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永遠の放課後【7】」(2006/02/07 (火) 09:46:00) の最新版変更点

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「で、でも、この際だから言っちゃうね。僕、進藤君のこと好きです」 「湯崎……」 「それで、一緒にさっき言ったみたいなことしたいです。  それから、一緒に卒業して、一緒に大人になって、それでもずっと一緒にいたいです」 「俺も、俺もだよ湯崎ぃっ」  ぎゅっと湯崎に抱きつく。  そうだ、ずっと一緒にいるってのはそういうことなんだ。  湯崎と一緒にいられるからって、こんな放課後はぜんぜん楽しくない!  ……そうだ、時間は!?  時計の針はまもなく5時30分を差そうとしていた。 「い、いやだっ、せっかく気持ちが通じたのにっ、また台無しになるなんて!」 「進藤君!?」  秒針が12の位置に近づいていく。 「湯崎、俺を捕まえてて!また過去に飛ばされないように」 「う、うん」  俺の必死さに、湯崎はうなずいて俺を抱く腕に力をこめた。  5時30分まであと、5,4,3,2,1……。 「じゃあ、僕反対方向だから」 「うん」  校門を出たところで、湯崎は俺と握っていた手を離した。  今の時間は5時45分。なぜかはわからないが、俺はループから抜け出せたようだ。  もしかしたら、ゆがんでいた俺の心が、時間すらゆがめてしまっていたのかも、なんてね。 「……湯崎」 「ん?なあに?」 「また、明日な」 「うん、また明日!」  明日も、明後日も、その先も、一緒にいられたらいいな。  もちろんえっちも、優しくしてあげるから、ね。

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