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  今日もまたいつものように、会社へと向かう電車に乗り込む。
  通勤特快で約三十分、目的地まで途中停車無し。
  ドアに背を向けつり革につかまり、
  目の前の高校生の肩越しに車内広告をぼんやり眺める。

  『ズバリ言うわよ!芸能界の光と影』
  『韓流の次は中流がクル』
  そんな文字が目に飛び込む。

  さわっ
  一瞬、何やら妙な違和感を感じた。が、すぐに消えた。

――何だろか?

  さわっ
  気のせいだろうか、そう思った直後にまた同じ違和感。
  間違いない、尻を、触られてる。

  厚手のキャミの上からぎこちない感じで指が触れ、
  数秒感触を味わってはすぐ離れてを繰り返す。
  だんだんと下半身がむず痒くなって来る。

「ん……」

  腰が自然と、触れてくる指を追うように動いてしまう。
  それに気を良くしたのか、向こうもだんだんと触れる時間を延ばしていく。

「ふぅ……」

  いよいよ、右の尻肉に押し付けられた手のひらが離れなくなった。
  感触を確かめるかのように、ゆっくりとキャミの生地ごと手を動かす。

「ん……はぁ……」

  下から這い上がってくる、柔らかな生地が生足をくすぐる甘い感触に抗うように
  眉間にシワをよせ深く息を吐き、つり革を握る右手に力を込める。
  さわさわ、さわさわと太ももの裏側を
  羽毛で撫でるかのように、私の着衣が愛撫してくる。

「んんっ……」

  指先に力が込められた。
  指が、柔らかな肉へと食い込んでくる。
  そして弾力を確かめようとぐにぐに揉みしだいて来た。
  尻の割れ目に沿うようにあてがわれた小指が、布越しに   菊座をくすぐってくる。

「はっ……んふぅ……」

  肩にかけていたバッグの紐がずれてきた。
  紐の付け根を握る左手に力を入れ、どうにか取り落とさないように勤める。

――気づかれないように……しないと……

  ちらっと目の前の男子高校生に目をやる。
  一瞬、目が合ってしまった。
  ほぼ同時に、互いに視線をそらす。

「んっ」

  むぎゅぅ、もう一方の尻肉にも同様の感触が加えられた。
  円を描くように、割れ目を開くように、両の手が動く。
  触れられてもいない前方の割れ目が、徐々にむずむずとして来た。
  いじくりまわされている二つの果実も熱を帯び表面を湿らせ、
  べっとりと下着がまとわりついてくる。

「くぅ……ふ……ぅ……」

  ヒールの足で踏ん張り腰を後ろに突き出し、
  自ら腰を振り痴漢と一緒になって尻を刺激する。
  そして同時に、バックの紐を握る左手を胸の下に持って行き、
  手の付け根の間接の所をグリグリと押し付ける。

「んぁ……ふぅん……」

  目を閉じ甘く淫らな感触に浸る。
  アソコがじくじくと潤い、下着が湿っていくのが感じて取れる。

「んんっ」

  どさっ。左手から力が抜け、思わずバッグを落としてしまった。
  さっきまで尻を揉んでいた手の一方が、カーディガンの上から
  左乳房を持ち上げるようにしてあてがわれていた。
  数枚の布越しに指の感触が伝わってくる。

――やだ……もっと……直接……

  キャミの上から胸元の――ブラのホックを外し、
  胸を掴んでいる手を少し浮かせてやる。
  ぱさっ。ストラップレスのブラが服の中で下へと落ちていった。
  そして、キャミの上から再度手をあてがわせる。

「あんっ……あぁっ……」

  指一本一本の感触がダイレクトに伝わってくる。
  四本の指で果実をもてあそびながら、親指で中心の突起を転がしてきた。
  硬くなっている突起が動かされる度に、全身へとむず痒い快感が流れていく。

「んん……はぁん……いい……」

  右手の指先をつり革に引っ掛け、目を閉じ快楽を貪る。
  尻を揉んでいた手が、太ももを撫でるようにしてだんだんと前へ回ってくる。

――そうよ、来て……

  手が太ももの付け根、ビキニラインへと伸びてくる。
  そして、キャミごと掴むようにして、恥丘にぐっと手が押し付けられた。

「んんっ!」

  その瞬間、身体から力が抜け腰がビクンと波打った。
  繊細な割れ目が、布越しに無理やりグリグリとかき混ぜられる。

「んあぁっ、いいのぉ、んんっ!」

  はぁはぁと激しく息をつきながらうっすらと目を開く。
  男子高校生が、驚いたような表情でじっと私の事を見ていた。
  右手をつり革から離し、両手を高校生の肩に伸ばしてしがみつく。

「え、あの――」

  そのまま抱きしめるようにして唇を重ね合わせる。

「――んんっ!?」

  ちゅぷっ、ちゅっ……
  一心不乱に唇に吸い付き、舌を差し込んでいく。

「んっ、んんっ!んぉっ!」

  粘膜同士が絡み合う感触に、転がされる乳首から走るむず痒さに、
  グニグニと擦り上げられる割れ目に感じる快感に、
  尻に押し付けられた熱く硬い触感に
  頭の中がとろけてしまう。

――欲しいの、欲しいのぉっ!セックスが、したいのぉっっ!!


                    ■


  驚いた。
  いつも通り電車に乗っていたら、
  突然目の前の綺麗な女の人が艶かしい声を上げ始めたのだ。

「んあぁっ、いいのぉ、んんっ!」

  眉間にシワを寄せ、息を荒くしながら顔を赤く染める。
  体を舐めるように視線を這わせていく。
  ピンク色の生地に刺繍が施されたキャミソールの胸元が下がり、
  汗に潤う豊満な谷間がしっかりと見て取れる。

  谷を作り出す二つの山頂の一方に、
  明らかに他人の物と見て取れる毛深い手が覆いかぶさっていた。
  そして布地がぴったりと張り付き、くっきりと形が分かる
  もう一方のふくらみの頂で突起物がしっかりと主張していた。

――ブラジャーつけてない……?

  さらに視線を下へと移動させていく。
  体に張り付く腕によりキャミソールがぴったりと体に張り付き、
  ボディーラインが裸同然に浮き上がっていた。

  肝心の箇所も、手で覆うようにしてしっかりと握られ、
  布地もまたそれに引っ張りあげられるようにして足のラインを映し出す。
  指がぐねぐねと動くたびに、すらっとした薄紅色の足がガクッガクッと震える。

  不意に視線を感じた。
  唾を飲み込み顔を上げる。
  女の人が口を半開きにし、熱を帯びたとろけるような瞳で僕の事を見ていた。

――うわ……

  汗で湿った顔に長い髪がぺたっと張り付き、
  口の端からはよだれがこぼれている。
  甘い香りの混じった熱気がこちらまで伝わってくるようだ。

――すごい……エロい……

  つり革にかけられていた指が外され、唐突に僕の肩へと伸びてきた。
  そしてもう一方の手も同様に。

「え、あの――」

  肩を引き寄せるようにしながら、こちらへと寄りかかってきた。
  だんだんと顔が近づいてくる。
  目も、閉じていく。
  顔が、傾いて……

「――んんっ!?」

  生まれて初めて味わう感触が唇に走った。
  ちゅっ、ちゅっと音を立てて吸い付いてくる女性。
  目を閉じ、口を小さく開く。
  そこに、ぬらっとした熱い粘膜体が待ちわびていたかのように差し込まれてきた。

  僕の体をしっかりと抱きしめるようにして、さらにがっちりと唇と唇を組み合わせる。
  口の中を駆け巡る官能的な感触に、股間がギチギチと張り詰めていく。

「んっ、んんっ!んぉっ!」

  重ね合わせられた唇の間からよだれをこぼしつつ、女性が嬌声をあげる。
  にちゅっ……
  舌と舌を透明な糸でつなぎながら、唇が離された。

「来てぇ、欲しいのぉ、チンポ、欲しいのぉ」

  僕の肩にもたれかかりながら、耳元で荒い息と一緒に漏らす。
  彼女の肩を恐々と抱きながら、その背後へと視線をそらす。
  サラリーマン風のおじさんと目が合った。
  赤ら顔がにやりとしてみせる。
  そして、下の方を向いて何やらゴゾゴゾとし始めた。

「んっ、そう……来てぇ……んんっ!」

  女性が一瞬ビクンと動いた。
  その次の瞬間、ぐっと僕のほうへと体が押し付けられてきた。

「あぁんっ!」

  息を吐き出しながらか細い鳴き声を漏らす。
  また、ぐっと押し上げてくるようにして体が押し付けられる。

「んんっ!」

  僕の背中をぎゅぅっと握り締めながら、口をしっかりと肩へと押し当てる。

――まさか、セックスしている?こんな所で?

「んぁっ!はんっ!うんっ!」

  声がだんだんとリズミカルな物に変化して来た。
  再度背後のおじさんに目をやる。
  声と同じリズムで体が揺れている。

――ヤッてる……痴漢?まさか恋人??

