Jの手記禄

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第一回「Jの、寝言は寝て言え」   古龍撃退命令

「今日は散々な日だ・・・」 ゲリョスとの再三に渉る激闘の末、貴重品であるマカライト鉱石を全て盗まれてしまったのである。

「こんな日はちょっと固めのベッドで、ゆっくりしよう・・・」 いつの間にか寝てしまっていたJは、聞き覚えの無い女性の声で目が覚めた。

「(綺麗だ)・・・・・ハッ!! あなたは?」

彼女は村長の知人で古龍研究家だと言い、唐突に2つの条件を出してきた。 1.村人を引き連れて、この村から逃げる。 2.古龍を撃退する。

「3.一緒にディナーを・・・ぐふ!!」 気を失ったJは、村長に密林へと連れて行かれた。

「!!! あれ?綺麗なお姉さんは?」 気が付いたJは、なぜか戦う気満々準備OKの状態で支給品箱の前に倒れていた。

「イヤー、オイラも古龍は観たこと無いからなんて言っていいやら・・・」

「おぃおぃ!!いきなり何言ってるんだ。しかも観たって見物する事しか頭に無いだろ!!」 強制的に2を選ばされたらしい。

「相手も生物には変わりないから、必ず攻略法はアルヨ^^」

「俺の話を聞けぇ~~!!このエセ中国人!!」 決定権すら無く古龍を撃退せよとのこと・・・その内人権すら失いそうなJ。古龍の情報は鋼のような装甲を持ち、天候を操る以外謎だと言う。

「雨風が激しくなったら気を付けなさぁ~い、特に密林には目を凝らすのよぉ~」 気を失っているときに聞こえた、綺麗なお姉さんの声を思い出し、Jは離れ小島へと通ずる浜辺へ足を運んだ。

「なんだ!!」 背筋にザラッとした違和感が走った直後、Jは思わず己の目を疑った。

「夢か・・・あれが古龍・・・」 凄まじいまでの雨風の中、悠々と空を飛ぶ一匹の龍。今まで見た飛竜とは比べ物にならないほどの威圧感をヒシヒシと感じた。

「この風でもいけるか・・・」 身を潜め支給された毒ナイフを古龍めがけて投げた。自信のあるナイフ捌きは、この暴風の中でも、十分相手に届いていた・・・が、黒ずみ錆びた様な硬い鱗に阻まれ、致命的なダメージを与えることはできなかった。

「毒になっただけでもメッケ者か・・・」 いつに無く口数が少ない。

不慣れな小剣を構え、Jは古龍めがけ駆け出した。

「ギャ~~~~!!」 凄まじい咆哮とともに古龍は嵐の中を飛び去っていった。

「・・・・・・・・・・・・・・!?」

「オイラの目は節穴じゃ無かったネ、さすがに見込んだだけのことはアルヨ、J。君なら奴を撃退してくれると信じていたよ。」

「え?いや!!俺は・・・何も・・・」

「謙遜するなよ^^Jは村の英雄だ。」

何が何だか判らないまま古龍と対決させられ、何もしないまま撃退?した、J。村では村中の人がJの帰りを待っていた。無事帰ってきたJを皆が褒め称えたが、ただただ訳の判らない悲惨な一日だったと重たいまぶたを閉じた。

次の日、何も変わらない朝。誰一人として古龍騒動を知る人はいなかった。

「あれは夢だったのか・・・」

「何が夢だ!!昨日は君の寝言が村中ひびいて寝ることもできなかったヨ」 眉を吊り上げた村長が背後から現れた。

「綺麗なお姉さんとか古龍とか、訳の判らないことばかり言って!!」

「昨日村長は、密林で古龍を撃退した俺を観てたじゃないですか」

「何言ってるんだい!!寝言は寝て言え!!」 よりいっそう不機嫌になった村長は、調合屋が作ったと言う寝言を言わなくなる薬をJに飲ませると、いつも通り村の建設に勤しんでいる。

「寝言は寝て言え・・・か」

収納箱の奥すみに鋼の龍鱗が有ることは、まだ誰も知らない。

第二回「Jの、寝言は寝て言え」  熱砂戦線!?

