「ダメ…僕……男の子だよぉ……あ…んっ…」のまとめ

心暖まるエピソード

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

心暖まるエピソード

著者不明

数年前、コンビニの深夜勤で生計をたててた頃、深夜一時頃に男のコが一人で来店した事があってな。
周囲はオフィスビル街で、人が住んでる所なんてそのコンビニが入ったマンションしか無かったから、そこの住人だったんだろうな。
客足がぱったり途絶えた店内で、その子は一人でお菓子コーナーにしゃがみ込んでるんだよ。
流石に不審に思って声をかけたんだ。
最初は警戒されたけど、まぁ色々話してる内に打ち解けてな。
簡単に言うと、S君五歳の両親は仕事に行ってて一人だったんだと。
寂しかったんかね。
なんだか随分懐かれて、たまに来る客の相手も大変なほどだったよ。
カウンターの中に入れたらべったりくっついて来たり、高い高いをせがまれたりな。
二時間後に母親が迎えに来る頃には俺はもうヘトヘトでしたよ。
見た目ちょっと派手な母親に抱っこされて「バイバイ」って手を降るS君に、俺はチロルチョコを一個あげたんだ。
その後も二三度、やっぱり深夜にS君は店に遊びに来ていたのだけど、暫くして俺はバイト辞めちゃったんだよね。
今頃S君は中学生くらいかなぁ、なんて事をこのスレ見てたら思い出したんだ。

それだけ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー