「猫耳少年【2】」(2006/01/23 (月) 22:24:36) の最新版変更点
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<h2>猫耳少年(2)</h2>
<p align="right">飛鳥氏</p>
<p>朝・・・・<br>
「・・・・ん~・・・・スースー」<br>
秋が気持ちよさそうに寝ている。誰かが話しかけてる。<br>
「・・・に・・・ん・・・おに・・・さ・・・」<br>
「・・・(あれ~なんで人がいるんだろ・・・)」<br>
「お兄さん!」<br>
その声ではっと秋は目が覚めた。<br>
「・・・・む~?えーと。」<br>
「お兄さん!僕お腹空いた!ご飯作ってよう・・・」<br>
「ん~ああ。蓮か・・・・」<br>
そういえば昨日この子を世話すると決めたんだっけ・・・今何時・・・ゲッ。まだ9時じゃん。<br>
今日は土曜日。普通ならば12時とか1時まで寝ていたいが。この小さな子猫はお腹がすいているらしく。<br>
「お兄さん・・・ご飯・・・もう3日も食べてないの・・・」<br>
「ふーん・・・5日ねえ・・・5日????!!!」<br>
そう聞くやなんやら。秋は急いで台所へ向かう。ちゃっちゃかと。慣れた手つきで卵を割り。卵焼きを作った。<br>
それとご飯をよそい。冷蔵庫から納豆を取り出し。テーブルに置いた。</p>
<p>「ほら。食え。」<br>
「はうわ・・・・ご飯・・・・」<br>
蓮は目を光らせ。いただきますといったかと思うと。ものすごい勢いで食べ始めた。<br>
「ほらほら急がなくても・・・テーブル汚すなよ・・・」<br>
蓮はその言葉を完全にスルーして。1分たったかたたないかですべて食べつくした。<br>
「ご馳走様・・・・助かった・・・・・・」<br>
そういうかと思うと。蓮はベッドに座った。そして数秒ごろごろ転がったかと思うと。何か思い出したかのように話しかけた。<br>
「そういえばお兄さんの名前聞いてなかったよ・・・ごめんね。なんていうの?」<br>
ああ。そういえば名前言うのを忘れていた。まぁ昨日はそれどころじゃなかったしな・・・<br>
「俺の名前は。秋。」<br>
「秋っていうんだ。じゃあ秋兄さんだ!」<br>
「あ。後思ったんだけど『兄さん』ってやめてくれない?兄弟でもないのにねぇ・・・」<br>
「うーん・・・じゃあ秋兄ちゃん!」<br>
ちょっとまて。悪化してないか?しかも兄弟でもないからってとこ完璧無視してるだろ。<br>
その呼び方も嫌だといったらまた余計悪化しそうなのでやめておいた。<br>
「ねぇー。秋兄ちゃん。遊ぼうよ~。」<br>
遊ぶっていわれてもねえ・・・ゲームとか家にはないよ・・・<br>
そう思っているとあることを思い出した。蓮は人間に近いが猫のような性質も持っているのではないだろうか。<br>
そう思い。猫のことに関して考えていると。ひとつあることを思い出す。<br>
(猫って・・・・首筋なでると喜ぶんじゃなかったっけ・・・)<br>
まあ何もかも実践。そう思って蓮を呼んだ。</p>
<p>「蓮。ちょっとこっち来て。」<br>
「は~ぁい」<br>
そういうと蓮はトテトテと秋のところへ寄ってきた。そして膝の上に座ったかと思うと抱きついてきた。<br>
「きゃははははは!秋兄ちゃんあったかぁい・・・」<br>
「・・・(思った通りだ。猫は寒さを嫌うもんな。」<br>
そう思うと。確かめるように首筋を撫でてみた。<br>
「ひぁ・・・・秋・・・兄ちゃ・・・・」<br>
「・・・(やべ・・・絶対この場を第三者が見たら変態だろうな・・・・)<br>
そう思ってると蓮は気持ちよくなっていったのだろうか。首をそり返して目を瞑り。吐息をもらしていた。<br>
「ん・・・はぁ・・・・良い・・」<br>
「・・・・(蓮よく見ると・・・かなりかわいいな・・・)」<br>
猫耳やら尻尾のことが目に入りあまり顔を見てなかったがよく見るとかなり顔立ちが良い。<br>
「はうぅぅ・・・秋・・・兄・・・気持ちいい・・・」<br>
「・・・(やべ・・・勃ってきた・・・)」<br>
秋は蓮を見れば見るほど愛おしくなっていく。理性の糸があと少しで切れそうだ・・・<br>
「・・・(まずいな・・・・早くやめたいのにやめられない・・・)」<br>
どうやってやめる雰囲気にするか考えていると。蓮がとどめの一撃を加えた。<br>
「秋・・兄・・・もっと・・・」<br>
秋の心の中で蓮の『もっと』という言葉がエコーで流れ。<br>
<br>
秋の理性が崩れた。</p>
<h2>猫耳少年(2)</h2>
<p align="right">飛鳥氏</p>
