茎分かれが始まり、稲穂が出始める。 3月上旬:小穂ができてくる 3月中旬:茎が本格的に伸びてくる。この間、雑草取り、土寄せを行う。 4月上旬:花が咲き始める 4月下旬:害虫駆除を行う。この時期に穂が出る。 5月上旬:本格的に花が咲く 5月下旬:実が熟し始めるため、カラス対策を 6月中旬:収穫! ☆禾穀類:キビ ①イネ科の一年草。うるち種ともち種があり、日本では五穀のうちのひとつとされている。 ②原産国はインドと言われているが、詳細は不明。日本に渡来したのは弥生時代で、朝鮮半島を経由して来たという説がある。 ③夏~秋に育った穂が垂れ下がり、これが黄味がかっていることから「黄味→キビ」と名付けられたという説が今のところ有力なのだとか。 ④実はそのまま食用として粥に入れる他、粉にして団子にしたもの、いわゆる「キビ団子」などが存在する。ちなみにキビ団子は正式には「吉備団子」と書き、現在はキビではなく白玉粉を用いる。 ⑤地方によってはキビの種を「コキビ」と呼ぶ。 ⑥健康商品としてのキビ ・主な栄養成分:ビタミンB群、ミネラル、亜鉛、カルシウム、鉄分、食物繊維 ・効能、機能:膵臓、胃の働き、冷え性改善、高血圧、動脈硬化予防、体液増加 ⑦キビの料理法 米を炊く際、少量のキビを混ぜると、モチモチとした食感がより増すという。以下、キビと白米の混合炊飯法を記載する。 ☆キビと白米の混合炊飯のつくり方 ・キビと白米を混ぜ、5,6回程度とぐ ・↑を水につけたままひと晩置く ・再度とぎつつアクを取る ・キビと白米より1.6倍の量の水を入れ、塩を少々追加し炊飯する ・炊き終わったら、蒸らしてからよくかき混ぜる ・完成! また、炊きたてのキビをすり鉢に入れてすり潰すと団子状になり、ここにきな粉をまぶすと一応「キビ団子」ができあがるので、是非ともお試しあれ! ⑧キビの栽培について 近年、粟やキビの栽培自体が減少しているそうなので、もしこれを読んだ方が自力での栽培を試みる場合は、お住いの地域の気候で育つ種か事前に確認しましょう! 元々、キビは乾燥に強い作物です。そのため痩せた土地でもよく育ち、雑穀のなかでは非常に栽培がしやすい品種と言われています。 また、種には「春まき」と「夏まき」の2種類あり、春まきは寒い土地、夏まきは暖かい土地と、気候によって土地に適する種類が異なるため、注意すべきとのこと。 収穫については、品種によって差があれど、出穂~成熟まではおよそ一ヶ月近くかかるらしい。 ☆栽培スケジュール(一例) 7月:中耕・間引き・ほ場の準備 8月:出穂・土寄せ・中耕・間引き 9月:鳥害対策 10月:収穫・脱穀・調整 ⑨キビの栽培状況については時代によって大きな変化がある。 まず、明治時代まで、キビを育てる畑の面積は約2~3万haと広大だったそうだが、次第が進むにつれ、次第に減少していき、現代の栽培面積は250haである。このうち、生産量の約半分を占めるのは沖縄で、次いで岩手、長野が主産地なのだそう。 国内では、団子などの食品に加工する目的でわずかながらキビの栽培が残っている。 ⑩キビの品種は以下の通り ・モチ性:精白粒が黄色い「キビ信濃1号」 ・ウルチ性:田老系が主に知られているとか ・沖縄県で栽培される品種のなかには、波照間島在来種以外に子黍(こきび)とよばれる種類が存在する ☆禾穀類:粟 ①イネ科エノコログサ属の多年草で、雑穀類、五穀のひとつでもある。 ②原産地は東アジア。日本国内では米よりも早い時期から栽培が始まっている。また、食用としてだけではなく、例えば新嘗祭の供物に用いられたり、古代の基本法令に「粟を蔵に備蓄せよ」という記述があったりと、一般市民だけではなく、貴族たちにとっても、粟は貴重な存在だったようだ。 ③粟はエノコログサが原種であると言われている。乾燥した土地を好み、熟すと穂は黄色になって垂れ下がる。栽培が短時間で済むため、高地でも育てることは可能。 ④種類は、粳アワ、糯アワ、また収穫の季節によって、夏・秋アワと、粒の状態によって異なる。 ⑤粟の生産量は第二次世界大戦を境に激減。それまでは食用として使用されていたものの、現在日常で見かける機会は少なくなっている。 