「ボウヤァ、起きなさぁ~い^^」

「(この声は綺麗なお姉さん)・・・き・れ・い・な・お姉さん!! ふぁい!! 起きましとぅぁ>< グベシ!!」

彼女の隣には村長がいた、殴ったのも彼だだろう。

「オイラの情報によれば、クシャルダオラが姿を現した。次は砂漠だ・・・」 村長が言うに、村人が記憶を無くしたのは余計な心配をかけさせないための配慮で、数時間前の記憶を無くす薬を討伐後の祝い酒の中に混入させたと言う。

「オイラの情報って、全部このお姉さんからの情報じゃないですか、それにこの間飲ませた薬は一体何ですか!?」

「その情報を手に入れたのはオイラだ」 妙うな自信に満ち溢れた村長。

「薬は鹿十かい!!今度は砂漠だって、言ってましたが・・・また俺が行くの!?」

「当たり前じゃないか、この村を守るのが一流ハンターである君の役目だ」

「まぁしょうがないかぁ^^一流だしw」 一流に気を良くし、Jは自分から砂漠へと赴いた。乗せられ易い性格がアダとなったのは幾度もあるが、今回は別である。

「・・・砂漠だろ。なんで・・・こんなに・・・寒いの><」

「何だJは昼間しか砂漠に来たことがないのかい?」

「はい・・・、でも何で村長はそんなに元気なんですか?」

「オイラの様に博識な村長はホットドリンクの一つや二つ・・・ゴクリ」

「俺にも一口くださいよ!!」

「さっきので最後だよ^^まぁ博識なオイラのサポートを受けられることに感謝しろよ」

「何が博識だよ・・・役立たずの村長め・・・」

「ん!何か言ったかい?役立たずの村長で無いことを証明しようか」

「聞こえてましたかw」

「竜人族の聴覚を舐めては困る・・・!!奴の叫びだ・・・近いぞ・・・支給品箱にホットドリンク、大タル爆弾、毒ナイフがある。こいつを使え。」

「サー、イエッサー!!」 前回の戦闘での余裕か、Jは緊張感に欠けていた。この油断が又ヶアダとなったのである。足場の悪さと相まって、クシャルダオラに秒殺。密林での動きとは段違いだった、砂に足をとられないのか、ホバーの様に突進してくる。広い砂漠では奴が一枚上手のようだ。

「にゃ~~」 アイルーの決死の救出により、一命を取り留めたJ。

「(目が覚めた・・・)油断大敵だな。」 やっと本気モードのJ。

密林での記憶を呼び起こし、動きのパターンを読んで毒ナイフ!!

砂漠では暴風に見舞われなかったため、ナイフは鱗を突き破り相当のダメージを与えられた。毒に苦しみながらも翼を広げて飛び立とうとした古龍。

「かかった!!」 すかさず閃光玉を投げたJ、古龍は重力に縛られ地面へとその巨体を叩きつける。それだけでは終わらなかった、大タル爆弾の追撃!!ひるんだ古龍に斬撃の雨あられ。

絶えられなくなったのか、密林での咆哮以上の叫びで逃げ去っていくクシャルダオラ。

「やったか・・・」 突然現れた村長に、反射的に剣を振りかざしたJ・・・カウンターを食らってノックアウトw

「次からは、あんたかが・・や・れ・・・・」

日の光で目を覚ましたJ。そこには綺麗なお姉さん・・・とお邪魔虫><;