<p>朝・・・・<br>
「・・・・ん~・・・・スースー」<br>
秋が気持ちよさそうに寝ている。誰かが話しかけてる。<br>
「・・・に・・・ん・・・おに・・・さ・・・」<br>
「・・・(あれ~なんで人がいるんだろ・・・)」<br>
「お兄さん!」<br>
その声ではっと秋は目が覚めた。<br>
「・・・・む~?えーと。」<br>
「お兄さん!僕お腹空いた!ご飯作ってよう・・・」<br>
「ん~ああ。蓮か・・・・」<br>
そういえば昨日この子を世話すると決めたんだっけ・・・今何時・・・ゲッ。まだ9時じゃん。<br>
今日は土曜日。普通ならば12時とか1時まで寝ていたいが。この小さな子猫はお腹がすいているらしく。<br>
「お兄さん・・・ご飯・・・もう3日も食べてないの・・・」<br>
「ふーん・・・5日ねえ・・・5日????!!!」<br>
そう聞くやなんやら。秋は急いで台所へ向かう。ちゃっちゃかと。慣れた手つきで卵を割り。卵焼きを作った。<br>
それとご飯をよそい。冷蔵庫から納豆を取り出し。テーブルに置いた。</p>
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<p>「ほら。食え。」<br>
「はうわ・・・・ご飯・・・・」<br>
蓮は目を光らせ。いただきますといったかと思うと。ものすごい勢いで食べ始めた。<br>
「ほらほら急がなくても・・・テーブル汚すなよ・・・」<br>
蓮はその言葉を完全にスルーして。1分たったかたたないかですべて食べつくした。<br>
「ご馳走様・・・・助かった・・・・・・」<br>
そういうかと思うと。蓮はベッドに座った。そして数秒ごろごろ転がったかと思うと。何か思い出したかのように話しかけた。<br>
「そういえばお兄さんの名前聞いてなかったよ・・・ごめんね。なんていうの?」<br>
ああ。そういえば名前言うのを忘れていた。まぁ昨日はそれどころじゃなかったしな・・・<br>
「俺の名前は。秋。」<br>
「秋っていうんだ。じゃあ秋兄さんだ!」<br>
「あ。後思ったんだけど『兄さん』ってやめてくれない?兄弟でもないのにねぇ・・・」<br>
「うーん・・・じゃあ秋兄ちゃん!」<br>
ちょっとまて。悪化してないか?しかも兄弟でもないからってとこ完璧無視してるだろ。<br>
その呼び方も嫌だといったらまた余計悪化しそうなのでやめておいた。<br>
「ねぇー。秋兄ちゃん。遊ぼうよ~。」<br>
遊ぶっていわれてもねえ・・・ゲームとか家にはないよ・・・<br>
そう思っているとあることを思い出した。蓮は人間に近いが猫のような性質も持っているのではないだろうか。<br>
そう思い。猫のことに関して考えていると。ひとつあることを思い出す。<br>
(猫って・・・・首筋なでると喜ぶんじゃなかったっけ・・・)<br>
まあ何もかも実践。そう思って蓮を呼んだ。</p>
<br>
<p>「蓮。ちょっとこっち来て。」<br>
「は~ぁい」<br>
そういうと蓮はトテトテと秋のところへ寄ってきた。そして膝の上に座ったかと思うと抱きついてきた。<br>
「きゃははははは!秋兄ちゃんあったかぁい・・・」<br>
「・・・(思った通りだ。猫は寒さを嫌うもんな。」<br>
そう思うと。確かめるように首筋を撫でてみた。<br>
「ひぁ・・・・秋・・・兄ちゃ・・・・」<br>
「・・・(やべ・・・絶対この場を第三者が見たら変態だろうな・・・・)<br>
そう思ってると蓮は気持ちよくなっていったのだろうか。首をそり返して目を瞑り。吐息をもらしていた。<br>
「ん・・・はぁ・・・・良い・・」<br>
「・・・・(蓮よく見ると・・・かなりかわいいな・・・)」<br>
猫耳やら尻尾のことが目に入りあまり顔を見てなかったがよく見るとかなり顔立ちが良い。<br>
「はうぅぅ・・・秋・・・兄・・・気持ちいい・・・」<br>
「・・・(やべ・・・勃ってきた・・・)」<br>
秋は蓮を見れば見るほど愛おしくなっていく。理性の糸があと少しで切れそうだ・・・<br>
「・・・(まずいな・・・・早くやめたいのにやめられない・・・)」<br>
どうやってやめる雰囲気にするか考えていると。蓮がとどめの一撃を加えた。<br>
「秋・・兄・・・もっと・・・」<br>
秋の心の中で蓮の『もっと』という言葉がエコーで流れ。<br>
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秋の理性が崩れた。</p>
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