16名09・ゲスト解説:沢城みゆき

 

声優相撲2016年名古屋場所・9日目(2016/07/18)

 

声優相撲、3連休の最終日「海の日」を迎えております、
愛知県名古屋市から全国の「声優相撲」ファンの皆様へ。
素敵なゲストをお迎えしての「9日目」の中継を予定しております。

十両の土俵が続いています、愛知県声優館です。
館内はこの十両の時間から、本当に多くのお客様が揃っております。
朝の早い段階で、「満員札止め」となっている今場所。

優勝争いは横綱・大関、そして地元の平幕・戸松遥
8連勝として場所を盛り上げています。

先んじて、今日のゲスト解説をご紹介致します。

ゲスト解説 : 第21代横綱・沢城みゆき 「沢城親方」

正面解説 : 第15代横綱・堀江由衣 「堀江親方」

 

<十両の中継 : 甲山親方(氷上恭子さん)>

このお2人をこの後お迎えしての幕内中継を「たっぷり」とお届け致します。
十両の時間の解説は、

甲山親方(元幕内・氷上恭子)

にお願いします、よろしくお願いします。

甲山
「はい、お願いします。」

甲山親方といえば、声優相撲ファンの間ではお馴染みと言いますか、

 「デ・ジ・キャラット」シリーズの“ラ・ビ・アン・ローズ”役

を通じて、多くの後の名力士を、現役時代から「育てて」来られました。

甲山
「育てた・・・まあ、私初土俵が今年で25年前なんですって。
 当時30台前半ぐらいだったと思うんですけど、
 若い子にどちらかと言うと、先輩として、力士の先輩として
 色々なことを教えていたことが、後から感謝されてる感じですねww」

でも「プチ・キャラット」で、当時中学生だった「沢城みゆき」ちゃんを、
後の横綱に育て上げる「きっかけ」を作ったということは、
決して過言ではない事実だと思いますよ?

甲山
「私がじゃなくて、現場とスタッフさん全体でですからww
 まあ、今度は解説と、そして協会の親方の先輩として
 沢城親方を・・・、に支えてもらおっかなww」

 

<十両(9日目)の結果>

東十01 村川梨衣 3 はたき込み 西十02 徳井青空 6
西十11 藤田咲 5 押し出し 西十01 朝井彩加 7
東十02 大橋彩香 2 寄り切り 東十07 千菅春香 4
東十03 金元寿子 8 寄り切り 西十04 釘宮理恵 4
東十05 大西沙織 8 寄り切り 西十03 白石涼子 4
東十04 加藤英美里 3 押し出し 東十10 橘田いずみ 5
東十08 明坂聡美 5 はたき込み 西十05 大原さやか 6
東十06 藤村歩 5 はたき込み 西十09 芹澤優 4
西十12 Lynn 5 引き落とし 西十06 伊藤かな恵 3
東十13 鈴木絵理 6 寄り切り 西十07 豊崎愛生 8
西十13 藤井ゆきよ 3 押し出し 西十08 牧野由依 4
東十09 津田美波 4 押し出し 東十12 夏川椎菜 4
西十14 山村響 2 上手投げ 西十10 安野希世乃 3
東十11 内田彩 3 寄り切り 東十14 松井恵理子 2

十両の優勝争いは、全勝が昨日いなくなって、
3人が「1敗」で並んでいるという状況です。

甲山
「今日は3人とも揃って「寄り切り」で無難に勝てましたね。
 でもここからが大事だし、星を落とせない。
 直接対決が既に組まれてるから、特に後半大事ですね。」

元小結・金元寿子幕内経験者・大西沙織、そして元大関・豊崎愛生
この3人が1敗で十両の優勝争いは行われています。
十両、ここまでの解説は甲山親方でした。
では、放送席を交代します。

 

<幕内の取組>(9日目)

