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学校の廊下で
  ド ン !!
「いたっ!」
「ぅわっ!」
「いって~~~。」
「ごめんごめん。考え事してて・・。」
「あ・・・お前か。」
「大丈夫か?ほら。」
手を差し出す俺。その手を握り返してきた。
「ったく。考え事はいいけど、前くらい見とけよな。」
「だからごめんって。」
「で?何を考えてたって?」
「ん?いや・・・何でも。」
お前のことだなんて、口が裂けても言えない。
「何だよ、教えろよ。」
「あ・・・いや・・・いいんだ。あ、そろそろ教室戻ろうぜ。」
「なんだよケチ~~教えろよ~~~。」
お前が平気でいられるなら教えてやる。・・・って、言えるかボケ!

「なあ、女のこと?それかバイトでも始めた?」
「そんなんじゃねーよ。バイトなんてしてねーし。」
「ふぅん。最近考え込んでる事多いんだろ。・・・好きなやつでもいるのかと思って。」
あぁいるさ。俺の目の前にな。
「な、な、相談してみ?俺って案外頼りになるぜ?」
うるせーハゲ。当人に当人との恋愛相談してどうなる。
でも・・・コレも一つの手か?
「・・・分かった。じゃ後でな。」
「え、マジ?相談に乗る準備しとくわ!」
「何でお前が浮かれてるんだよ。」

「ほら、授業始まるぞ。急げ!」
「は~~~~~」
俺はお前さえ見れれば授業なんてどーでもいいんだけどな。
俺の席はこいつの2つ後ろになる。
真後ろじゃないのが残念だが、そういう風に障害があるほうが燃えるタチだ。
いつも邪魔になるまん前の席のやつの影からチラリと見えるお前の首筋。
風に乗って香ってくるお前の体臭。
授業中なのにアレがおっきして困った事が何度もある。
これで真後ろだったら俺、ヤバかったな。・・・神様ありがとうございます。