•永遠を手に入れた魔術師


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永遠を求めた
若い魔術師が一人
いずれ 忘れゆく程に軽い
存在の価値を 許せずにいた・・・

余りにも多くを 望み過ぎた故に
失うことが 耐えられなくなる
彼の理想は 苦悩の階段
転がり落ちれば どんなに楽か
階段の先に 光が見えなくても
彼は 天を目指して上る・・・


姿なき声が 彼に囁く
「失うことでしか 手に入らない」
耳を塞いだ 彼に囁く
「そんな永遠に 何を望む」

純粋さが 狂気を走らせ
ついに彼は 禁断に手を染める
彼以外の声が 彼を支配する
階段を 上りながらにして
一歩ずつ 彼は堕ちてゆく・・・


灼けつく接吻と 凍える接吻
秩序を失った 時間と空間が
彼を永遠へと誘う・・・

姿なき声が 彼に囁く
「アナタが望んだ永遠は『破滅』」
その声は もう彼には届かない・・・