現代の使用法としては、例えば米に混ぜて炊く、粟おこし(穀物を使用する、飴で固める和菓子のこと)の材料にする、正月料理に用いる(酢締めしたコハダ等青魚に合わせたアワ酒)などが主流で、「主食」というよりも、菓子、餅、酒などの材料に用いられる他、家畜の餌にされることの方が多いという。 ⑥他の穀類に混ぜられることもある。例えば、パン(強力粉7:粟3の割合で配合すると、美しく焼き上がりがふっくらする)、麺類(薄力粉に半々、天ぷらの衣に加えるなど)、飯(粟1合:大麦2,3合:サツマイモ100匁:生の状態のジャガイモ30匁をいっしょに炊く)以外にも、粟を白玉粉のように丸めて料理に活用する方法もあるとか。 ⑦粟の栄養価については以下の通りである。 *渡辺パイプが扱う「資材」とは? 渡辺パイプでは、顧客に提供するサービスの一部に「資材」が盛り込まれているが、果たしてこれが同社の事業内容にどう関わっていくのか・・・以下で「電気資材」「電設資材」「農業資材」の意味をまとめつつ、考えてみたい。 **「電気資材」「電設資材」について 「電気資材・電設資材=電材」というと、人は瞬時に「電化製品に関係ある資材=日常で使用するパソコンやテレビの部品」を思い浮かべるそうだが、この答えは専門サイトによると「必ずしも100点満点ではない」とのこと。 電材が我々の日常に密接に関わっていることについては合っているのだが、もっと具体的に説明すると、電材はあまり普段目に見えない場所に存在する。 例えば、電化製品の「スイッチ」。スイッチが設置されている電化製品といえば、証明からテレビ、パソコンや空調設備まで、ありとあらゆるものが思い浮かぶが、これらの電源に使用されているものが、他でもない電材なのだ。それ以外にも、コンセント、配電盤、ブレーカー、アンテナなど、我々の生活を陰ながら支えてくれているツールを、じつは電材と呼ぶ。たしかに、スマホは便利だが、電力消費が激しいのが難点であるため、充電器がなければ日常的な使用はできない。しかし充電器は充電器で、コンセントが無ければ「充電」という目的を果たすことはできない。テレビやパソコンも、配電盤が無ければただのオブジェになってしまうし、アンテナが立っていなければ、好きな番組の受信は不可能。 ※電材の種類 「電材」の種類は、それぞれの企業によって扱い方が異るものの、以下にある企業を参考にし、当てはまる商品をまとめてみた。 「耐火ボックス」 用途:インターホン取付部 「ツバ付きスリーブ」 「不燃パテ」 用途:不燃配管の防火区画通部埋め戻し、不燃材料を使用した内装制限箇所 「防水スプレー」 パテを使用する際に使用 「ブッシングパンチ」 用途:天井下地材に通線ブッシングを取り付ける際に使用 「ケーブルタッカー」 用途:ケーブルの固定に使用 「ビニールテープホルダー」 用途:ビニールテープ用のホルダー 「カードエフ」 記入紙による記名の差し替えが可能 「ムシハイレンジャー」 用途:機械配線のネズミによる咬害対策に使用 ※渡辺パイプにて実際に扱われている電材 参考URL:https://www.monotaro.com/brand/6897/ 事業者向けの販売サイト「モノタロウ」では、渡辺パイプに関する専用ページが設置され、同社で扱われている数々の商品の特徴が掲載されている。以下、上記したURLを参考に、内容をまとめてみた。 &u(){「農ビフィルム」} 用途:パイプハウスの外張りに利用する透明フィルムで、伸縮性があるため、ハウスバンドとして利用可能 口コミ:「小さいものから様々な大きさが揃っているお陰で資材を無駄にせずに済んだ」 &u(){「ユニバーサルジョイント」} 用途:曲げたい角度にきちんと曲がるパイプ連結金具 口コミ:「多く使うため多数購入したが、コスパがよくしっかり固定でき、使い勝手が良い」 &u(){「ワイヤーティワン」} 用途:線材が使用されているT型交差部品で、パイプハウスの先端に使用すると仕上がりが美しくなるとか 口コミ:「金具同士が外れる心配がなく、また母屋パイプを持ち上げる必要が無いため、手間が省けてラク」 &u(){「トップセンター」} 用途:峰・側などにも利用可能な線材によるクロス部品で、経済的 口コミ:「安価の割にはしっかり固定できて便利」 「プロパッカー」 用途:プロ専用のフィルム留材で、ステンレスのバネ&内側の凹凸の加工がフィルムをしっかり保持することで、強い保持力と耐候性を実現 「トマキュウJ」 用途:トマト・キュウリを中心とした作物の雨による裂果を防ぐ家庭園芸用ハウスで、素人でも簡単に組み立て可能であり、サビに強く長持ちする 「かるかんハイ」 用途:谷部・サイド・内張フィルム全ての換気に対応可能な装置で、途中で手を離してもオートロックのため問題ない 「ウィンドアーキタイプジョイント」 用途:フィルム専用の留材接続金具で、タフウインドエースとパイプを抱き合わせで平行に接続するのに使用する 電材は、専門店によって扱いが全く異なるとか。