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龍神池の主【3】」(2006/02/08 (水) 18:15:06) の最新版変更点

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*龍神池の主【3】 written by 妖怪布団かぶり ---- 正宗が家を出ようとしたとき、玄関先で近所の農家の人たちが集まっていた。  正宗の祖父の武宗が難しい顔で相談を聞いている。 「梅雨だというのに、もう3週間も雨が降っていないんだ」 「木野さん、また雨乞いやってくれないか?」 「うむ、雨乞いはかまわないんじゃが……おや、正宗、出かけるのか?」  武宗が気づいて声をかけてくる。 「うん、山に行ってくる」 「あまり遅くなるなよ。それと、龍神池には行ってないじゃろうな?」 「い、行ってないよ」 「ならいいが……今の時期は…の可能性が…」  ぶつぶつつぶやく武宗を尻目に、正宗は家を飛び出した。 「来たか正宗」  池のほとりに立っていたリュウが、正宗の来訪に微笑む。 「ここも水位が下がっちゃってるね」  正宗は竜神池を見て言った。 「ああ、雨が降らぬ……降らせられぬからな」 「リュウちゃん、雨降らせるの?」 「昔は、雨が足りぬときは我が神通力で雨を呼んでいた。しかし……」  リュウの端正な顔が曇る。 「今はもう力がないのだ。神は人の信仰の心を糧とする。だが、いまや困ったときのみ神頼み。願いがかなっても感謝すらせぬ」 「で、でも爺ちゃんや農家のおじさんたちはちゃんと……」 「そうだな。今やそれだけが頼りで生きているようなものだ」  落ち込むリュウをみて、正宗は何とかしてあげられないかと思った。 「僕に何か出来ない?これでも爺ちゃんの孫なんだし」 「……出来ないこともない」  リュウは正宗の頬に手を当てる。 「巫の力を受け継ぐ者の穢れなき精を受ければ、一時的にかつての力を取り戻せるやもしれぬ」 「せ、せい?」 「正宗、我とまぐわってくれぬか」 「え、ええーっ!?」 着物を脱いだリュウの肢体は、うら若い少女のようだった。  ただ一点、股間に男である証がついている。 「正宗……」  しなだれかかってくるリュウを抱きとめたものの、正宗はどうしていいか分からない。  リュウの色気にどぎまぎするばかりだ。 「心配するでない。我が、導いてやろう」 「あっ……」  しなやかな指が正宗の股間に伸びる。 「ふふ、まだ皮かむりか。可愛らしいの」  リュウの言葉と、股間への刺激で正宗は真っ赤になる。 「ういやつ、ういやつ……ほうら、大きくなってきた」  勃起した正宗に笑いかけると、リュウは正宗の乳首に舌を這わせた。 「んっ、あっ」  つつーっと、舌は胸からお腹へ。へそに潜り込ませたあと、下腹部へ向かう。 「よく濡らさぬと、心地よくないからな」 「うああ……リュウちゃんが、チンチン、舐めてる……ひゃぁっ」  竿に絡む舌に、正宗は溜まらずあえぎ声を上げた。  包皮が唇で剥かれ、粘膜を刺激される。唾液が擦り付けられる粘着質な音が、正宗をますます興奮させた。 「ん、んふぅ、ねぶっておるだけで、我も、んちゅ、感じる……」  リュウの性器も立ち上がり、鈴口にら雫の玉ができていた。

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