[602p]蒼と白の境界線


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海の匂いが好き 心地良い潮風が頬を撫でる
ここから見える景色が好き 海と空が同じ蒼で出来きているから…


それは…愛しき日々 今でもよく覚えてる
いつも肩車してもらってたよね
パパの背中は 何て大きかったんだろう…

少女は父親が大好きだった
父親は勇敢な船乗りだった
いつも優しかった いつも笑っていた
海の向こうの話を聞かせてくれた
少女の小さな地図は
いつもその話でいっぱいだった…

覚えてるわ パパの話
白い鯨を見てみたい
双子島にも行ってみたい
潮風に揺られどこまでも…

大人達は皆 分かってはくれない
小さな身体には収まりきらない
大きな夢があるんだ
私は 絶対船乗りになるんだ…

覚えてるわ パパの話
歌う海鳥を見てみたい
珊瑚の樹海にも行ってみたい
潮風に揺られどこまでも…

こんな晴れた日は 白い紙鳥を飛ばそう
あの蒼い水平線の向こうまで…

何色にでも染まる<白>は 明日の私だ
境界線なんて何処にも無い
真っ直ぐ<蒼>に溶けこんでゆけ
どこまでも どこまでも…

その紙鳥は潮風に乗って翔んでゆく
どこまでも どこまでも…