例えば、アンテナなど比較的大きなものばかりを扱う店があれば、逆に小さな工具のみ揃える店もあるそうだ。 「コンクラ」 用途:大口径用十字金具で、耐雪使用のコンクラハウスに主要直交部品として使用 「サドルハンド」 用途:特にパイプ部品を使用できない箇所を留めるのに非常に便利 「アングルバンド」 用途:パイプ筋交用部品・傾斜地用部品として使用可能で、角度の異るパイプ同士を固定するのに適している 「UTバンド」 用途:T型交差部品で、Uボルトに低コストで締めつけることが可能 「ハウスドア換気フィルム」 用途:1mm目合の防虫網付き換気フィルムで、高温対策に最適、左右のファスナーを使用することで簡単に開閉可能 「かるかんスムーザー」 用途:手元にある高所作業巻き上げ換気装置の快適な操作が可能になり、他社商品にも適応、使用しない場合は紐をくくりつけ固定できる 「かるかんロング」 用途:取り付けが簡単に出来る巻き上げ式側面換気装置で、最大100mの開閉、90度の取っ手可動が可能、オートロック、高耐久な防塵タイプ採用 「LLポリダクト」 用途:温風ダクトとして使用するのに最適 「雨除け用直管SW」 用途:農作物の雨除けに使用するビニールで、最適な長さを採用 「土の元気サプリ 地力向上」 用途:柔らかい土壌づくりを促進すべく、微生物の働きを活性化することが可能 「ワンタッチロック」 用途:パイプ扉専用のドアロック 「新ドア蝶番」 用途:妻柱にパイプ扉を固定するのに使用する専門部品 「サドル付下レールスライド金具」 用途:出入口レール、妻面側レールを接合、これを杭で固定して使用する部品 「パイプトビラ」 用途:ほとんどが簡易型パイプハウスに利用されるとか 「ビニエースコーナー外板」 用途:フィルム専用留材接続金具で、ビニエースもしくはウインドエースの端に取り付けてユニバーサルジョイントと接続させ使用する 「SVビニエースパイプジョイント」 用途:ツマカンシリーズの取付に最適な接続金具で、タフビニエースとスーパービニエースをクロスさせるのに使用する 「スーパービニエースパイプジョイント」 用途:妻面仕上げ、側面仕上げに利用可能 「ビニエースアーチパイプジョイント」 用途:タフビニエース、パイプとを抱き合わせ平行に接続するのに用いる 「スーパースプリング」 用途:風が強い地域に特に適している、フィルムを抑えるのに使用 「タフスプリング」 低コストタイプのフィルム留材 「シメツケバンド」 用途: 直管平行接続金具で、2本の同径パイプを平行に留めるのに使用する 「45゜バンド」 用途:筋交、傾斜地に利用するのに便利、斜めにクロスする際に使用する補強用固定金具 「クラインセッター」 用途:十字傾斜金具で、ハウスの筋交、傾斜地にあるハウスに主に使用する 電材の種類についてはあまりにも細分化されすぎてしまっているためここに全て明記することは不可能なので、とりあえず専門業界で頻繁に使われる3点のみ以下にあげてみた。 A材・B材・C材 では、これらの特徴を見ていこう。 ・A材 照明器具、分電盤、インターホン、火災報知器など、複雑な機能を有する機器を指し、そのため値段は高価。 ・B材 電線、ケーブル、ケーブルに使用する保護官、ボックス、またこれらの付属品など、B材は種類の幅が多く、専門店でも日常的に修理に用いられる。 *渡辺パイプの関連企業について **株式会社エドビ ・概要 企業名:株式会社エドビ 本社所在地:東京都中央区築地5丁目6番10号 浜離宮パークサイドプレイス16階 資本金(平成29年3月31日時点):30万5,000円 取引金融機関:みずほ銀行東京営業部 農業資材販売と農業フィルム加工を中心に実施する同社は、どのような関連事業を行っているのだろうか?