声優名 対戦成績 西 声優名
東横綱2 茅野愛衣 8 16-8  東前13 戸松遥 8
東横綱 佐倉綾音 8 10-2  西前07 小松未可子 6
東関脇 M・A・O 3 2-3 西横綱 花澤香菜 6
東大関 悠木碧 8 12-10 西前09 早見沙織 5
西前08 喜多村英梨 5  6-14 西大関 日笠陽子 8
東小結 雨宮天 3 0-2 西関脇 東山奈央 6
西前02 瀬戸麻沙美 2 0-2 西小結 上田麗奈 3
東前01 種田梨沙 5 3-5 東前06 内田真礼 5
西前03 上坂すみれ 3 0-1 西前01 井上麻里奈 2
東前02 田村睦心 1 1-3 西前12 赤崎千夏 5
東前03 竹達彩奈 2 5-6 東前08 小林ゆう 3
東前04 潘めぐみ 0 0-2 東前07 諏訪彩花 4
東前11 高垣彩陽 5 0-1 西前04 水瀬いのり 5
東前05 久野美咲 2 0-1 東前09 沼倉愛美 3
西前11 内山夕実 4 初顔合わせ 西前05 小澤亜李 4
西前15 小清水亜美 5 初顔合わせ 西前06 加隈亜衣 6
東前10 山本希望 3 5-1 東前14 洲崎綾 4
西前14 佐藤利奈 3 0-1 西前10 高橋李依 2
東前12 石上静香 2 初顔合わせ 東前17 日高里菜 2
東前16 木戸衣吹 2 1-0 西前13 三森すずこ 4
東前15 大久保瑠美 3 5-5 西前16 井口裕香 3

 

声優相撲9日目、幕内の放送席です。
本日はこの方をお迎えしました!
まずはこちらのVTR(風 テキスト)をご覧下さい!

 


 

< 横綱・沢城みゆき 優勝ハイライト >

☆ 2008年九州場所 東関脇 (初優勝)

 青葉つぐみ(沢城みゆき) 「かんなぎ」

12勝、13勝、そして今場所は14勝で「初優勝」!
十両優勝を果たした去年九州から1年、
もう文句なし、23歳、新たな大関の誕生が確定的です!!

 

☆ 2009年九州場所 東大関 (3回目)

 神原駿河(沢城みゆき) 「化物語」

返り入幕を掴んだ十両優勝も、
大関昇進を決めた初優勝も、
そして2場所連続優勝で「綱取り」も!この九州!
第20代、記念すべき新横綱・・・

第2期「5横綱」時代の到来を告げる、
沢城みゆき3回目の優勝です!!

 

☆ 2011年秋場所 西横綱 (4回目)

 クラピカ(沢城みゆき) 「HUNTER×HUNTER」

一昨年の九州以来、4回目の優勝です!
横綱・花澤香菜の史上初の「7連覇」を止めたのは、
「私も横綱だ!」と証明しました、先輩横綱・沢城の意地!

2度の休場も、1年近い不振も、
この日のために、この賜杯を抱く日のための試練でした!

 

☆ 2014年名古屋場所 西横綱・沢城みゆき (8回目)

全勝不在、1敗横綱千秋楽相星決戦!
東・花澤香菜 17-12 西・沢城みゆき
これで30度目の対戦、勝った方が優勝!

優    勝

    

2014年7月場所

横綱・沢城みゆき 関

 


 

というわけで、改めまして、
今日声優相撲名古屋場所9日目、幕内の放送。
ゲスト解説をお迎え致しました。

幕内最高優勝回数8回、横綱在位39場所。
14歳から現役を務め、夏場所を最後に現役を引退されました、

第21代横綱・沢城みゆき 「沢城親方」

をお迎え致しました。 今日は、ゲスト解説、どうぞよろしくお願いします!

沢城(元横綱・沢城みゆき)
「はい、何か変な感じですけどww
 沢城みゆきです。 今日はよろしくお願いしまーす。」

沢城親方、若干緊張されてます?

沢城
「そりゃあ、ちょっとはしてますよー
 私、ラジオとかも含めて、そんなに人前で喋ったりする機会無いですもんww」

最近でこそ、声優さんがラジオパーソナリティって当たり前ですけど、
沢城親方は、あまりそういった活動に、
と言いますか、土俵一筋、声優相撲道に精進して来られましたからね!

