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ツミナガラ...と彼女は謂ふ

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  ツミナガラ...と彼女は謂ふ

煌々と月明かり
雪の降る それはそれは美しき桜でありまシタ

真ッ赤ナ鏡ト唇交渉
うれし夜 おかし夜 36.7度の波打ち際
白昼夢に摘んだお花などいかが?
ゆらり ひらり 舞う桜を
紅代わりにして 契りましょう
ホラ 白い顔に残した 逆さま配列
忘れぬよう 鉛で瞼開いて
一ツ 二ツ 三ツ 四ツ積ンデハ貴方ノ為ニ



  ツミナガラ...と彼女は謂ふ(Long version)

煌々と月明かり
雪の降る、それはそれは美しき桜でありまシタ
「真ッ赤ナ鏡ト唇交渉」
うれし夜 おかし夜 36.7度の波打ち際
白昼夢に摘んだお花などいかが?

みなさま あれ ごらんあれ
クスッ…クチビルむにゅむにゅと
空にはたくさんの足→交換しましょう
瞼閉じて耳塞ぐ
(転がる赤い玉)

ひゅうるり ひゅうるり ひゅうるりと
愛しい背中 やっとツカマエタ

ゆらり ひらり 舞う桜を
紅代わりにして 契りましょう

ホラ…白い顔に残した 逆さま配列
忘れぬよう、鉛で瞼開いて…泣いた

降り出し止まぬ雪照らす 灯籠の緋は貴方
貴方の非 消せど 耳鳴り止まぬ

赤く桜咲く 風に舞う
螺旋の糸もつれ合い
帰路を無くした

「ららら ららら ららら るるる
召しませ 逆さママ 籠メや…」

…一ツ…二ツ…三ツ…四ツ 摘ンデハ貴方ノ為ニ…



  ☆ツミナガラ...と彼女は謂ふを勝手に解釈★

輝く満月の下
舞い振る雪はまるで美しい桜の様
血まみれになった鏡の前で
今宵も貴方と二人きり

天井に吊り下げられた
貴方の唇はまだ柔らかく
瞳は閉じてぶら下がる両手が耳を塞ぐ
滴る赤い雫
(「そらにはたくさんのあし」をアナグラムで交換してみましょう。)

滴る貴方の血を死化粧として
約束しましょう

逆さまになった真っ白な貴方の顔
私の事を忘れないように刃で瞼を開いてあげる
血の涙

降り続く雪 照らす灯篭は貴方の様
私を愛させた貴方の罪 消しても貴方の声が耳元で聞こえる

貴方の血は美しい桜
貴方を吊り下げた縄に絡まって
私は何処へ行けばいいの
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