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背中に指をなぞり、こいつの背骨のラインを確認しつつ下に下ろす・・・。
   ( ´゚,_ゝ゚):;*.':;ブハッ!!!
ちょっとした事でもヘンな風に妄想してしまう。
俺はこの3ヶ月間、無事でいられるのだろうか・・・。
噴出しそうな鼻血を押しとどめながら、
「ばーか。俺が間違ってたらどうすんだよ。」
とやっとの思いで切り返した。
「ないない。お前成績優秀だし。」
「いやー最近の数学はヤバいぞ。」
「よく言うよ。こないだだって俺より点数よかったじゃん。」
神様、本当にありがとう。
前後の席だからこそ交わせるくだらないやり取り。
俺の脳内では、もはや恋人同士の会話に昇格していた。

そうこうしているうちに、
「席の移動、終わりましたかー?」
と委員長の言う声が聞こえてきた。
いまだにガタガタと机を動かす音は聞こえるが、どうやら全員定位置についたようだ。
「それでは新入生歓迎会のーーーー。」
席の移動さえ済めばどうでもいい俺は、再び妄想の世界に入ろうとしていた。
シャツから出ている白くてスラリとした首は、どう考えても俺を誘ってるようにしか見えない。
それが目の前にあるのだ。
手を伸ばせば、いや、伸ばさなくても届く位置に。
今にも発射しそうになっているオレのあそこは、勢い良く上を向いていた。
・・・・どうでもいいけどチンコ痛ぇ・・・・。
・・・・もしかして毎時間こうなるのか・・・・?

考えただけでも恐ろしい事態だ。
成績優秀で校区一番の進学校に合格間違いなしと言われている俺なのに。
今やこいつのウナジを見て勃起させているだけの、ただの間抜けなお猿さんになっている。
オレの集中力と平穏な人生を返してくれ・・・・!
さっきまで神に感謝していたオレは、手の平を返したように自分の人生を呪いだした。
毎時間ヌクわけにもいかず、蛇の生殺しのまま美味しそうなエサを見続けるだけの3ヶ月。
 ま さ に 地 獄 。
歓迎会の催し物を決めている教室の隅で、もはや妄想とチンコが痛いという現実から
逃れられない俺は、意を決したように立ち上がり、
「俺、トイレ!」
と、ポカンとしてこっちを見ているあいつに言い捨てると教室を飛び出した。
前の膨らみはジャケットで隠れて見えないはずだ。
冬でよかった。
チンコが痛くて上手く走れない現実よりも、前が隠れているというくだらない事を再び神に感謝していた。