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三浦工業は28日、中国の2研究機関と工業用ボイラーの省エネルギーや環境保護に関する技術協力を進めると発表した。石炭を燃料とするボイラーの利用率が高い中国で、重油や天然ガスなどを燃料とする同社の小型貫流ボイラーへの転換を図り、協力関係の強化で環境負荷低減をめざす。

 技術協力を決めた2研究機関のうち中国特種設備検測研究院は中国の国家機関で、三浦工業は同研究院とボイラーの省エネ診断技術や省エネモデルの確立を図る。ボイラーの性能測定や水質基準など技術標準の制定や改訂を進める。省エネ装置の開発やボイラー取扱者の省エネ教育訓練なども実施する。

 もう1つの協力先である大連市ボイラ圧力容器検験研究所とは、ボイラーの遠隔管理装置の開発と普及を進め、ボイラーの安全や省エネに関する各種施策、技術法規、管理方法などの策定につながる技術データを提供する。ボイラー水処理の実態を調査し、水の分析やデータ管理の技術向上にもつなげる。省エネ教育訓練でも協力する。


カテゴリ: [企業] - &trackback() - 2008年12月07日 20:42:07
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最終更新:2008年12月07日 20:42