沢城
「まあ、私もラジオ、いくつかやって来ましたけどね。
 そういう長く続く一人喋りとかはあんまり経験なくて。」

とはいえ、初土俵から、「でじこのへや」で先輩とラジオされてきて、
あのシリーズだって5年近く続きましたし。
自分、声優相撲に関わったの比較的最近なので恐縮ですが、それでも、

 「沢城みゆきと12の夜」(2009~2010年)

では、初回から「有川浩」さんをお迎えした回も聞いてましたし・・・

 「テガミバチラジオ~響け! ラジ針!!~」(2009~2010年)

なんて、小結・藤村歩関とラジオやってたのも印象深いですし、
あと、そうそう。

 「テイルズリング・エクシリア」(2011~2012年)

の「ミラ=マクスウェル」役なんて、今でも人気のキャラクターですが、
そこでは、珍しく男性声優・代永翼さんと一緒にラジオされてました。

比較的最近だと、林原親方まで呼んだことで伝説、
豪華ゲスト陣で話題になったラジオ番組。

霧島レイちゃんの「 Wish upon a Star 」を、
あの時津風親方(能登麻美子)さんゲスト回で
最初に聞いた時は本当に印象的で・・・

あとあと・・・

堀江(元横綱・堀江由衣)
「ちょっとー! そろそろ止まってー!!」

おっと、失礼。 本番中でしたねww
今日の解説、堀江親方もお越しいただいております。
ついつい、しゃべりすぎてしまう悪い癖ですねww

堀江
「うん、みゆきちゃん完全に引いてたからねww」

沢城
「ちょっと引いてましたww
 って言うのは冗談ですけどー、
 懐かしい作品、ラジオばっかり出てきて、
 あっ、私も結構色々やってきたなーって思ってましたww」

ですから言いたかったのは、単純に、
ラジオも一人でされてきましたし、他の方と一緒にもされてきてます。
数は仮に多くなくても、ご自身の経験と意見をしっかりと持っていらっしゃるので、
心配せずとも、大丈夫です! ってことですww

堀江
「遠回りしすぎでしょ、だとしたらww」

 

とまあ、あまり活動の多く無いという、
「ラジオ番組」での活動だけを取っても、語り尽くせぬほど、
長く「声優相撲」の力士として、そして横綱として活躍されてきた、
沢城みゆき関ですが、中入りの時間をいっぱいに使って、
ご紹介していきたいと思います。

と言っても、本来の活動は皆さんご存知でしょうから、
それは今後居らっしゃった時に回すとして。
声優相撲の「力士」としてのプロフィールをご覧頂きます。

 

<プロフィール : 第21代横綱・沢城みゆき>

生年月日:1985年6月2日
出身地名:長野県→東京都
身   長:156cm
所属部屋:雷部屋→(2015年8月)出羽海部屋

初土俵:1999年夏場所
新十両:2002年初場所
新三役:2008年名古屋場所(関脇)
新大関:2009年初場所
新横綱:2010年初場所

引退場所:2016年夏場所
横綱在位:39場所(皆勤31場所)
優勝回数:8回

生涯成績:815勝380敗(91場所) 68.2%
幕内成績:584勝231敗(54場所) 71.7%
横綱成績:364勝106敗(31場所) 77.4%

 
1999年
14歳
  前相撲
 
序ノ口
  序二段
 
2000年
15歳
三段目
序二段
三段目
  三段目
 
2001年
16歳
三段目
序二段
三段目
幕下
幕下
幕下
2002年
17歳
十両
十両
11
十両
十両
幕下
幕下
2003年
18歳
幕下
幕下
幕下
幕下
幕下
幕下
2004年
19歳
幕下
幕下
十両
十両
十両
10
十両
11
2005年
20歳
西前14
十両
12
西前15
西前13
10
東前09
東前08
2006年
21歳
十両
11
西前14
東前13
東前14
東前13
東前14
2007年
22歳
東前13
十両
十両
十両
十両
11
十両
14
2008年
23歳
西前12
西前07
13
東前01
10
東関脇
12
東関脇
13
東関脇
14
2009年
24歳
東大関2
西大関
10
東大関
10
東大関
13
東大関
15
東大関
14
2010年
25歳
東横綱3
東横綱3
12
西横綱
14
東横綱
東横綱2
東横綱2
2011年
26歳
東横綱2
11
東横綱2
東横綱2
東横綱2
14
西横綱
15
東横綱
14
2012年
27歳
東横綱
12
西横綱
14
西横綱
13
西横綱
11
西横綱
12
西横綱
13
2013年
28歳
西横綱
西横綱
13
東横綱
15
東横綱
15
西横綱
西横綱
2014年
29歳
西横綱
12
西横綱
12
西横綱
12
西横綱
14
東横綱
14
東横綱
14
2015年
30歳
西横綱
東横綱2
東横綱2
東横綱2
10
東横綱2
東横綱2
2016年
31歳
西横綱2
西横綱2
西横綱2
     

