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知也(4)

著者不明

「あ……兄貴っ!!」

途惑いと拒絶の入り乱れた声は、俺の凶暴性をかき乱すだけだ。
そんな声をだしているくせに、知也の性器は立ち上がっている。
布越しに触れるそれが幼いながらに男としての欲望を持っているのが、俺にはよく分かった。

「黙れよ。暴れたらマジで犯すぞ」

低めに発した声に怯えたのか、知也が喉を詰まらせる。
それでもただ怯えるのではなく、負けるものかと形だけは俺に抵抗するように視線を向けて来た。

そんなことしたって無駄なんだよ。
俺の手は、当たり前のように知也の股間をまさぐる。
布越しの性器の感触は、悪くなかった。

「あ……やだっ! やめろよ兄貴っ!」

自分で触るようなことも殆ど無いのか、知也はその顔を真っ赤に染めていた。
いや、自分で触ることを覚え始めたが故の羞恥なのかも知れない。
俺の手で揉まれている性器は、徐々にその感触を確かなものにしてきている。


「何が嫌なんだよ。本当は気持ちいいんだろ?」
「や……ぁあっ……」

ぎゅっと性器を握りしめれば、何とも切ない喘ぎが落ちる。
女を抱くのとは違う、同じ男を組み敷いているこの征服感。
その対象が今はずっと俺をバカにし続けてきた実の弟だ。
これに興奮せず、何に興奮しろというのだろうか。
知也のソレを揉んでいる内に、自然と俺のものも興奮に起ち上がり始めていた。

「それとも、ココだけじゃ満足できないってことか? なぁ、コッチもして欲しいのか?」

そう言いながら、俺は知也のセーターをまくり上げた。
首まで押しやられた黒いセーターの下には、ほんのりとピンク色をした小さな粒がツンと立っている。
こんなに小さなものだったかと想いながら、俺はそこに舌を這わす。
もちろん、快感を与えるためではない。
できるだけ唾液を絡ませ、執拗に舌で嬲れば、知也はしゃくり上げて泣き始めた。

「ゃだぁ……お願い、兄貴ぃ……もぅ、やぁぁ……」

あの生意気な知也が泣いて俺に許しを請うている。
その事実が俺を高ぶらせていく。

そんなこと言ったからって、途中で止めるかよ。
心の中、悪魔が嗤った。