「んんっ!」

  動きが止まった。

「やだぁ、早い……」

  おじさんがふるふると震えている。

――中出し……したのか?

「はぁん……こぼれちゃう……」

  そんな疑問をよそに、彼女が小声で残念そうにこぼす。
  鼻に、生臭い匂いが届く。

「ねぇ……」

  耳に甘い声が飛び込んできた。
  そして何やらぬらっとした感触。

「ひっ!?」
「チンポ、ちょうだい……」

  ズボンの上から、勃起しきっている自身を触れてくる感触。
  すりすりとしごきあげるようにして刺激してくる。

「はぁぁっ!」
「ね、いいでしょ?」

  答えを待たずにズボンのファスナーが下ろされていく。
  開ききった社会の窓から指が差し込まれ、怒張が取り出される。
  半被りだった皮がずりゅっと剥かれた。

「うぁっ!」
「すごいビンビン……」

  うっとりしたような声を上げながら僕の物を滑らかな手で撫でまわす。
  先走り液を手のひらに擦り付け、亀頭をグリグリと転がしてみせる。

「くぅぅっ!!」

  下半身を襲う切ない刺激に思わず腰が引けてしまう。
  それと同時に尿道を液体が通り抜けていった。
  そのまま勢い良く彼女の手へと男の性が吐き出される。

「うわ、すごいあつぅい……」

  満員電車の中で、見ず知らずの女性の手へと射精。
  異様な状況に興奮してなのか、普段の倍近い量が放出された。

「す、すいませ……」
「いいのよ」
「くぅっ!」

  ねとねとした手のひらが再度先端を握ってきた。

「ほら、また硬くなってきた……」

  手の中でにちゅにちゅと転がす。
  その刺激にだんだんと股間が芯を取り戻していく。

「はぁっ、おぅぅっ」

  精液を潤滑剤にして、敏感な海綿体を、尿道口を
  滑らかな指がぐにぐにと刺激してくる。
  張り詰めた下半身がさらにギチギチと反り返っていく。

  不意に手が離された。
  そして、代わりに熱く柔らかい感触が先端部に接触してきた。
  ねっとりとした二枚のヒダ状のものが、亀頭を挟み込んでいる。
  そのまま刺し貫きたい衝動に駆られ、
  女性の腰を両手でしっかり掴みながら腰をぐいぐいと押し付ける。

「あぁんっ、違うのぉ……」

  怒張へと手が差し伸べられ、
  先端でぬらついた壁をなぞる様にして下方へと導かれた。
  それまで以上に熱く、柔らかな感触が鈴口を包み込んだ。

「ここに……来……」

  耳元の声に構わず、一気に腰を押し付ける。
  粘液に濡れた狭い肉壁の通路がズリュズリュと亀頭を刺激していく。

「いぃぃんっ!」

  互いの足に阻まれ、ペニスが2/3程度までしか挿入出来ていない。
  だが、それでも十分すぎるほどに、初めての女体を感じて取れる。
  熱い体温が性器から直に伝わってくる。
  そしてそれを伝えてくる膣壁がくいっくいっと僕を締め付けてくる。

「はぁ、はぁ……やだぁ……もっとぉ……」

  うわ言のようにつぶやきながら、女性が僕の肩に手をかけたまま上半身を離した。
  無論、下半身でつながったままに。

  何かがぐいっと左腕を押し上げてきた。
  下に目をやる。
  薄紅色に染まった足が上げられ、膝が腰を掴む腕に当たっていた。
  同時に、足を上げられた事によりめくれあがったキャミソールの奥が
  目に飛び込んできた。

  ピンク色のパンツが横にずらされ、陰毛が露わになっている。
  その下に、赤い小突起。
  そのさらに下に、僕の肉柱が突き刺さっていた。
  つながっている二つの性器の間から、
  白濁した体液がポタポタ糸を引きながら流れ落ちていた。

  ぐぐっと、彼女の性器が僕の方へと近づいてきた。
  だんだんとペニスを飲み込んでいく茂み。
  あげられていた足が僕の太ももにからまり、
  たぐりよせるようにして僕の下半身を引き寄せていく。
  僕もまたそれに同調するように、彼女の腰をぐいぐい引き寄せる。

