※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

 しばらくは何も言わずに抱き締めているだけの直希が、上半身のあちこちに舌を伝わせた。
祐希は歯を食いしばり、声を我慢して、じっと耐えているようだった。そして、また、直希がくすくすと言った。
「お前、そんな、頑張んなくてもいいって。気持ち良いんでしょ?」
 今度、こそは素直に言ってくれると思っていた直希の期待を裏切って、祐希が言い放つ。
「んっ、なわけねーだろっ。」
 喋り方して感じていないわけは無いが、
ここまで来て否定したことに、直希は少し腹を立て、直希の中の選択肢は2つに別れる。
 1.もっと刺激して祐希が否定できないようにする。
 2.ここでストップして、祐希に自分で一言言わせる。
 さてどうしようか、と直希の動きが止まった。

「コノヤロ、後悔しても、知らねーからな。」
 直希は、とっさに祐希を椅子の上に押し倒して、正面から刺激をし始める。
「やっ、めろ……そ…こぉ…んっ…あ…。」
 明らかに反応が違う。直希は何も言わずに続けた。
「や……めてっ……て…ばぁ。」
 少し顔を上げてみると、涙ぐんだ直希の顔、もう少し……、と心で呟き、直希は続けた。そして、一言。
「やっぱり、感じてんだ?」
 祐希はまたも否定しようとしていたが、直希は口の後も手で胸の辺りを刺激していたので、
祐希の快楽が尽きることは無かった。
「そ…そん……な、……ちがっ――!」
 話の途中でもっと下の方をさすってみたりしたが、確かな感触を直希は感じていた。
「ほら、こんなんにして、苦しいんじゃない?」
 直希は意地悪に問いかけて、祐希を見事に黙らせた。
祐希のそれは、撫でるたびにピクンと反応するのが、直希には良くわかった。
けれど、祐希は少しも観念しない様子だ。
 何も言わずに、短パンとトランクスのゴムに手をかけて、少しずつ下に下ろした。
祐希が抵抗しないのが、感じている一番の証拠だが、
直希はもっと別の方法で祐希の口から言わせたかった。
「やっぱ、勃ってんじゃん。」
「み、見んなよ――!」
 すかさず、直希は、幼く見えるそれを刺激する。
「あっ……だ…め……あ…ん……。」
 祐希の声が響きやすくなっている部屋の壁に反響する。直希は口もとを歪めて問いかける。
「ほら、やっぱ、気持ちいいんだ?」
 今度こそ、と直希は確信していたが、祐希は喘ぐばかりで、とても答えられる状態じゃなかった。
直希は手を止めて、改めて、聞きなおした。