「お疲れ様ぁ~^^一度ならず二度までも古龍を退治しちゃうなんて(冗談のつもりだったんだけどねぇ)・・・貴方を認めるしかないわぁ^^」

「早速で悪いのだが。オイラの情報によると、奴は寝床である雪山に姿を消したようだ」

「奴の巣は雪山なんですね、お姉さま!!」

「オイラの話をき・・・」

「そうよぉ、今しがた観測気球から連絡が着たのぉ。でも今は寒冷期だから雪山には逝かせられないわぁ」

「逝かせ!!行かせの間違えでは・・・><;」

「まぁ、今のうちに心・技・体の向上と武器・防具の強化をしておきなさぁい^^」

「そうだね・・・今度は奴のねぐらに入るんだから、今以上の装備が必要になるい。いい充電期間だから精進してくれ」

「あんたが行った方がいいのでは・・・」

「聞こえてるよ!!まぁオイラが行った方が早く片付くけど・・・万が一、あってはならないことが起きたら、この村はどうするのさ^^」

「俺なら問題ないと・・・!!」

「そんなことはないわよぉ~^^何かあったら、私が看病して、あ・げ・る^^」

「粉骨砕身の覚悟で頑張ります!!」 ・・・馬鹿なJ。

その場はお開きになった。Jはまだ起き上がろうとしない。

「夢ならいいのに・・・寝言は寝て言え・・・か」

収納箱にある鋼の龍鱗が錆びていることに、気付く事すら無いJであった。

第三回「Jの、寝言は寝て言え」  震える雪山

「奴は雪山に姿を眩ました」と報告を受けるのに時間はかからなかった。

「お姉さま~^^クシャルダオラはいつ見つかるんですかぁ?」

「うふふ~、私に飲み比べで勝てたら、“良い事”教えてあ・げ・る^^」

「ふぁ~ぃ^^もっと飲んじゃいまぁす^^」 ・・・イイ鴨である。

「飲むのはそこまでだよ!!オイラの情報によれば、雪山の“頂上”が怪しいと踏んでいるんだ。普通なら人目の付かない洞窟の奥底で、人知れず脱皮すると考えるだろうが・・・。錆びて硬く、重くなった鱗に覆われているにもかかわらず。密林や砂漠では一匹も動物を確認していないし、ましてや獰猛な大型肉食動物達でさえ奴に攻撃を仕掛けようとしなかった・・・。」

「では!!雪山の調査に行ってまいります、お姉さま^^v」

「おいおい、オイラの話はまだ終わってな・・・」

「役に立つ情報が手に入ったら、“良い事”教えてあ・げ・る^^」

「ふぁ~~い!!行ってきまぁす」 本当に馬鹿・・・。身支度を整えたJはお姉さまとの“固い約束”を交わして、雪山に向かった。

「オイラの話を止めたのは何故だい?こんなことは考えたくは無いが・・・。奴を攻撃しなかったんじゃなく、できないのかもしれないことを・・・。奴に歯向かうことの恐ろしさを、本能で感じ取っているんじゃないかということを・・・。」

「私は研究者よ・・・。目の前に古龍がいたら、どんな犠牲を伴っても古龍のことを調べるわ。」

「・・・そこが一番、気に入らないところだ。」

「でも、彼を行かせたのは“私達”の責任よ・・・。まぁ、彼ならできるって信じているのは私も同じよ^^」

「最後の一言は、良い事言うのに><; そうだね、オイラもJならきっと“全ての謎”を解いてくれると信じているよ^^」 竜人の女性が来てからのJは、村に来た当時とは似ても似つかない変貌振りで、村長は少し不安を覚えていたが、村人達には親しみ易くなったとの意見も耳にしていたので気に留める程度だった。しかし、今は状況が違う・・・。いくら2度の討伐をクリアしたとはいえ、相手は古龍だ。飛竜なんて否でもないのはいうまでも無い。一抹の不安すら許されない相手なのだ。・・・そのころJは。

「・・・死ねる><;」前回の討伐で、夜の砂漠の寒さを体験したJでも、雪山の寒さは堪える。

「これは餞別よぉ。雪山の寒さに耐えるには、このホットミートが一番よぉ~^^とってもお酒に合うのぉ、このスパイスの調合によって各店で味が微妙に変わってねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」とにかく長い話を聞き流しながらもらったホットミートにかぶりついた。

「こぉほぉぉぉ~~~~~!!」凄まじいまでの激痛が口元から全身、毛の一本一本に伝わったように感じがした。

「・・・ウソつきTT」ある意味、死ねる。

そんなこんなで洞窟内を先に調べ終え、雪山の中流付近にたどり着いたが、行けども行けども雪ばかり。小動物一匹すら見受けることができない。密林や砂漠でも体験していたので余り気にしていない様子のJ。しかしこの油断が後に大きな結果へと転じていくのである。

「ここが頂上、・・・登れるのか(?_?)」辺りを散策した結果、しゃがめば人ひとりどうにか通れる様な抜け道である。

「にゃ~」震えているアイルーを発見!!

「何にもいないと思っていたけど・・・何かホッとしたなw」

「ホッとするのも今のうちにゃ!!」

「喋った!!」フィールドで会った猫族で喋りかけてきたのは始めての経験。街には多くの猫族が人と共に生活していると聞くが、ウチの村に唯一の猫族であるミケ(勝手に呼んでるw)としか話した経験が無い。

「ミケの旦那にこれを渡すように言われたにゃ。竜人族からの依頼にゃ。」

「ミケって呼ばれるの気に入ってくれたんだなw 竜人族の依頼?・・・お姉さま~~~^^」

「これは避雷針っていうアイテムよぉ~、雲行きが怪しいときに設置すると・・・凄いことになあるのぉw 多少時間がかかるけど効果抜群よぉ~^^ との伝言も預かってるにゃ^^」

「避雷針・・・“ありがとうと”伝えてくれ^^それとここは危ないから早く非難するんだ。」

「了解にゃ^^」

自分が一人で戦っているのでないと感じたJは、胸の温かさで雪山の寒さを忘れ・・・られる訳は無いが、寒さを紛らわすには十分であった。

(もう少し待ってw)

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