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猫耳少年【13】」(2006/01/31 (火) 15:39:23) の最新版変更点

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蓮と過ごしてもう1ヶ月もたつ。時間の流れとは早いもので。 もう蓮も外に出ることに慣れ、俺と買い物に行くことも増えていった。 「秋兄ちゃん!!プリン欲しいな~。」 「はいはい。落ち着いて・・・・」 蓮はプリンが好きになったらしく。買い物に行くたびにプリンを買うのをねだる。 そして買い物を終わらせたあと。家に帰って夕飯を作る。この日課が続いていた。 でも今日は少し。いや、かなり違った。 秋はいつもの通り鍵を取り出し、ドアの鍵をあける。 そして家の中へと入る。そこにはいつもはないものが見えた。 「・・・・あれ?」 「どうしたの?秋兄ちゃ・・あれ?」 そこには帽子を深く被った一人の少年が居た。その少年はじっとこちらを見ている・・のだろうか。 「あ・・・空き巣?!!!・・・・・でもなさそうだな・・・なんだろこの子」 秋はその帽子を深く被った少年に近づく。少年は後ずさりする。 「なあ。何しにきたんだ?ていうかどうやってこの家に入ったんだ?」 少年は少し無言で蓮を見て、口を開いた。 「・・・・・探してるんだ。」 そういうと蓮に近づいていく。 「探してる・・・?」 「・・・・そして見つけた。」 少年は蓮の間近の場所で止まった。 「へ?何々??」 「・・・・・やっと見つけた・・・・祐!!!!!」 そういうと少年は蓮に抱きついた。 「へ?え?えええ???」 「え・・・・えーと・・・・・あのさ・・・その・・・抱きついてないで・・・えーと。詳しく教えろ?な?」 秋がそういうと。蓮から少年を剥がし。テーブルに座らせた。 えーと。何から聞こうか・・・・ 「えーと。どうやってここから入った?」 少年は無言で天井を見た。そこには板がずれてる。 「・・・・あんたは忍者か・・・」 そう秋がつぶやくと再び少年を見つめ直す。 「・・・名前。なんだ?聞くの忘れてたわ」 「・・・・凛(リン)」 「ふーん・・・あのさ。さっき祐って言ったけど。どういうこと?何かこいつのこと知ってるのか?」 秋は蓮のことを指す。 「・・・・・・知ってるさ。」 凛はそういうと蓮のそばに行き。蓮の帽子を取った。 「あッ!!何やって!!」 秋が驚くのを無視して凛も帽子を取った。 凛の頭にあったのは。獣の耳。 「・・って・・ええ??」 凛が口をポカーンと開けている秋に近づき、言った。 「詳しく話してやるよ。気が済むまでな。」 このあと。秋に聞かされる話とはどんな話なのだろうか・・・・。

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