SIREN2 @Wiki 木船郁子考察

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木船 郁子 (Ikuko Kifune)(年齢:18歳)

現代(昭和80年)の人間。
三逗港で漁師のアルバイト。
OPデモで翔星丸から転落し、夜見島港に流れ着いた後、ゲーム中盤(冥府以降)から登場する。
感応視という不思議な能力を使う事が出来る。

■本編■
乗員として翔星丸に乗っていたが、嵐(堕慧児の仕業)に会い海に転落。
コピー夜見島の夜見島港に一人漂着する。(02:00)

悪夢にうなされて目を覚ました後、冥府に現れ、一樹を感応視で救い、一樹を連れて冥府を脱出する。
遊園にある冥府の門の鍵(石碑)を全て壊す事に成功するが、それは無駄足だった。
闇霊に囲まれ絶対絶命となるが、謎の光に助けられる。

その後、蒼ノ久の三上家に逃げ込むが、そこで自分が持つ不思議な力を一樹に恐れられ、一人その場を去る。
感応視の力で、闇人の意思に感応し、闇人を止めるには鉄塔の頂上を目指さなければならないことを悟り、頂上を目指す。
途中で藤田茂を滅した郁子は、ふらつき落下しそうになるところを一樹に助けられ、互いに和解する。

覚醒した市子をかわし、頂上まで来た二人は特異点に落とされ、そこで母胎を撃退する。
撃退後再度赤い津波に巻き込まれた郁子は現世の夜見島鉄塔で一樹に起こされる。

朝日が射し、一樹は安堵するが、郁子はその朝日を変に眩しがっていた…。

●胸の痣と感応視
郁子は胸に痣があり、加えて他人の心を読むという超常的な能力を生まれつき持っていたため
クラスメイト等から虐げられていた過去がある。(郁子02:00「呪縛」デモ)
その為に他所を隔絶し、人気の少ない漁港でアルバイトをして生活していた。

そして、その「胸の痣」と「超常的な能力=感応視」が郁子が母胎の鳩である証なのだ。
しかし、鳩として覚醒はしておらず、本人はその事を何も知らない。

感応視はゲーム中では敵の動きを一定時間内だけ自由に制御できる能力である。
ただし、母胎のような強力な存在は動きを止めるだけに限定されると思われる。

しかし、郁子の「私、人の心が読めるの。それが今はもっと強くなって…」という発言等から、
人の心を読むことができるというのが能力の本質のようだ。
「今はもっと強くなって…」というのは夜見島に来て他者を操作できるようになった事を示しているのか?
それとも、「視界ジャック=他人の視点が見える」を感応視が強化されたものと勘違いしているのか?(郁子11:00「別離」デモ)

●覚醒していない鳩
郁子はラスト(一樹24:00デモ)を除いて百合や加奈江、柳子と違って光を嫌がる描写はない。

ゲーム中では、母胎と対を成す存在の堕慧児の模倣体市子(覚醒後)に「お寝坊さん」と言われ、
闇人藤田を滅した時は断末魔で「そうか、あんたも…」と言われる。
これらは郁子が鳩ではあるがまだ覚醒していない事を表していると思われる。

本人もデモ中に「結局この島に引き寄せられちゃったよ…母さん」と発言している事から、
倫子に夜見島の事を聞かされていたのか、この島との因果を感じている事がわかる。
ちなみに鳩として覚醒してないので、この「母さん」は倫子の事だと思われる。

また阿部と会った時に阿部は郁子に「奇妙な懐かしさ」を覚える。(郁子15:00「既視感」デモ)
これは郁子と恋人だった柳子が双子だからという説(ファミ通攻略本)と、
柳子にあった鳩としての雰囲気を郁子の中に感じ取ったからという説、
またはその両方と言う説(ファミ通PS2)がある。

●郁子の出生
木船郁子は19年前に謎の失踪を遂げたブライトウィン号の乗客の木船倫子と中島一郎の娘である。
阿部の恋人であり、本編の前日に殺された多河柳子とは双子の姉妹。