「はぁんっ!入ってきてるぅっ!」

  僕に腰を支えられながら背中を反らし、
  肩をぎゅっと握りながら声をあげた。
  それに反応し、にわかに周囲がざわめきだす。

「今の声ってさぁ……」
「マジかよ、本番してるよ」
「うわ……アッチ行こ……」

  カシャッ、カシャッと乾いた音が断続的に鳴った。
  そんな周囲の雑音を気にも留めず、
  彼女はどんどんと僕を飲み込んでいった。

「あはぁっ!太くていいのぉっ!」

  熱い体温がチンポの付け根まで包み込んできた。
  彼女の腰をしっかりと抱きかかえ、
  お互いの体を揺するようにして行為を始める。

「ふぁっ!あっ!」

  グッチュグッチュと結合部が鈍い音を立てる。
  それにあわせて彼女もまた歓喜の声をあげる。
  アソコに意識が集中する。
  初めて味わったとろけるような感触に、思わずため息が漏れる。

「おぅぅ……はぁ……」
「もっとぉっ!もっとかき混ぜてぇっ!」

  夢中になって腰を振りたてる。
  気がついたら周りの男たちの視線が僕らへと集中していた。
  何人かは携帯のカメラをこちらへと向けている。
  だが、行為は止まらない。

「あっ!あっ!いいっ!あぁんっ!」

  ひたすら腰を振る。
  だんだんとその動きが大きくなっていく。
  いつの間にやら何本もの手で彼女の体が支えられ、
  僕は注送に専念出来る状態になっていた。

「ひぁっ!乳首らめっ!あんっ!やぁんっ!」

  両足を抱えるようにしてズチュッズチュッと肉杭を奥深くへと叩き込む。
  僕以外の手たちが目の前の肉体のあちこちを這いずり回る。
  胸を揉みしだく者、腹部を撫で回す者、結合部の突起を弄り回す者。
  皆好き好きに彼女の肉体を堪能していく。

「んぁっ!あぐぅっ!んっ!んんっ!」

  さらに唇を塞がれ、一方の手で別の男の物を握らさる。
  その刺激の一つ一つが彼女の体へと送り込まれる度に、
  僕の下半身が激しく締め付けられる。
  亀頭がぬめった肉で締め上げられながら擦れていく。
  段々と、下半身がざわつき始める。

「んんっ!んっ!んん~~~~っ!!」

  ビクンビクンと体を痙攣させながら、一際激しく締め付けてきた。
  ペニスを引きちぎられてしまいそうな狭い筒の中で激しく注送を繰り返す。
  その窮屈な肉道を押し分け、何度目か奥地に到達したその時。
  再度、射精感が僕を襲った。
  深々と結合したまま、びゅるっびゅるっと彼女の膣内へと子種を吐き出す。

「んはぁ……出てるぅ…」

  唇を開放された彼女が甘い声を漏らした。
  何人もの男にもみくちゃにされながらの性行為で、
  髪は乱れ顔は汗や唾液でぐちょぐちょになり、
  キャミソールも肩紐の一方が千切れて片方の胸が露わになっていた。

  ずるっと小さくなったものを抜き取る。
  開ききった口から白濁した液体が流れ出した。
  そのまま床へとこぼれ、電車の床に白い水溜りを作り出す。

『次は新宿、新宿。お降りのお客様は――』

  そこへ停車が間近に迫っている事を伝えるアナウンスが流れてきた。
  あわててポケットを探り、ハンカチを探し出す。
  ふと、携帯が手に当たった。
  せっかくなので取り出して記念に写メを取った。
  画面いっぱいに映る、股間から僕の精液を垂れ流している名前も知らない美女。
  その様に優越感を感じながら再度ポケットへと携帯をしまい、
  呆けている彼女を横目に自身の後始末をする。

  プシュゥ……
  電車が止まり、ドアが開いた。
  他の男たちと一緒に電車を降りる。
  ホームの中ほどでちらりと後ろを振り返る。
  彼女は、片手で胸元を押さえたまま、呆然と立ち尽くしていた。
  僕は、平静を装いながら足早に階段へと向かった。


                    ■


――また、やっちゃった……

  あの日から、私は変わってしまった。
  最初は懸命に拒んでいた。
  否定していた。
  だが、いつしか自然と受け入れるようになっていた。
  体と同様に、心まで。

――……

  もう、どうしたらいいのか分からない。
  涙も、出ない。
  犯されて、喜んで。

――……

  太ももに、液体が流れ落ちていく感触。
  耳に、次の電車の到着を知らせる音色。

――……

  歩いた。
  ホームの、端まで。
  電車が、近づいてくる。

――いいや、もう。

  ぽんと、線路の上に。
  電車が、近づいてくる。

  頭の中に、いろんな記憶が。
  初めて出社した日。
  別れた彼氏。
  高校時代の友人たち。
  故郷の、両親。

――……いや……

  電車が、近づいてくる。

――いや……死にたくない……

  電車が近づいてくる、体が動かない。

――死にたくないっ!!!しにた……


―完―