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「機械技術の発達した星で、生命と呼べるものは何もないところです」
「生命?…って事は…」
「はい。私たちがあの星最後の生命体という事です」
「…悪い事聞いた」
「いえ、気にしていません」
何事も無かったかのように食事を再開する。俺は気まずい雰囲気のまま箸が宙を切っていた。
「こうすけ!」
それに気が付いたのかロアが俺を呼び、安心させるようにニコニコと笑って…
「あーあー何やってんだ…」
見るとロアの周りには食べかすがボロボロとおちていた。
顔についた米粒を取ってやりスプーンとフォークを渡すとまた嬉しそうに笑う。
思わず苦笑する。
食事を済ませると、リオは船の修理に出かけると言う。
「ロアは一緒にいかないのか?」
「今回は損壊状況の確認だけですから、それに…」
リオの目が下に行く。見るとロアは俺にぴったりくっついていた。
引き剥がしてまで連れて行くことも無い。そう悟ったのだろう。
「あー…ロアには言葉教えておくよ」
「助かります、あ、後、貴方の料理美味しかったです。」
「分かった。次も旨いもん期待しとけ」
どうやらリオには料理が気に入られたらしい。同居する身としては良いことだ。
それが例え宇宙人だろうと