通算出場回数1195回、積み重ねて来た記録と記憶は、計り知れません。

14歳で初土俵、序ノ口優勝、16歳で「新十両」、19歳で「新入幕」。
23歳で「新大関」24歳で「新横綱」 歴史的出世スピードです。

沢城
「まあ、デビューが早かっただけだとは思うんですけどねww
 でも中学生の時にデビューして、ここまで現役を続けて来られたのは、
 本当に皆さんの応援あってこそだと思いますね。」

堀江
「私、初土俵が声優相撲では21歳で、出世は早かったですけど、
 横綱になったのが3年目の秋場所でしたからー。
 
横綱67場所務めましたけど、芸歴としては14年かな?
 
みゆきちゃんに負けてるんですよねww」

沢城
「まあデビューしてから、三役に上がるまで燻ってましたからww
 堀江親方とは比べたら失礼とは思いますけどww」

 

本当なら1行ごと、1年ごとについて、
じっくりお話を聞く機会があれば良いのですが、
楽しみは今後の声優相撲中継に譲るとしまして。

そろそろ、幕内の前半の取組を見ていきましょう。
そして、現役力士として先場所まで務めて来られましたから、
色々と各力士の印象、思い出などもお聞かせ願えればと思います。

沢城
「正直、今でも何か、
 
土俵に私上がっていないのが不思議な気がします。
 あっ、まずい「遅刻」した! って夢で思うぐらいww」

先ほど、3横綱の「横綱土俵入り」をご覧頂いている時もそうでしたが。

沢城
「あれ?
私今日何番目だっけ?とか、
 太刀持ちと露払い、いつもの2人だっけとか?
 変に気にしちゃってww 職業病ですね、完全に。」

堀江
「でも私も引退してすぐはそんな感じだったよーww
 あれ? 明日の対戦相手誰だろうとか、無意識に思ったり。」

 

<幕内前半の取組>

東前15・大久保瑠美(4勝)寄り切り ●西前16・井口裕香(3勝)

「デ・ジ・キャラット」シリーズをきっかけに入門した、
そして「物語」シリーズでは両親方とも共演のある井口関。
「11対1」と、沢城親方は大きくリードしていますね。

沢城
「うん。結構、正直戦いやすいというか、相性良かったですね。
 1回ちょっと前に、一気に持ってかれた相撲があったけど、
 基本的には、土俵上では真面目に相撲取ってたからww」

井口関はですね、親方について。
デ・ジ・キャラットにょの時、普通の学生というか、
 女の子だった私を優しく諭してくれて。
 目で合図してくれるんですよ。 年齢的にも、芸歴的にも、
 そこまで離れてはいない・・・ はずなんですけど、
 もうその頃から全然、沢城さんには敵わないなーって思ってました。」

と熱く語ってくれましたww

沢城
「おんなじような感じ(デビューの仕方)で私も初土俵でしたし、
 後輩もまだ少なかったから、色々とね~。」

 

●西前15・小清水亜美(5勝) とったり ○西前06・加隈亜衣(7勝)

 初顔合わせ 

「D.Gray-man HALLOW」で、
「ミランダ・ロットー」と「リナリー・リー」を新たに演じる両者の対決。
豊口めぐみ伊藤静の両者が演じて来られたキャラクターを、
リメイクで新たに演じています。

沢城親方というと、
2011年、日本テレビ系の「HUNTER×HUNTER」で “クラピカ”役を、
そして同じ2010年代に入ってから、
「ルパン三世」シリーズの3代目「峰不二子」役を演じられてきました。

沢城
「今でも
峰不二子さんの“カバン持ち”をしてる感覚は変わりませんし、
 
前任の方がファンの方と築き上げてきたキャラクターの、
 イメージというか、その個性を私が潰しちゃわないように、
 大切に演じていくことが大事だと思っていますね。
 やっぱり新しいキャラクターを演じるのとは少し違った難しさはあります。」

しかし、加隈亜衣関は今場所好調、ここまで7勝2敗。
小清水亜美関の長い手足をうまく掴んでの「とったり」です。

 

●西前11・内山夕実(4勝) 突き落とし ○西前05・小澤亜李(5勝)

