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俺はその時まで、弟のことを「そういった目」で見たことなど一度もなかったのだ


弟のトオルはそれはそれはガキ臭い小6であった
俺が自室で課題に取り組んでいてもお構いなしで
「兄ちゃんムシキング知ってる!?」
「ぅん」
「…それでさぁ、ぼ…、俺の友達なんかさぁ…ねぇ聞いてる!?」
「ん」
「隣の席のブスがさぁー、俺のことチビチビ言ってマジムカツクの!最悪じゃん!?」
「ふーん」
こんな具合に一方的に喋っているし、仕舞いには
「うんうんばっか言ってて何も聞いてないじゃんか!兄ちゃんの馬鹿!!」
と一方的に話を終わらせ部屋から出て行く。しかし30分後には俺の部屋に潜り込み、
再びベラベラと訳のわからないことを喋りだすのだ。とにかくうるさいガキだった