※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

著者不詳

雪原に立つ唐松の姿に
僕は貴方の孤高さを思い出します。
雪原を渡り行く吹雪に
僕は貴方の清冽さを思い出します。

ピシリと凍った朝の空気が
路傍に立ち尽くす僕の頬を打ち付けて行く。

こんなにも冷たく、
こんなにも透き通って静かな雪たち。
こんなにも凍りつき、
こんなにも鋭利に尖って流れる風たち。

流れ行く風たちは貴方の元に僕の言葉を届けてくれるだろうか?
貴方はその声に耳を傾けてはくれるだろうか?

できるなら、あのとき僕は貴方の熱に溶かされてしまいたかった。