今場所は平幕に下がっている「小澤亜李」関。
これで5勝4敗と白星先行になりました。
沢城親方、如何でしょう。

沢城
「私は
運良く3場所関脇で大関になれましたけど、
 
そんなに大関になるのも甘く無いですからねww
 じっくりと一度平幕から稽古積み直せば良いと思います。
 実力はもう、佐倉千代ちゃんやってた頃から十分ありましたから!」

まだほとんど無名だった、序二段当時、
ラジオ、現場で共演し、直接胸を出して「稽古」を付けたのが沢城関でした。

沢城
「あの当時でどうだろうなー、
 最低限、
番付上は“序二段”ってなってたけど、
 幕下から十両ぐらいの力量は合った気がしてました。ぶつかった感じ。」

横綱が序二段力士を絶賛してる、と話題になりましたもんねww

沢城
「打つかって感じる、直感って奴ですけどね。
 私もビックリするぐらいのスピードで成長してって、
 いつの間にか新入幕で対戦する所まで来ててwww」

こういう言い方をするのは心苦しいんですが、
小澤亜李関との対戦成績は「0対3」です。
横綱、一度も勝ったことが無く、現役を終えたんですよね・・・?

沢城
「・・・まあ、そうですね、1回ぐらい勝ちたかったですけど。
 最後に戦った相手が、
新時代を感じる小澤亜李ちゃんで、
 変な言い方だけど、良かったなと思ってます。」

その小澤関はですね、
小澤
「昔から声優相撲好きで見ていたので、憧れの力士でした。
 だから、
野崎くんで共演出来た時は本当に嬉しくて・・・
 しかも、当時まだ序二段とか三段目だった私に直接
 稽古付けてくださったのが感激だったのを覚えてます。

 それから1年ぐらい経って、新入幕の時に、いきなり横綱戦が組まれて。
 しかもそこで
「金星」の“恩返し”が出来たことが、
 
多分一生忘れられない、思い出になりました。

 もっともっと取り組みを、本割で戦いたかったのですけど、
 何とか横綱が現役のうちに関取になれて良かったです。」

とこちらも熱く語ってくれました。

では、前半の結果です。

<幕内前半の結果>(9日目)

東前03 竹達彩奈 3 寄り切り 東前08 小林ゆう 3
東前04 潘めぐみ 1 はたき込み 東前07 諏訪彩花 4
東前11 高垣彩陽 5 寄り切り 西前04 水瀬いのり 6
東前05 久野美咲 3 はたき込み 東前09 沼倉愛美 3
西前11 内山夕実 4 突き落とし 西前05 小澤亜李 5
西前15 小清水亜美 5 とったり 西前06 加隈亜衣 7
東前10 山本希望 3 寄り切り 東前14 洲崎綾 5
西前14 佐藤利奈 3 押し出し 西前10 高橋李依 3
東前12 石上静香 3 突き落とし 東前17 日高里菜 2
東前16 木戸衣吹 2 突き落とし 西前13 三森すずこ 5
東前15 大久保瑠美 4 寄り切り 西前16 井口裕香 3

 


 

堀江由衣 vs 沢城みゆき

さて、前半の中継を終えて、沢城親方、如何ですか?ここまで。
沢城
「前半戦、長ぇww
 大相撲の8日間と同じぐらい労力使ってます。
 汗かいてますよww」

堀江
「ええーっ、めっちゃ余裕に中日勝ち越しに思えたけどー?」

今後も、親方として中継に解説にお越し頂けます?
初回で「声優相撲中継NG」とか嫌ですよww?

沢城
「まあ、それは貴方(Rx)次第かなぁーww
 なんちゃって、私の解説で良ければまた是非。」

とはいえ、今後「横綱」同士の中継での共演は、
まず無いと思いますので、今日のような堀江親方、
横綱同士での共演は暫く無いかと思います。
なので、データを引っ張りだして来ました。

堀江親方と、沢城親方の対戦成績、
どうだったか覚えていますか?