具体的には、「農材販売」と「フィルム加工」を実施しており、渡辺パイプにて扱われる農業関連の製品やビニールハウスのツールなどがここで製造されていることが理解できる。 上記した商材について、製品名と特徴を以下にまとめた。 ・沿革 &u(){昭和28年度:} 6月 東京都江戸川区平井4丁目に「江戸川ビニール株式会社」なる名称で資本金200万円の「プラスチック製造、販売」を行う企業を設立。 全農によって「ビニール製品加工指定工場」となる。 &u(){昭和33年度:} 10月 尿素肥料の包装がクラフト紙からビニールに変更したことに伴い、以下企業と共同で「尿素袋」の製造に着手しはじめる。 三井東圧化学・三菱化成工業(現三菱化成) 12月 ポリエステル製造に協力を得ていた「三真化学工業」を吸収合併、結果資本金は300万円となる。 &u(){昭和34年度:} 5月 松本工場開設。 &u(){昭和37年~38年度:} 仙台工場、神戸工場新設。38年末にはビニール・ポリエステル、鉄骨ハウス用生産加工設備を設置。これにより、生産販売体制の確立に成功する。 &u(){昭和40年度:} 2月 増資により資本金が800万に増額される。 5月 千葉県山武郡成東町(現山武市白幡)に工場を新設。これをポリエチレン重包装袋、農ポリ、一般包装袋専用とし、新鋭機械を設置することで、大量生産可能な環境の確立に成功した。 &u(){昭和43年度:} 3月 増資により資本金が5000万に増額される。 7月 増資により資本金が8800万に増額される。 &u(){昭和44年度:} 8月 渡辺パイプ本社を東京都千代田区に移転。 9月  埼玉県深谷市に工場を新設。その後、東京工場を移転。 &u(){昭和46年度:} 6月 「株式会社エドビ」に改名。 10月 増資により資本金が16,505万に増額される。 &u(){昭和51年度:} 2月 雑貨用ポリ、ビニール等各種産業資材の販売を中心に行う「株式会社シンエイ」を設立。 6月 奈良県橿原市に近畿営業所を開設。 &u(){昭和59年度:} 12月 「ナルトー化成株式会社」を設立すると同時に、農業用ポリフィルム、農サクビ等の生産を専門とする工場を新設。 &u(){平成19年度:} 1月 「株式会社エドビ」は「渡辺パイプ株式会社」の傘下にはいる。 10月 株式会社ビニカから事業継承を受けたことにより、九州工場としての営業が可能となる。 &u(){平成20年度:} 9月 資本金が1,000万に減額される。10月 子会社である株式会社シンエイを精算、渡辺パイプへ業務移管する。 &u(){平成23年度:} 9月 本社を東京都中央区に移転。 &u(){平成29年度:} 2月 増資により資本金が3,500万に増額される。 「株式会社エドビの拠点概要」 ・北海道地方 &u(){北海道営業所} 住所:〒069-0365 北海道岩見沢市上幌向町529-20 TEL:0126(26)1311 FAX:0126(26)1330 &u(){旭川営業所} 住所:〒079-8442 北海道旭川市流通団地2条2-20 TEL:0166(46)5331 FAX:0166(46)5332 &u(){帯広営業所} 住所:〒080-0046 北海道帯広市西16条北1-22-29 TEL:0155(38)5830 FAX:0155(38)5831 ・東北地方 &u(){青山営業所} 住所:〒039-3524 青森県青森市滝沢字下川原98-1 TEL:017(726)1110 FAX:017(726)0117 &u(){宮城営業所} 住所:〒984-0032 宮城県仙台市若林区荒井字細沼101 TEL: 022(288)8913 FAX :022(288)8662 ・関東地方 &u(){本社} 住所:〒104-0045 東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス16階 TEL:03(3549)3040 FAX:03(5565)6386 &u(){埼玉営業所} 住所:〒366-0837 埼玉県深谷市起会333 TEL:048(571)0072 FAX:048(571)1825 &u(){埼玉中央営業所} 住所:〒331-0811 埼玉県さいたま市北区吉野町2-191-10 