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≪3年以内の転職、3割が抵抗感なし≫
今年4月に社会人の仲間入りした新入社員の4割は、就職先を最初から辞めるつもりで入社し、ほぼ3割が3年以内の転職に抵抗感を持っていない。社員研修事業などを展開するシェイク(東京都目黒区)が、入社後半年を直前にしたこの9月に、今年の新入社員を対象に実施した調査で、こんな結果が明らかになった。
今年の新入社員については、バブル経済期以来の超売り手市場であったことから、毎年、その年の新入社員のタイプを分析している社会経済生産性本部が、目先の損得勘定により頻繁にインターネット上で株式売買を繰り返すデイトレーダーになぞらえている。今回のシェイクによる調査結果も如実に「デイトレーダー型」を裏付けた格好となった。
調査は東名大の大都市圏に勤務する4月入社の大卒・院卒の新入社員409人(男子206人、女子203人)を対象に、入社半年後の実態を把握することをねらいに、ネット上で実施した。
早期の転職に抵抗がない理由としては、「転職がキャリアアップにつながる」(60・2%)や「社会に出て数年間は自分に合った仕事を見つける期間」(50・8%)などが挙がった。一方、入社後半年を経過して「モチベーション(動機付け)が下がっている」とする割合はほぼ3分の1の32・2%に達し、新入社員に“半年病”が蔓延(まんえん)しつつあることを浮き彫りにした。
モチベーションが下がっている原因としては「仕事を通じて成長しているという実感をもてていない」(51・9%)、「やりたい仕事ができない」(48・1%)、「上司の指示、指導方法が不満」(40・4%)が上位を占めた。半面、モチベーションが上がる要因としては「職場の雰囲気や人間関係がよい」(66・7%)、「仕事を通じて成長しているという実感をもてている」(56・8%)、「やりたい仕事ができる」(32・1%)などが挙がった。
3年は我慢しようと思う。というよりしましょう。
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ニュース] - &trackback() - 2007年10月08日 19:51:34
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最終更新:2007年10月08日 19:52