「喜代田章子考察」(2022/08/14 (日) 22:08:24) の最新版変更点
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昭和61年の人物:[[藤田茂>藤田茂考察]]/[[矢倉市子>矢倉市子考察]]
ブライトウィンの怪:[[木船倫子>木船倫子考察]]/[[中島一郎>中島一郎考察]]
昭和51年の人物:[[三上脩(子供)>三上脩(子供)考察]]/[[加奈江>加奈江考察]]/[[太田常雄>太田常雄考察]]/[[太田ともえ>太田ともえ考察]]/[[三上隆平>三上隆平考察]]
その他の人物:[[多河柳子>多河柳子考察]]/[[沖田宏>沖田宏考察]]/[[池田麻衣>池田麻衣考察]]/[[四方田春海>四方田春海考察]]/[[SDK>SDK考察]]
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*喜代子 (Aota)(年齢:2歳)
現在(昭和83年)の人間。
過去視の能力を持つ。
その能力を生かし、アザゼル・夢魅(Yumemi)という名前で占い師をしている。
実際にホームページもある。
夢魅の館 http://www.yumemi-salon.com/j/index.html
阿部の恋人の多河柳子とは客であり相談相手であり友人であり、恋敵でもあった。
■本編■
夜見島事件の二十日前、友人の多子が殺された事をニュースで知り驚く章子の前に
容疑者として逃亡中の阿部倉司が駆け込んでくる。
ナイフを向けて脅しつつも無罪を主張する阿部を信じて、
章子は事件の真相を解明する事を決意する。
ダウジングによって夜見島を目指す事になった章子達は、
三逗港で一樹や三上と翔星丸で乗り合わせる。
夜見島に向かって出港するが、途中で嵐に巻き込まれ夜見島に流れ着く。
蒼ノ久漁港の堤防で過去視をし、子供三上と加奈江の記憶を覗いた直後、
赤い津波に巻き込まれた章子と阿部は気を失う。
目を覚まし、阿部と離れ離れになった章子は過去視を用いて、単身ペリリュー島遊園を目指す。
章子は遊園にて冥府に降り母胎の復活を目の当たりする。
そして、迫りくる闇霊から逃れるために阿部と共に遊園を脱出することになる。
夜見島港に辿り着くと、誰かの記憶の断片を探り始める章子。
2年前にこの島で起こった悲劇の一部を知る。
疲弊した章子を阿部は誕生祝いで元気づけ、章子も安堵感を覚えるが、
阿部が少し寝ている間に、章子は姿を消してしまう。
誰かの意思に導かれるように蒼ノ久集落にやってきた章子は、三上隆平を滅する。
また、2年前に加奈江が捨てた包丁を過去視することによって、2年前の真相に直面する。
過去視の内容は三上隆平が何者かに刺殺された直後の事。
三上隆平を刺して困惑する加奈江は玄関に踏み込んできた漁師達を見てとっさに逃げ出すが、
窓から脱出する際に見た鏡に映る自分の顔が章子自身であることに驚愕し、鏡を叩き割る。
過去視はそこで途切れるが、章子の顔と記憶は加奈江となってしまう。
三上を探して特異点に現れた加奈江(章子)は、母胎と自分が繋がっている事を察し、
自らを傷つける事によって一樹達の母胎撃退の糸口を作る。
母胎撃退後、一樹達が飲み込まれた赤い津波の中で、
加奈江は子供三上と再会し、「おやすみ」と声をかける。
●章子の出生、加奈江との関係
章子の生年月日は2年前の夜見島島民消失事件と全く同じ。(昭和51年8月3日)
章子の母親は章子を妊娠してる時に遊覧船から海に転落し、章子を緊急出産した。(夢魅の館 プロフィール参照)
この転落した海というのが夜見島近海で、転落した時間は夜見島事件の直後である。(アーカイブNo.09 四開新聞)
そして妊婦が海に転落すると穢れを宿すという伝説が夜見島に伝わっている。(アーカイブNo.87 夜見島民話集)
以上の事から、この事故がきっかけで章子は鳩の因子を植えつけられ、過去視の能力を身につけた。