TEL:048(669)1561 FAX:048(668)1058 ・甲信越地方 &u(){長野営業所} 住所:〒399-8212 長野県安曇野市堀金三田1326 TEL:0263(72)3103 FAX:0263(72)1222 &u(){東信営業所} 住所:〒384-0061 長野県小諸市加増3-8-43 TEL:0267(26)0013 FAX:0267(26)0014 &u(){南信営業所} 住所:〒391-0011 長野県茅野市玉川4574-3 TEL:0266(82)5114 FAX:0266(72)2572 ・関西地方 &u(){奈良営業所} 住所:〒639-1112 奈良県大和郡山市白土町80-5 TEL:0743(59)4095 FAX:0743(57)5978 &u(){兵庫営業所} 住所:〒675-1105 兵庫県加古郡稲美町加古382 TEL:0794(92)7548 FAX:0794(92)7554 ・農材の製品名と特徴 「グリーンハウス」 ここで扱われるハウスは、素人にも組み立て可能もの、高い機能性を兼ね備えたものなど、幅広い種類が豊富に取り揃えられている。また、3年保証付きなのも大きな特徴である。 具体的な種類は以下にまとめる。 トラスシリーズ UKシリーズ Uシリーズ Vシリーズ Wシリーズ 堆肥舎シリーズ 「栽培装置」 苺などの果物をはじめ、葉物、トマトといった野菜類など、幅広い作物に対応可能な装置を取り揃えているとか。具体的な種類については以下にまとめる。 ・GAIAシリーズ トマト リーフ 苺 苺の森 「ハウス設備」 渡辺パイプが所有する「生産管理システムP-plus」を使用、快適なハウス内環境を提供すべく、換気装置、冷暖房装置を設置。具体的な種類については以下にまとめる。 生産管理システム カーテン 換気装置 栽培ベンチ 冷暖房 光合成促進装置 制御装置 潅水装置 「ハウス被覆資材」 自社加工によりあらゆるニーズに適応可能なフィルムなど、ハウスに使用するビニール資材を全て取り扱っているとか。具体的な種類については以下にまとめる。 外張り用濃ビフィルム 内張り用濃ビフィルム 防塵濃ビフィルム 光線選択性濃ビフィルム 保温性強化濃ビフィルム 一般農PO系フィルム 長期対応農PO系フィルム サイド換気用農PO系フィルム 遮光性農PO系フィルム 塗布無滴農PO系フィルム 遮光濃ビフィルム 光線選択型農PO系フィルム 保温性農PO系フィルム 「農ポリ、マルチ」 様々な用途に適応する「農業用ポリ」を用意。具体的な種類については以下にまとめる。 農ポリ マルチ 「遮光資材」 ビニールハウス内の気温上昇を防ぐなど内部の気温調整に使用可能な資材が揃っているそうだ。具体的な種類については以下にまとめる。 遮光ネット 寒冷紗 「保温資材」 作物を冬の厳しい寒さから保護するための資材が揃えられているとか。具体的な種類については以下にまとめる。 不織布 発泡保温資材 「防虫、防鳥、防風資材」 暴風から虫よけなど、様々な用途に使用できる専用ネットを用意。具体的な種類については以下にまとめる。 防虫ネット 防風ネット 防鳥ネット 「育苗資材」 苗を育てるのに使用する専用の資材を用意。具体的な種類については以下にまとめる。 育苗トレー、ポリ鉢 「ハウス部品」 ハウスの補強、修理に使用する専門の部品を用意。具体的な種類については以下にまとめる。 クロスワン ビニエース ピシャット ・フィルム・シート加工 エドビでは、ビニールハウス等農材に使用するフィルム、シートの加工を自社で受け付けている。以下に特徴をまとめた。 コスト削減:ビニールハウスのサイズに適したフィルムを使用することで、風害対策など結果的にコスト削減が可能となる 機能:性能の異なるシートを繋ぎ合わせるころで、ビニールハウス以外にも様々な用途に臨機応変に使用できる 溶着加工:フィルム同士を熱で溶着させる技術だが、株式会社エドビでは溶着をする際の幅を自由に選択できる(溶着幅は広いほうが強く固定できるそうだ) ハトメ加工:ハトメとはビニールシートなどに紐を通すための穴のことだが、シートの種類によってはハトメに使用する金属の種類を変更することが可能。