2008年春入社予定者の内定式が終了し、09年春卒業予定の大学3年生の採用活動が本格スタートする。好業績を背景に主要企業の採用意欲は衰えておらず、09年春採用も「売り手市場」が続く公算が大きい。企業は先手必勝で会社説明会を昨年より前倒しで始めたり、学生と年齢の近い若手社員を動員し「身近さ」をアピールしたりする動きを活発化。企業の人材獲得は序盤から総力戦の様相を見せ始めた。