またこの能力は母胎の関係者である事を示している。
鳩の因子を与えたのは意識体となって海を漂っていた加奈江。
2年前の夜見島事件で加奈江は夜見島付近の海で溶けてしまった。
そしてその数時間後、章子の母親は夜見島近海に転落する。
章子が鳩として覚醒した際、加奈江の言動をするのはこのため。
章子の内に鳩の因子=加奈江が潜んでいて、最終的に中から章子を侵食したと考えられる。
夜見島に来てから本格的に記憶を辿りだす前の章子は、
・翔星丸の中で三上に触れ何かに反応する。(一樹-07:00「怪異」)
・冥府で母胎に取り込まれる三上を「脩」と呼び静止する。それに対して三上も「お姉ちゃん?」と反応する。(百合06:00「鳩の帰還」)
等、加奈江のような行動をすることもある。
加奈江化した章子は記憶も顔も完全に消滅し、これは死と同義であると言われている。
特異点に現れた加奈江は当然、章子の服装をしているが、
母胎撃退後の赤い津波の中にいた(幻の?)加奈江は加奈江の服装だった。
●過去視の能力
過去視は章子が生まれつき持っていた能力で、鳩としての証でもある。
その効果は物や場所、人間に触れる(その場に立つ)事によって、
それに纏わる記憶を人間の視点で見ることができる幻視の一種である。
章子はこの能力を生かし占い師をしていた。
また、コピー夜見島に飛ばされた後に発現する視界ジャックは、
この過去視とはまた別の幻視であることが章子の発言からわかる。
(つまり、この時章子は過去視と視界ジャック、2つの幻視をもっている)
●多河柳子との関係
章子と柳子が知り合った経緯は不明である。
しかし、恐らく柳子が家出をして阿部と同棲を始めてからの仲だと思われる。
(アーカイブNo.73 夢魅の館占いカルテ)
占いで柳子の人生をピタリと言い当てたから柳子が章子を信じる事にしたのか、
鳩同士が引き合ったのか、単に気が合ったのか、仲良くなった細かい部分は情報がない。
ただ、柳子殺害事件後阿部が章子の下に転がりこんできた事から、
その仲は阿部も知るところであったと考えられる。
<喜代田章子に関する疑問点>
◆阿部12:00でのセリフ「何かに呼ばれてる気がするの」とは母胎のことか?脩のことか?加奈江のことか?
◆特異点までどうやって来たのか?またそれまで何をしていたのか?
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*喜代田章子
現在(昭和83年)の人間。
過去視の能力を持つ。
その能力を生かし、マドモアゼル・夢魅(Yumemi)という名前で占い師をしている。
実際にホームページもある。
夢魅の館 http://www.yumemi-salon.com/j/index.html
阿部の恋人の多河柳子とは客であり相談相手であり友人でもあった。
■本編■
夜見島事件の二十日前、友人の多子が殺された事をニュースで知り驚く章子の前に
容疑者として逃亡中の阿部倉司が駆け込んでくる。
ナイフを向けて脅しつつも無罪を主張する阿部を信じて、
章子は事件の真相を解明する事を決意する。
ダウジングによって夜見島を目指す事になった章子達は、
三逗港で一樹や三上と翔星丸で乗り合わせる。
夜見島に向かって出港するが、途中で嵐に巻き込まれ夜見島に流れ着く。
蒼ノ久漁港の堤防で過去視をし、子供三上と加奈江の記憶を覗いた直後、
赤い津波に巻き込まれた章子と阿部は気を失う。
目を覚まし、阿部と離れ離れになった章子は過去視を用いて、単身ペリリュー島遊園を目指す。
章子は遊園にて冥府に降り母胎の復活を目の当たりする。
そして、迫りくる闇霊から逃れるために阿部と共に遊園を脱出することになる。
夜見島港に辿り着くと、誰かの記憶の断片を探り始める章子。
2年前にこの島で起こった悲劇の一部を知る。
疲弊した章子を阿部は誕生祝いで元気づけ、章子も安堵感を覚えるが、