株式会社エドビでは穴開けとハトメ付けを同時に行う方法を採用、最終的に穴の周囲を補強するという 縫製加工:溶着が難しい素材の場合、ミシンを用いてシート同士を縫製する 「株式会社エドビのフィルムシート利用シーン」 同社でつくられたシートは、具体的にどのような場面で使われるのか? ・グリーンハウス 目的:フィルム加工を施すことにより、従来のハウスよりも機能性を向上させる 使用例: 防風ネット(縫製・ハトメ・テープ補強加工) ハウス屋根面フィルム(溶着加工・ロープ絞り加工・中央裏打ち加工) 防虫ネット(縫製・ハトメ加工) 内張りカーテン装置(溶着・ハトメ・袋加工) ハウス表面出入り口(ファスナー・袋加工) ・トラック荷台シート 目的:トラックの荷台に乗せる荷物を風雨から守るためのシートを加工作成 使用例: 荷台部分(ペケットハトメ加工・溶着加工) ・堆肥カバー 目的:顧客が所有するドームに合わせ、堆肥の発酵を防ぐシートを加工作成 使用例: 天頂部分(溶着加工) ・「Sedia Topics 」について 株式会社エドビでは、 「Sedia Topics 」なる広報誌を定期的に発刊し、渡辺パイプグループ内の事業紹介や新着情報を紹介している。以下、これらに掲載された情報の要点をまとめた。 2014年6月30日発刊:vol.29 ①厚生労働大臣より感謝状授与 ②「SEDIA SMILE BOOK vol.8」発刊 ③「SEDIA EXPO 2014」発刊 ④「らくちん大百科 2014」発刊 ⑤公益財団法人セディア財団「FC東京サッカー教室」開催 2014年8月6日発刊:vol.30 ①明興電機がセディアグループに仲間入り ②台湾に駐在事務所を開設 ③『ライフスタイルメンバーズ 別冊版』発刊 ④第11回オランダ農業研修を開催 ⑤『Water Works vol.19』発刊 2014年11月17日発刊:vol.31 ①渡辺パイプの資本金を51億円に増資 ②株式会社大成商会がセディアグループに仲間入り ③関東千鳥会が「納涼祭」開催 ④施設園芸・植物工場展2014に出展 ⑤浅間山麓国際自然学校が「浅間スカイマラソン2014」開催 2015年6月3日発刊:vol.33 ①渡辺パイプ会社案内をリニューアル ②グループ会社三社の会社案内を作成 ③『SEDIA SMILE BOOK vol.9』発刊 ④水と住まいの事業部が『ルームエアコンカタログ』発刊 ⑤グリーン事業部が新商品を発売 2015年8月1日発刊:Vol.34 ①セディア財団にて「第1回全国小学生かべ新聞コンテスト」募集スタート ②『WATER WORKS vol.20』発刊 ③水と住まいの事業部より『設備・資材カタログ』創刊 ④グリーン事業部が新型ハウス発表会を各地で開催 ⑤アサマ2000パークにて「第4回浅間ヒルクライム」開催 2015年10月30日発刊:Vol.35 ①渡辺パイプが資本金を増資 ②日本能率協会様から表彰状を授与 ③ききくらぶ主催「宝塚観劇会」開催 ④グリーン事業部が『ハウス丸わかり教本』発刊 ⑤セディア財団が『Mizu Mirai』発刊 2016年2月2日発刊:Vol.36 ①セディアグループの新しい1年がスタート ②グループ会社4社の営業案内が完成 ③げんき農場にてトマトの出荷を開始 ④セディアオリジナルLINEスタンプをリリース ⑤セディア財団にて「第1回全国小学生かべ新聞コンテスト」入賞作品決定 2016年6月3日発刊:Vol.37 ①旧本社跡地である墨田区に新社屋が完成 ②『SEDIA SMILE BOOK vol.10』発刊 ③電子サインシステムの運用を開始 ④げんき農場にて「バッカーズ寺子屋」開催 ⑤『ON TIME(オンタイム)』新創刊 2016年8月31日発刊:Vol.38 ①資本金100億円超え ②セディア財団による第2回「わたしたちのくらしと水」かべ新聞コンテストの応募を開始 ③クサノ電材株式会社がセディアグループの一員に ④グリーン事業部が「ウルトラエースシリーズ」を発売 ⑤第12回アサマスタークロスウォークを開催 2016年11月21日発刊:Vol.39 ①ヤナギ管材株式会社の本社社屋をリニューアル ②東京商工会議所1号議員に選出 ③平成29年度入社予定者の内定式を開催 ④グリーン事業部が「GPEC」に今年も出展 ⑤北陸大学キャンパス内に社名広告を設置 2017年3月1日発刊:Vol.40 ①恒例のお正月飾りとともに、新しい1年がスタート ②淡路島の海の幸をお届け ③大学3年生を対象に冬期インターンシップを実施 ④「ウルトラエースシリーズ」に新たなラインナップを追加 ⑤第1回 高校生が描く「明日の農業コンテスト」募集を開始 2017年6月2日発刊:Vol.41 ①CSRアクティブレポート『SEDIA SMILE BOOK vol.11』発刊 ②セディアグループに新たに163名が入社 ③トレンド商品と最新情報が満載の『セディアエキスポ2017』発刊 ④グリーンハウス総合カタログ『Rakuchin2017』を新装刊 ⑤「小諸高原ゴルフクラブ」が、名称も新たに今期の営業を開始 2017年8月28日発刊:Vol.42 ①明興電機株式会社の本社社屋をリニューアル ②8月1日「水の日」に合わせて『WATER WORKS』22号を発刊 ③2017年度新入社員を対象に、ホームステイ研修を実施 ④『アグリカルチャーナウ』Vol.03を発刊しました ⑤第3回「わたしたちのくらしと水」かべ新聞コンテストの応募を開始 2017年11月29日発刊:Vol.43 ①平成30年度入社予定者の内定式を開催 ②Lifestyle MEMBERS別冊『ところ変われば家づくりも変わる』発刊 ③温室建築をクローズアップした『特殊温室営業案内』発刊 ④セディア財団主催「野外力検定」実施 ⑤TOKYO FMにてラジオCMの放送を開始 2018年2月23日発刊:Vol.44 ①創業65周年、ここから、セディアグループの新しい1年がスタート ②千成産業株式会社がセディアグループに仲間入り ③3月より2019年度の新卒採用がスタート ④農業用ハウス向けの光合成促進機G-ACEを発売開始 ⑤第2回 高校生が描く「明日の農業コンテスト」の募集を開始 2018年5月31日発刊:Vol.45 ①CSRアクティブレポート『SEDIA SMILE BOOK vol.12』を発刊 ②大野バルブ産業株式会社セディアグループに仲間入り ③セディアグループに新たに198名が入社 ④アスリート社員の2名が入社 ⑤グリーン事業部のホームページをリニューアル 2018年8月23日発刊:Vol.46 ①『WATER WORKS』23号を発刊 ②ザ・パーティー2018を開催 ③施設園芸・植物工場展「GPEC」に出展 ④新入社員173名を対象にホームステイ研修を実施 ⑤全国小学生「わたしたちのくらしと水かべ新聞コンテスト」作品募集を開始 ※「SEDIA SMILE BOOK」とは? 毎年4月1日発刊のCSRアクティブレポート。「渡辺パイプをとりまくすべての人々が笑顔になれる」がコンセプトテーマ。 参考URL:https://www.sedia-system.co.jp/company/publish/smile/ ※「SEDIA EXPO」とは? 渡辺パイプの事業部「水と住まいの事業部」オリジナル冊子。取扱いメーカー各社の商品、最新技術への「こだわり」を中心に紹介されている。 参考URL:https://www.sedia-system.co.jp/enterprise/water/publish.html ※「らくちん大百科」とは? 毎年定期的に発行されているグリーンハウス総合カタログ。2017年4月より『Rakuchin』に名称が変更された。以下、2017年版の詳細が記載されたページURLを掲載するので、参考までに・・・。 参考URL:https://www.sedia-system.co.jp/news/detail/4532.html ※「FC東京サッカー教室」とは? FC東京が主催する子供向けサッカー教室。現在、都内21ヶ所にスクールを展開中。2018年には西葛西にて新たなスクール(コーチ派遣校)をスタートさせるそうだ。 参考URL:https://www.fctokyo.co.jp/news/9046 https://www.nas-club.co.jp/nishikasai/kids/index.html ※「明興電機」とは? 正式には「明興電機株式会社」。 東京都は文京区に位置する企業で、「1m以内の小物精密板金」「SUS、SPEC、AEの還体ケース作成」の他、消化器ケースの製造を行っている。 