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近畿大学理工学部理学科物理コースのホームページの就職情報がアクセス不能になった。大学側の説明では「サーバを停止している」というが、その原因は「新卒で就職できていない人は落ちこぼれで欠陥品」などといった文章を就職情報のページに掲載していたためだった。このページについて大学では復旧するかを検討しているという。物理コースのHPの就職情報のページ冒頭には次のような文章が2006年11月下旬まで掲載されていた。
「就職活動は君一人の《孤独な》戦いです。勝利を得るまで、人知れず何度も何度も立ち上がって挑戦です。幼稚園-小学校-中学-高校-大学…何度も苦しいことがありました。そして、いよいよ仕上げです。最後です。人生の方向を決めるのです。『新卒』のやり直しはできません。浪人はありません。2度とチャンスはありません。フリータやニートになっては、人生台無しです。復帰できません」
http://www.j-cast.com/2006/11/27004007.html

日本の採用システムは学生の可能性(ここで学歴などがやはり考慮される)に投資(社内教育)しそれを回収する。というようになっております。これはシステム的にはすばらいいと個人的には思っております。しかし、最近企業は余力がないため国際競争に勝つために少数精鋭で投資を回収するようになっています。よってそれから漏れた人達は教育を受ける機会を与えてもらうことは非常に困難になります。だから就職しろと言われるわけです。私個人も大学での勉強と社会に出て学んできたことを比較すると天と地の差があると正直思います。
米ではどうかというと、表向きは実力主義です。よって年齢、性差は関係ないというかそれで差別をしてはいけないという前提で動いてます。となるとどうなるかというと就職は実力がなければいつまでたっても無理ということになります。これは努力が報われるシステムとも言えますが、相当厳しいです。
学歴でどうしょうもない話もありますが、日本は恵まれていると思いますよ。チャンスはいつでもないことは確かですが。
てことで後悔しないように大学で勉強してください。大学受験で失敗したなら、安全を担保(企業の人事が採用しても大丈夫と判断できる資格など)できるものを身につけましょう。

以上



カテゴリ: [ニュース] - &trackback() - 2006年12月02日 00:43:36
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最終更新:2006年12月02日 01:00