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空間詮索、俺はここだよ

おまえに会えなくなってどれくらい経つだろう。

白い壁に囲まれたお前は前よりいっそう儚げになっているのだろうか。
2人で一緒にいる間、何も語らずに見つめあい、手を握り合っていた。

覚えているかい?
あの小さな窓から見えた季節の巡りを。
時折訪れてくれた鳥たちのさえずりを。
お前はいつでも外を眺め、自然や動物や妖精のようなものと話しをしていた。

おまえがそんなになってどれくらい経つのだろう。

おまえの命の灯火がだんだんか細くなって。
おまえの世界がどんどん閉ざされていって。
そしてその世界から俺はだんだん消えていって。
おまえの感情がどんどん現実から離れていって。

おまえへの愛はいつもここにあるのに。
おまえだけを愛しているのに。

おまえが現実の全てを見放した時、俺は全てを受け入れよう。
おまえと、おまえの思い出だけを胸に詰め、2人で永遠の旅に出かけよう。