沢城
「初顔で金星取ったのは覚えてますけど。」

堀江
「それを最初に言う? 私の方が成績良かったんじゃないのー?」

では、見ていきましょう。

堀江 由衣 7-13 沢城みゆき
東横綱2 08初 西前12
東横綱2 08春 西前07
東横綱2 08夏 東前01
西横綱2 08名 東関脇
西横綱2 08秋 東関脇
西横綱 08九 東関脇
西横綱 09初 東大関2
西横綱 09春 西大関
西横綱2 09夏 東大関
西横綱2 09名 東大関
東横綱 09秋 東大関
東横綱 09九 東大関
西横綱 10初 東横綱3
西横綱 10春 東横綱3
東横綱3 10夏 西横綱
西横綱 10名 東横綱
東横綱 10秋 東横綱2
東横綱 10九 横綱2
東横綱 11初 東横綱2
西横綱 11春 東横綱2
西横綱 11夏 東横綱2
西横綱 11名 東横綱2
東横綱2 11秋 西横綱
東横綱2 11九 東横綱

過去の対戦成績、「7対13」と、
沢城親方が「倍」近い圧勝となっていますww

堀江
「あれれー? おかしいなぁ~www
 覚えてますよ。 横綱に上がるまでほとんど勝てなくて。
 本当に悔しいというか、覚えてます、本当は。」

沢城
「まあ、堀江親方が一番強かった頃、私対戦したことないですし、
 怪我と戦いながらの親方と戦って、
 毎場所苦戦していたんですから、やっぱり堀江親方が、
 どれだけ強く長く活躍してきたか、良く分かりますね。」

堀江
「ありがとー。 でも悔しいから、
 あと7回ぐらい戦う? 全部勝てば私、逆転出来るよね!」

沢城
「私だって今年まで現役だったんだから、
 7連勝しちゃうに決まってるじゃないですかww」

堀江
「じゃあ、この休憩時間に、土俵借りる!?」

落ち着いて下さい、声優相撲協会理事ww
でも、見てみたい気もします。 堀江 vs 沢城。

沢城
「5横綱時代もありましたし、(花澤)香菜ちゃん6連覇もありましたし、
 あんまりどっちが勝ったとか、そういう余裕は無かったと思います。
 もうお互い無我夢中で取ってたと思いますよ?」

さあでは後半戦の土俵に目を向けていきましょう。

 

<ごちうさ対決、リゼが返り三役に向けて・・・>

東前01・種田梨沙(6勝)上手投げ ●東前06・内田真礼(5勝)

髪を切って、気分一新の「種田梨沙」関、
勝って好調6勝3敗。筆頭の位置で勝ち越しまであと2番です。

種田
「初挑戦からずーっと勝てなくて(8連敗)、
 でも大阪場所で初日に勝てたのが、沢城さんとの全部です。
 私にとって対戦する横綱といえば、
(花澤、茅野が同部屋で対戦が無いので)沢城さんでした。
 一度でも勝たせてもらったのが、自信になりました。」

 

●西前08・喜多村英梨(5勝) 突き出し ○西大関・日笠陽子(9勝)

過去の対戦「17対11」と苦戦してきた日笠陽子関。
今場所は初日から9連勝と絶好調。

日笠
「私、実は、
沢城さんと同い年…、85年生まれなんですけど、
 何か私なんかもう、まさに「ひよっ子」!って感じで、
 芸歴も実績も違い過ぎて、畏れ多い感じです。

 でも最後3連勝出来て、ちょっとは追いついてきたかな
 と思えてきた頃だったので、突然の引退はビックリしました。
 同じ1985年生まれとして、これから
中堅になってきましたけど、
 アラサーとして頑張っていきます!」

あまり実感というか印象無かったんですけど、
お2人同い年なんですね?

沢城
「まあ私に
フレッシュさが、元気さが欠けてるからww
 日笠関なんて、相撲が元気じゃないですか。
 ああいう相撲は
脅威ですよ、相手にとって。
 だから今場所はその良さが存分に出てて!
 あんまり直接言う機会無かったけど、応援してますよー」

 

続いて、今場所も組まれました、

「あおい・さおりの新番組」の「あおさお」対決
今は「寿美菜子・早見沙織・悠木碧の「ことはゆ」」対決ですがww

過去「12-10」と、大関がリードしていますが、ほぼ五分です。

 

早見沙織に対してもろ差しを決めた悠木碧。
「下手投げ」で何とか下して、9連勝を決めました!

