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フランクフルト=後藤未知夫】スイス製薬大手のノバルティスは7日、食品世界最大手のネスレから眼科医薬品子会社のアルコンを買収すると発表した。年内をめどにアルコンの25%の株式を取得し、さらに52%の株式を買い増す権利を持つことで合意した。総額で約390億ドル(約4兆円)の大型買収となる。

 アルコンは、1945年に米テキサス州で薬局として創業し、点眼薬やコンタクトレンズケア商品など眼科分野の最大手メーカー。78年にネスレが買収し、77%の株式を保有する。昨年の売上高は約56億ドルで、従業員数は約1万4500人。

 合意によると、ノバルティスは約110億ドルでアルコンの25%の株式を取得後、2011年7月までに約280億ドルで52%の株式を追加取得する権利を持つ。他の株主が保有している残りの23%の株式を取得する義務は負わない。(07日 23:29)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080408AT2M0701X07042008.html

日医工、後発薬首位に・今夏にも帝国製薬系を買収
後発医薬品大手の日医工は今夏にも同業中堅のテイコクメディックス(さいたま市)を買収する。親会社の帝国製薬(香川県東かがわ市)からテイコクの全株式を60億―70億円で取得し、完全子会社化する。2社の合計売上高は約420億円となり、後発薬業界トップに躍り出る。政府の医療費抑制策などで低価格な後発薬市場は拡大しており、日医工は買収で品ぞろえを強化する。

 テイコクメディックスの売上高は2007年12月期で約100億円。日医工が比較的弱い小児科向けや皮膚科向けなどで140品目程度の後発薬を持ち、薬剤師の資格者を含めて医療情報担当者(MR)約100人を抱える。日医工はテイコクを傘下に収め、病院や診療所などに拡販する。日医工は買収や提携で競争力を高め、12年11月期をメドに1000億円を目指す。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080314AT1D1307D13032008.html

ファイザーによるエンサイシブ買収、独連邦カルテル局が承認
ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)米製薬最大手ファイザー(NYSE:PFE)は27日、全額出資子会社エクスプローラー・アクイジションを通じてバイオ医薬品会社エンサイシブ・ファーマシューティカルズ(Nasdaq:ENCY)の全発行済み普通株式を1株当たり2.35ドルで取得する公開買い付けについて、ドイツの連邦カルテル局から承認を受けたと発表した。

 これにより、公開買い付けを完了するのに必要な「規制上の条件」が満たされた。公開買い付けの期限は米東部時間31日午前零時までとなっている。

 ファイザーは27日朝、エンサイシブ買収計画について米独禁当局の承認を得たと発表していた。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCBT9128.html



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最終更新:2008年04月12日 22:58