ブライトウィン号から唯一生還した木船倫子は二人を出産後に上京したが、生活苦のため柳子しか引き取れなかった。
だから郁子は倫子とも柳子とも疎遠だったと思われる。
                 (アーカイブNo.96 木船郁子宛ての手紙参照)

ブライトウィン号の怪の時点で母親である倫子は郁子達を妊娠していた。
それに気づいた双子鳩の片割れ(暴走鳩)は胎児の郁子達に「鳩の因子」を植えつけた。
実際には自分(暴走鳩)の精神を移すようなものだと思われる。
                 (公式サイト ブライトウィン号の怪参照)

●遅れて来たヒロイン
郁子は冥府の門が開く前の出番がほぼない。
夜見島に向かう翔星丸に乗船し、一樹達より先に海に飲み込まれる。(一樹-07:00「怪異」)
次に出てくるのは百合06:00「鳩の帰還」である。

実はその前のデモ(郁子02:00「呪縛」や郁子-09:00「出会い」)も存在するのだが、
このシナリオは後から開放されるのでユーザーからしてみれば、突然現れて良いトコ取りしていった印象が強い。

また異変中の現世の夜見島を体験しないで、直接コピー夜見島に直接飛ばされた(と思われる)唯一の人物である。(市子を除く)

●郁子の悪夢
郁子02:00「呪縛」でコピー夜見島に漂着し気絶していた郁子は、悪夢にうなされる。
その内容は過去のトラウマなのだが、夢の最後に郁子の下から無数の手が現れ、
女性(女の子?)の「いこう…いっしょに」という声が聞こえる。

三沢が見た羽生蛇村での幻覚に似ているが、これは何を意味するのだろうか?
郁子は覚醒していない鳩であるから、それを意味しているのだろうか?

●郁子を助けた天からの謎の光
郁子08:00「脱出」の終了条件2達成デモで、闇霊に囲まれた郁子と一樹を謎の光が助ける場面がある。
市子08:00「孤影」の終了条件2達成デモでも、闇霊に囲まれた市子を同様の光が助ける。
この光の正体は現実世界の日光が照り返したものである。

●投げ込まれた「藤田茂」銘の滅爻樹
郁子20:00「闇人」開始デモで鉄塔を見上げる郁子の後ろに人影が走り去る。
その跡には「藤田茂」銘の滅爻樹が残されているのだが、それを残した者の正体は不明である。
三上霊体説、ツカサ説、藤田本人説、加奈江化した章子説…等いろいろ諸説があるが、
はっきりとした答えはでていない。

●現世へ帰還、鳩としての覚醒?
一樹とともに母胎を倒し、再度赤い津波に巻き込まれた郁子は、一樹と現世の夜見島の鉄塔で目を覚ます。
この世界は前記の一樹守で記述した通り、「母胎を倒した後」の現世であり、郁子達は無事生還できたと思われる。(ファミ通攻略本)

しかし、その際に郁子は昇ってきた朝日を眩しがり(嫌がり?)、百合や加奈江が光を避ける時と同じポーズをとる。
BGMもハッピーエンドをイメージさせるものでは決してない。
これらから郁子が鳩として覚醒したのではないか?という説が有力視されている。
またファミ通攻略本でも一言であるがそのようなことが言及されている。
                        (一樹24:00「収束された世界」参照)

<木船郁子に関する疑問点>
◆郁子の悪夢の声の主と意味について

◆「藤田茂」銘の滅爻樹を残したのは何者なのか?
→三上霊体説、ツカサ説、藤田本人説、加奈江化した章子説…等。
→マニアクスの記述も曖昧。

◆ラストシーンは鳩としての覚醒なのか?
→「鳩として覚醒した」のが一番有力だが、その後どうなるのかが更に疑問となる。

◆ED後はどうなる?
→母胎はもういない訳だが、鳩となった郁子はどういう行動をとるのか?
→一樹は無事でいられるのか?無事生還したのに疑問が絶えない。