東大関・悠木碧(9勝)下手投げ ●西前09・早見沙織(5勝)

 

「悠木碧 5-17 沢城みゆき」と、悠木戦を比較的得意としていました。

沢城
大関になってから直接戦ったこと無いですから・・・。
 それでも、結構壁というか、碧ちゃんにとって、
 憧れの先輩である程度居続けられたのかな、と思います。」

それについて、悠木碧関にお伺いしました。
悠木
「今でも
“目標の声優は?”と聞かれたら、沢城さんって答えます。
 『おねがいマイメロディ』の頃から、『紅 -kurenai-』の頃から、
 10年以上憧れて相撲を取ってきましたから。

 大関になってから対戦が無かったのは、残念でしたけど、
 怪我をしっかりと直して頂いて、親方として、
 これからも厳しく、私たちを見守って欲しいです。
 またメールしまーすwww」

沢城
何かすごーい私のこと慕ってくれててwwww
 芸歴的には私の方がな気もするんだけどねーww
 まあ、共演した時に年上で先輩風を吹かせたからかなー。
 10年経って、
横綱と大関として番付一緒 に乗れるとは、
 正直、当時は思わなかったなー。」

横綱、素直じゃないって聞きますよw?
沢城
「いやっ、まあ、だってあいつ、
 
悠木碧、めっちゃ・・・、いや何でも無いです。
 可愛い後輩ですよ。 
ちょっと気持ち悪いぐらいの時あるけど・・・ww」

 

さあ、いよいよここから、
3人の後輩横綱が土俵にあがります。

 

東関脇・M・A・O(3勝)寄り切り ○西横綱・花澤香菜(7勝)

今、幕内力士で、90年代にデビューした力士は居ません。
小清水関を筆頭とした2003年デビュー組が、初土俵から最も長くなっています。
その1人が横綱・花澤関です。

「花澤香菜 18-19 沢城みゆき」
最後の対戦となった、今年の初場所は親方が勝っています。
37度の対戦で、僅かに星1つではありますが、
先輩の意地を見せています。

沢城
「しばらく2人横綱でやってた頃も多かったですし、
 やっぱり一番“意識”したのが(花澤)香菜ちゃんだったかなぁー。」

2011年九州場所、堀江親方が引退されてから、
2014年九州場所で茅野愛衣関が横綱に昇進するまで、
実に「17場所」に渡って、2人横綱で声優相撲ブームを支えてきました。

堀江
「もうだから、2010年代の前半は、
 花澤・沢城時代って言って過言じゃないと思います。」

沢城
「いや、明らかに『花澤一強時代』でしょww」

それぐらい強い、花澤香菜の「6連覇」を止めたのが、
同じ横綱の意地を見せた、先ほど映像でもご覧頂きましたが、
7連覇阻止の秋場所でしたね。

沢城
「先輩とか、横綱とか、そういうことに囚われていたら、
 もう勝てなくなるって思って、積極的に稽古付けてもらって、
 何とか
7連覇阻止に繋がったんだと思うんです。
 もうあれも5年ぐらい前ですけどねww」

沢城
「別に嫌っている訳じゃ全然無いですよ、勿論。
 
むしろ、皆さんが思っている以上に、香菜ちゃんのこと好きで、
 尊敬もしてるし、あこがれもしてます。

 ただまあ、同じ横綱同士で慣れ合う訳 にも行かないし、
 お互い立場もあるからってだけですからww」

 

東横綱・佐倉綾音(9勝)送り出し ●西前07・小松未可子(6勝)

「佐倉綾音 7-8 沢城みゆき」
という過去の成績、一昨年までは「1対8」と圧倒的でしたが、
実はここ1年半に限って見ると、
関脇から横綱に上り詰めた「佐倉綾音」が6連勝していました。

沢城
「特に最近強くなってるなぁ~
 って感じていたのが佐倉綾音ちゃんでした。
 正攻法の相撲で全く歯がたたない。
 それが悔しいと同時に、世代交代を感じましたね。」

佐倉綾音関に、取り組み前にお話が聞けました。
佐倉
「正直、あまり直接共演した経験が無かったので、
 本割で、沢城さんと相撲を取って行くことで、
 いろんなことを教えてもらったような感じでした。

 元々私が初土俵踏んだ時には「横綱」だった沢城さんと、
 一度だけではありましたけど、
 
「4横綱」同士として対戦出来たことは、
 私にとっても凄い嬉しかったですねー。

 正直言ったら、もっと「4横綱」時代を続けていって、
 もっと色々と土俵を通じて、教えて貰いたかったっていうのがありますけど・・・、
 でも、
私も30歳まで現役続けられるように、頑張ります!

