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穴吹工務店は24日、東京地裁に会社更生法を申請し、事実上、経営破綻した。本業不振に加えて、この日の取締役会で解任された穴吹英隆前社長と取締役との間で経営方針を巡る対立も混迷に拍車をかけた。代表取締役となった朝倉泰雄前専務は会見で「(更生法申請は今月21日から23日にかけての)連休も含めた議論の結果」と強調したが、唐突感も否めない。1905年に創立された地元の名門は後味の悪い幕切れとなった。

 「社長とは23日の午後7時ころから連絡が取れない。留守電になってしまう」。穴吹前社長について質問された朝倉取締役はこう答えた。解任の理由ともなった取締役会の欠席理由も「分からない」。

 会社更生法申請の直接の引き金は景気低迷による本業のマンション販売の落ち込みで資金繰りが悪化したことだが、10月末に明らかになった社長を除く全取締役11人を解任するとした株主総会招集通知の送付と直後の総会取りやめなどの混乱が「取引先との間で信用収縮を招いた」(池内孝信代表取締役)との指摘も見逃せない。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20091124c6b2402u24.html


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最終更新:2009年11月26日 02:05