「初夢【1】」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

初夢【1】」(2006/01/15 (日) 04:57:20) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

「おまえ、初夢は何見たんだ?」 唐突にあいつは聞いてきた。 「えっ!?べっ・・別に何も見てねぇよ!!」 「何でそんなにムキになるんだよー?はは~ん、さてはエッチな夢でも見てたんだろう?」 あいつがニヤッと笑いながら言う。 「夜中に、寝ながら俺の名前を呼んで、喘いでたのは誰だっけ?」 「!!!!!!!!、おっ、お前起きてたのかよ!?人の寝言聞くなんて失礼だぞ!」 「あっ、マジだったんだ。」 騙された。 「ちょっ!お前騙したな!!」 「まぁまぁまぁ、ムキになる所も可愛いね。クスクス」 そういって、あいつは、俺にキスをした。 「うっ・・・あぁん・・。おまぇ・・ずるぃ・・。」 あいつのキスは上手い。とろけてしまいそうだ。 「はぁ・・んっ・・・。」 お互いの唾液が混ざり合い卑猥な音を立てている。 「はぁ・・あっ・・・・ぅん・・。」 するとあいつは、俺の股間に手をのばして来た。 「!!!!!真昼間から何考えてるんだ!この変態!!」 そういって俺は唇を離し、ちょうど横にあった枕をあいつに投げつけた。 「いてっ!!いきなり何すんだよ!」 「当たり前だ!この変態!!昼間っから盛りやがって!」 「そういいながらも顔が真っ赤じゃないか。可愛いんだから。」 そう、自分でも分かるくらい顔が熱くなっていた。俺はあいつから顔をそらした。 「おまえが急にキスなんかするから・・・っ。」 恥ずかしい、超恥ずかしい・・・。 「ねぇ、続きしようよー。」 「駄目だ!!」 「どうしても駄目ぇ?」 俺はあいつに弱い。これが惚れてるが故か。自分でも情けない。でも真昼間からはさすがにしたくない。 「・・・じゃー、夜ならいいぞ・・・。」 「マジで!イヤッホゥ!」 こいつの言動はたまに変である・・。 「今日の飯は、精がつくものにしないとな!」 あいつが笑いながら言う。 「ばっ、馬鹿じゃねぇの!」 「怒る顔も可愛いよ」 笑いながらあいつが言った。 「ほんとに馬鹿野郎!!」 そういいながら、俺はあいつの体を軽くたたいた。俺も笑いながら。 なんだかんだで、今年も楽しくやっていけそうだ。お互いにね。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
目安箱バナー