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蓮と過ごしてもう1ヶ月もたつ。時間の流れとは早いもので。
もう蓮も外に出ることに慣れ、俺と買い物に行くことも増えていった。
「秋兄ちゃん!!プリン欲しいな~。」
「はいはい。落ち着いて・・・・」
蓮はプリンが好きになったらしく。買い物に行くたびにプリンを買うのをねだる。
そして買い物を終わらせたあと。家に帰って夕飯を作る。この日課が続いていた。
でも今日は少し。いや、かなり違った。
秋はいつもの通り鍵を取り出し、ドアの鍵をあける。
そして家の中へと入る。そこにはいつもはないものが見えた。
「・・・・あれ?」
「どうしたの?秋兄ちゃ・・あれ?」
そこには帽子を深く被った一人の少年が居た。その少年はじっとこちらを見ている・・のだろうか。
「あ・・・空き巣?!!!・・・・・でもなさそうだな・・・なんだろこの子」
秋はその帽子を深く被った少年に近づく。少年は後ずさりする。
「なあ。何しにきたんだ?ていうかどうやってこの家に入ったんだ?」
少年は少し無言で蓮を見て、口を開いた。
「・・・・・探してるんだ。」
そういうと蓮に近づいていく。
「探してる・・・?」
「・・・・そして見つけた。」
少年は蓮の間近の場所で止まった。
「へ?何々??」
「・・・・・やっと見つけた・・・・祐!!!!!」
そういうと少年は蓮に抱きついた。
「へ?え?えええ???」
「え・・・・えーと・・・・・あのさ・・・その・・・抱きついてないで・・・えーと。詳しく教えろ?な?」
秋がそういうと。蓮から少年を剥がし。テーブルに座らせた。

えーと。何から聞こうか・・・・
「えーと。どうやってここから入った?」
少年は無言で天井を見た。そこには板がずれてる。
「・・・・あんたは忍者か・・・」
そう秋がつぶやくと再び少年を見つめ直す。
「・・・名前。なんだ?聞くの忘れてたわ」
「・・・・凛(リン)」
「ふーん・・・あのさ。さっき祐って言ったけど。どういうこと?何かこいつのこと知ってるのか?」
秋は蓮のことを指す。
「・・・・・・知ってるさ。」
凛はそういうと蓮のそばに行き。蓮の帽子を取った。
「あッ!!何やって!!」
秋が驚くのを無視して凛も帽子を取った。
凛の頭にあったのは。獣の耳。
「・・って・・ええ??」
凛が口をポカーンと開けている秋に近づき、言った。
「詳しく話してやるよ。気が済むまでな。」
このあと。秋に聞かされる話とはどんな話なのだろうか・・・・。