 

<結びの一番 : 8連勝対決>

東横綱2・茅野愛衣(8勝) 16-8  東前13・戸松遥(8勝

過去の対戦「16対8」、横綱が倍勝っている対決、
これが「25度目」の対戦となります、結びの一番です。

さて、沢城さん。楽しみな一番ですね。
沢城
「今場所中盤で一番の目玉じゃないですか?この相撲。」

8連勝で横綱と、そして平幕に下がっては居ますが、
元大関、そして地元ご当所・愛知県一宮市出身で活躍めざましい
戸松遥関の直接対決が結びに組まれました。

堀江
「最近の対戦はどうなんですか?」

ここ2年間の対戦は、「7対1」と横綱が大きくリードしていますね。
逆に一昨年初場所までは「8対7」とほぼ互角でした。

堀江
「2人とも対戦豊富なみゆきちゃんは、この相撲どう見る?」

沢城
「正直、とまっちゃん、今場所怖いです。
 怖いって、私が戦うみたいな表現で変ですけどww」

堀江
「どこに一番脅威というか、怖さを感じる?」

沢城
「やっぱり今まで出来てなかった、ここ数場所、
 前に出るおもいっきりの良さが、大関の時以上にできてると思う。
 立ち合いも鋭くて、勝負勘も戻ってきてる印象。」

堀江
「みゆきちゃんだったら、どうやって戸松関を迎え撃つ?
 多分今場所も現役横綱だったら、対戦が組まれたと思うけど。」

沢城
「うーん、
戸松かぁ・・・、逆に思い切って右に変化するかもww
 その中で廻しを取りに行くのと同時に相手のパワーをうまく逃がす。
 やっぱり直接受けるのは、元大関だから脅威ですよ、今でも。」

 

「 沢城みゆき 21-11 戸松遥 」

「 沢城みゆき 13-12 茅野愛衣 」

2人に勝ち越している沢城親方ならではですね。
沢城
「いやもう茅野ちゃんとはもう2回戦ったら逆転されてますからww
 戸松のパワーをどうやって止めるか、
 そこが茅野ちゃんの腕の見せ所ですよね。
 結びの一番ですし、地元のファンも駆けつけてる中ですから。」

< 8888888888

 

東横綱2・茅野愛衣(9勝)上手出し投げ ●東前13・戸松遥(8勝)

真正面から受け止めた茅野!
廻しを掴んでからは、自分のペース。
戸松は突き放そうと抵抗しますが、
逆に細かく動いて足が浮いてしまった所、
鮮やかな「上手出し投げ」。

9連勝を4人の横綱と大関が守って、
戸松遥は1敗と大きく後退しました!

 

声優名 決まり手 西 声優名
東横綱2 茅野愛衣 9 上手出し投げ 東前13 戸松遥 8
東横綱 佐倉綾音 9 送り出し 西前07 小松未可子 6
東関脇 M・A・O 3 寄り切り 西横綱 花澤香菜 7
東大関 悠木碧 9 下手投げ 西前09 早見沙織 5
西前08 喜多村英梨 5 突き出し 西大関 日笠陽子 9
東小結 雨宮天 3 引き落とし 西関脇 東山奈央 7
西前02 瀬戸麻沙美 2 寄り切り 西小結 上田麗奈 4
東前01 種田梨沙 6 上手投げ 東前06 内田真礼 5
西前03 上坂すみれ 4 はたき込み 西前01 井上麻里奈 2
東前02 田村睦心 2 はたき込み 西前12 赤崎千夏 5

 

<優勝争い>(9日目)

9-0 佐倉綾音、茅野愛衣悠木碧、日笠陽子

8-1 戸松遥

横綱大関2名ずつが全勝を守って、明日10日目を迎えます。
平幕ご当所の「戸松遥」関は、惜しくも1敗と後退、上位戦が続きます。

 

さて、放送時間間もなくですが、
今日は、横綱2人をお迎えしての放送でした。

沢城
「いやぁー、緊張しましたけど、何か結構思ったより喋れましたww
 これから稽古していきたいと思います。」

これからも、長く、声優相撲の中継を盛り上げていって下さい。
期待していますので、よろしくお願いします!

堀江
「今日の感じだったら、もう数回やったら大丈夫だね。
 私はそろそろ隠居を・・・」

沢城
「いやいやww まだ早いでしょ! 堀江親方。
 これからもよろしくお願いします、ありがとうございました。」

 

 

 

最終更新:2016年07月22日 00:06