今年の新入社員は実力主義よりも年功主義の会社に魅力を感じていることが日本能率協会の調査で分かった。年功主義を好む人が49.1%だったのに対し、実力主義は48.3%だった。年功主義が実力主義を上回ったのは2001年の調査開始以来初めて。能率協会は「リストラで苦しむ親の姿を見てきたため、競争を避ける傾向がある」と分析している。