阿部が少し寝ている間に、章子は姿を消してしまう。
誰かの意思に導かれるように蒼ノ久集落にやってきた章子は、三上隆平を滅する。
また、2年前に加奈江が捨てた包丁を過去視することによって、2年前の真相に直面する。
過去視の内容は三上隆平が何者かに刺殺された直後の事。
三上隆平を刺して困惑する加奈江は玄関に踏み込んできた漁師達を見てとっさに逃げ出すが、
窓から脱出する際に見た鏡に映る自分の顔が章子自身であることに驚愕し、鏡を叩き割る。
過去視はそこで途切れるが、章子の顔と記憶は加奈江となってしまう。
三上を探して特異点に現れた加奈江(章子)は、母胎と自分が繋がっている事を察し、
自らを傷つける事によって一樹達の母胎撃退の糸口を作る。
母胎撃退後、一樹達が飲み込まれた赤い津波の中で、
加奈江は子供三上と再会し、「おやすみ」と声をかける。
●章子の出生、加奈江との関係
章子の生年月日は2年前の夜見島島民消失事件と全く同じ。(昭和51年8月3日)
章子の母親は章子を妊娠してる時に遊覧船から海に転落し、章子を緊急出産した。(夢魅の館 プロフィール参照)
この転落した海というのが夜見島近海で、転落した時間は夜見島事件の直後である。(アーカイブNo.09 四開新聞)
そして妊婦が海に転落すると穢れを宿すという伝説が夜見島に伝わっている。(アーカイブNo.87 夜見島民話集)
以上の事から、この事故がきっかけで章子は鳩の因子を植えつけられ、過去視の能力を身につけた。
またこの能力は母胎の関係者である事を示している。
鳩の因子を与えたのは意識体となって海を漂っていた加奈江。
2年前の夜見島事件で加奈江は夜見島付近の海で溶けてしまった。
そしてその数時間後、章子の母親は夜見島近海に転落する。
章子が鳩として覚醒した際、加奈江の言動をするのはこのため。
章子の内に鳩の因子=加奈江が潜んでいて、最終的に中から章子を侵食したと考えられる。
夜見島に来てから本格的に記憶を辿りだす前の章子は、
・翔星丸の中で三上に触れ何かに反応する。(一樹-07:00「怪異」)
・冥府で母胎に取り込まれる三上を「脩」と呼び静止する。それに対して三上も「お姉ちゃん?」と反応する。(百合06:00「鳩の帰還」)
等、加奈江のような行動をすることもある。
加奈江化した章子は記憶も顔も完全に消滅し、これは死と同義であると言われている。
特異点に現れた加奈江は当然、章子の服装をしているが、
母胎撃退後の赤い津波の中にいた(幻の?)加奈江は加奈江の服装だった。
●過去視の能力
過去視は章子が生まれつき持っていた能力で、鳩としての証でもある。
その効果は物や場所、人間に触れる(その場に立つ)事によって、
それに纏わる記憶を人間の視点で見ることができる幻視の一種である。
章子はこの能力を生かし占い師をしていた。
また、コピー夜見島に飛ばされた後に発現する視界ジャックは、
この過去視とはまた別の幻視であることが章子の発言からわかる。
(つまり、この時章子は過去視と視界ジャック、2つの幻視をもっている)
●多河柳子との関係
章子と柳子が知り合った経緯は不明である。
しかし、恐らく柳子が家出をして阿部と同棲を始めてからの仲だと思われる。
(アーカイブNo.73 夢魅の館占いカルテ)
占いで柳子の人生をピタリと言い当てたから柳子が章子を信じる事にしたのか、
鳩同士が引き合ったのか、単に気が合ったのか、仲良くなった細かい部分は情報がない。
ただ、柳子殺害事件後阿部が章子の下に転がりこんできた事から、
その仲は阿部も知るところであったと考えられる。
<喜代田章子に関する疑問点>
◆阿部12:00でのセリフ「何かに呼ばれてる気がするの」とは母胎のことか?脩のことか?加奈江のことか?
◆特異点までどうやって来たのか?またそれまで何をしていたのか?
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