東京ガスは2007年春から一般家庭向けの販売体制を再編する。現在はガスや機器の販売・サービスを別々の会社で手掛けているが、地域ごとに出資会社を設けて一括提供する体制にする。機器を値引き販売しやすくし、ガス販売を増やす狙い。家庭市場ではガスを使わない「オール電化」システムの人気が高まり、ガス会社は守勢に立たされている。似た販売体制を敷く他の都市ガス大手にも販売再編の動きは波及しそうだ。