高知銀行が9日発表した2006年4―12月期の単独業績は最終損益が18億3100万円の赤字(前年同期は18億7500万円の黒字)になった。高知県経済の長期低迷を背景に自己査定を厳格化し、不良債権処理費用に一般貸倒引当金繰入額を加えた与信費用が大幅に増えたことが主因だ。