参考URL:http://www.alp25.gr.jp/meikou/index.html ※「水の日」とは? 1977年に「水の週間」と合わせて制定された記念日。 毎年水の使用量が増加する8月1日に設定され、地球上の資源が有限であることを国民ひとりひとりに考えさせることが目的である。 ※「アグリカルチャー」とは? 営農家専用の会員制サービス。 所有する畑でつくった作物を販売につなげて利益を得る方法を専門家と探る、営農家のためのサービスである。 参考URL:https://agri-cc.com/ ※「わたしたちのくらしと水」とは? 全国の小学生を対象に、「暮らしと水」にまつわる調査報告をまとめた壁新聞、学習新聞、はがき新聞を募集、優秀な作品には賞を贈呈するといった内容のコンテスト。ちなみに全国市町村教育委員会連合会、全国連合小学校長会の師事によって開催されているとか。 参考URL:https://www.sedia-found.org/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/%E5%B9%B3%E6%88%9029%E5%B9%B4%E5%BA%A6-%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/2017%E5%B9%B46%E6%9C%885%E6%97%A5/ ※「ところ変われば家づくりも変わる」とは? 『Lifestyle MEMBERS』別冊版。2017年11月に発刊したようだ。主に住宅関連の情報が掲載されているようだが、例えば2018年7月に発行されたものには以下の内容が特集されていたらしい。 インタビュー「地域の気候風土が及ぼす日本の家づくり」 差が出る理由 家づくりの知恵〈北海道・静岡・北陸・埼玉・鹿児島・沖縄〉 気候風土適応型住宅認定制度スタート 建築物には動植物を由来とするものがある 参考URL:https://premium.ipros.jp/sedia-system/catalog/detail/392418/?categoryId=39845#catalogBaseInfo ※「特殊温室営業案内」とは? 渡辺パイプで商品として扱われているビニールハウス等温室に関する情報を顧客向けにまとめたものと思われる。 ※「セディア財団主催”野外力検定”」とは? 渡辺パイプが長野県に所有するアサマ2000パークにて定期的に開催されるイベントで、子供が外の世界と触れ合い、自然の知識を学ぶことを目的としているようだ。ちなみに野外力検定は、事前に開催された渡辺パイプ主催のイベントにて好成績をおさめた子どもしか参加出来ない。 内容は、与えられた課題をクリアし、ポイントを競い合うものらしい。 参考URL:https://www.sedia-found.org/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/%E5%B9%B3%E6%88%9030%E5%B9%B4%E5%BA%A6-%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%A0%B1%E5%91%8A/2018%E5%B9%B46%E6%9C%8826%E6%97%A5/ ※渡辺パイプの「ラジオCM」とは? 2017年にFMラジオで放送開始したCMについては残念ながら詳細な情報が発見出来なかったものの、渡辺パイプでは以下のような独自の動画を公開している。 参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=TO9LEQYm4pc&t=13s 以上の動画には、視聴者の心を和ませるものがあり、これをYou Tubeを利用して配信すれば、「渡辺パイプ」の存在を広く知ってもらうことが可能になるのは明白だ。 以下、渡辺パイプのYou TubeページのURLを貼り付けておくので、興味がある方には是非見ていただきたい! 参考URL:https://www.youtube.com/channel/UCQUMDjfv0gUseVmwKPGrUVQ

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